鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

柿の木に青大将の幼蛇

2024年05月31日 06時31分31秒 | 身の回りの生き物のこと




陽の当たらない内側の枝を剪定しないと、実の整理落下が多くなると教えてもらった。
せっかく花がたくさん着いたのにもったいないという気があって、それを延び延びにしていた。
そうしたら先日の雨の重みで枝が垂れ、折れたり折れそうだったりして樹形が一気に変わった。
やっと剪定する気になって脚立に上がり、両手で使う大きな剪定鋏で徒長枝と内側の枝を切る。
その時に居たのが小さめの蛇で、変わった模様だけれど青大将の幼体だろうと直ぐに察しがついた。
地上なら、こちらの気配でするすると逃げるところだけれど、せっかく木に登ったのに、という感じであまり動かない。
ぺろぺろと舌を出して情報収集をするので、その瞬間を撮ろうとしたが果たせなかった。
こちらは大きな剪定鋏を持っているのだから、すさんだ心でいたなら試し斬りだってできる状況。
正面からスマホを構えても逃げようとしないのは未だ幼くて経験不足だからか。
二つの角度から撮り、雨蛙を狙って上がったに違いないそいつにも興味を失って剪定に集中した。
その後はたぶん柿の木からダイビングしたのだろうとしか分からない。
大きくなってネズミを捕ってくれたら良い。

追記、訂正;よく調べましたところ、アオダイショウではなく、ヤマカガシのようです・・・たぶん。
   お詫びして訂正いたします。
   申し訳ありません。

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カキ(柿)の花など

2024年05月30日 06時49分49秒 | 身の周りの植物








大雨を受けて濡れそぼつカキの花を撮ってみた。
『ぬれそぼつ』という表現を初めて使うような気がする。
漢字変換は『濡れ濡つ』と出てきて、「へー」と思った。
自分のものになっていない表現を使ってみる冒険もブログの醍醐味の一つ。
それはともかく、もう1本のカキの徒長枝を折り取って並べ比較してみた。
明らかに違う種類だと断定できそうだ。
すると、先の5月26日(日曜日)に『カキ(柿)の花とオタマジャクシ』に書いた問題が決着したことになる。
最良の結果の、甘柿=禅寺丸と渋柿=蜂屋の組み合わせだったと一安心。
いやもしかして雄花雌花の違いなのかな、などと入力している今の時点でまた不安になってきた。
本当に確定できるのは、秋になって齧った時だ。

昨日は枝豆=ダイズ(大豆)の、ばら蒔き育苗を根洗いしてから田んぼ脇に植えた。
枝豆はサツマイモと同じく、石灰も肥料も不要という手間いらずなので楽な作物。
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種を蒔いてうまくいけば

2024年05月29日 08時53分53秒 | 身の周りの植物








発芽率が袋に書いてあるけれど、種を蒔いてうまくいけば、苗を買うより何十倍も経済的だ。
それが日常的に食べる野菜だったなら何百倍にもなるだろう。
ただし、よほど条件が揃わない限り、発芽したものを全部育てることは無理だ。
もったいないけれど、丈夫なものだけを選んで、あとは処分するしかない。
それが嫌で必要分だけを苗で買う人も多いのではないかと思う。

ヒマワリ(向日葵)の花にミツバチの群れるシーンが見たくて、昨年秋に花後の種びっしりの花殻を友人からいくつかもらった。
無数にあるので、生えたら良さそうなところへ適当に蒔いたけれど発芽している気配がないので、ポットに蒔いてみたら、ちゃんと発芽した。

マリーゴールドは苗を買っても安いし、いつも最後は投げ売りされるので、それまで待っても良いのだけれど、昨年自分で種を採ったのは発芽せず、買った種から今回の大雨で発芽した。

パセリだって苗を2株ほど買ったら、それで十分なのだけれど、今年は種を蒔いてみた。
小さく出ている双葉がパセリなのかどうか今の段階では分からない。
今年はパセリをスムージーに入れたりしてせっせと食べようと思っているのだ。

最後の画像は、大雨後の今朝のムラサキツユクサ(紫露草)で、うちのは赤紫花が一番多く、次は薄紫で、少しだけ咲くのがピンク。
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戦闘モードと平和ボケ

2024年05月28日 07時48分48秒 | アングル






ビオトープの縁に迷彩模様をまとったアマガエル(雨蛙)が居た。
どんな場所に居続けたら、こんなにも完璧な戦闘モードになるのだろう。
擬態に自信を持っているようで、近づいて撮っても動くことなく自然になりきっていた。

畑の野沢菜は咲き終り、三月菜はもう少しで終わりそうだが、五月菜はせっせと蕾菜を詰んだせいで脇芽がまだまだ生えて花は長続き中。
わが飼育箱からのはずのニホンミツバチ(日本蜜蜂)が来ているのを確認して気を良くする。
わがボロ屋を背景に撮ったら『ポツンと一軒家』のような平和ボケ感を出せた。
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雪の破壊力は想定外!?

