鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

目を引かれる

2020年10月31日 07時55分07秒 | 日記




親戚が北海道から苗を持ち帰ったというヒマラヤスギが玄関前に立っている。
伊勢湾台風で倒れたときには、父がわざわざ何人もの人を頼んで元通りにした。
ヒマラヤ杉と言いながら松ぼっくりが落ちて面倒くさく厄介な松なのだ。
樹皮が剥がれて落ちているのに目を引かれた。
惹かれた・・としたいところだけれど、手にとって見ているときの素晴らしさがスマホで撮ってみると、さほどでもない。
目で見るということは一点凝視だけではなく、あちこちに目をやって総合的に良いとこ取りの感動部分をまとめるから、より素晴らしく思うもののようだ。
ただ、画像にすると局所的に面白い部分が見えてきて、別の面白さを感じた。
緑青(ろくしょう)色のものは菌類だろうが、ポリープ状のものは樹皮の一部なのかどうか。
共生しているのか寄生しているのか。
樹皮が剥がれ落ちてしまったのはヒマラヤスギにとっては新陳代謝だろうけれど、くっついているものにとっては生存維持の難しい大転換だ。

2枚目の画像は、時々見かける黒いアマガエル。
背中は真っ黒だったので撮ったのだけれど、前からだとそうでもなくて、なんとなくがっかり。
背中画像はピンボケなので割愛。
保護色に色変わりすることのできない変種だとか。
黒っぽい暗い場所でしか生き延びられないだろうが、ウチの周りでは結構見る機会があるということは、それなりに保護色になっているようだ。
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ヤーコンを掘ると

2020年10月30日 01時59分59秒 | 農事








ヤーコンを掘ると、蛾とカブトムシの幼虫が出てきた。
害を及ぼしているのかどうか、調べなくてはならない。
ヤーコンというのは丸い芋かと思っていたのに、なんだか細長くて、しかもすぐに折れてしまう。
周囲を広めに深めに剣シャベルを食い込ませるのだが、どうしたって芋を切断したり折ったりしてしまう。
心も折れそうになりつつ、芋を見れば何かに齧られた跡があったり、縦に割れ目がいくつもあったりで喜びが薄い。
土を深く耕運して、柔らかく高い畝を作り、尚且つ土寄せをちゃんとしなければいけないのかな。
そんなことを考えながらやっていると、ヤーコンニチハと虫が出てくる。
嫌気がさしているから、仕事を放り出して撮ることになる。
なんという蛾の幼虫か、土中に潜っているから体色は派手になる必要がなかったのか。
カブトムシはヤーコンをかじっていたのではなくて堆肥を食っていたのかもしれない。
マジマジと顔を見たこともなかったので、この機会に観察してみた。
力のありそうな牙だから指を噛ませてみたかったけれど、ウケ狙い芸を見せる相手もいなかったのでやめた。
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排水枡の修理

2020年10月29日 05時57分57秒 | 仕方










生家の簡易浄化槽横に排水枡があり、車が乗ったからかコンクリート蓋がいつの間にかひび割れてしまった。
持ち上げるための穴が空いているから強度的に弱いのかもしれない。
今春、この穴にスズメバチ(たぶんオオスズメバチの次に大きいコガタスズメバチ)が入っていくのを目撃した。
蓋を持ち上げたら、蓋の裏から巣が下がっているのが見えたので退治した。
1匹飛び出したのを補虫網で捕らえて処分して巣も撤去した。
まだ女王だけの状態だったから、早期発見即刻対処ということになり、うまくいった。
ひび割れた蓋を車で踏まないようにしていたのだけれど、縁を踏んでしまったらガタンという衝撃があり、見たら蓋が所定の場所のままに裏返っていた。
こんなこともあるのかと持ち上げてみたら、枡の一辺が砕けて壊れていた。
新しい蓋と水を混ぜるだけで良い簡易コンクリートをホームセンターで買い入れた。
この程度なら自分で直せるとすぐに判断したのだけれど、いつもの友人が来てくれたので任せた。
彼は土木技術屋だったので、私が考えていたよりも綿密な仕方でやってくれた。
私はほとんど任せっぱなしで、時々画像を撮るだけの監督気分。

