鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

1匹の個性

2021年01月25日 07時56分07秒 | カメ、メダカ、水槽ペット


30匹あまり飼っているメダカの中で、この1匹は一番の肥満体。
冬なので餌は1週間に1回くらいしかやらないのに、この太りよう。
戸外でほぼ放置状態の飼い方だから、水槽内で自然の食物連鎖サイクルが出来上がっている、たぶん。
温かい時分は植物プランクトンの大量発生で青汁状態だったけれど今はだんだん澄んできて、メダカの体型も全体的にスマートになっている。
ところが、卵をぶら下げることもなく腹ボテのこのメスは、ほぼいつも画像のような姿勢でいる。
水平に体を保てずに潜行姿勢なのは、きっと重心が前寄りだから。
おそらく病態に違いないだろうけれど、水が澄んでいるこの時期に自然治癒するだろうか。
隔離して治療すべきかどうか悩ましい。
塩を入れてみようか、イソジンを垂らそうか、この程度しか思いつかないけれど。
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産卵床を手作り

2020年09月09日 01時17分01秒 | カメ、メダカ、水槽ペット








大きい水槽を洗い1ヶ月あまり前に孵化したメダカの仔魚を入れたのだが、なんだか物足りない。
すぐ緑に濁るので、せめて少しでも浄化をと、古いエアポンプとチューブを取り出して、ブクブクのフィルターは新調した。
仔魚は親メダカに食われることのない大きさになったので、親も入れた。
小さい水槽の青汁状態の中にいる分には分かりにくかったけれど、移してみるとメスはみな腹ボテで、ここ数日は卵塊をぶら下げているのも見られる。
そうなると、みすみす卵が共食いされるのも残念で、また卵を保護して孵化させたいと思ってしまう。
卵を産み付けるホテイアオイは、放ったらかし水槽ではなかなか育たなくて、うちの産卵床としての役目は水草と藻。
ネットに載っていた手作り産卵床を、百均で買い揃えた材料を使いほぼそっくりコピーできた。
メダカは早朝に交尾するので、昼あたりに見ると、たいてい2~3個卵が付いている。
親がいた古い水槽にまた稚魚が増えることになり、水槽がからになることはなさそうだ。
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水槽の中

2020年09月01日 01時00分00秒 | カメ、メダカ、水槽ペット


ほぼ1ヶ月前に孵化したメダカの稚魚が20匹余りいる。
水草は、10年以上も前にどこかの川か池ですくってきたもので、ときどき間引かないと水槽いっぱいになる。
根が水底を目指して何本も垂れているのが、普通の水槽では見られない景色だ。
ちゃんとした愛好者はエアーポンプも浄化フィルターなんかも仕掛け、水草も水中箱庭といった具合に配置する。
私はなんとなく沼のような風情が自然にできていくのを見守るだけ。
毎日ちゃんと世話をするなら、どれだけ爆発的に増えるか分からないだろうけれど、そういうことはしたくない。
ウチでも生きていけるタフな生き物だけが生き延びる。
などと思いながらも、エアポンプでブクブクやってあげたいなぁとか、ミナミヌマエビや石巻貝を入れてやりたいなぁと思う。
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イケてるメダカを撮る

2019年07月10日 04時55分04秒 | カメ、メダカ、水槽ペット




昨年、青メダカという触れ込みでもらった稚魚メダカが今年は一丁前に卵を産んでいる。
今年はホテイアオイが冬越しできなかったので、メダカが卵をぶら下げ始めてから買いに行ったら売り切れだった。
仕方ないので、共食いで卵を食われる前に、ぶら下げているヤツをタモで掬ってはピンセットで卵を外し別の容器に沈ませた。
10数匹が孵って幼魚がツンツン泳いでいたのに、3週間留守にして確認したら4匹しかいない。
何匹かボーフラがわいていて、羽化した殻も浮いていた。
小さいボーフラを大きいボーフラが食べるシーンはテレビで観たことがある。
孵化したてのメダカなんて、大きいボーフラの格好のエサだろうと思われる。
画像の2匹のタイプのほかに緋メダカというよりオレンジ系の色のと黒っぽいのとで、今は合計30匹ほどいる。
メダカも錦鯉のように色や模様によってさまざまな呼び方をするけれど、値打ちモノを生産してみようとか、そのような仲間に入って品評しあおうという趣味はないので、それぞれの正式な呼び方は知らない。
昨日は動くヤツらのマシな画像を撮ろうとパシャパシャやった。
2匹の方の実寸は2.5cmほどで、稚魚の1匹の方は1cm弱ほど。
昨日はまた銀ラメ親とオレンジ親から卵を採取して別の容器に隔離した。
何もしないでいると増えることはないので、適正数を保つために時々は手をかける。
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メダカの新年