2024年05月27日 08時16分26秒 | アングル


信濃川左岸に沿った道路を車で通行中に、同乗の1人に教えてもらって、対岸を見下ろせる小さな展望所に寄った。
彫刻作品のような石製テーブルセットがあったが、雪害と思われる壊れ方をしていた。
今冬は小雪だったのだから、前かそのまた前の冬に壊れて、そのままになっているのかもしれない。
デザイン重視で雪の破壊力は想定外だったように見受けられる。
腰掛けは円柱の基部と上部を切り取ったようなデザインで、それはどっしりとしていて良い。
テーブルの厚み、あるいは脚部のデザインに問題ありと思われる。
割れた両サイド部分が放置されているのは、もしかして全て計算通りの意図的想定内なのか・・とも考えた。
ちょっと脇道に逸れるだけだから、ここは通るたびに、どうなっているかを確認したい。
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カキ(柿)の花とオタマジャクシ

2024年05月26日 09時02分09秒 | アングル








禅寺丸という甘柿と蜂屋という渋柿の幼木を数年前に買って庭に植えた。
次の年に片方が枯れてしまい、仕方がないので1本買い足してまた植えた。
ところが、どちらが枯れたのかが分からず、買い足したのもどっちを買ったのか分からないという、われながらちょっと頭がおかしいのではないかと疑ってしまう。
というわけで、枯れなかった柿の木も買い足した方も実がならなければ確認をしようがない。
そうして今年はようやく両方ともに蕾を付け、花が咲き始めた。
両方甘柿になるのか、両方渋柿になるのか、うまい具合に別々になるのか3つに1つだ。
カキの実より、花の蜜をうちのニホンミツバチのためにというのが動機なので、どうでも良いのだけれど・・・。

ビオトープを作ったタイミングがちょうど、どの種類かのカエル(蛙)の繁殖期に当たったようで、排水溝にオタマジャクシが発生した。
田んぼで昔よく見たゼラチン質の卵塊とそこから抜け出したオタマジャクシは、いま調べるとヤマアカガエル(山赤蛙)のようだが、卵塊を見ずにいきなりオタマジャクシが出現するのはどの蛙か。
干上がってしまいそうな水溜り部分のものは網で掬い、ビオトープに入れた。
そんな手助けをしなくても、わがビオトープの水棲生物の多種多様化は自然の流れだ。
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休憩中二態

2024年05月25日 07時07分07秒 | アングル




タケノコにアマガエル(雨蛙)が止まって休憩中。
保護色になっていないことで、竹皮との対比が際立つ。
タケノコは真っ直ぐにぐんぐん上を目指すはずなのに、どういう訳か中には曲がって伸びていくのもある。
もしかしたら、このタケノコは地表に頭をだした時点で、徘徊中の私がつまずいたからか。
これはすでに2m近く伸びているのでタケノコとは言わないのかな。
かなり伸びても、揺すって折れるところから上は食べられるそうなので、可食部分がある間はタケノコと呼んでも良いのかもしれない。
皮は下から剥がれ落ちていくのでアマガエルも今だから登る事ができた。
曲がったタケノコに、これまた斜めに静止している蛙の姿は少し違和感がある。
生き物の画像は、背景とバランスと色合いが自然でありながら意外性もあり、対象が際立っている事が必要だ。
タイミングに恵まれて、面白いと思っても、なかなか面白くは撮れない。

ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)がビオトープ脇の草むらで休憩中だった。
陽が当たっているのでうまく撮れないのは分かっていたけれど、自分の体で光を遮ったりしたら、飛び立たれてしまうに決まっているので、居るのに気づいた時点でスマホをそっと取り出した。
背景もダメなら色合いもダメで、ハグロトンボの羽黒らしさを撮れなかった。
ところで子どもの頃はオハグロトンボと呼んでいたので、映画などでしか観たことのない御歯黒なのかもしれないと思っていたのだが、羽黒はそのまま過ぎて面白味がない。
などと、うまく撮れなかったので、名前にケチをつけたりするのだけれど、この個体は体全体がメタリックなので雄だ。
わがビオトープも各種トンボのヤゴ揃い踏みとなりそうだ。
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ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵と交尾など

