tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

90分でわかる天誅組、10月12日(土)奈良まほろば館で開催!(2013Topic)

2013年10月08日 | 天誅組
10月5日(土)、東京日本橋・三越前の奈良まほろば館で、「検定で知る!奈良の魅力」(奈良商工会議所主催・奈良まほろばソムリエ講座)という90分の講話をさせてていただいた。雨天のため当日キャンセルがあいついだが、それでも30人を超える東京圏在住の奈良ファンが出席された。昨年に続いて2度目の参加という方や、9月29日(日)に奈良で開催した「奈良検定1級必勝講座」に参加されたという方もいらっしゃった。
※写真はすべて奈良商工会議所のU部長の撮影(10/5)。上手にお撮りいただいた


関係者から頂戴した『るるぶ(特別編集)御所市・葛城市版』も配布した。いまやレア物である

質問タイムでは「今年は伊勢神宮の式年遷宮の年ですが、奈良観光に影響は出ていますか?」と聞かれた。「私の見るところでは、さほど影響はないようです。旅先を奈良から伊勢に変えたというマイナス効果と、伊勢参りのついでに(近鉄特急などで)奈良にも回るというプラス効果が相殺されているのかも知れません。しかし私は今朝東京駅に着いて、ショックを受けました。去年までは聖林寺の十一面観音像のポスター(うましうるわし奈良)がたくさん貼ってありましたが、今年はそれがすべて伊勢神宮に変わっていました。私にはこれが一番の精神的影響です(笑)」とお答えした。



講話のあと片付けをしていると、1人の女性から質問をいただいた。あまりうまく答えられなかったのだが、こんな感じである。「興福寺南円堂の前の一言観音堂に一言観音さまがいらっしゃいますが、南円堂の不空羂索観音さまとは何かご関係がおありですか?」 猿沢池の放生会(4月)のときは一言観音堂の前に魚を入れた桶が並ぶが「南円堂の観音さまとの関係は聞いたことがありません。おそらく無関係ではないでしょうか」とお答えした。



同じ女性から「東大寺法華堂前の石灯籠は、最古の石灯籠と聞きましたが本当ですか?」「伊行末の石灯籠ですね。それは本当です」とお答えした。より正確には山川出版社刊『奈良県の歴史散歩』[上]に《(東大寺)法華堂正面の前には、南都復興などに活躍した宋の石工伊行末が、1254(建長6)年に施入したとの刻銘をもつ石灯籠(国重文)がある。紀年銘をもつ石灯籠としては、日本最古である》と出ている。なお「紀年銘」にこだわらなければ、最古の石灯籠は當麻寺にある。《(當麻寺は)日本最古の白鳳時代の梵鐘(国宝)や石灯籠(国重文)など貴重な寺宝を数多く伝えている》(同書[下])。



別の女性から「あのー、tetsudaさんの『ズバリ!奈良検定2級の要点整理』の東乗鞍古墳と西乗鞍古墳の説明(位置関係)は、逆ではないでしょうか?」 これには驚いた。『要点整理』はたくさんプリントアウトして持参したが、すべて配り終えていた。「お調べいただいて、結果はまたtetsudaブログにお書きください。いつも見ていますので」とのこと。帰宅して調べてみると、これは真逆だった。読者の皆さん、ごめんなさい。

誤)東古墳は親里ホッケー場北側、西古墳は夜都伎神社北側
正)東古墳は夜都伎神社北側。西古墳は親里ホッケー場北側

テキストに東乗鞍古墳(天理市杣之内町)は出ているが西乗鞍古墳(同)は出ていない。どうせ書くなら両方書くべきだろうと思い、自分で補足したところ、うっかり逆に書いてしまったというわけだ。



「西乗鞍古墳」は史跡に指定されるかも知れない。《天理市は(2013年9月)24日、土地所有者が「動物霊園予定地」の看板を立てている同市杣之内町の西乗鞍古墳について、古墳の保護保存のため史跡指定を目指す考えを示した》(奈良新聞)とあるからだ。

