鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

白いトウモロコシ(玉蜀黍)とトンボチマキ

2024年07月14日 08時56分56秒 | 養蜂




ウチの周りで作っている人はいないようなのだが、生で食べても十分に甘いという白いトウモロコシをいただいた。
もらったもののお裾分けということで1本だけだったのが嬉しい。
何しろ私の畑でさえ、キュウリもナスもピーマンもバカ採れ状態なので、今は農産物をもらっても困る状態。
ところで、未熟なトウモロコシは白いわけで、この白いトウモロコシは太り過ぎ未熟状態なのだろうかなどと思ってしまう。
テレビで食レポが、畑でかじり大袈裟に驚いてみせるシーンは観たことがあり、少しは期待した。
ラップ代わりに1番内側の皮を残し、レンチン2分で出来上がり、かじってみると確かにすごく甘い。
歯は熱いし持ち続けることもできないお預け状態を過ぎてから、はふはふと一気完食をした。
買えばたぶん高価なのだろうし作るのも難しいだろうから、こういう特上品は人から少しもらって食べたという経験だけで良い。

トンボチマキを15個も、いつもの幼友達同級生からもらった。
彼女の近所に、これを作るのが大好きで得意だという人が居て、くれるのだそうだ。
十分に商売できる出来なのに、売り物とはせずに大量に作るらしい。
そうして周りに配り、もらった人たちも、もらいっぱなしというわけにはいかずにお礼の何かを差し上げるから、結局は物々交換。
幼友達同級生は、それを使い物にもしているという、良い融通関係が出来上がっている。
私は京都宇治の土産を渡し、結局のところ差引勘定をすれば、いつも得ばかりしていて申し訳ない。
この時期、チマキ作りは古いタイプの女性たちは誰もがやることで、1週間宇治に帰る土産にも農事の師の奥さんからチマキを持たされた。
ここのところチマキ付いていて、このトンボチマキを食べ切るまで冷凍ご飯は手をつけず、毎食、台所にぶら下げているチマキが主食だ。
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イチイ(一位)の実

2024年07月11日 06時21分06秒 | 養蜂


イチイは一位に違いないと、ほぼ疑問も持たずにきたけれど、CASIOの広辞苑によれば、(笏(シャク)の材料としたので、一位の位に因み「一位」とあてた)・・・とある。
別の漢字に、櫟・赤檮・石櫧もあり、説明の最後には、『スダオノキ。アララギ。オンコ。柴松。』ともあった。
短歌のアララギ派というのは、一位の志に根ざす名であったか。
笏は聖徳太子の持つヘラのような物のこと。
わが家には昔から雌雄一対のイチイが植えられている。
誰か、志を高く持ちたいと思った先祖が居たということになろうか、志だけは・・・。
雌木は小さいので、私がしばらく生家と疎遠になっている間にいつの大雪でそうなったか、徐々になのか、倒れている。
倒れているけれど、根が跳ね上げられているわけではなく、生きていて実を着ける。
赤い実を上から見ると、黒い種が見える構造をしており、噴火口の逆のような奇妙さ。
熟す前の種は緑色で、赤く熟してくると黒くなる。
熟した赤い実は甘いので子どもの頃からよく食べたが、種を噛んでしまったり、舐め回すと猛烈に苦い。
したがって、ぱくぱくといった食べ方はできず、甘いことを確認してみる程度の含み方しかしなかった。
実は9月頃熟すとあるけれど、7月でもうちらほら熟している。
大きさは小さめのブルーベリー位。
このところの断続的な雨と高温は、どんな植物だって驚異的に育つのではないかと脅威を感じる。
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棘無しサザエ(栄螺)の下処理を学ぶ