2024年05月24日 07時05分07秒 | 










昨日はビオトープでギンヤンマの産卵シーンを観ることができた。
スマホで撮ろうと構えてもなかなか一つ所にとどまらないので、しばらく立ち尽くして待ったら、水から出ている草に止まって羽ばたき始めた。
こういう機会に出会うと、良いカメラが欲しいと思う。
それはともかく、多く撮れば焦点の合ったのも撮れるだろうとぱしゃぱしゃやっていたら、もう一匹やって来て、雌はいきなり首根っこを掴まれた。
色合いが違うので雄だと分かるのだが、雌が産卵中でも委細構わず交尾に走るのか。
その後すぐに二匹は岸辺の草むらに降り立ち、雌が雄の腹に尻尾をくっ付けたまましばらく動かなくなった。
首根っこを掴まれた雌は自動的に精子を受け取るための交尾へと進むのか!?
順序が逆になってしまっているけれど、先の産卵は別の雄との受精卵なのかな?!。
検索してみると、ギンヤンマは普通、タンデム(縦に並ぶ連結)状態で水草の茎などに卵を産み付けるようだ。
雄は縄張りを持つということなので、この雌は同じ雄と交尾して何回も産卵するのか、それとも自由に広域を飛び回って、いろんな雄と交尾するのか。
はじめに単独で産卵していたのは、他所で交尾して、その雄の縄張りから産卵場所を探してやって来たのかもしれない。
縄張り内に産卵場所がなければ、そうなるのかもしれないし、とにかく私のビオトープで、来年はギンヤンマの羽化が観られそうだ。
増えているメダカはトンボのヤゴ(幼虫)によって自然淘汰されることになるけれど仕方ない。

ユンボの返却前日となった昨日は、思い残すことの無いよう乗り回して仕事をこなした。
10年ほど前に解体してもらった小屋の残材が埋もれていたのを掘り返して運んだし、土の中から見つかった庭石は排土板とバケットで挟んで運ぶ小技も身に付けた。
次に借りる事があるとしたら、きちんと計画を立て、数日内で大仕事をやり遂げられそうだ。

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モンシロチョウ(紋白蝶)の産卵など

2024年05月23日 06時18分18秒 | アングル








この頃あまりモンシロチョウを見ない気がするのは、私が昆虫より気になる事が他に多いせいかもしれない。
五月菜の董立ちを茹でる前に、一応簡単に洗って確認はするのだが、必ず1匹や2匹青虫が湯に浮かぶ。
昨日は、昨秋に収穫できなかった未熟白菜が董立ちした株にモンシロチョウが産卵中だった。
柔らかい葉に止まっては羽ばたきながら葉裏に尻を折り曲げて付けるのを繰り返す。
そこを撮りたかったのに途中の休憩中しか撮れなかった。
産卵は素早く繰り返し、間に休憩を取るのは、それなりに疲れるのかな、卵が間に合わなくなるのかな。
尻を付けた葉裏を折り曲げて拡大で撮ると、肉眼ではほとんど視えない卵が2個産み付けられていた。

昨日もニホンミツバチの分蜂(分封)が観られた。
前回のそれは、結局どこに行ったのかどうなったのか分からず仕舞いで、昨日のも朴の高枝に蜂球を作ったのは確認できたけれど、その後、目を離した隙に居なくなった。
じつは1個の待ち箱に入ったに違いない出入り方を夕方にしていたので上手くいったと暗くなって確認したら、もぬけの空だった。
本日探索蜂がいくつかの待ち箱をうろうろするのか待ち遠しいけれど、明日がユンボを返却する日なので、思いついた仕事をこなす必要があり、観察ばかりはしていられない。

最後の画像はほぼ完成状態になったビオトープ。
周りを楽に歩けるようにしたことで、中身を充実させることができる。
昨年作った手前のはこれで良いとして、今回作った奥の瓢箪型池には睡蓮か古代蓮か、何かが自然に生える前に、こちらの思惑を入れ込む予定。
手前の方に定着して増え続けているメダカを昨日は数匹捕まえ、奥の方にも入れた。
他の魚類はサギ(鷺)に盗られるので入れるつもりはないけれど、フナなんぞは自然に棲むようになるのかもしれない。
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ホースラディッシュの花など