2019年01月03日 00時33分55秒 | カメ、メダカ、水槽ペット




青メダカという触れ込みで貰い受けたのだが、いろんな色がいた。
青っぽいけれど黒に近いのも入れば、青にラメが入って銀色っぽいのもいて、色落ちした白もいる。
はじめにできるだけ分類して、黒系、白系、青系に分けたけれど、それぞれからいくらでも分かれるので意味がないとわかった。
飼い始めたら最後まで飼うしかない。
もらったときにどういう条件で生まれたメダカなのかを聞けないでしまった。
より純粋に際立ったものを選別して育てるブリーダーのようなことは私には不可能。
身近にダイバーシティ(diversity);多様性を実感できる年になりそうだ。

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メダカを分ける

2018年08月12日 00時43分00秒 | カメ、メダカ、水槽ペット


田舎からもらってきたメダカの子は数えたら60匹以上もいた。
色々混ざっているメダカの子を小さなタモ網ですくっては選り分ける作業は飽きることがない。
シロ系と青系と孵化直後稚魚に分けた。
稚魚は色が曖昧なので10数匹を混合のまま隔離。
ヒメダカ系がいると思ったが、ヒメダカのオレンジ色は混ざっていないようで、シロメダカに近いのが一番多く、およそ40匹弱。
日本の色白の人の肌色といった感じで、薄桃色っぽい。
青や黒系が20匹程なのだが、こちらは微妙に色が違っていて、並べれば天然のメダカの色から青に変化していく標本ができそう。
一番上等に進化した派手なやつは青っぽくてラメまで入っている。
青白いのや銀色っぽいのもいる。
どういう条件下のどのような組み合わせでの成魚水槽から卵を採集隔離孵化させたものか、聞いてみたくてしょうがないけれど、仲介者が詳しくない人なので、そこまではできない。
こちらでは、すでに分けて欲しいという知人に10匹足らずだが差し上げた。
そこのお宅の庭では、カマキリがメダカを襲うそうだ。
半信半疑だったけれど、youtubeを検索してみると、upされている動画があった。
捕まえられたカマキリは殺生のできない世帯主によって、遠くに連れて行かれ放されたそうだけれど、舞い戻ってくる知性までは持ち合わせていないことを願うばかりだ。
カマキリは空を飛べるんですけどねぇ。
私ならカマ部分をちょん切るところです。
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アルビノツメガエル 1羽 300円

2018年08月06日 17時39分17秒 | カメ、メダカ、水槽ペット




ホームセンターのペット・コーナーで、ボール紙を切り抜いたような平べったいカエルが売られていた。
普通と違い、それぞれの格好がダラけているから死んでいるのも混じっているのかと思えば、皆これが普通らしい。
実際のモノを目にしてから値札を見て、これまたびっくり。
珍しいのに、たった300円という安さ。
それだけではなく、数え方が1羽2羽なのか!?
キャッチ・コピーとして『オヤッ?』と思わせることに成功している。
ウサギを1羽2羽と数えるのだから、ぴょんぴょん跳ぶカエルは、鳥獣戯画でもウサギと対等なんだからして、1羽2羽でいいんじゃないのというところか。
見た目は、ノシイカみたいだから、1枚2枚でもよかったのに。
何の気もなしに1羽2羽としたのなら面白い。
『ここにいる奴らを全部ください』と言いたい気がした。
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川魚専門の魚屋

2015年02月15日 07時29分10秒 | カメ、メダカ、水槽ペット






最寄り駅近くに川魚の専門店がある。それなのになぜかいままでそこに注目しないでいた。動線の癖がいつのまにか作られて、反対側を歩いたことがない道のそういう場所を歩くと、何もかもが新鮮だったりする。水槽があって、思わずしゃがんで撮った。

うなぎに混ざっているどじょうの、口を開けた瞬間が撮れた。川エビのスジエビは初めて現物を見た。たくさん脱皮した殻が沈んでいたのはストレスがたまっている証拠だ。店からイワナの串焼きのいい匂いがしていた。食べたらどれもみな美味しいのだろうけれど、水槽にいるのを見ると飼ってみたい・・と思う。
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今年生まれのメダカ

2014年09月04日 00時20分31秒 | カメ、メダカ、水槽ペット


手前のヒメダカは、我が家で生まれ育ったヒメダカの最後の生き残りで、もういつ死んでもおかしくない高齢。骨も曲がってきている。玄関外の小さな水槽内で、今のところ元気だ。必ず寄ってくるほどではないけれど、人の気配というのか餌の気配に敏感で食欲旺盛だ。クロメダカと交配したかどうかはわからない。