ベニヤ板で仮枠設置→破壊された枡の辺りを余分に掘る→鉄筋を3本用意→コンクリート練り→コンクリートを枡の高さの下まで入れる→ポリ袋で覆った蓋をする→枡の上部高さまでコンクリートを入れてコテ仕上げ→二日間乾かした後で直した縁よりもやや上がるくらいにガラを入れる→ガラ(ウチのセメント瓦を下ろしたものが土中から出て来たのを私が集めておいた)を石頭ハンマーなどを使って一定の大きさに砕く→2本タコを使って土固め→ひび割れた旧蓋も利用したので、中心の穴に農業用支柱を挿して修理した縁が踏まれないようにする

上記の段取りで小さな土木工事は完了した。
真ん中に穴は空いていないし、最新の新しい蓋なので強度は増していると思われるが、修理した縁はコンクリート固めのホヤホヤなので踏まれないにこしたことはない。
配管工事業者に頼めば、間違いなく枡ごと交換する10万円前後ほどの工事になったかもしれない。
影法師は、上手にやってくれたものだと満足感にひたる姿。
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椎茸の生え方

2020年10月28日 06時35分35秒 | 農事


一昨年秋にドングリの木(クヌギかナラかはっきりしない)を切り倒し、昨年春に菌を植え、二つの夏を超えた今秋は生えるはずだったところ、どう間違ったか春に4本生えた。
秋はかなり期待していたのに12本しか生えずに拍子抜けだった。
ところが二段階に生えるのか、第一弾を取り終えてからしばらくして、第二弾が生え始めた。
ホダ木20本にざっと数えて30個以上。
労力を別にしても、まだまだ元を取れないけれど、育っていくのを見るのは楽しい。
生えることが分かったからには、毎年秋に木を切って春にタネ菌植えるのを続けたら、売るまではしないまでも・・・仕事が増えて病気になる暇がない。
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籾殻はただ

2020年10月27日 00時18分18秒 | 農事


サツマイモは連作障害が無いので同じ場所に作ると決めていて、土をフカフカにしたいと目論んでいる。
以前テレビ番組で観たサツマイモ農家の苗植え作業がとても印象的で、真似をしたいのだ。
ほぼ砂地のような畝で、穴もあけず無造作に苗を斜めに挿していくだけだった。
1秒にだいたい2本ペースほどだったから、挿すだけで土を戻してポンポンも無し。
私なんぞは、マルチングした上に竹竿を置いて、等間隔に線を付けた目印通りにカッターナイフで20センチほどの切り込みを入れ、しかるのちに軍手をした両手で溝状の穴を作り、苗づるを寝かし入れて、土を寄せ戻してポンポンとする。
マルチングをする時間を入れないでも、頑張って1本あたり10秒は掛かると思われるので、20倍ほど掛かる。
収穫するシーンはなかったけれど、収穫用の特殊農機具を使わなくても、地上の根元を手で引っ張れば、末の末までの芋が千切れずに芋づる式そのままに軽く抜けるのだろうと思われる。
私の畑ときたら、力ずくで引っ張れば根元に近いのは抜けるけれど、相当な力は必要で、しかもすぐに千切れてしまう。
つるを引っ張っての収穫は初めからせず、だいたいの見当をつけ、周囲にスコップを食い込ませて掘り起こす。
そうすると、子づるが意外に遠くまで及んでいることもあって、せっかくの芋を切断してしまったりする。
遠くに深くスコップを食い込ませて、ひと起こしふた起こししてから手探りで掘りたいけれど、土が硬くて力がかなり必要だったり、掘り残してしまったりするのが私の収穫。
あとから確認をして掘り残しはないだろうと見極めてから耕運機をかけるのだけれど、何個も耕運機の回転刃で切断された芋が見つかる。
サツマイモに肥料は必要ないので、テレビで観た農家のようにしたいなら、砂を大量に購入してぶちまけるしかないだろうと思ったりしたのだが、地道に毎年籾殻を混ぜ込んでフカフカにしようと決めた。
農事の師にそれを話したら、農業法人に話をつけてくれて、処分に困るほどの廃棄物だからとて、荷台にベニヤ板を回して籾殻運搬専用のような軽トラックダンプカー2台がやってきて下ろしていった。
こちらは1台分で十分なのに、どこでどういう話にすり替わったか2台やってきたのだけれど、ただだから1台分はいらないとも言いかねた。
しかも毎年持ってきていいか、とのことだったので毎秋籾殻が2杯くることになった。
サツマイモ畝分だけでは余るので、残りは竹藪に撒いたり、勝手に生えてくるウドの場所に盛って置いて来春は白いウドを採る予定。
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カタツムリの巻き方