2024年07月04日 07時11分08秒 | 養蜂




本職の調理を映したYouTubeを2回観て、もうこれでいけるだろうと、実践あるのみ。
冷蔵庫から出すと、ぐったりしているのか、蓋を持ち上げ赤い筋肉質を見せているサザエに素早く貝剥きナイフを入れて身をもぎ取る。
入れる場所は開口部の内側(巻いている中心方向)にしないと大変なことになり、かなりの力が必要となる。
ぎゅっと蓋を引っ込めたら、本当に途方に暮れそうになるくらい大変なのだ。
蓋についた身をもぎ取れたら、あとは人差し指を殻の中に押し込み、貝柱を殻内から外すのは、アサリなんかと同じで引っ張りには強いが、押されたら弱い仕組み。
内臓は、誰もが壺焼きを食べる時に注意するように螺旋の通りに回しながら取り出す。
YouTubeの説明通りに身の方からは赤い口を探って取り外し、内臓の渦巻き模様辺りから下(外側)は砂を含んでいてしかも猛烈に苦いので切り離して捨てる。
ハカマというびらびらも苦いので毟り取って食べない。
薄い肉質のびらびらが本当に苦いのか疑わしいので、せっかく生きていて新鮮なのだからと、その部分を生のまま食べてみた。
本当に猛烈に苦くて、吐き出して口をすすいでも、晩御飯までの1時間余り口中に苦さは残り続けた。
YouTubeでは殻には蓋を先に入れて、身は刻んで入れ、内臓は塩揉みしてから入れて、出汁(醤油、酒、鰹出汁)を入れて壺焼きにする(酒はアルコール分を飛ばしてから)と言う。
別に殻に入れなくても良いよね・・と料理担当は言うので、いやそれは流儀に反するなどと野暮は言わない。
下処理しながら身を薄切りにした刺身を食べてみた。
比較してみたいところだが、ナマコ(海鼠)には負けてないし、アワビ(鮑)にだって勝ちそうな味わい。
3人分6個を下処理してしてみて、なんでも実践しかないな、と楽しく実感した。
結局、合計20個中6個は壷焼きで、残り14個の下処理をやったのだから、もうサザエは任せろ、という自信を得た。
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初蝉と赤いユリ(百合)

2024年06月30日 02時07分02秒 | 養蜂




雪囲い板のフックに干していた作業用手袋にアブラゼミ(油蝉)が止まっていた。
蛻(もぬけ)の殻は近くに無かったから、飛んできたものと思われる。
昨日の朝7時18分だったのだから、おそらくは羽化したての初飛行の止まり先だったはず。
初蝉ときたら必ず季語だろうと踏んで検索したら、案に違わず夏の季語。
6月は夏に違いなく、昨日はフェーン現象だったのか、かなりの暑さだった。
アブラゼミはメスが先に羽化するのだろうか、それともそれなりの時間を経ないとダメなのか、7月になった後でも鳴くのはまだまだ先のことと思われる。
この初蝉は雌雄を確認しないうちに、飛び去られてしまった。

このところの雨と暑さで一気に赤いユリが咲き始めた。
昨年、球根をなぜこんなにも沢山、と思うほどもらって埋めておいたもの。
咲いてびっくり『なんだ、このまるで造花のようなよそよそしさは・・・』。
よく確かめもせず、大喜びでもらったけれど、これほど我が家に似合わない花も無い、という感じ。
掃き溜めに赤いユリ、あるいは真っ赤なカラス(鴉)。
ネットで調べてみると、オランダ産のレッドヒルという種類のようだ。
ヤマユリのようなかぐわしさは全く無く、蜜もなさそうだから、蝶も蜂も寄ってこないのではないか。
この違和感を何としよう、アメリカ生まれのセルロイド、いやいやオランダ生まれのレッドヒル。

追記;初蝉とは正確にはその年に初めて鳴く蝉のことで、姿のことではないけれど、聞こえの悪くなった耳の私は目の方を頼りにしている。
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5kg余りの梅の実をどうしたら