さて、いよいよ10月12日(土)には私が講師となって、奈良まほろば館で「90分でわかる天誅組」という講話をさせていただく。この講話はNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の主催による「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」として開催するもので、今後、2ヵ月に1度の割で開催する予定である。

 実録 天誅組の変
 舟久保藍
 淡交社

※天誅組に関する最良の書『実録 天誅組の変』。私は本書と舟久保さんのご講話で、天誅組を学んだ

テーマは「天誅組」。天誅組決起150年の今年、この「明治維新の先駆け」の悲話を東京圏の方にもぜひ知っていただきたい、という思いで開催するものだ。関係者のご協力により、分かりやすい資料もたっぷり用意したので、「天誅組入門講座」として、目で見て耳で聞いて楽しく「天誅組」を理解していただけることと思う。現時点でまだ残席はあるが、ぜひお早めにお申し込みいただきたい。要領は以下のとおり。たくさんの方のお申し込みをお待ちしています!

第1回「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」
10月12日(土)14時00分~15時30分
演 題
「90分でわかる天誅組」
内 容
今年は、天誅組(てんちゅうぐみ)が決起してから150年目の年。私欲を捨て、新たな時代のために身を投げ出した若き志士たち。明治維新の先駆けといわれるこの決起の歴史的背景や隊の行動について、わかりやすく解説する「天誅組入門」です。

1.会  場 奈良まほろば館2階
2.参 加 費 無料
3.定  員 70名(先着順)
4.申込方法  
・ホームページ:申込フォームからお申し込みください。
・ハガキまたはFAX:必要事項(講演名・講演日(希望の回)・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢)を明記いただき、奈良まほろば館までお送りください。

お問い合わせ先 奈良まほろば館 【開館時間】10:30~19:00
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-2 奈良まほろば館2F
電話03-3516-3931 / FAX03-3516-3932
※聴講券等の発行はいたしません。定員に達し、お断りする場合のみご連絡いたします。
※申込後にキャンセルされる場合は事前にお知らせください。
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天誅組、図書情報館の資料展と小中陽太郎氏の講演会(2013Topic)

2013年08月09日 | 天誅組
第10回古社寺を歩こう会「五條市で天誅組の史跡を訪ねる」(2012.6.2)

今朝(8/9)の奈良新聞に、天誅組に関するイベントの記事が2本、掲載されていた。

1.「蜂起150年天誅組 既所蔵資料/北畠男爵家関連資料展」奈良県立図書情報館・2階情報資料スペース(8/1~8/29)
同館の公式ブログによると、

文久3年(1863)8月(旧暦)、孝明天皇の攘夷祈願大和行幸を期として、これを武力討幕に発展させようと、中山忠光、藤本鉄石らが蜂起しました(天誅組の変)。それから150年になる本年、奈良県立図書情報館は、その関係者で数少ない生き残りであった北畠治房男爵(平岡鳩平)のご子孫から同家関連資料を受贈しました。既に所蔵している木版本や各種の写本、戦前期のものから最新の研究、小説類に至るまで、関連資料と併せて展示します。


これら2点の写真は、同館の公式ブログから拝借

Wikipedia「北畠治房(きたばたけ・はるふさ)」によると

1833年2月20日(天保4年1月1日) - 1921年(大正10年)5月2日)は江戸時代末期の勤皇家、明治時代の司法官。旧名は平岡鳩平、平岡武夫。維新後北畠親房の末裔を称し、北畠治房と改名した。法隆寺附近の商家の次男として誕生。伴林光平に師事して国学を学び、過激な尊王攘夷思想に傾倒、天誅組の変が起こると師の伴林に随伴してこれに参加するが、天誅組は鎮圧され、師である伴林も処刑される。鳩平は追手を逃れて潜伏し、京都や大坂を転転とする。



