鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ワンダーフォーゲル

2020年06月30日 01時25分25秒 | 散歩は夢中




けもの道や尾根伝い道や送電線鉄塔への道が、近所の山々には張り巡らされている。
ボーイスカウトがオリエンテーリングをやる目印を見失わない限り安全なので、私の気に入り徘徊コースがいくつかある。
ところが2012年の宇治の豪雨以後、台風被害も重なり、おびただしい倒木で道がズタズタになっている。
もう無謀なことはできないので初めての道は行かないのだけれど、倒木を乗り越えることも迂回もできず断念せざるを得ない場合もある。
そうして、今回の徘徊では倒木を避けているうちに道を見失い、とんでもないところに行ってしまった。
山の平らなところに小屋があった。
じつは10年以上前にも見たことがあって、誰とは知らないけれどどこぞの拗ね者世捨て人の隠れ家だったはず。
その時は、こざっぱりとしていて、長袖シャツとモモヒキなどが干してあった。
小屋に気づいた時点で引き返したから、住人がこちらを窺い見ていたかどうかもわからない。
今回は道を見失い、迷った末に小屋を見つけたおかげで、だいたいの位置を知ることができ、本来の道に戻れた。
窓がふさがっていなかったし、乱雑さが放棄された荒れ方なので生活臭がなく、もう住んではいないだろうと思われた。
それでも接近はせず、慎重にエリアから離れた。
マウンテンバイク(自転車)があったり、アルミハシゴがあったりして、なんとも首をひねるばかり。
それでも、私に見つけられてしまったから住まなくなったのではないことは明らかな、物の多さと充実ぶりが見られた。

2枚目の画像は、地面に落ちていた小鳥の巣。
巣立った後の用済みであればよいけれど・・。
メジロあたりだと思われるが、近くでオオルリのオスを見たから、そうであればなおの事よし。
見上げる角度で見るオオルリは腹が白くて残念だけれど、今回は山の斜面の低い枝に止まっていたので、青一色の青い鳥に見えた。

ステイホームという題で書き始めたけれど、そぐわない話になってしまい、ワンダーフォーゲルにした。
渡り鳥という意味だけれど、山歩きのクラブなんかの名前にもあるし、オオルリは渡り鳥なので、ちょっと意味深げにこれでいいかと。
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マネー・ロンダリング(資金洗浄)

2020年06月29日 00時16分00秒 | 懐疑・猜疑・疑義




元法務大臣夫婦のばらまいた金を実は受け取ったという告白が次々と続いている。
『告白ドミノ』は、今年の流行語大賞に間違いなくノミネートされるだろう。
受け取ったお金はどのように使うのが一番善いか考え、『被災者への義援金として匿名で寄付した』という変人が一人くらい出てこないものか。
出どころのはっきりしない含みを持ったいかがわしいお金だと判断し、それならマネー・ロンダリングとして匿名寄付が一番善いと思ったなどと。
ついでに、同じ金額を自腹を切って返し、刑事事件にならないようにしたいと思っていますけど何か問題でも・・とかなんとか。
丸刈り坊主頭にして「こういうヘアスタイル・・」などと自分で話していた人もいたが、コロナに守られ顔をマスクで隠しているのが不真面目だ。
広島だから『仁義なき戦い』も思い出され、もっと過激な表現でパフォーマンスして欲しいと思ったりする。
画像は、裏山を徘徊して見つけた猟銃の薬莢と、いつもやる送電線鉄塔の真下から見上げた空。
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最近の気になる昆虫・・②

2020年06月28日 07時10分44秒 | 




先日の『昆虫少年』で取りあげ、初めて名前を知ることができたセマダラコガネを、公園の植え込みでまた見つけた。
背の模様はいろいろだそうで、ネットでたくさん見たけれど、私が見つけたこいつが模様として完成されている気がする。
ついつい手前味噌。

