ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)というものを一昨日、初めて撮って調べて知った。
1950年に見つかったそうで、アフリカ原産の帰化植物だが、特定外来生物には指定されてはいないようだ。
雨がちのこの頃なのに、はじめからうなだれているということは、虫への戦略だろうか。
ボロギクとなれば黄色い花を思い浮かべるけれど、ボロギク(襤褸菊)には、ノボロギク(野襤褸菊)とナルトサワギク(鳴門沢菊)とサワギク(沢菊)があるようだ。
前者二つは外来種で有毒、在来種のサワギクには毒云々の記述は見つからなかった。
なぜ毒にこだわるかといえば、ベニバナボロギクは海外では普通に食用で、ほぼ春菊の味だというのだ。
これは食べてみなくては、という気になるけれど、花が咲いているような状態で食べられるかどうか。
じつは、昨日記事にしたノウタケ(脳茸)を煮出して飲んでみた。
調べた時の記述通りに黄色い汁となり、塩を少し振って試飲試食した。
穏やかな味という表現があった通りに、あまり味がしなくてハーブティーのようだ。
茸本体もふにゃふにゃハンペンのようで味はほぼ無い。
こうなったら、ベニバナボロギクの葉を摘んできて一緒に煮出してみようかと思う。