上方の小さなクロメダカが今年生まれのメダカ。この水槽にもクロメダカの成魚が二匹同棲している。他にもメダカの水槽が二つあり、計三つの水槽内のホテイアオイのヒゲ根に卵が産み付けられる。その卵を親から隔離して孵化した後、共食いされない程度に育ったら成魚水槽に戻している。

野生のクロメダカの成魚が今のところ十数匹。今年孵化したのが六匹。孵化率は数パーセントか、それより低いかも知れない。水槽内のストレスからか、いくらでもマイナス要因はあるけれど、白濁してしまう無精卵が多い。来年あたり新しい血を入れなければ、我が家のメダカは危ない。今年の孵化手伝いも止めておいて自然絶滅を見守っていくべきだったような気がする。
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カブトエビ

2014年07月08日 06時47分31秒 | カメ、メダカ、水槽ペット


10日程前に大阪は富田林市の田んぼで捕まえてきたカブトエビです。

続いていた下痢を下痢止めで何とか抑えて遠出の用に出かけたのでありました。

前日、近場でしたが用があって出かけた折りには、薬を飲んですぐにでかけたからか、2時間で2回コンビニとパチンコ屋にお世話になりました。

薬を買ってみたら女性用でしたから、2日目から効いたのか、その日は用も含めて往復7時間無事に済みました。

用先の近くの田植えされた田んぼでカブトエビを見つける程のゆとりもあったのでした。

残念だったのは、網を持参してなくて、両手ですくっての捕獲だったので10匹だけ。

オレンジ色が美しいホウネンエビも一匹つかまえたのですが、帰ったらいませんでしたからカブトエビに食われてしまったようです。

わずかな時間でも脱皮するのもあり、捕食するのもありで、大した生命力です。

しばらく観察したあと、メダカの水槽に放しましたが、青汁状態の水槽なので姿が見えません。

慣れてきたら、水面やガラス面で泳ぐ姿が見られるようになるだろうと期待しています。
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イモリ,ヤモリ,トカゲ

2011年08月05日 08時58分01秒 | カメ、メダカ、水槽ペット
イモリを飼い始め、写真を撮ったり動画を撮ったりして情がわいてきて、ネットで飼い方を調べ餌も買ってきたのに、突然ヤツは消えてしまった。ウグイとメダカとミナミヌマエビを同居させている水槽に入れたのが悪かったのかも知れない。玄関前に置いている手作り水槽で水深は30センチ以上だが、中心部に島をつくり、石が水面に出ている陸地も浅底部分も十分に作っていた。

潜って底をしばらく歩いても、間歇的に息継ぎで浮上し水草につかまったり浅いところから首を出していたり石の上に上がってのどを震わせていたりして実にかわいらしかったのだ。右後ろ肢が根元から無く、少しいびつな動き方だった。トカゲの尻尾のようにイモリの肢も再生するのかどうか。川で捕まえた時はすでに無かったから、先天的なのか敵に食いちぎられたのか。

水槽とほぼ同寸法の網戸をふたにしてかぶせていたのだ。いなくなった前日に水槽のガラス壁を少し這い登っているのを見たので『隙間をふさがなければならないな』と思ってはいた。その数日前は、朝方にヤモリが水槽の外側に貼りついていた。そのまた数日前の昼日なたにずんぐり太ったトカゲが水槽の辺りをちょろちょろしていたのだ。

爬虫類であるヤモリとトカゲが両性類のイモリに挨拶をしに来たようだと童話めいた偶然を面白がっていたのに・・・。もしかしたら、ウグイに襲われてしまったのかとも思ったが、悪食のやつではあるが完食まではしないだろう。大きいウグイは二匹いて、上から見ると細いが横からだとコイに近いくらい太い。餌に食いつくときはマグロのような動きだ。金魚用の粒餌でも大口をあけて襲いかかっては引き返すという野生の動き。ダンゴムシなんかも一呑みだ。でも呑んだ後に咀嚼のような口の動きをするからノドに歯があるのか・・・?

メダカもかなり前に二匹が突然消えた。それはウグイに食われたのだと思っている。そうだ、アカハライモリは毒があるのだからウグイが食ったわけではなさそうだ。やはり網戸のすきまをくぐって脱走したに違いない。外に出て体が乾いたら死んでしまうのに・・・。水槽から1m程進めば側溝があるので、そこに入り込むことができたら、流れ流れて棲みやすい浅瀬にたどり着けたかも知れない。ヤツのかわいらしい画像か動画を載せたいと思ったが、パソコンの不具合でリカバリーをしてしまい、それらもすべて消えてしまった。私の記憶の中にしかいない3本肢のイモリよ! 