次は羽化してでてきた、うちのカブトムシ。
なぜかオスばかり3匹なのは、偶然だろうか、そういうものなのだろうかと思った。
昨年も羽化してでてきたのはオスばかりだったのだが、運よく出先のマンションの玄関先でメスを見つけて連れ帰り、今年に繋ぐことができた次第。
あと3匹でてくるはずだったので、ぶちまけて確認したら、メスが2匹いた。
メスは地表に出てくるのがオスより遅く、数も少ない傾向にあるのかもしれない。
オス4匹のメス2匹は、大きさの個体差はあるけれど、全数育ったのは外部の遺伝子を入れたからだろうか。
この6匹は、オス親違いはあるだろうけれどメス親は同じなので、来年のことを考えたら、早めに交換トレードなんぞすべきだろうか。
ところが、蜂蜜をやったりしたものだから、元気なオスがもうメスにしがみついている。
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最近の気になる昆虫・・①

2020年06月27日 06時02分03秒 | 


コブシの実にいた虫を、初めて見る種類だと思った。
触覚や脚はゴマダラカミキリに似ている。
甲虫(こうちゅう)のはずだけれど羽がない。
甲虫は完全変態だから、羽の退化した種類だろうか。
尻の大きさからみると、何かの幼虫のようでもあり、バッタの類の不完全変態何齢幼虫という姿か。
いろいろと検索するけれど分からなくて、困った時の頼みの綱、いつもの昆虫博士に画像を送った。
そうしたらなんということもない、一番よく見るカメムシである、クサギカメムシの幼虫だとのこと。
そうとは知らず、触ったりしたけれど、臭い発射機能も未熟なのか、嗅がされることはなかった。
カメムシは甲虫目ではなくカメムシ目という別物だということを、ようやく理解できた。
 
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あべのハルカスを見上げる

2020年06月26日 00時00分22秒 | アングル


早起きして、あべのハルカスの足元で2時間ほどの用事をしてきた。
目印としては便利だけれど、どこから見てもカッコ良くない。
立地上の条件、コスト面、法律上の制約、地震対策などを考慮したら、必然的にこうなったのだから仕方がないという感じ。
300mの高さは今のところ日本一だが、何年か後には東京でこれを凌ぐビルができるとか。
直接自分に向かって倒れてきたら下敷きになってしまう距離で仕事をした。
見上げるにつけ、もうちょっと何とかならなかったのかなぁと思う。
安倍のマスクも、あべのハルカスもなんだかなぁと残念。
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三室戸寺・・⑤

2020年06月25日 05時00分07秒 | 散歩は夢中








西国三十三所の九番は奈良興福寺の南円堂で、そのあとの十番は宇治の三室戸寺になる。
【夜もすがら 月をみむろと わけゆけば うじの川瀬に 立つは白波】 花山帝の歌がおしゃれ。
十一番は何年か前に落雷で焼失した上醍醐の准胝堂。
十二番からは滋賀県に入ってボケ封じの寺として有名な岩間寺(正法寺)。
十三番は紫式部が源氏物語を起筆した石山寺。
十四番が近江八景 三井の晩鐘の三井寺。
十五番からは京へ戻って今熊野観音寺になり清水寺へと続く。
鐘楼の柱が、匠の技で継がれている。
うちの田舎の家も、床を剥がしてシロアリにやられているはずの根太を替えたり、柱を継いだら良いのだけれど。
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三室戸寺・・④

2020年06月24日 05時33分22秒 | 散歩は夢中










宇賀神という奇妙な銅像があった。
蛇に巻きつかれたのではなくて、頭部が爺さんの蛇。
耳をさわり、髭を撫で、しっぽをさすったから、福も来て健康長寿も得て金運にも恵まれることになった。
消毒用アルコールは置いてなかったので控えめに触れた。
蓮華台座に貼ってあるハングルのような図形のようなものは何だろう。
いろいろと気を取られて金運箱に小銭を入れてこなかったのが悔やまれる。
浮舟の古跡という石碑と立て札があった。
どういう経緯でこういうものが建てられるのだろう。
三室戸寺で能が演じられて評判を呼んだのか、今も続いているのか。
物語の中の一人の登場人物でしかないのに、『懊悩が伝わる供養塔』として立つ石碑なのだ。
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三室戸寺・・③