2024年06月27日 08時58分58秒 | 養蜂






何かとお世話になっている農事の師宅にある梅の実をもいでくれないかと頼まれた。
もう今年の梅酒は漬けたし、梅シロップを作るための1kgは冷凍して準備もできている。
そういうことで、むにゃむにゃと伸ばしていたのだが、迎えにこられては仕方がない。
午前中はやることがあって、昼から行くと言ったのに、年寄りは自分でことを進めるのだ。
行ってみるとブルーシートを木の下に置いて、何本もの棒で浮かせてあった。
それどころかほとんどの実を竿でシートの中に叩き落としたようで、私の出る幕はないほど。
売られている実とはまるで違う、全体に小振りでほとんどがアバタ面の5kg余りの梅の実をどうしたらいい!?
じつはもう2日経っているので、近づくと良い香りがする、ということは腐り始めているのもあるのだろう。
とりあえずヘタを取って洗って拭いて、1kgずつにして冷凍するしかない。
あとは、1ヶ月以内にぼちぼちなんとかするしかないか、それとも梅干し作りに初めて挑んでみるか、悩ましい。

2枚目のユリ(百合)はケアハウスへ入居している姉が台所に飾っていたもので、入った途端に香り気分が和んだ。
なかなかやるじゃないか。
3枚目は、シュレーゲルアオガエルかと見紛うほど立派に育ったアマガエル(雨蛙)で、少々のことでは動じない貫禄があった。
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めごいやつ

2024年06月20日 08時31分31秒 | 養蜂




一般的に解ってもらえる言い方なら『めんこいやつ』だけれど、うちの方では『めごいやつ』となる。
時代劇の中で殿様が『愛(う)いやつよの〜』とつぶやく相手のことだ。
昨日のブログに書いたアカハライモリ(別名;日本井守)は一晩経って脱出してしまったかもしれなかった。
でも居たということは、水槽でも広さがありメダカという仲間もいて適当に放置されて汚れた環境は棲みやすいのかもしれない。
でもビオトープに戻すと決めたので、掬いあげた後で赤い腹を撮ろうと思った。
ところが、ひっくり返しても嫌がって直ぐに戻るので、シャッターを押す間がなくて諦めた。
広口のガラス瓶に入れて下から撮る方法もあったのに、手乗りを撮っただけでよしとする。

ムラサキツユクサはどこにでも蔓延るので雑草扱いなのだが、わがニホンミツバチが朝から何匹も居るのを見ると、どこに生えても刈りとばせない。
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同級会は喜寿を祝う会

2024年06月15日 09時26分26秒 | 養蜂








後期高齢者になったばかりだというのに、数えで喜寿を祝う会の同級会があった。
20名の参加者中、約半数の元JKはところ構わずキャピキャピキャッキャキャッキャとはしゃぐ。
湯沢の大きいホテルに泊まり、温泉に入り、予算をケチった夕飯を食べ、カラオケが2次会で、その後は1つだけ用意された大き目の部屋にて3次会。
持ち込み可ということで、大量のアルコール類、清涼飲料水、つまみが用意されてあり、余った分はお持ち帰り土産にプラスαと万事そつが無い。
地元組はできるだけ自家用車で集合とあったのは、チェックアウト後に分乗して、どこかへ行こうというつもり。
私は運転があまり苦にならないので、京都ナンバー車で参加し、蜂仲間同級生を拾って行く。
翌朝のビュッフェ朝食のあとは広い部屋にまた集まり、次は米寿を祝う会だと、この中でも何人残るか・・・てな話になって、では傘寿かといえば、それだって欠ける人が何人か・・となり、それならまた来年しかないということに一応決まる。
決まるまでも、今度は誰が計画を立てる幹事になるか、関東でやるかなどと、後期高齢者はキャーキャーグダグダと具体案は決まらないのであった。
そうして直ぐに帰る組はホテルの送迎バスに乗るもあり、地元組が送るのもあり、乗用車組で直ぐ帰るのもあって、残りの半数が分乗して清津峡観光へ。
私は観たことがあるので行きたいわけではなかったけれど、アッシーとして一緒に来た蜂仲間と関東からの新幹線組元JK2人を乗せて清津峡へ。
全長750mの清津峡渓谷トンネルを往復1時間ほどかけてダラダラペチャペチャと歩き、皆がスマホで撮りまくる。
女が3つだと姦(かしま)しいだけど、女が6つの漢字はあるかなぁなどと幹事くんが漏らすのであった。
ちなみに女偏18画の漢字の中に、女6つの漢字は無かった。

