葉が倒れたらタマネギは収穫時なのだと、農業科をでた人の奥さんが教えてくれた。
あちらのタマネギは、うちのより大きくて粒揃いで、しかも葉は元気に直立している。
うちのは既に1ヶ月近く前から倒れている。
植えた場所が、沢筋からの風が吹き抜けるところで、タマネギも横の畝のニンニクも風にそよいで風下に傾いていた。
そんなわけで、収穫時になって倒れたのではなくて沢風に負けて倒れたのだから、どうしたものかと思い惑ってきたけれど、えいやっと不揃い小粒ながら収穫した。
苗は50本買ったような気がするので、8割40個の収穫はまぁまぁか。
作年が全く駄目だったので自重したのだけれど、これなら来年は3倍4倍を目指そうか。
収穫後は何となくこれでいいのだろうと、20センチほど葉を残して切り、根も切って縛って干した。
その後で、検索してみたら、またやってしまった、失敗。
タマネギを抜いたら2,3日、畑で天日干ししてから、干すのだとのこと。
私のは葉が倒れて久しいから、これでもいっかと思うけれど、葉が痩せて干し竿から落ちたらどうしよう。
そこで、ずり落ちても傷つかないように竿ごと地上数センチに下げた。
いい感じに乾いたら、紐を縛り直すか。
ニンニクは親戚からたくさんもらったのを食べきれなくて、秋口に植えるべきところを忘れてしまい、仕方なし春に一欠ずつに分けて植えてみたもの。
タマネギと同じで冬を越させないと育たないということだったが、ダメ元で植えてみたら小さく丸い玉に育っている。
分球していない丸いニンニクは使い勝手がよいのかどうか、試し堀りというより草抜きをしていて、一緒に抜いてしまった数個が、みな丸いままの未分球。
春に植えたらニンニク1欠片が2倍ほどの丸ニンニクになることが分かった。