2020年10月26日 06時55分22秒 | 








何年か前にも左巻きのカタツムリを見つけたことがあるけれど、今回の1カ月余りの田舎滞在で、殻だけの左巻きを2個見つけた。
黑マルチの上にいたのと、食べようと摘んできた菜っ葉にいたのは2匹とも小さめで右巻き。
これだけで類推すると、右巻きは何かに喰われて比較的短命で殻が残らないのではないか。
そうして左巻きは天敵から逃れる術を身につけていて天寿を全うするものが多いのでは。
右巻きのカタツムリだけを襲って食う天敵の存在というような記事を読んだことがある。
ヒダリマキマイマイという種類もいるようだけれど、この左巻きがそうなのかどうかはわからない。
私の飼っているメダカ水槽の中には、水草に付いてきて勝手に大繁殖しているモノアラガイとサカマキガイがいる。
モノアラガイは見た目に優雅で右巻き。
サカマキガイは名の通りに左巻きで真っ黒で外来生物の厄介モノ。
ところでカタツムリとはどういう漢字をあてるのだろう。
本当は殻がツムジ状という事からのカラツムジではないのか。
調べてもわからないだろうし、まぁどうでも良いけれど。
生きているのは動くのでピントが合わなかった、たはは。
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クリはもう終わり

2020年10月25日 00時38分00秒 | 食べ方


今年の生家のクリは生り年だったから十分に拾った。
今までで最長の田舎滞在となり、落ち始めから終わりまで見届け、集める度にもらってくれる人達に差し上げた。
留守宅にも送り、自分で栗ご飯も作り、茹でただけの鬼皮付きを冷凍庫に保存までしている。
そうして最後は、茹でたのを包丁で半切りにしてスプーンでえぐり出し食おうと思っていた。
弱火にはしていたけれど台所を離れてしまい、ついつい茹でているのをしばらく忘れてしまった。
鍋を焦がし、クリは硬めの焼き栗になってしまった。
焦げ臭さを漂わせるまでに思い出したから、この程度で済んだ。
終わり良ければ総て良しと言うけれど、最後の最後につまずいた格好。
ほとんど落ちなくなったクリを集め続けたものだから、保存期間が長かったり不揃いだったりで、半切りしてみると黄色とはいかず不味そうに変色していた。
それでも食えないことはなくて、一個ずつが微妙に違った味で面白い。
意地もあったが、ご飯一杯がわりの食事になり、捨てずに済んだ。
焦がした鍋は力ずくで元に戻すだけのこと。
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蒲(ガマ)の穂

2020年10月24日 00時48分48秒 | 身の周りの植物




里芋収穫中のふとした拍子に、綿毛が飛んでいることに何回か気づいた。
年寄りの目は動くものには意外なほど敏感なのだ。
薄(ススキ)かなと思ったり、大連を想い出したりする(行ったことないけれど)。
子どもの頃、飛んでいる綿毛が耳に入ると、みみんだれ(耳ダレ)になるという風評が子ども達の間で広まり、何にせよ綿毛を見たら身構えたものだった。
川(昔は小川だったが、今はU字溝の農業用水路)の向こうに泥池があり、蒲の穂が見えた。
この泥池は、持ち主の趣味人が錦鯉道楽をやっていたのだけれど、脳梗塞を患ってからは水だけ張られてビオトープになっている。
夏には食用蛙がブォーブォーと鳴いて、わが家の寝間にまで聞こえてくる。
二日前には翡翠(カワセミ)も観た。
蒲が自然に生えても刈る人はなく、ビオトープ化が進んでいい雰囲気になってきた。
蒲の穂綿は因幡の白兎で有名だけれど、量たるや膨大で風に吹かれてどこまでも行きそうだ。
淀みに落ちて、種が沈んで、条件がよければ発芽して、あれよあれよの間に蒲の沼になるのか。
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モリアオガエル