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アメリカザリガニの蛻(ぬけがら)

2010年08月20日 12時17分29秒 | カメ、メダカ、水槽ペット


タガメだと思っていたらコオイムシだったヤツの脱皮が一昨日だった。今日はその水槽でアメリカザリガニが脱皮をしていた。もしかして・・・と嫌な感じがしたが、つかんでみたらぬけがらだった。『ぬけがら』は変換すると抜殼と脱殻のほかに蛻という字がある。〈もぬけ〉とも読むそうで蛻の殻がそれ。蛻るという動詞もあるそうで言葉は奥深くて面白い。

脱皮どころか脱線をすぐしてしまう。脱皮したザリガニは、近くの水草に隠れていたので触ってみると殻が柔らかくてこころもとない。この脱殻はヤツラにとっては大事なカルシウムなので、脱皮してないもう1匹との中間点に置いた。そうすれば、脱ぎたて裸状態を襲われることも避けられるだろう。

ミナミヌマエビも捕まえたばかりのヤツがバケツの中で脱皮したりする。脱ぎたい状態だったというより、激変した環境になれるため脱皮するのだというような説明を読んだことがある。

ある安定した環境のなかで十分に体力がつきステップアップとしての脱皮なら爽やかなイメージだ。しかし、激変した身の上に心身を添わせて生き抜こうという決意も脱皮なのだ。そのように考えたら、どんどん妖しげなイメージというか、切ない物語も思い出すではないか。

そう、昆虫や甲殻類の脱皮のことである。タガメ改めコオイムシは昨日からサカマキガイをしっかりかかえこんでいる。サカマキガイならいくらでも吸い取ったらよい。今朝も尻だけ水面に出して呼吸を確保しながらサカマキガイを抱いている。もう2匹目か3匹目か・・・。食料豊富だから仲間を連れてきて、背中に卵を背負う姿を見てみたい。♀が♂の背に産み付けるそうで、哀しくも健気な雄のサガが見られるかもしれない。

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カメはカメでもタガメはカメムシのなかま←残念!コオイムシでした。どうりで小さい。

2010年08月19日 12時36分38秒 | カメ、メダカ、水槽ペット

お盆の夏休みをプチ成功者である友人のゲストハウスで2泊3日の贅沢をして過ごした。住む家は借家でいいけれど、別荘をゲストハウスとして充実させるという考えの人で、こういう健康的なホスト志向の友人を得て、かなりラッキィだなと今回も思った。

別荘地ではなく、田んぼと畑と山と川のある地なので、里山遊びができる。一昨年もそこで遊び、捕ってきたミナミヌマエビがウチで大量繁殖しているのだが、新しい血も入れなければと、またかなりたくさん捕まえてきた。そのときついでに捕れたので持ってかえったのが画像のタガメ。

持ちかえったものの、どの水槽に入れるか迷う。メダカなんかいい餌食ではないか。たくさんいるからタガメ1匹飼い続けるくらいの犠牲はいいか・・・とも考えるが思いきれない。ミナミヌマエビだってもったいない。それで、アメリカザリガニが2匹とヒメダカが2匹入っている水槽に入れた。

この水槽はザリガニだけを入れていたのだがボウフラが湧いたのでヒメダカを入れた。ボウフラはすぐに撲滅してくれたものの3匹入れたうち1匹はザリガニに喰われた。ザリガニも3匹いたのに共食いで2匹になり、残ったのは2匹ともハサミをもがれて一刀流になっている。それからはヒメダカ2匹は健在だ。

ヒメダカはオスメスの2匹しかいないのに、危機感からかメスは卵を腹によくぶら下げている。そんな一定の秩序ができている中に、タガメを入れるのはある種のスリルがある。タガメがメダカを襲い、喰っているときにアメリカザリガニがそこを襲うだろうかなどと想像する。

ところが、次の日に水槽を見るとタガメが死んでいた。と思ったのだが妙に薄っぺらい。脱皮のぬけがらだった。脱皮したタガメはと見ると、連れてきた時の1.5倍くらいの大きさになってじっとしていた。水草をたくさん入れてあるので、その上に居るヤツはザリガニの死角になっているようだ。

ここまで見てからようやくネットで調べてみる。タガメは何回も脱皮して成虫になるのか! 50mmほどにもなる! カメムシの仲間では最大で、これを食う地方もあるのか! 翅があるから飛んで交尾相手を探しにいくのか! 血を吸うのではなくて、消化液を出して溶けた肉を吸い取るのか! 等等。