2020年06月23日 00時09分33秒 | 散歩は夢中








紫陽花はぐっと迫って撮るのがおもしろい。
見物客の半数以上がスマホかタブレットを構えてパシャパシャ撮っていた。
近頃はデジカメを構える人は少なくて、ごくたまに本格的なデジカメにズームレンズをはめたカメラマンがいる。
「三脚の使用はご遠慮ください」というアナウンスがあった。
せっかく鶯が鳴いているというのに白けること、はなはだしい。
ある場所で、「ハートに見えますよ」とわざわざ振り返って教えてくれる人がいた。
一応の礼儀として、「幸せになれるかな」と聞こえるように呟いてから撮った。
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三室戸寺・・②

2020年06月22日 00時02分09秒 | 散歩は夢中







賓頭盧尊者の木造があった。
治したいところをさすると治るということで、私は喉と下腹部をさすった。
切除手術なんて野蛮なことをやる前の風習(?)だろうけれど、ワラでも髪の毛でも掴む。
折り紙を浮かべているのかと見えたが、実際の紫陽花だった。
色とりどりで各種の紫陽花は1万本も植わっているそうだけれど、全体の良さは撮ることができなかった。
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昆虫少年

2020年06月21日 01時03分01秒 | 




虫とみれば、追いかけて捕まえないではいられない。
大人の手では捕まえにくい小ささの虫を見つけて、何とかコガネと言っていた。
半日経って、ただいま検索してみると「セマダラコガネ」と言ったのだと判る。
虫は手から飛び立って逃げ、マンションの玄関ガラスに当たってひっくり返り、起き上がれなくなった。
どうするかと見ていたら、指先をそっと出して、止まらせてからじっと見る。
電車から始まって、昆虫や恐竜や魚類や爬虫類の図鑑を見るのが好きなこましゃくれた一年生。
マスクを嫌がらずに着けているのが良いのか悪いのか、不憫に思えてしまう。
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三室戸寺・・①

2020年06月20日 05時56分56秒 | 散歩は夢中




天気が荒れそうだったから人は少ないだろうと出かけた。
10時半過ぎに着いて1時間ほど見学した間は、傘を差したり閉じたりという小雨。
意外に人は多くて、外国語も聞こえたりしたから、もっと荒れたら良かったのに。
蓮(ハス)は蕾が多かったが、咲き終わって蓮の実(じょうろの先)になっているのもあった。
整った形で開いた花がなかったのは、夜の雨のせいか、時間のせいか。
一斉に咲くのではなくて、長い期間ぽつぽつと咲くのだと思われる。
種類もあるのか、そのように仕向けているのか、想像力で楽しむべしということのようだ。
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ケラは敵(かたき)

2020年06月19日 05時06分33秒 | 農事




1週間、10日前になるけれど、毎年作っている田舎の伝統野菜のバナナカボチャが根付かずに枯れる。
ポットの種から芽がでて、十分に育ってから定植したら良いものを、気が急いて小さいうちに畑におろした。
葉っぱが食われるのは、黄色い小さなコガネムシ系のウリハムシの仕業。
見つけるたびに指で潰すのだが、ゆるゆると飛んで逃げられることもある。
虫を手で潰すなんてことは今までやらなかったことで、しかも一応、甲虫(こうちゅう)なので気がすすまない。
ところが敵となると、指先にブチッという感触を感じ、黄色い汁に指を染めながらも平気になるからオソロシイ。
いくらウリハムシを退治しても、水を朝晩やっても枯れそうなカボチャを予備の苗に植え替えようと掘り返した。
そうしたら、ケラが一緒に出てきた。
田んぼでしか見たことのないケラが畑のカボチャ苗の根元土中にいたのだから、枯れかけはコイツの仕業に違いないと思った。
子供の頃によく遊んだ見慣れたヤツだが、この度こいつは敵として現れた以上、生かしてはおけぬ。
殺そうと思ったけれど、この愛嬌ある姿を見ては踏み潰せなくて、軽く踏んだだけにした。
ダメージは受けたかどうか確認もしなかったけれど、生き延びて、また悪さをしているかもしれない。
ネットで調べると、昆虫食の食用であったり、飼育方法が紹介されていたりと興味深い昆虫だ。
次に出会ったら、必ず捕まえて、食うことはせず、とりあえず飼ってみたい。
2枚目の画像は、ウリハムシ対策にアルミホイルを根元に敷いてみたもの。
アルミホイルが小さすぎたか、全く来なくなったということはない。
梅雨になったから、ウリハムシやオケラに多少やられても、成長スピードが優り、ぐんぐんと育っているのではないかと期待する。
こちらに戻って1週間、もう一つ用をすませてからまた田舎に行くのだけれど、それまではただ困ったときだけの神頼み。
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梅雨の合い間に天高し

