鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

戦慄の屋根

2018年04月30日 00時22分00秒 | アングル










豪雪の冬を越えた後には、家の各所で雪害が発見される。
大抵のことは『あ~あ、仕方ないか・・この程度で済んで良かった』という諦めで済ましてしまう。
そうでもしないとやっていけないのが雪国。
屋根の点検に上がった。
2階の窓から小屋根に出て、小屋根から大屋根に上がるようになっている鉄ばしごを登る。
この鉄ばしごを昨年来てくれた関西の友人が珍しがった。
積雪自然落下方式傾斜屋根が流行る前の古い家には大抵作りつけに掛けてある。
私が子どもの頃はそれもなくて木製のはしごを、その都度掛けていた。
そうして屋根で見たのが弱肉強食の名残り。
三つ指の脚あとがあったけれど、大きさからみてカラス。
拐って殺すのを楽しんでいるようなフシがある。
今朝は不審な物音で目が覚めた。
スリッパを手に廊下や他の部屋を見回ったが、何もいなくて、それでも音がしている。
屋根からだなと気づくと同時に、カラスがトタン屋根の上を歩いているのだと理解した。
我が家の屋根は、食い散らかしの修羅場。
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木瓜の館

2018年04月29日 00時03分00秒 | 身の周りの植物




ボケとカタカナで書くと、ぴったりハマりすぎる。
木のウリとは何でまたそうなったか。
ウリとは似ても似つかない硬い実なのに。
今は昔、私の亡母がボケの実をホワイトリカーに漬けてボケ酒を作っていたことがあった。
どのような味だったか記憶に残っていないけれど、何か効能でもあったのだろうか。
母は『主婦の友』という雑誌を定期購読していたので、その辺りからの実践と思われる。
父が死んで独居老人をやっているうちにボケてしまった母だけれど、ボケ酒の因果ではないはず。
前日は椿の館としながら、道路に面した石垣上はボケが這うように生えている。
それを全幅に広げて『木瓜の館』にしようとも思っている。
梅雨時に毎年挿し木していったら、何年もしないうちに完成形は見られるだろう。
このボンヤリした色の木瓜が我が家には、たぶん似合っている。
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椿の館

2018年04月28日 05時21分21秒 | 身の周りの植物






館と言うのはおこがましいけれど、我が家(無人の生家)の椿。
雪折れ対策をしないのに何回もあった豪雪にもめげず、半世紀以上前から同じ場所にあり、大きくなっている。
そればかりか自然に増えたのか飛び火のように勢力範囲を何箇所にも増やしている。
何十年か先には椿屋敷という雰囲気になると思われる。
それを見ることはおそらく不可能だけれど、今後の経過を見つつ想像で楽しみたい。
東京に椿山荘という場所があったことや、映画『椿三十郎』などを思い出す。
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アケビ(通草)

2018年04月27日 05時37分05秒 | 身の周りの植物




黒紫の花を付けるのが3枚葉のミツバアケビで薄紫の花を付けるのが5枚葉の普通のアケビ。
アケビを変換すると、木通や通草と出る。
蔓の部分は利尿剤や鎮痛剤として利用されるそうだ。
アケビの実は子供の頃によく採って食べたけれど、山形県では実の皮を調理して食べるそうだから、秋になったら試してみたい。
初めの画像は、時々会う幼馴染同級生が玄関に飾っていたミツバアケビ。
台にしているのは古いミシンで、木桶に入れてあるのは昔の海苔のガラス瓶か。
小洒落た料理屋さんのような雰囲気。
飾っておいたら花が咲いたのだという。
決して私のために飾ってあるのではなく、周囲に認められた公然のお相手が居てのこと。
ミツバアケビの花言葉は『唯一の恋』だそうで、他人事ながら照れるぜ。
我が家の雨樋に巻きついているのは、普通のアケビで5枚葉のはずが6枚葉も混じっている。
あちらが早熟なのか、こちらが未熟なのか、ウチのはまだつぼみ。
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水芭蕉がこんな斜面に