やがて旧知であった水戸藩士大庭一心斎らに誘われ天狗党に参加するも、早期に離脱。戊辰戦争では尊攘派の浪士達を糾合して有栖川宮熾仁親王の軍勢に加わる。明治維新後は司法官となり、横浜、京都、東京裁判所長、大阪控訴院長を歴任。任期中起こった小野組転籍事件の裁定に辣腕を振るい、槇村正直と舌戦を繰り広げた。明治十四年の政変で失脚し、立憲改進党に参加。東京専門学校(現在の早稲田大学)の議員も務めた。男爵に叙任され、法隆寺近郊で余生を過ごした。

 実録 天誅組の変
 舟久保藍
 淡交社

2.小中陽太郎氏による講演「天駆けよ、天誅組」8/17(土)五條市立中央公民館
「第5回 長屋門さきがけ塾」(天誅組大和義挙150年記念講座・講演会)として、『天誅組始末記』の著書のある小中陽太郎氏が講演する。定員は70人、参加費は500円。申し込み・問い合わせは「天誅組大和義挙150年記念事業実行委員会」(Tel/Fax 0747-22-0450)へ電話・FAX・メール・葉書で。「維新の魁・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会のHPによると、

「長屋門さきがけSpecial」【小中陽太郎氏による記念講演会】
日時 平成25年8月17日(土) 13:00~14:30
講師 小中陽太郎先生(作家)
演題 「天駆けよ、天誅組」
場所 五條市中央公民館
参加費 一般500円 会員300円

是非お越し下さい。お待ちしています!
参加お申込みは、電話・FAX・メール・葉書でお願いします。
主催 天誅組大和義挙150年記念事業実行委員会
   (五條市立民俗資料館内)
住所 奈良県五條市新町3丁目3番1号
Tel/FAX 0747-22-0450
URL: http://www.tenchugumi.jp
E-mail: info@tenchugumi.jp

先日も、天忠組150周年記念シンポジウム(8/18)を紹介したが、夏休みに入り、県下各地で天誅組に関するイベントが盛んに行われている。こんな機会はめったにない。ぜひ、足をお運びいただきたい。
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天忠組150周年記念シンポジウム、8月18日(日)開催!(2013Topic)

2013年08月07日 | 天誅組
今年は天誅組決起150年。これを記念して、豪華メンバーによるシンポジウムが開催される。しかも入場は無料である。県・南部東部振興課(地域振興部)のHP《「天忠組150周年記念シンポジウム」を開催いたします》によると、

今から150年前、自分の利益を考えず、国のため、みんなのために命を捨てて行動をおこした若者たちがいた。舟久保藍(基調講演・「実録 天誅組の変」著者)、岡本彰夫(春日大社権宮司)ほか地元の研究家をゲストに迎え、混迷する現代社会に生きる私たちへのメッセージともいえる彼らの「志」を語っていただきます。また、奈良県立美術館では、「天忠組150年記念展」を同時開催いたします。
 記
【天忠組150年記念シンポジウム】
1 日 時:平成25年8月18日(日) 14時30分開場 15時開演 17時終了
2 場 所:奈良県文化会館 小ホール 
3 定 員:280人(先着順)
4 参加料:無料
5 内 容:
 基調講演 舟久保藍氏(天誅組研究家)
 パネルディスカッション
  コーディネーター:草村克彦氏(天誅(忠)組記念館館長)
  パネリスト:岡本彰夫氏(春日大社権宮司)、阪本基義氏(東吉野村教育長)、橋本紀美氏
         (安堵町歴史民俗資料館館長)、下野拓也氏(十津川村立平谷小学校校長)
6 募集締切:定員に達し次第締切
7 申 込:往復はがきに住所・氏名・電話番号・参加希望の旨を明記の上、下記へ。
8 申込・問い合わせ:(事務局)五條市役所企業観光戦略課内 Tel:0747-22-4001 〒637-8501 奈良県五條市本町1-1-1
9 主 催:天誅組市町村連携協議会(五條市/安堵町/十津川村/東吉野村)