2020年06月18日 00時11分33秒 | 散歩は夢中






明日から雨模様らしいけれど、澄み渡っていて上空の雲も今時の様子と違う。
住宅地の6m道路いっぱいにクレーンが座っていた。
建て前の音がしていて、梁か柱を吊り上げたところを撮りたかったけれど、タイミングが悪かった。
2枚目の空は、公園の上空を電柱と電線が入らないようにして撮った。
3枚目は、ある学校の門前にある巨大ソテツの根元部分だけを亜熱帯かと思わせぶりに撮ってみた。
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八重のドクダミ

2020年06月17日 00時05分30秒 | 身の周りの植物






親戚からもらった八重のドクダミが田舎で繁殖している。
一般的な十字に見える白い部分は花びらでも額でもなく総苞という。
八重のドクダミも中央の黄色の部分だけが花で、白い八重部分は総苞だとか。
総苞だけではなく白が葉っぱにまで伝染しているのが見受けられる。
伝染というのは穏やかでない表現かもしれないが、そのような現象に感じる。
葉っぱはハート型が普通なのだから、むしろ総苞が葉化しているのだろうか。
赤く焼けただれたような珍しい葉のドクダミを植木鉢で大事に育てている友人もいる。
するとドクダミは変異しやすいのか?
ドクダミ茶としての効能はそれぞれに違いがあるのかどうか。
私はそういう地道な比較ができないけれど、だれかやってみてくれないものだろうか。
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ジャガイモの花

2020年06月16日 00時42分00秒 | 農事




4、5日前の田舎にいるとき、ジャガイモの花にハチがきているのを撮った。
ニホンミツバチかと思ったが、少し小さめで羽の様子や飛び方や全体の雰囲気が違う。
ジャガイモ畑全体を観察する限り、ニホンミツバチではないこのタイプのハチだけがジャガイモの花の蜜を吸うようだ。
調べてみるけれど、ムカシハナバチ科、コハナバチ科、ヒメハナバチ科のどれかだろうけれど同定が難しい。
ジャガイモの花はイモの方に行くべき栄養を奪うから摘むという記述を何年も前に読んだことがあり、ハチも我がニホンミツバチではないからには摘むべしと結論をだした。
農事の師は、そういう作業はやらないらしく、私が花を摘んだことに対して『わざわざ変わったことをするなぁ・・』という感想を呟いていた。
検索してみると、手間暇かけて摘んでも収量にはほとんど影響せず、むしろ傷口からの病原菌侵入の方が危惧されるようなことを書いてある記事を見つけた。
私の育てているキタアカリは花もよく咲き、ミニトマトみたいな実もけっこう付けるタイプだが放っておく方が良さそうだ。
早く言ってよ・・・って、私が勝手に早とちりして余計なことをしているだけだった。
自分のハチではないからと敵視したわけではないけれど、ただいまの新型コロナウィルスでも言われるように、敵視ではなく共存の道がよかろうということか。
じつは花を摘むのも積極的にはやらず、蕾が多い枝は残したり、摘むときも爪を立てずに両手を使って千切るようにしたりして気を使ってはいた。
ジャガイモの花は摘まないで自然に任すべしと、この記事を書くにあたって検索してみて結論がでた。
やはり、昔から農業やってる人がやらないことは、やらないにこしたことはないということか。
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