tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

御所駅前「2日間だけのオープンシャッター」/5月27日(土)・28日(日)開催!(2017 Topic)

2017年05月26日 | 奈良にこだわる
今朝(5/26)の読売新聞奈良版に「シャッター3軒 上げます 御所・新地商店街」という記事が出ていた。「御所駅前・商店街元気プロジェクト『2日間だけのオープンシャッター』」の話である。。チラシはこちら、地図はこちらに出ている。記事によると、
※トップ写真は御所市・新地商店街の入口。探検!御所ガールのFacebookから拝借

27、28日 手芸店など限定オープン
シャッターが下りたままの店が目立つ御所市の新地商店街で27、28日、空き店舗3軒を手芸店やカフェとして開く期間限定のイベント「2日間だけのオープンシャッター」が行われる。商店主らは「新規出店につなげ、再び活気を呼び込みたい」と期待する。(山本哲生) 

同商店街によると、商店街は近鉄と旧国鉄の御所駅につながる約150メートルの通りに1964年にオープン。県内でも最初期にアーケードが付けられ、雨でも買い物できると好評で、大売り出しでは買い物客でごった返したという。しかし徐々に衰退し、約10年前からは約25店のうち9店しか開かない「シャッター街」となっている。後継者不足も深刻で、商店街青年部は3人のみ。

「一時でもシャッターを上げてみよう」と、県は今年1月、元金物店を改装し、起業希望者に貸す「実験店舗J」を開いた。本格開業までの期間限定ではあるが、靴下や葛菓子、貝ボタンなどの地場産品を売る雑貨店が出店している。さらに開店を促すため、商店街青年部や県などは4月、「御所駅前・商店街元気プロジェクト」を結成。雑貨店やパン店だった3軒も2日間限定で開くことにし、イベントを企画した。

御所市櫛羅(くじら)のニット製造業「ソシアル」は、元雑貨店に開く。自社製品の専売店がなく、出店は今回が初めて。手芸用の色とりどりのニット生地を棚に並べ、担当者の東江あがりえめぶきさん(32)は「お客さんと手芸について語り合えるのが楽しみ」と意気込む。元パン店はカフェとなり、三郷町の「垣本鉄工所」のランプやテーブルなどを置く。残る1店は、麻布・奈良晒ざらしなどを並べる。



北田会長のお店「ミートショップ北田」の激うまコロッケ。向こうはハムカツ

商店街会長で精肉店主の北田斉(ひとし)さん(73)は「昔はそろわない物がないと言われたほど、にぎわった。活気を取り戻すきっかけにしたい」。県の担当者は「起業や出店を志す人は多いが、空き店舗を活用する動きに結びついていない。イベントが新規出店につながれば」と話していた。開店は午前10時~午後6時。

県のHPは、こちら。「新地商店街の複数の空き店舗を同時に開ける」とは、面白い試みだ。ここは立派な商店が建ち並び、往年の繁盛ぶりがうかがえる商店街で、アーケードもある。毎年11月の「霜月祭(そうげつさい)」のときは一時、活気を取り戻すが、またもとに戻ってしまう。

近くの「モリソン万年筆&カフェ」の取材でも何度かこの商店街を訪ねた。記事に出ていた北田斉会長の「ミートショップ北田」のコロッケやハムカツは美味しかったし、少し路地に入った「新地 入船」のカレーうどんは絶品。お土産には商店街の北側の「あけぼ乃」の名菓・葛城路。さらに地元に勤務する同僚によれば「一押しは、立米食堂のお好み焼き!」とのこと。

この土日は、ぜひ御所市新地商店街へ足をお運びください!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉野のココロ/奈良まほろば館(東京・日本橋三越前)で6月25日(日)開講!(2017 Topic)

2017年05月25日 | お知らせ
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が、東京・日本橋三越前の「奈良まほろば館」で定期的に開催し、ご好評いただいている「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」、6月25日(日)には私が講師となって「吉野のココロ ~The Soul of Yoshino~」というお話をさせていただく。参加料は500円(資料代として)で、申し込みが必要である。同館のHPによると、

