tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

久々の中将餅(中将堂本舗/近鉄当麻寺駅前)

2022年09月15日 | グルメガイド
久々に中将堂本舗(葛城市當麻55-1 近鉄当麻寺駅前)を訪ねた(2022.9.1)。知人への手土産に「中将餅」(餡つけのくさ餅)を持参しようと思ったからである。中将餅は、甘いものの苦手な私でも好物のあっさりした甘さなのだ。しかしお店のHPを見ると、8/18~31は、夏季休業(7/1~31も休業)。9月1日(木)になるのを待ちかねて訪ねた。保冷袋と保冷剤も持参した。




中庭の席に陣取った、お茶はもちろん「温」


急須の蓋を取ったところ。茎などが入っているので、煎茶というより「荒茶」だ

お店に着いたのは正午過ぎ。まずは久々に「中将餅と煎茶のセット」(税込み400円、以下同じ)を注文し、お店の中庭でいただいた。お店のHPには〈あんはさらっとしたこしあんに大納言の粒を少量加え、あっさりした中にもこくのある味わいに仕上げております。夏季は温かいお茶と冷たいお茶をお選びいただけます〉。



こしあんに粒あんを加えているのだ。冷蔵庫に入れれば4日ほどは日持ちするそうなので、自家用の「お持帰り」(8個入り800円)も買い求めた(冷蔵庫から出して15分ほど置いてから食す)。





うーん、やはりこれは美味しいし、大和茶(無選別の荒茶)もいい。急須で出てくるので、何倍でも飲める。以前「このお茶、どこで売っていますか」と尋ねたことがあるが、「契約農家さんから直接買っていますので、市販されていません」とのことだった。私は吉野郡の道の駅などで、よく似た荒茶を買い自宅で飲んでいる。太陽の恵みを受けた「うま味」いっぱいのお茶だ。





奈良県下では「豊住書店」「びっくりうどん三好野」など、老舗名店の閉店・廃業が相次いでいるが、中将堂は、未来永劫続けていってほしいものである。
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