2024年05月22日 08時51分08秒 | 養蜂








10年ほど前に北海道出身のいつもの友人が、うちに植えたホースラディッシュはほとんど放置状態なのに継続して長らえている。
その別名ワサビダイコン(山葵大根)が董立ちして花を咲かせている。
ヨーロッパ原産だから、またの別名をセイヨウワサビ(西洋山葵)とも言い、練りワサビの元。
大根の花はアブラナ科でも黄色くないように、このホースラディッシュもアブラナ科で、真っ白の花はよれよれのハンカチのようだ。
何気なく撮ったのに、画像をよく見ると、ゾウムシ(象虫)らしき昆虫が交尾している。
以前も気づかないまま董立ちして咲いていたのかもしれないが、何しろ本体の葉と董立ちの茎の葉が違いすぎる。
今回はスマホの『調べる』でホースラディッシュとでたので、『そうかついに花が咲いたか』と、初めてみる花、10年経って咲いた花に感心する。

昨夕は返却日の迫ったユンボで十分に働き、自分を労うべく回転寿司に行った。
夕飯時だったので、10分ほど待たされたけれど、得た席が1番。
寿司10皿+カキフライ小鉢1つとで5%割引を使い1,316円の贅沢をした。
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ニホンミツバチの一斉送風など

2024年05月21日 08時43分43秒 | 養蜂




1週間前に待箱に入居してくれたニホンミツバチの働き蜂が10数匹、巣門を背にして一斉に羽ばたいていた。
数日前の暑い日の午後のことで、西陽が直射する巣箱内はかなり暑くなっていたはず。
蜜蝋で作られた巣と女王蜂と中で働く蜂のために一斉送風して冷却しているのだ。
ニホンミツバチは涼風を取り込み、セイヨウミツバチは暖気を排出するやり方で真逆だそうだ。
うちのは間違いなくニホンミツバチだと断定できる。
手前の1匹だけ向きが違うのは、採蜜して帰巣した働きバチで、入ろうとしているところ。

以前、アジサイ(紫陽花)の原種だろうかなどと紹介した事があるような気がする花木がじつは全く違うことが分かった。
2枚目画像の花はこの頃、山で普通に咲いていて、調べてみるとアジサイなんかとは全く別種のガマズミ(莢蒾)科ガマズミ属ヤブデマリ(薮手毬)のようだ。
ちなみにアジサイはアジサイ科アジサイ属だとか。

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切り株撤去とカブトムシ

2024年05月20日 07時50分07秒 | 仕方










10年ほど前に切り倒してもらった直径40センチ余りの切り株を、ふと思い立って撤去することにした。
先日頼まれユンボでやった農事の師宅の切り株撤去の経験があるので、1人でやれるだろうと取り掛かる。
樹種、年数、立地条件などで状況は違っても基本は同じはずとやり始めたが、なかなか思うようにはいかない。
ユンボの爪を上からがつんと落として裂くようにすると上手くいきそうだと分かり、少しずつやったけれど、芯は全く腐っていないので、生木を裂くのは大変だということを認識した。
借りたユンボの能力を確かめることと、運転技術をあげることには、とても役立つ遊びとなった。
これ以上は無理という格好で残った部分は、根を掘って切るか、上部だけチェーンソーで切り離し、あとは埋めてしまうか、斧を使って細かく裂け目を入れるか、と悩ましい。
師宅の時も数匹出たのだが、今回もカブトムシの幼虫が、今の所で7匹見つかった。
傷つけずに確保できたからには、飼わないではいられない。
もうすぐ蛹化行動を始めるだろうし、居た場所の土と腐食切り株片を入れておくだけで手間要らずのはず。
ホームセンターのペットコーナーで売られている昆虫マットはクヌギ(椚)だけれど、うちの周りで見つかるカブトムシ幼虫はクヌギの落ち葉や倒木や切り株の下だった事がない。
セルロースに蔓延る腐食菌ならなんでも良いのか、などと思った次第。