 まほろばソムリエの深イイ奈良講座
「吉野のココロ ~The Soul of Yoshino~」

NPO法人奈良まほろばソムリエの会の講座です。奈良の魅力を色々な切り口で楽しく語っていただきます。「吉野」は奈良県の面積の約6割を占めます。広大な吉野の地は、聖地と異郷(いきょう)の2つの顔を持っています。吉野大峯は「紀伊山地の霊場と参詣道」として「世界遺産」に登録され、また吉野の林業と暮らしは昨年「日本遺産」に認定されました。そんな吉野の歴史と魅力を90分で存分に語る講座です。

1.日 時 : 平成29年6月25日(日) 11:00~(1時間半程度)
2.講 師 : 鉄田 憲男 氏(NPO法人奈良まほろばソムリエの会 専務理事)
3.演 題 : 「吉野のココロ ~The Soul of Yoshino~ 」
4.会 場 : 奈良まほろば館2階
5.資料代等: 500円(※当日受付にて申し受けます)
6.定 員 : 70名(先着順)
7.申込方法:
・ホームページ
 「申込フォーム」からお申し込みください。
・ハガキまたはFAX
 必要事項(講演名・講演日・希望時間(部)・住所・氏名(ふりがな)
 ・電話番号・年齢)を明記いただき、奈良まほろば館までお送りください。

お問い合わせ先 奈良まほろば館 【開館時間】10:30~19:00
 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-2 奈良まほろば館2F
 電話03-3516-3931 / FAX03-3516-3932
※聴講券等の発行はいたしません。定員に達し、お断りする場合のみご連絡いたします。
※申込後にキャンセルされる場合は事前にお知らせください。


「吉野」と聞くと、ほとんどの人は「桜の吉野山」を連想するが、吉野は吉野山だけではないし、吉野山は桜だけではない。奈良県の面積の約6割を占める「聖地・異郷 吉野」の全貌を正しく知っていただきたくて、このテーマを選んだのである。現に大型書店に足を運んでも「奈良」「大和」とか「平城京」の本はずらりと並んでいるが、「吉野」をテーマとした総括的な本は皆無に等しい。吉野は私の母および(父方の)祖母の出身地でもあるので、思い入れも深い。

この6月には、もう1本「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」がある。NPO法人奈良まほろばソムリエの会の顧問で、橿原市観光ボランティアガイドの会会長、奈良県観光ボランティアガイド連絡会前会長の木村三彦(きむら・みつひこ)氏による「蘇我氏滅亡のドラマ 入鹿暗殺~乙巳の変より~」(6/10開催)で、これは募集とほぼ同時に満席となった(申し込みはできない)。

そこで急遽、私が半月後に講話をすることになった、という訳ではないのだが、このようなタイミングでソムリエの会の講演が続くことになった。また私の講座の前日(6/24)には、丹生川上神社下社(吉野郡下市町)の皆見(みなみ)宮司が「日本最古の水の神が今に伝えること」というお話をされるので、ぜひこちらもあわせてお聞きいただきたい。皆見宮司はお話がお上手だし、熱い思いがビシビシと伝わってくる。同館のHPによると、


皆見宮司。画像は下市町役場のホームページから拝借

第28回 丹生川上神社下社 講演会
「日本最古の水の神が今に伝えること」
平成29年6月24日(土)14:00~15:00

奈良県吉野郡下市町にある「丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃ・しもしゃ)」は、奈良時代から続く「日本最古の水の神様」として慕われています。鬱蒼とした森の中に本殿があり、拝殿と本殿を結ぶ急な階段「階(きざはし)」は、まさに「神様への階段」と呼ぶにふさわしい迫力ある姿を見せています。この階段が使われるのは毎年6月1日の「雨乞いの例祭」の時だけ。このように「水」と深い関係のある神社、丹生川上神社下社による第28回講演会を開催します(第1~27回に参加していない方も参加できます)。