2018年04月26日 04時56分00秒 | 農事


沢筋ではあるけれど、斜面に点々と水芭蕉が咲いていた。
下には小さな沼地があって数株の水芭蕉がある。
かなり前に植えたのだと聞いている。
斜面には植えなかったはず。
よくみると川とはいえない細い筋を頼りに這い上がっている。
細い水流をたどる水芭蕉。
奥の細道。
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トリカブト(鳥兜)が身近に

2018年04月25日 06時22分06秒 | 身の周りの植物


裏山の藪の中で見つけた名前を知らない花。
北海道生まれ千葉在住の友人がトリカブトではないかと言う。
殺人事件に使われたことのある毒持ちのヤツ。
興味を持ったことがなく、存在感の薄い印象でやり過ごしてきたようだ。
こんな身近にも在ったか・・・毒の強い花。
どこに毒があって、どうするとどうなるのかなどと興味がないこともないけれど、友人は『近づくこともしない』のだと殊勝なことを言う。
私とて持ち帰って庭に移植したり、活けて鑑賞したりはしない。
ただ、トリカブトを知っていると公表はしておきたい。
核開発を成功させてから、『核実験やミサイル発射実験をやらない・・関連施設を放棄(?)する』などと言っている独裁者と同じ論理になろうか。
少しピンボケの画像になってしまったので、近日中に鮮明画像を撮って追加予定。
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蕗の戸惑い

2018年04月24日 06時13分13秒 | 身の周りの植物




雪はほとんど消えて、陽の射さない北側の軒下に残っているだけになった。
積雪が多く寒さも厳しい冬だったので春は遅かろうと思われたが、雪解けスピードもこれまた度外れて異常だったそうだ。
何もかもが異常な世の中なので、国会でも行政でも何が起きようと驚くに当たらない。
地べたを見れば、フキノトウに葉っぱがくっ付いている。
フキノトウと葉っぱは別々に出るものなのに、どうして合体しているのだ!?
左側の葉っぱなんぞ、どうしたものかと戸惑いを感じさせる異形。
しばらく行く末を観察したい。
薄紫のキクザキイチゲも我が家の裏で見つけた。日陰だと真っ白にならないのか。
形良く咲かずに、少し崩れているところなんか、物言いたげな指のよう。
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イカリソウ

2018年04月23日 10時43分43秒 | 農事


イカリソウを文字変換すれば、錨草、碇草、怒りそうなどと出てくる。
これを見ると、知盛を想わないではいられない。
「見るべき程の事をば見つ。今はただ自害せん」
そんな言葉で自分を慰めるしかない絶望的状況。
怒りに震え、碇とともに壇ノ浦の海に沈んでいくのでありました。


追記;和船のイカリが碇で洋船のものが錨だとか。知盛のイカリは碇を使わないといけなかったので訂正。
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カタクリの咲き方

2018年04月22日 05時44分05秒 | 勝手に応援


俯きながらも怒髪天を衝く、そのような風情に見える。
猛烈な怒りに震えながら、なんとか理性を保とうとしているのだ。  

前日は辞職した事務次官のことをイジってしまったので、ちょっと忖度してみたい。
録音されていたと聞かされたときのことを考えたら、怒髪天を衝くどころか、顔から屁が出そうなほどに恥ずかしかったのではないか。
無かったことにしたくて、いろいろと考えているうちに、自分の声は頭蓋骨を通して聞いているので、録音されたものが自分の声か分からないという、ある意味正直で真実味のある言い訳を思いついたのだ。
私もテープレコーダーをイジっていて、録音した自分の声を聞いた時には、あまりの意外さと恥ずかしさに赤面即噴火しそうだった。
以来、自分の声が録音されないよう、聞かされないよう、気を使っている。
自分が言ってしまった内容はすぐに思い出して分かった筈なのだけれど、あんな間抜けな言い方の声が自分である筈がないと、本当に恥ずかしかったのだろうと同情を禁じ得ない。
穴があったら入りたいどころか、ひもがあったら即刻しばって欲しかっただろう。 
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咲き方いろいろ