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水不足が心配

2024年05月19日 08時28分08秒 | アングル








先の冬は少雪だったので、わが農事の師は何回も『今年は水不足が心配だのー』と言う。
周りの田んぼはそれぞれ水を入れていて、今のところ不足の様子はない。
夕方、気になるので、高台にある農業用水地へ熊よけ鈴を鳴らしながら行ってみた。
当地は被害こそ聞かないものの目撃情報は度々有り、朝夕は熊の行動が活発になるので特に気をつけるようにとのこと。
皆が一斉に田に水を張ったからなのか、池の水は確かに少ない。
まだ五月だから、普通に降雪があったなら、まだ雪解け水がどんどん流れ込んでいても良いくらいなのだろう。
そうなると最近作った私のビオトープ(溜池)は、昨夏のような日照りが続いたら力を発揮することになりそうだ。
農業用の水道設備はあるのだが、それを完全に止めても、元々が周りより低い位置にあり、じめじめじくじくと水が湧いている。
粘土質の硬盤層があるので水が抜ける事はなく、流れ出るのを防ぎさえすれば溜まったままになる。
池からの帰りは、タニウツギ(谷空木)が日の当たる斜面にたくさん自生しているのに気づいた。
当地ではカジバナ(火事花)と嫌うけれど、タウエバナ(田植え花)と呼ぶ地方もあるそうだ。
確かに農業用水池から見下ろす段々田んぼは全て田植えが済んだ状態。
うちの庭にあるオオナルコユリ(大鳴子百合)に似た花を付けた背丈の低いのを見つけたので『大』の付かないナルコユリ(鳴子百合)に違いないと確かめたら、アマドコロ(甘野老)だった。
初めて見る、と言うより、初めて違いが分かり、それと認識したアマドコロ。
都会にある甘味処の看板に、さりげなくアマドコロの絵が描いてあったらナイス。
西陽を受けてタニウツギもアマドコロも妙な写り方になったのが残念だ。
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分蜂群行方知れず

2024年05月18日 06時42分42秒 | 養蜂










昨日は晴れ渡りながらも風の強い奇妙な日だった。
ニホンミツバチ飼育箱の巣門に普段とは違う騒ぎがあり、分蜂が始まったと確信した。
オオスズメバチ対策の階段状巣門の下に蜂球が作られた。
そうなったら、今までの経験から待ち箱への入居に立ち会うことは難しい。
強制的に捕獲して飼育箱に入れても、そこに定着するかは分からず、女王蜂を逃さないようにする装置の使用には懐疑的なので購入も制作もしていない。
じつは失敗の経験もあり、それ以来成り行き任せが私の方針で、一時的に形作る蜂球のそのまた前段階のような気もする。
どうしても外せない身内に頼まれた用事その他があったので、後ろ髪引かれつつ出掛けた。
二つの要件が済んでの帰りに川向こうの蜂仲間のところへ寄ったら、今年は上手くいって2群確保できたと言う。
ついでにブランコと越後三山を撮ろうと、いつもの展望所に行ったら、チェーンだけになっていた。
ブランコは子どもが近くに居ないなら、ひと揺らし、ふた揺らしで良いから乗りたくなるのだが、昨年時点で支柱がぐらついていたのだから仕方ない。
強い風のおかげで遠くまでスッキリと見え、越後三山の方面には妙な雲ができていた。
帰ったら蜂球は跡形なく消え去っていて、待ち箱全部を点検したけれど入っていなかった。
予行演習だったのか、どこか別の場所に移動したか、遠くへと新天地を求めたのか、探しても行方知れずで、私の心にも風が吹く。
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見附市のイングリッシュガーデンに行く  その2

2024年05月17日 07時16分55秒 | 散歩は夢中














薔薇は一つ一つの花が盛りを過ぎたら、それぞれ疵もつき汚れて色を失っていくに違いない。
園丁は基準を設けていて、それぞれのそれぞれを見極めて摘み取っていくのだろうと思われる。
全体のどの花をとっても美しいばかりという状態は、めったにないだろうから、こちらもついつい最上の美しさを求めてきょろきょろ見回してスマホを向ける。
プロやセミプロの画像がいくらでもあるのだから、自分で撮る事はないのに、自分が観て撮ったということが大事とばかりに最高の美しさを探してしまう。
美人に見とれてしまったら咎められることもあるだろうけれど、花なら思い切り見ても惚れても勝手でしょ、てなことを思えば『さもしさ』のようなものを感じないこともない。
それにしても、薔薇はなぜか女優や今までに出会った美しい人達の一番美しかった頃を想いださせる。
そうやって完璧な薔薇を探しては、だぶらせ想いにひたることのできるのが薔薇鑑賞だなと思った次第。
最後にうちの庭のジャーマンアイリスを潜り込ませ、いくらでも身近に美はあるのさ、と自分を納得させる。
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