1.日  時:平成29年6月24日(土)14時00分~(1時間程度)
2.講  師:皆見 元久 氏(丹生川上神社下社 宮司)
3.会  場:奈良まほろば館2階
4.資料代等:無料
5.定  員:70名(先着順)
6.申込方法:
・ホームページ
 「申込フォーム」からお申し込みください。
・ハガキまたはFAX
 必要事項(講演名・講演日時・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢)
 を明記いただき、奈良まほろば館までお送りください。


なおこの日(6/24)には、法隆寺宝物館(東京国立博物館敷地内)で、「Nara観光コンシェルジュとめぐる 東京国立博物館」という講座もある。これは「奈良まほろばソムリエ検定」の2級合格者(1級受験予定者)向けの講座で、NPO法人奈良まほろばソムリエの会会員で、長年、法隆寺でボランティアガイドをお務めになっている柏尾信尚(かしお・のぶひさ)さんが案内する。

東京に居ながらにして、奈良の多彩な講師によるいろんな話が聞ける「奈良まほろば館」の講座、「これを奈良でやってほしいなぁ」という声も聞くほどである。皆さん、ぜひお早めにお申し込みください!
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本林業の父 土倉庄三郎/川上村に磨崖碑と銅像(毎日新聞「ディスカバー!奈良」第18回)

2017年05月24日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が、毎日新聞奈良版に毎週木曜日に連載している「ディスカバー!奈良」、先週(5/18)は「林業の父 土倉(どぐら)庄三郎 川上村の磨崖碑(まがいひ)と住居跡」、執筆されたのは同会会員で、同会の「ふれあい交流会」お世話人の池内力(いけうち・ちから)さん。池内さんは姫路市にお住まいだ。
※吉野川対岸に見える「土倉翁造林頌徳記念」磨崖碑(川上村)。撮影はいずれも池内さん

池内さんはマメに奈良に足を運ばれる、時には奥さま同伴で。姫路→奈良のJR片道運賃は、普通列車で2,270円、往復だと4,540円。一部特急を使うと片道3,970円、新幹線を使うと片道4,320円!ご夫婦で往復新幹線を使うと17,280円! こんなにおカネを払って、奈良に来ていただいているのだ、これには頭が下がる。

今回、池内さんが紹介される土倉庄三郎は、NHKの連ドラ「あさが来た」にも登場した。広岡浅子が日本女子大学を創設するに際し、ポンと大金を寄付するシーンがあった。今年(2017年)は土倉の没後100周年。昨年は川上村で百回忌の法要が行われ、日本女子大学の学長と副学長が参列された。

土倉は、吉野山の桜を守ったことでも知られる。明治の廃仏毀釈や修験道廃止令に見舞われた吉野山の住民が、薪にするため吉野山の桜の木を買いに来た大阪の商人に、木を売り払った。それを聞いた土倉は「明治新政府ができたので、外国人がたくさん訪ねてくるだろう。その日のために吉野山の桜は保存すべきだ」としてそれをすべて買い戻したそうだ。閑話休題。記事全文を紹介する。


住居跡に建つ土倉庄三郎の銅像(川上村)

川上村の大滝バス停近くの吉野川の対岸に「土倉(どぐら)翁造林頌徳(しょうとく)記念」と彫られた磨崖碑があります。日本林業の父「土倉庄三郎」の功績をたたえるため1921年に作られたもので、全高23.6m、文字の一辺1.8m、深さ36cmあります。

1840(天保11)年、川上村大滝に生まれた庄三郎は、財産の3分の1をそれぞれ国家、教育と人、家業のために使ったと言われています。同志社大学や日本女子大学の創設に尽力するとともに、吉野町宮滝とを結ぶ五社峠(ごしゃとうげ)道建設にも多大な私財を投入しました。伊藤博文や井上馨、山県有朋ら明治の元勲は、この道を通って土倉詣でをしました。