2020年10月23日 00時11分55秒 | 身の回りの生き物のこと




名を知らない蔓性植物の繁茂する中に、色鮮やかなモリアオガエルが、のろのろと動いていた。
こいつはちゃんとしたカエルの姿なのに、ぴょんぴょんと跳ぶことをしない。
のろのろと動くだけだから、速筋がなく遅筋だけなのかもしれない。
チキンと言えば、食用ガエルの腿(もも)はチキンのササミとよく似た淡白な味だとか。
カラスにでも見つかったら間違いなく捕まるだろうから、蔓藪をのろのろと必死の藪漕ぎ。
ゆっくりだけれど動きを止めないし、蔓っ葉も邪魔で、この程度にしか撮れなかった。
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草紅葉と笠地蔵

2020年10月22日 00時04分44秒 | 日記


名を知らない雑草が1本だけ紅葉していて、こうなると邪険に扱えない。
里芋を掘り起こしては芋から茎葉をむしり、投げ捨てていたのだけれど、これが目に入ったので、その場所を避けて投げる。
何につけても、美しいだけで得をするのは世の習い。
笠地蔵と書いたけれど、傾いた太陽を背にした笠ジジイの姿なのだ。
里芋の茎葉が背負い荷物を斜めにした旅姿のようで、我ながら想えば遠くへ来たもんだ。
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イトトンボが蕎麦に

2020年10月21日 07時46分46秒 | 


蕎麦の実をしごいて収穫中に、イトトンボがいた。
こういう場合、たいてい撮ろうとしているうちに逃げられてしまうのだけれど、こいつはじっとしている。
スマホカメラの焦点がなかなか合わなくて、近寄ったり角度を変えたりしてようやく1枚だけうまく撮れた。
止まっている蕎麦の茎をしごき始めても、まだ止まっていて、蕎麦の実と一緒に手の中にもみくちゃになる寸前にようやく飛び立ち、ひょろひょろと2mほど先の蕎麦に止まった。
翅の静止状態もなんだか普通ではないので、寿命が尽きる寸前なのだと思われる。
こんな角度から見ることがないからだろうか、これではヘリコプターの回転翼のように回転しそう。
瑠璃色に目を留め始めると、瑠璃系統のメタリック・カラーが身辺に集まるようだ。
このイトトンボは検索して調べることもせずに、瑠璃糸蜻蛉(るりいととんぼ)に決めてしまおう。
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シデムシとゴミムシ

2020年10月20日 08時24分08秒 | 




ひたすら歩き続けるラメに輝く虫を畑で見つけた。
行く手を塞ぐと手に登ってくるが、すぐにぽろっと自分から落ちる。
そんなことをしている間に2センチあまりの虫が5mほども歩いた。
あとで検索してみて、なかなか該当するこのように綺麗なシデムシが見つからない。
形と大きさからオオヒラタシデムシではないかと思われるのだけれど、捕まえないでしまったのが悔やまれる。
シデムシ(死出虫)は動物の死体に群がるのだから、手に登らせたりしてはダメなのにと思っても後の祭り。

家の中を歩いていたのが赤銅色のゴミムシ。
これは形からゴミムシだろうと分かっていたので、調べたがなかなか分からなかった。
この綺麗な赤銅色がネットの画像で見つからない。
これは採集用に買っておいた4、5個で100円のタッパに入れた。
3日ほど経つのに生きていて、ふたを開けると強烈な臭いがする。
さすがにゴミムシだけれど、それが歩いていたのは家の中。
ゴミ屋敷まではいってないけれど、誠に残念な状況ではある。
大きさと形からオオマルガタゴミムシだと思われるが綺麗すぎる。
こいつはすぐにタッパに入れたのだけれど、畑で見たシデムシは残念なことをした。
死出虫や塵虫に惹かれる私は鼻つまみ者なのか。
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把持子(はじし)