【天忠組150年記念展】
1 日 時:平成25年8月17日(土)~31日(土) 午前9時~午後5時(金・土曜日は午後7時に閉館、入館は閉館30分前まで。月曜休館)
2 場 所:奈良県立美術館 無料スペース
3 参加料:無料


 実録 天誅組の変
 舟久保藍
 淡交社

天誅組関連本の決定版ともいえる『実録 天誅組の変』の著者、舟久保藍さんが基調講演をされ、そのあとのパネルディスカッションも、錚錚(そうそう)たるメンバーである。天誅組決起150年の今年だから実現できた、すごいイベントである。

東吉野村「天誅組150年顕彰記念実行委員会」事務局の上辻(かみつじ)元治さんのお名前がないので電話でお聞きすると「私は奈良県立美術館の展示の当番です」とのこと。おお、するとこの日「天忠組150年記念展」を訪ねると、上辻さんにご案内いただけるのだ。これも貴重な機会である。

私もこれまで、奈良女子大学の公開講座(6/22)と、近鉄「楽・元気」プラザ(7/27)で「天誅組入門」という講話をさせていただき、それぞれ約70人、40人の方にお聞きいただいた。10/12(土)には、東京日本橋・三越前の「奈良まほろば館」でも、同じ講話をさせていただく予定である。近鉄「楽・元気」プラザでは『実録 天誅組の変』の即売会も実施した(9冊、買っていただいた)。

私の話は、ほとんどが舟久保藍さんのご講話(全4回)とご著書からの受け売りである。阪本基義さんには東吉野村の天誅組史跡をご案内いただいたし、岡本彰夫さんのご講演には参加できなかったものの、詳しい講演資料を拝見した。


8月号の『月刊大和路ならら』も、一冊丸ごと天誅組特集である。《動乱の幕末。尊王、倒幕、開国、攘夷、さまざまな思想と思惑とが入り乱れ、日本の行き先がわからなかった時代。坂本龍馬や桂小五郎ら志士たちの活躍の影に、奈良では尊王攘夷を掲げた「天忠組」が決起し、多くの若者が命を落としました。今年、天忠組義挙から150年。40日間にわたる戦いを追い、その人物像に深く迫ります。2013年8月1日発売/定価:400円》。ここにも岡本彰夫さんの「忘れられた歌人 伴林光平と和歌の世界」というインタビュー記事が4ページにわたって掲載されている。

あいにく私は、8月18日(日)は出身中学の「還暦記念クラス会」なので出席できないが、少しでも天誅組にご関心のある方は、ぜひ「天忠組150年記念シンポジウム」に、足をお運びいただきたい。また「天忠組150年記念展」も、ご覧いただきい。

奈良女子大学と近鉄「楽・元気」プラザで、私の「天誅組入門」をお聞きいただいた皆さん、私の話の「上級編」として、ぜひ「天忠組150年記念シンポジウム」にご参加ください!
※参考:大和路アーカイブ



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天誅組入門(「楽・元気」プラザ)、7月27日(土)開催!(2013Topic)

2013年07月05日 | 天誅組
7月27日(土)14:00~15:30、近鉄学園前駅北口の「パラディ南館」6階の近鉄「楽・元気」プラザで、「天誅組入門」という講話をいたします。「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」シリーズの一環として実施するもので、受講料は500円(ワンコインセミナー)で、電話予約が必要です。チラシは、こちら(PDF)です。

チラシには《今年は、天誅組が決起してから150年目の年です。私欲を捨て、新たな時代のために身を投げ出した若き志士たち。明治維新の先駆けといわれるこの決起の歴史的背景や隊の行動について、わかりやすく解説します》と書いていただきました。あくまで「入門」編ですので、平易に解説することがねらいです。