庄三郎の住居は吉野川が大きく湾曲する大滝バス停前にありましたが、1959年の伊勢湾台風で消失しました。住居跡には今、吉野川に向かって銅像が建っています。

【メモ】近鉄大和上市から「湯盛温泉杉の湯」行きコミュニティーバスで約45分。(奈良まほろばソムリエの会 池内 力)


私は各地で講演活動をしていて(年間60回程度)、今も「土倉庄三郎の話をしてほしい」というリクエストが多い。昨年は大胆にも、地元の川上村でお話させていただいた(会場が超満員となり立ち見が出た)。

今回毎日新聞に紹介されることで、この奈良県が生んだ偉人を知ってもらう良い契機になることだろう。池内さん、ご紹介ありがとうございました!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHKの奈良番組を紹介!(2017年5月)

2017年05月23日 | お知らせ
久々に、奈良に関連したNHKのテレビ番組を放送日順に紹介する。
※トップ写真は「もういちど、日本『春日大社 巫女(みこ)』、NHKのHPから拝借

5月23日(火)奈良放送局「ならナビ」18:30~19:00
 番組中の「西山教授の仏教よもやま話」で、東大寺大仏殿が紹介される。

5月25日(木)Eテレ「もういちど、日本『春日大社 巫女(みこ)』」5:55~6:00
 早朝の5分間番組、ナレーションは松たか子。

5月26日(金)総合テレビ「歴史秘話ヒストリア選『奈良 ここにシカない奇跡』」20:00~20:43
 笑い飯が登場。《町中で人と鹿が1300年に渡って共生してきた古都・奈良。歴史をひも解くとそこには知られざる感動の物語があった。奈良時代、この地に最初にやってきた一頭の美しい白鹿の正体は?江戸時代、奈良の町を襲った「怪事件」に、笑い飯が演じるお奉行様が挑む!そして明治に入ると文明開化のかけ声とともに鹿たちは「スキヤキ」の危機に!その時、鹿を愛する市民が立ち上がった!世界でもここにしかない鹿と人、奇跡の共生物語》。

5月27日(土)総合テレビ「えぇトコ『すべていただく 深き山 深き恵み~奈良・川上村~』」10:05~10:50
 朝の番組、浅野温子が案内。《村の95%が山林という奥吉野の川上村は、豊かな山の恵みを余さず使い尽くすことで山と共に生きてきた。吉野杉をひたすら薄く削り、最高の口当たりを生む職人の器。熊野街道で築130年の旅館を守る女将が作る柚子菓子。旬のよもぎを使った代々受け継がれてきた火打餅。柿の若葉を使った今だけの絶品の柿の葉寿司。山が与えてくれるものを無駄にせず、感謝とともに受け取る暮らしぶりに出会う新緑の旅》。

5月28日(日)Eテレ「やまと尼寺 精進日記『皐月(さつき)見て食べて 新緑づくし』」18:00~18:30
 お待ちかね!の名番組。《万葉のふるさと、奈良県・桜井市。急な山道を登ること40分の音羽山観音寺に、尼僧たち3人が暮らしている。新緑まぶしい5月は、山菜の最盛期!貴重な山ウドやウコギを、甘酢や酢味噌でさっぱり和(あ)え、素材の味を楽しむ。柏ならぬ、山に生えるサンキライの葉で包んだ餅も、この季節・観音寺ならではの味わい。里から届くのは「旬の花々」。生け花名人の住職が、シャクナゲやリキュウバイを華やかに生ける》。

5月30日(火)Eテレ「三都・門前ぐるめぐり」総集編21:30~21:55
 これまでに放送された「神の山に捧げる 三輪そうめん」「よみがえる日本初の清酒・菩提泉」「まんじゅうのルーツを訪ねて 春日大社と漢國神社」を含む全8回分を一挙に紹介。


今からタイマーセットをお忘れなく!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今井町並み散歩2017/好評裡にお開き!