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雨後の花と蛙

2024年06月04日 07時52分22秒 | 養蜂








この頃、夜中に雨が降って朝方止むことが多い。
ムラサキツユクサ(紫露草)は雨が似合うというのか、ふさわしいというのか、雨を浴びた後は生き生きしている。
アマガエル(雨蛙)が、ぴょんぴょん跳んでいたのに、雑草を生えさせないための黒マルチに行き着いたら静止した。
前に回り込んでスマホを構えても動かない。
蛙なりに快適さを感じているのかも。
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ベリーベリーグッドなこの頃

2024年06月03日 06時29分29秒 | 養蜂




一昨日、ニホンミツバチの誘引待ち箱に入居した1群を友人に提供した。
ほぼ暗くなってから、巣門を塞いだ運搬用の土台箱に、入居した分の重箱式巣箱を乗せ、ブラックテープでずれないように固定してから乗用車で運ぶ。
後部座席を前に移動させ、板を置いて水平を出し、ゴムロープを使い運転席ヘッドレスト支柱を利用して固定する。
多少の段差があっても、他人を乗せている程度の注意を払えば何事もなく運べるやり方を確立しているのだ。
そうして15㎞ほど走って、友人の生家跡地に着き、出迎えてくれた彼と互いに頭にライトを点けて作業をする。
夜陰に乗じて二人の後期高齢者がヘッドライトをして、こそこそと物を運んで作業するのを他人に見られたら何と思われるだろうかと、気分は高揚する。
順調に事は捗り、帰りがけに友人が「ウチで作ったんだから甘く無いんだけど・・・」と言いつつ手渡してくれたのが苺パック。
帰ってから1番大きいのを食べてみたら、十分に甘くて、酸味も少しあり、非常に美味しい。
スムージーに入れるなどと、貰う時に言ったのに、全部そのまま食べてしまった。
苺を自分用に買うことなどあり得ないから極上苺の味を知らず、甘酸っぱさに飢えていたみたいだ。

このごろウチの周りで勝手に生えているクワの実が黒く熟し始めた。
いくつか摘んで食べてみると、昔ながらの味は小さくても苺にだって負けない美味しさ。
クワの実は桑苺ということもあると思い出し、英語ではどうかと調べたらmulberry。
マルベリーというのは聞いたことがあったけれど、なんとクワの実のことか。
strawberryを1パックも食べた次の日は、mulberryを木から直接摘んで食べる。
昨夜は、最後の1群を親戚宅に1週間預かってもらう一時疎開を決行した。
ベリーベリーグッドなこの頃。
蛇足ながら、桑で想い出すのは、黒澤作品『用心棒』で名を問われた浪人が応える台詞。
周りを見回してから、『桑畠三十郎・・・もうすぐ、四十郎だがな』。
そうして後に作られた作品が『椿三十郎』。
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柿の木の雨蛙など

2024年06月01日 07時22分07秒 | 養蜂




昨日の記事にあげた蛇は、どうもアオダイショウ(青大将)の幼体ではなく、ヤマカガシ(赤楝蛇、山楝蛇)の成体ではないかという疑いがでてきた。
ところで普通は幼体とするところを、きのうのブログでは蛇の字を使いたくて何も調べず、読み方も知らずに『幼蛇』と書いた。
そうしたら、幼蛇は『ヨウダ』と読むことを言葉自体も含め初めて知ったというコメントをいただいた。
それから派生しての『「蛇は成長するにつれて幼蛇(ようだ)、亜成蛇(あせいだ)、成蛇(せいだ)と呼び方が変わります。」』とも教えてもらった。
なるほど、ありがたい指摘だなと反芻している時に、もしかしてアオダイショウの幼蛇としたのすら間違いだったのではないかと考えた。
調べれば調べるほど、あのハブ(飯匙倩)やマムシ(蝮)の何倍もの強い毒を持つというヤマカガシに違いないと思えてきた。
ざらざらした触感という鱗の筋状突起(キール)は触らなかったけれど画像でもそのようだし、模様はもちろんだし、目の下の横並び鱗の間の黒筋も決め手になる。
ここはひとつ、お詫びして訂正しますとすべきところだ。
申し訳ありません。
ヤマカガシでした・・・たぶん。