この写真は奈良女子大学の「地域公開講座」(6/22開催)。藤野特任教授に撮影していただいた

同じ場所で、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」会員で談山神社総代の雑賀耕三郎さんは7月19日(金)14:00~15:30、「やすらぎと祈りの郷(さと)、室生」という講話をされます。こちらも受講料は500円です。「天誅組入門」は、6月22日に奈良女子大学の地域公開講座でお話しさせていただき、幸いご好評いただきました。同じ話を今度は学園前で、というわけです。

実録 天誅組の変
舟久保藍
淡交社

今回も、五條市や東吉野村が作られたパンフレットを無料配付するとともに、特別企画として、私が愛読してやまない舟久保藍著『実録 天誅組の変』2,415円(税込)を、特別価格の2,000円(税込)で販売いたします(20冊限定・先着順)。

定員は40人です。お申し込みは、お早めに近鉄「楽・元気」生活コールセンター
0120-841-333(10:00~20:00 年中無休)
へお願いいたします。たくさんの方のお越しをお待ちしています!

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天誅組講座「藤本鉄石の魅力に迫る」、7月20日(土)開催!(2013Topic)

2013年06月27日 | 天誅組
藤本鉄石(てっせき)は「天誅組三総裁」の1人である。Wikipedia「藤本鉄石」によると、

幕末の志士・書画家。諱は真金。通称を学治・津之助、字を鋳公。鉄石・鉄寒士・吉備男子・柳間契民・海月浪士・取菊老人・都門売菜翁など多数の号がある。岡山藩を脱藩し、諸国を遊歴して書画や軍学を学ぶ。京都で絵師として名をなし、尊攘派浪人と交わり志士活動を行った。

大和行幸の先駆けとなるべく大和国で挙兵して天誅組を結成し、吉村虎太郎、松本奎堂とともに天誅組三総裁の一人となる。その後、幕府軍の討伐を受けて天誅組は壊滅し、藤本も戦死した。


7月20日(土)、連続講座「天誅組三総裁~その志に学ぶ~」の第3回として、「備前の異才・藤本鉄石~鉄石の魅力に迫る」という講演会がある。講師は天誅(忠)組記念館藤井寺展館長の草村克彦さんである。パンフレットは、こちら(PDF)。「月刊大和路ならら」7月号によると

[東吉野村]天誅組150年顕彰記念連続講座「天誅組三総裁~その志に学ぶ~」
第3回 備前の異才・藤本鉄石 ~鉄石の魅力にせまる~

7月20日 13時から14時30分。会場は東吉野村住民ホール。講師は天誅(忠)組記念館藤井寺展館長の草村克彦氏。聴講無料、定員240名、要申し込み。詳しくは問い合わせ。
■問い合わせ ☎0746・42・0441(実行委員会)
※11時35分に近鉄榛原駅南口より無料送迎バスが運行される。申し込み時に要確認。

草村さんは藤井寺市にお住まいの会社員だが、「維新の魁(さきがけ)・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会(五條市新町3丁目)の特別理事であり、奈良新聞(09.6.27付)によると『天忠組の跫音(あしおと)』というご著書もある。

(6/27 21:00追記)草村さんからいただいたコメントによると《『天忠組の跫音』は既に完売で、全く手元には有りません。県立図書情報館には有ると思います。現在は天忠組のエッセイ集的な『天忠傑作』を出しております。これは五條市の長屋門、安堵町歴史民俗資料館、東吉野村役場で入手可能です。尚、天誅(忠)組記念館内では入門者からマニアックな方まで楽しめる本やグッズのコーナーが有りますよ》とのことである。なおAyako KogaさんはFacebookに《草村さんの講演はわかりやすくて、初心者にもオススメ!! 東吉野村観光と合わせてどうぞ!!》と書き込んでおられる。

「天誅組決起150年」の今年は、東吉野村でも様々なイベントが行われる(詳しくは、こちら)。この機会にぜひイベントに参加され、若き志士たちの熱き心に思いを致していただきたい。

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