2017年05月22日 | 写真
毎年好評の「今井町並み散歩」、今年(2017年)は22回目の開催となった。最終日の昨日(5/21)は晴天にも恵まれ、「茶行列」(10:00と14:00の2回)や「今井六斎市」(御堂筋)、「今井町衆市」(順明寺・北尊坊通)などを目当てにたくさんの方が来町された。
※写真はすべて5/21に撮影。トップ写真は、南都銀行畝傍支店前を歩く神谷(じんや)支店長


まずは参加者全員で記念撮影。今井保育園運動場で

今井町で茶行列を行うのは、同町出身の茶人・今井宗久(いまい・そうきゅう)にちなむ。『デジタル大辞泉』によると今井宗久とは、




挨拶される若林稔さん(今井町町並み保存会会長)


こちらは橿原市の森下豊市長

[1520~1593]安土桃山時代の堺の豪商・茶人。大和今井の人。名は兼員。号、昨夢斎。武野紹鴎(たけのじょうおう)に茶を学ぶ。織田信長に近づいて堺対策に協力し、多くの利権を握る。のち、豊臣秀吉の茶頭となり、千利休・津田宗及とともに三大宗匠と称された。


奈良県住みます芸人の十手リンジン。こちらは下市町出身の十田卓 (じゅうだ・たく)さん


同じく十手リンジンの西手隼人さん、大阪府高石市出身。十田さんと西手さんで「十手」


おなじみ瓦版屋さん。年々ウデを上げている

昨日私は、茶行列(10:00~)に参加した南都銀行畝傍支店の行員たちの写真を撮るため、朝早くから町を訪ねた。同店は今年もイベントの盛り上げに協力した。奈良新聞(5/19付)「法被を着て接客 地域活性化で協力 南都銀行畝傍支店」によると、


いよいよ今井保育園を出発







橿原市今井町1丁目の南都銀行畝傍支店(神谷英昭支店長)は、窓口担当者らが地元のイベントで使用される法被(はっぴ)を着用して接客を行っている。同町で開催中の「第22回 今井町並み散歩―今井宗久をとりまく茶人たち」(21日まで)に合わせた取り組み。







同支店は昨年の開設120周年を機に、同町関係者との地域活性化に向けた協力を一層推進。同町町並み保存会などと協議して、昨年から法被着用での業務を行っている。このほか同店では、同町の魅力を発信する地域関連資料を取りそろえた「今井町コーナー」をロビーに新設。



21日実施の茶行列にも支店長ら職員の参加が予定されている。神谷支店長は「今年は今井宗久の大役をまかされた。しっかり務めたい」と話した。





茶行列で今井宗久役とは、まさに「主役」。神谷(じんや)支店長のうしろには、同店の若い行員たちが茶職人などに扮して、元気いっぱいに町内を練り歩いた。



町内では「今井六斎市」や「今井町衆市」が開かれ、たくさんの方が買い求めていた。私もつい、つられて野菜、漬物、お茶などを大量に買ってしまった。


さすが伝統ある町。軒先には魔除けの門符「蘇民将来(そみんしょうらい)子孫家門」

先日、奈良日日新聞「地域に生きる」欄に「信念を持った地域づくり」のタイトルで、若林稔会長(今井町保存会会長)が紹介された。そこでは



「住民以外にも、今井で地域づくりを学ぶ大学生も準備段階から参加して、私たちと一緒になってイベントを盛り上げてくれている。多くの人の熱い思いが、町並み散歩の開催につながっています」と同保存会の若林稔さん(76)。



遠くから来る学生たちが活動しやすいようにと自宅を開放して寝食を共にし、学生たちを支援する。その数、ピーク時には20~30人に及ぶ。住民らと一緒に汗を流し、ありのままの地域づくりの現場を体感することを大事にしている。


こちらは今井町のアイドル・銀とき子さん


シツカリ十手リンジンと、記念撮影

と紹介された。このような地道なご努力の積み重ねが、イベントの成功につながり、住民たちの愛郷精神が高まっているのだ。

若林会長、そして今井町の皆さん、これからも大いにこの素晴らしい町を盛り上げてください!
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする