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「ラーメン女子」が増えているのだそうだ。日本経済新聞(1/28付)《「ラーメン女子」増殖中》によると《ラーメンやちゃんぽんなどの麺類店に女性客が増えている。具材に野菜をたっぷり使ったり、内外装を明るいイメージにしたりと、店作りを工夫。「脂っこい」「ベタベタする」といった女性に敬遠されがちなイメージを払拭したのが特徴だ》として、喜多方ラーメン「坂内」などを展開する麺食、長崎ちゃんぽんのリンガーハット、「日高屋」のハイデイ日高などが紹介されている。
日経ウーマンオンライン(10.11.5)にも《“女子ラーメン”が急増の理由》として《最近、“ラーメン好き”を公言する女子が増加中だ。一人でラーメンを食べに行く女性も増えている。“女子ラーメン”の店も急増。「こってり骨太」ではなく、“イタリアン風ラーメン”など、ヘルシー感があるのが特徴だ》とある。最近は『女子ラーメン部』なる本まで出版された。
そういえば、ラーメン屋で女性客の姿をよく目にするようになった。先日(1/18)京都出張のおり、伊勢丹が入居する京都駅ビル10階の京都拉麺小路を訪ねた。京都拉麺小路は、全体的にお店が明るく清潔で、女性客が多い。私の目当ては、「麺家いろは」の魚醤を使った「富山ブラックネギ玉らーめん」(950円、ねこまんま付き1,000円)だった。このラーメンは《色を見ると、さぞかし塩っぱいだろうと思う人が多いようですが、意外にもあっさりとした味わい。キレがよく、深いコクがあります。その秘密は、スープに使う醤油。旨み成分を多く含み、塩分を控え目にするという独自の製法で造られた超濃厚な魚醤です》。
《創業以来、麺家いろはではこの醤油を注ぎ足しながら使っていますが、まさに長い歳月をかけて熟成された秘伝の黒醤油といえるでしょう。らーめんを作るときは、これに丸鶏などを使った食肉系スープと、白エビや宗田ガツオなどで作る魚介系スープを合わせて仕上げます。このダブルスープの手法が、さらに豊かな味わいを生み出すのですね。麺家いろはのこだわりが生んだ、ほんとうにおいしいブラック》。
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「麺家いろは」は、社長が女性(もと保険外交員の栗原しのぶさん)だ。黒いスープに黄色い卵、緑と白のネギ、茶のメンマと叉焼、赤い丼と、これは女性の感性にアピールしそうだ。周囲には(外国人を含め)女性客が多かった。名物の「富山ブラックねぎ玉らーめん」、私にはやや塩辛く感じられたので、ご飯(ねこまんまのごはん)をつけて正解だった。魚醤と魚介ダシの味がよく利いていて、美味しく仕上がっている。
この「富山ブラック」は、「東京ラーメンショー」で、2大会(第1回=09年、第2回=10年)連続で、チャンピオン(売り上げ第1位)に輝いた。会長さん(社長のご主人)のブログ記事「やりました!2年連続日本一!!」には《前年度チャンピオンとして各方面から注目された中で、5日間連続でトップを独走し、2年連続売上数第一位を獲得しました。その数13,355杯。誰もが驚く奇跡的記録です。さらに1日の売上数としても、6日(土)の3,409杯は、日本ラーメン協会から、ギネスに申請する話しまで飛び出しています。僕も、これ程の結果は想像もしていなかった事で、目標数の160%に当たります》とある。
デフレ社会の中で、安くて美味しくてお腹がいっぱいになるラーメンは、女性にも受け入れられてきたということだうか。今度ラーメン屋さんに行ったら、どういうタイプの女性が多いのか、じっくり観察してみることにしたい。
日経ウーマンオンライン(10.11.5)にも《“女子ラーメン”が急増の理由》として《最近、“ラーメン好き”を公言する女子が増加中だ。一人でラーメンを食べに行く女性も増えている。“女子ラーメン”の店も急増。「こってり骨太」ではなく、“イタリアン風ラーメン”など、ヘルシー感があるのが特徴だ》とある。最近は『女子ラーメン部』なる本まで出版された。
![]() | 女子ラーメン部 |
松本 きより,女子ラーメン部 | |
ぶんか社 |
そういえば、ラーメン屋で女性客の姿をよく目にするようになった。先日(1/18)京都出張のおり、伊勢丹が入居する京都駅ビル10階の京都拉麺小路を訪ねた。京都拉麺小路は、全体的にお店が明るく清潔で、女性客が多い。私の目当ては、「麺家いろは」の魚醤を使った「富山ブラックネギ玉らーめん」(950円、ねこまんま付き1,000円)だった。このラーメンは《色を見ると、さぞかし塩っぱいだろうと思う人が多いようですが、意外にもあっさりとした味わい。キレがよく、深いコクがあります。その秘密は、スープに使う醤油。旨み成分を多く含み、塩分を控え目にするという独自の製法で造られた超濃厚な魚醤です》。
《創業以来、麺家いろはではこの醤油を注ぎ足しながら使っていますが、まさに長い歳月をかけて熟成された秘伝の黒醤油といえるでしょう。らーめんを作るときは、これに丸鶏などを使った食肉系スープと、白エビや宗田ガツオなどで作る魚介系スープを合わせて仕上げます。このダブルスープの手法が、さらに豊かな味わいを生み出すのですね。麺家いろはのこだわりが生んだ、ほんとうにおいしいブラック》。
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「麺家いろは」は、社長が女性(もと保険外交員の栗原しのぶさん)だ。黒いスープに黄色い卵、緑と白のネギ、茶のメンマと叉焼、赤い丼と、これは女性の感性にアピールしそうだ。周囲には(外国人を含め)女性客が多かった。名物の「富山ブラックねぎ玉らーめん」、私にはやや塩辛く感じられたので、ご飯(ねこまんまのごはん)をつけて正解だった。魚醤と魚介ダシの味がよく利いていて、美味しく仕上がっている。
この「富山ブラック」は、「東京ラーメンショー」で、2大会(第1回=09年、第2回=10年)連続で、チャンピオン(売り上げ第1位)に輝いた。会長さん(社長のご主人)のブログ記事「やりました!2年連続日本一!!」には《前年度チャンピオンとして各方面から注目された中で、5日間連続でトップを独走し、2年連続売上数第一位を獲得しました。その数13,355杯。誰もが驚く奇跡的記録です。さらに1日の売上数としても、6日(土)の3,409杯は、日本ラーメン協会から、ギネスに申請する話しまで飛び出しています。僕も、これ程の結果は想像もしていなかった事で、目標数の160%に当たります》とある。
デフレ社会の中で、安くて美味しくてお腹がいっぱいになるラーメンは、女性にも受け入れられてきたということだうか。今度ラーメン屋さんに行ったら、どういうタイプの女性が多いのか、じっくり観察してみることにしたい。
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