tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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御所芋(ごせいも)そうめんを食べてみた!

2022年06月02日 | グルメガイド
土曜日(2022.5.28)の奈良新聞に〈希少で高級な伝統野菜 御所芋で「そうめん」もっちり喉越し楽しんで〉という記事が出ていた。御所芋(大和いも)の粉を練り込んだそうめんだという。奈良市の自宅から御所まで行くのは遠いので、取り寄せようと思い立った。

月曜日(5/30)を待ちかねて、記事に出ていた市役所の担当課に電話してその旨を伝えると、「JAならけん御所大正農産物直売所に電話してください」と言われた。その番号に電話すると「御所営農経済センターに電話してください」。その番号に電話すると「まだ試験販売なので、通販は扱っていません」。


製造元は三輪そうめん丸久(葛城市林堂231)。写真は、5/31に撮影

困り果てて、会社の先輩だったFさん(御所市在住)に相談すると、「東川(ひがしがわ)酒店さんなら送ってくれると思いますよ」とのこと。早速こちらに電話すると「宅配便でお送りいたします」とのことだった、やった!

早速注文すると、翌日の火曜日(5/31)に届いた。それが写真のそうめんである。なお「大和いも」は奈良県の伝統野菜で、肉質が緻密で粘りが半端ない。そのうち御所市で栽培されるものを御所芋といい、「ごせブランド」にも選ばれている。


ご覧の通り、麺はやや黄味がかっている。特に芋の味はしない

御所芋そうめんは、普通のそうめんよりやや黄色っぽい。冷やしそうめんで食べてみると、やや太めの麺でもっちりと弾力性があり、これは新しい食感だ(特に芋の味はしないが)。温かいにゅうめん(煮麺)にすると、普通のそうめんとの違いが分からない。これは「冷」で食べるのがお薦めのようだ。

これ単品だと弱いので、何か御所市の地場産野菜・果物などと組み合わせれば、名物料理にできるかも知れない。以下に、奈良新聞の記事を貼っておく(全文が同紙のサイトに出ていた)。


茹で上げて、冷水で締めたところ

もっちり喉越し楽しんで 希少な御所芋で「そうめん」開発、数量限定で発売
奈良県御所市やJAならけん、農家などでつくる同市の6次産業化・地産地消推進協議会は、伝統野菜の御所芋(大和芋)を原材料に使った「御所芋そうめん」を開発した。今年は数量限定で商品化し、同市内のJA直売所などで販売している。

御所芋は県認定の大和野菜の一つで、同市の特産品「ごせブランド」にも選ばれている。栽培が難しく希少な高級食材のため、同協議会は加工品の製造などで知名度を上げ、需要増や伝統承継を目指している。加工品の開発は芋焼酎、ドーナツに次いで3品目。



この写真のみ、奈良新聞の記事サイトから拝借した

芋そうめんは、市場に出せない規格外の芋を粉末加工。三輪そうめん業者が小麦粉と混ぜ合わせ、手延べ製法で仕上げている。価格はいずれも税込みで1袋(3束)298円、紙箱(18束)2200円、贈答用木箱(14束)2200円。JAならけんの御所大正(同市櫛羅)と葛上(同南郷)の各農産物直売所か、京奈和自動車道御所南PA内の御所の郷(同室)で販売している。

冷やしそうめんで食べるのがお薦めといい、同市の担当者は「もっちり喉越しがよく、素材のうま味を楽しめる。来年は本格的に製造、販売したい」と話している。問い合わせは同市農林商工課、電話0745(44)3497。


ぜひ皆さんも東川酒店から取り寄せて、お試しください。東川酒店さん、ありがとうございました!

以下の画像は、御所芋そうめんに入っていたチラシ
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