昨日は柿の木の枝にアマガエル(雨蛙)が下向きに佇んでいた。
一昨日に私が剪定を思いつかなかったなら、あの蛇に飲み込まれてしまった蛙かもしれないと想いつつ撮った。
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ホースラディッシュの花など

2024年05月22日 08時51分08秒 | 養蜂








10年ほど前に北海道出身のいつもの友人が、うちに植えたホースラディッシュはほとんど放置状態なのに継続して長らえている。
その別名ワサビダイコン(山葵大根)が董立ちして花を咲かせている。
ヨーロッパ原産だから、またの別名をセイヨウワサビ(西洋山葵)とも言い、練りワサビの元。
大根の花はアブラナ科でも黄色くないように、このホースラディッシュもアブラナ科で、真っ白の花はよれよれのハンカチのようだ。
何気なく撮ったのに、画像をよく見ると、ゾウムシ(象虫)らしき昆虫が交尾している。
以前も気づかないまま董立ちして咲いていたのかもしれないが、何しろ本体の葉と董立ちの茎の葉が違いすぎる。
今回はスマホの『調べる』でホースラディッシュとでたので、『そうかついに花が咲いたか』と、初めてみる花、10年経って咲いた花に感心する。

昨夕は返却日の迫ったユンボで十分に働き、自分を労うべく回転寿司に行った。
夕飯時だったので、10分ほど待たされたけれど、得た席が1番。
寿司10皿+カキフライ小鉢1つとで5%割引を使い1,316円の贅沢をした。
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ニホンミツバチの一斉送風など

2024年05月21日 08時43分43秒 | 養蜂




1週間前に待箱に入居してくれたニホンミツバチの働き蜂が10数匹、巣門を背にして一斉に羽ばたいていた。
数日前の暑い日の午後のことで、西陽が直射する巣箱内はかなり暑くなっていたはず。
蜜蝋で作られた巣と女王蜂と中で働く蜂のために一斉送風して冷却しているのだ。
ニホンミツバチは涼風を取り込み、セイヨウミツバチは暖気を排出するやり方で真逆だそうだ。
うちのは間違いなくニホンミツバチだと断定できる。
手前の1匹だけ向きが違うのは、採蜜して帰巣した働きバチで、入ろうとしているところ。

以前、アジサイ(紫陽花)の原種だろうかなどと紹介した事があるような気がする花木がじつは全く違うことが分かった。
2枚目画像の花はこの頃、山で普通に咲いていて、調べてみるとアジサイなんかとは全く別種のガマズミ(莢蒾)科ガマズミ属ヤブデマリ(薮手毬)のようだ。
ちなみにアジサイはアジサイ科アジサイ属だとか。