2018年04月21日 00時00分08秒 | 勝手に応援






隣の市にある山本山高原という所に行ってきた。
リゾート地としてきっちり管理されてはいないユルさが良いなぁと思った。
そんな一つの例が、これらの桜の咲き方。
雪折れした太い枝の先が地面に着き、わずかな連結部を頼りになんとか咲いている桜があった。
完全に幹が折れてしまいながらも、処分をまぬがれて地味に咲いているのもあり。
植樹されたばかりの若木が冬越しの縛りを解かれないままに咲いているのもあった。
辞任した事務次官が発した「縛ってもいい・・・縛られてもいい・・」という録音が聞こえてきそうな緊縛咲き狂い。
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カブトの幼虫

2018年04月20日 03時01分33秒 | 






刈った草や収穫後の芋蔓なんぞを堆肥作りに積んでおいたのを三本鍬で掘り起こしたら、カブトの幼虫がゴロゴロ。
鍬の刃でかわいそうな事になってしまったのも何匹か。
中に真っ黒い奴もいた。
個性か、上がり間近なのか、黒くなるモノを食ったのか、この例は初めて見る。
さぁこいつらをどうしたものか。
ちょっとグロいので、庭に群生してるチャワンカケ(正式名はイチリンソウ?)の画像もどうぞ。
ツクシの坊やが出どこを間違えたように一本二本。


追記;キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)と判明。
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雪国は春が一気に

2018年04月19日 09時15分45秒 | 身の周りの植物






桜は地面に近い枝が雪折れして爪先立ちするような樹形になる。
ウチの桜は杉の樹に守られるような位置なので、雪囲いをしないけれどなんとか生き続けている。
地面にはラッパスイセンとフキノトウの黄色。
白いツバキも咲き始め。
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場所場所で違う春

2018年04月18日 11時24分11秒 | 旅行






北陸自動車道の名立谷浜S.A.から、まさに『山笑う』の春が撮れた。
上越市から253号線の山越え途中では、棚田に水が張ってありコロロコロロという蛙の声を聴きながら雪の残る山を撮る。
無人の生家に着いたら、フキノトウが花盛り。
花が開いて茎が伸びるにつれて苦味が薄くなっていくので、それぞれの食べ方がある。
さっそく地元の同級生に電話をして採りに来てもらうことにした。
そうして後から調理したのを分けてもらうという、ちゃっかりギブ&テイク。
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ヒメツルソバも門柱の下になんとなく

2018年04月17日 01時59分01秒 | 懐疑・猜疑・疑義


輸入された園芸種だけれど、生命力があり、どこから種が飛んできたのか、なんとなく生えている。
自然繁殖しているけれど、迷惑な外来種雑草ではない。
いじらしくもひっそりと咲いている。

ついでに腹に溜まってることを一言。
小さな女の子さえも土俵に上げないことにした相撲協会。
神事だ女人禁制だという理由は根拠無しと判明し、色んな方面から批判されている。
それでも妙に意固地になって、絶対に赤ん坊でさえも女なら土俵に上げないことにしたようだ。
芝田山親方の『女の子の顔を傷つけたらいけないから・・』という言い訳は、昨今の首相はじめ自民党議員やその取り巻き官僚の答弁から学んだもの。
阿呆らしい。
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警察官銃撃殺人事件の事など

2018年04月16日 06時28分06秒 | 懐疑・猜疑・疑義
警察という一括りで見るなら、マッチポンプという言葉が浮かぶ。
警察の発表内容は、身内の不祥事をどのように思わせたいか、という事に腐心していることがみて取れる。

松山刑務所大井造船作業所の脱走騒ぎもマッチポンプに見える。
行き過ぎた指導やパワハラがもたらした脱走騒ぎがマッチなら、威信を賭けて逃亡者の確保に躍起になっているのがポンプ。
もう海を泳いで島から脱出しているのかも知れない。

森友、加計、日報などの問題もバレないと思っている神経こそどうかしているように思われるところまできた現在、どれもこれもマッチポンプに見えてくる。

マッチポンプというキーワードに取り憑かれると、シリアの戦争はじめその他国際紛争も皆そのように思えてくる。
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