ヒメダカのペアは可哀想な気がしたし、ちょうど欲しいという人もいて、すくいあげた。ザリガニの水槽には必要以上に繁殖しているサカマキガイとモノアラガイをポイポイ投げ入れている。画像のタガメの斜め前方に浮いているのはヤマトシロアリ。これは水槽の上の木造はしごに巣くっている。蟻道を壊してはどれくらいで復活するか楽しんでいるもの。それがぽろぽろ水槽内に落ちる。シロアリか貝でも襲って大きくなってくれればいい。ザリガニからの攻撃もかわせるか、やがて飛び去っていくのか、まだ本日は健在だ。

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特定外来生物のオオフサモ

2010年08月07日 12時14分47秒 | カメ、メダカ、水槽ペット


見たことのない、水草のような岸辺の草のような変った草を、溜池で何となく採ってきて一年近く育てた。緑に白い粉がまぶされたような、青に近い色が面白い。水面から立ち上がっている一本だけを、縮尺を無視で眺めれば、なかなかに美しい樹形だ。葉は草だから柔らかい。すぐに駄目になるだろうと思いながらタライに入れていたら冬も越してしまった。

春には、スズメ蛾の幼虫(イモムシ)一匹に、あわや葉を食い尽くされるところだった。茶色くて奇麗ではないネジレ模様系のイモムシだった。もう少し大きくなったら画像に撮ろうと思ってるうちに居なくなった。どこかで蛹になったか、それとも野鳥にやられたかのどちらかだ。葉はすぐに回復して繁った。

溜池で見たような群生ふうにどうしてもならない。箱庭の針葉樹林をイメージしたのに茎がやたらに伸びてタライから垂れてはびこる。花でも咲くかと期待したがそれもない。ボウフラ対策に入れているヒメダカには何の影響もなさそうだが、水が黒っぽくドブのようになるし、どうしたもんかなぁと手詰まりになっていた。

それが昨夜ネットを色々見てるうちに、ふと見つけてしまった。これも北米原産の生態系を乱すやつだという。雌株だけが日本に定着して結実はしないけれど、茎はぐんぐんのびるし、千切れては距離をかせいで殖えていくんだそうだ。許可無しでは、栽培も移動も販売も禁止されてるんだとか。

ハイハイ、そうですかそうですか。だったら持って帰ってくれますか? なんにも知らなかったんです。ちょうど持て余してたんですから。イエイエ、よそ様に分けたりしてません。ここだけで何となく見てただけなんですから。まぁ移動も栽培もしたと言われりゃそうですが、誓って販売はしてません。どうぞすっかり持って帰って下さいな!

なんて・・・もし咎められたら居直るしかない。もう模擬針葉樹林ジオラマはあきらめて捨ててしまおうか。オオカナダモが今は毎日花を咲かせている。こいつも北米原産で繁殖力はすごい。兵庫県の水族館ではミシシッピーアカミミガメ(ミドリガメ)を捕まえて持っていったら入館料をただにするとか何とかいうニュースもあった。北米がはびこっているこの頃だ。

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サカマキガイの浮上

2010年05月21日 09時55分09秒 | カメ、メダカ、水槽ペット


一方だけの画像紹介ではこれもまずいだろうからサカマキガイも出してみよう。水槽の底から浮上中のサカマキガイなのだが、こうして見るとかなりモノアラガイとは違うことが一目瞭然だ。角が違うのは書いたが、色が黒いし尻尾が長い。この浮上のしくみは、昨年か一昨年の8/4と8/5に書いた通り。

書いたといっても、観察記録と推論を述べただけだが画像は載せないでしまっていたから、これがよい機会だ。浮上するときは、姿勢を正して厳かな感じがあり美しくさえある。ところが潜水となると、今度は透明粘糸(これは勝手に命名)を伝ってというか吸い込みながらの下降だから、まっさかさまで、あまり格好はよくない。その内うまく撮れたら載せよう。

上のぼやけたトンガリは2匹のカワニナ。左隅のサカマキガイはガラス壁を伝っているので口が見える。右上には私のデジカメが映っている。こちらは前のサカマキガイの居るプラスチック・タライではなく、主な飼育としてはミナミヌマエビとカワニナのガラス水槽なので別個体。サカマキガイは勝手に増えている居候。
動画を撮ってみました。
下記URLの動画個体はウチの水槽にいる最大個体。
http://www.youtube.com/watch?v=3WPqEYkDj6g&feature=channel

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