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分蜂群行方知れず

2024年05月18日 06時42分42秒 | 養蜂










昨日は晴れ渡りながらも風の強い奇妙な日だった。
ニホンミツバチ飼育箱の巣門に普段とは違う騒ぎがあり、分蜂が始まったと確信した。
オオスズメバチ対策の階段状巣門の下に蜂球が作られた。
そうなったら、今までの経験から待ち箱への入居に立ち会うことは難しい。
強制的に捕獲して飼育箱に入れても、そこに定着するかは分からず、女王蜂を逃さないようにする装置の使用には懐疑的なので購入も制作もしていない。
じつは失敗の経験もあり、それ以来成り行き任せが私の方針で、一時的に形作る蜂球のそのまた前段階のような気もする。
どうしても外せない身内に頼まれた用事その他があったので、後ろ髪引かれつつ出掛けた。
二つの要件が済んでの帰りに川向こうの蜂仲間のところへ寄ったら、今年は上手くいって2群確保できたと言う。
ついでにブランコと越後三山を撮ろうと、いつもの展望所に行ったら、チェーンだけになっていた。
ブランコは子どもが近くに居ないなら、ひと揺らし、ふた揺らしで良いから乗りたくなるのだが、昨年時点で支柱がぐらついていたのだから仕方ない。
強い風のおかげで遠くまでスッキリと見え、越後三山の方面には妙な雲ができていた。
帰ったら蜂球は跡形なく消え去っていて、待ち箱全部を点検したけれど入っていなかった。
予行演習だったのか、どこか別の場所に移動したか、遠くへと新天地を求めたのか、探しても行方知れずで、私の心にも風が吹く。
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筍の根元(素)

2024年05月15日 06時41分41秒 | 養蜂








筍をうまく掘り上げると、根元に赤い突起が外周を取り囲んでいる。
筍産地の専門農家が専用道具で土中から掘りだすようなものとは違うので、根元へいく程太くなり、根が出来始めているのだ。
竹の根は、根節として杖にされたり傘の柄に使われたりするのだが、畑を耕していて、こいつに当たると耕運機が跳ね上がる。
鉄筋コンクリートの鉄筋はこれを模したのではないかと思われるし、農業用の支柱もその形状をしている。
この節から筍が出たり髭根が生えたりもするわけで、1枚目画像の先から2節目の爪のようなものが筍の子だ。
これが育つと筍となり、すぐに赤い髭根の素が生え、乳状突起が地中を四方八方満遍なく伸びていく。
そうして独立して踏ん張るのだということが、竹藪をユンボでほじくり返してみると良く分かった。

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分封日和に思惑どおり

2024年05月11日 06時55分06秒 | 養蜂






ぐずついた天気が続いていたが昨日は久々の快晴となり、分封日和に思惑どおりの結果となった。
午前中に里芋の植え付けを終わらせるべく集中していたので、ニホンミツバチの様子は見なかった。
植え付けを終えて正午前にに行くと、まさに分蜂が始まる騒ぎとなっていた。
巣門の周囲を飛び回っていた数百かそれ以上と思われる群れが徐々に広がり消えていくのを居合わせたお隣の奥さんと見続けた。
どこか高いところに一時的に蜂球を作るはずなので、消えていったように思われる方角を探すと、栗の木の高い横枝に集合しているのが見つかった。
1日とか2日とか、かなり長居することがあるので、のんびり構えていたら、入居する瞬間を見逃してしまった。
キンリョウヘン(金稜辺)を仕掛けた待ち箱全てに探索蜂がたむろしていたので、どれかに入るだろうと確信的期待をしていた。
そうしたら、毎年必ず1番先に入る朴の木の下の待ち箱に夕方前には入っていたようだ。
今朝、のぞき窓を開けて確認したら間違いなく入っていたので、キンリョウヘンを外した。
動画から静止画をピックアップしたら、こんなサイズになってしまった。

なお、キンリョウヘンの字を金陵辺と今まで記していたような気がするけれど、正しくは金稜辺だった。
どういう意味かと検索したけれど判明できなかったが、『稜』は山々の稜線とか五稜郭の稜なので推して知るべし、金色の稜線辺りということだったなら、光を受けて金色に輝く遠くの稜線の向こうに咲く花、『山のあなたの空遠く・・』か。
昨日、ふと見て気になった花と虫は、クレマチスに止まっていた蚊の一種。

ユンボ作業は、竹藪内に転がっている丸太を引きずり出す。
竹藪をゴミ捨て場のように考えていたに違いない故人の考え方が気に入らず、この際すっきり歩き回れる竹藪にしたいと考えてのこと。
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