京弁当あさぎり御膳をいただく。
宇治橋は4車線の車道と両側歩道の大きな橋だけれど、その上流にある赤い華奢な橋が朝霧橋。
平等院表参道の竹林という割烹で、たまの贅沢。
と言っても、自腹を切らない自腹の満足。
最初に出てきた料理は撮りそこなったが、抹茶豆腐とは言うもののおそらく胡麻豆腐に抹茶を練り込んだもの。木の匙でいただく。おいしい。
次にでてきたのが最初の画像で、ゆば真薯というものらしいが、出汁がおいしい。崩して汁と一緒に食べるのが良いと気づいたが後の祭り。
次は2段重ねの弁当なのだが、蓋をとらずに私が上箱を持ち上げて傾けたので、左上の抹茶が粗相した状態になっている。
食えない代物と思ったのは、金柑の下になっているグミのような堅い麩(?)。
今までおいしいと思ったことのない出汁巻きが初めてイケルじゃないかと思った。こちら総じて出汁がおいしい。
白身の刺し身を一口食べて、ハマチですかと来合わせた和服の年増おねえさんに聞いて、ヒラメですと大恥かいた。
素材のはっきり分かるものはすべて品よく味もよく、デザートととして最後にたべた笹巻きの大福餅もどきもおいしかった。
もう行くことはないかもしれないけれど、次の機会は京懐石早蕨(さわらび)をお願いします。