2020年10月19日 07時05分07秒 | 


ハクサイの葉裏に止まっているカゲロウを見つけて、撮りやすいように葉を裏返したけれど逃げずに同じポーズをとったまま動かない。
羽化したからには1日も持たない命だろうに、もう役目を果たしたのか、それとも相手が見つからないまま時間切れなのか。
突き出した前脚と2本のくねった尻尾飾りが面白い。
透けた黒い翅はセクシーというより、絽とか紗を思い出して陰気だったり高級感だったりの様子。
検索してみると候補はいろいろあるけれど、モンカゲロウだと思われる。
尻尾の2本の竿は、雄だけのもので、交尾のときに雌の腹に巻きつけて固定させるためのものだとある。
飾りどころか、『把持子』という重要な道具だとのこと。
前脚も雌をしっかり掴むというより引っ掛けて離さない道具になっているようだ。
珍妙なのは、雌が上になって飛翔しながらの交尾だということ。
雄はえび反りになって、前脚を上げて後ろに回し、雌の体を引っ掛け支え、把持子が雌の腹を掴み、交尾器を挿入させながらの飛翔。
口は羽化した時から退化して役に立たず食餌をとることはできない。
こいつの把持子は曲がっているから、おそらく事後に違いなく、恥を忍んでいる訳ではなさそうだ。

カゲロウと言えば、ウスバカゲロウしか思い浮かばないが、あれは儚いどころか1ヶ月も生きるそうで餌も摂る。
このモンカゲロウの仲間こそ儚さの象徴で、ウスバカゲロウは違う系統であり、幼虫はアリジゴクだ。
ウスバカゲロウを見ると、薄馬鹿下郎と思ったりするけれど、合っているような気もする。
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蜜蝋ローソクを灯して会食

2020年10月18日 00時13分44秒 | 仕方






初めての蜜蝋ローソク作りの失敗から学んで、専用芯もネットで買い、万全の準備をした2回目はほぼうまくいった。
ただ、乾くときに割れ目が入るのは見た目に面白くない。
和蝋燭作りのシーンをテレビで観たことがあるけれど、熱いだろうに手で何回も塗りつけて太くしていく工程を経ないといけないのは、そういうことかと思ったりする。

遠方から同級生が里帰りしたので、田舎料理の得意な同級生の家に集まって三密ミニ同級会をやった。
蜜蝋ローソクの試作品を持っていき、どれくらい燃え続けるのかの燃焼試験もかねて、夜ではなかったけれど点火した。
生活を彩る小物やインテリアに凝っている主(女あるじ)が、このためにあるような香炉を出してきた。
ひび割れがあっても燃焼にはなんら問題もなく、燃えるにつれてひびが塞がれていく。
わずかだがいい匂いもすると言いつつも、もったいないから消せと言うので消した。
燃焼時間測定も兼ねているつもりだったけれど(これは良い・・)と主にインテリアとして取り込まれた格好。
田舎ごっつぉはいつもながらすべて美味しうございまして、ごちそうさまでした。

富山経由でやってきた里帰りさんから富山名物の『ますの寿し』をいただいた。
消費期限に2日余裕があったけれど、1日前の夕飯にいただいた。
寒くなった日に冷たい寿司は一食で食べきれない感じだったので、マスを剥がしてシャリだけレンチンした。
『温め』でやったら、途中でプツプツ鳴るので途中で切って、マスを乗せ直して食べたら温かさが絶妙で食べやすい。
美味しさもまずまずと言うよりますますます感じ。
ごちそうさまでした。
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瑠璃に魅せられて

2020年10月17日 01時34分34秒 | 




瑠璃(るり)という音と漢字に惹きつけられる。
そうして瑠璃を冠された生き物に魅力を感じてきた。
鳥なら実際に観察したことのあるオオルリやコルリ。
他所から来たルリコンゴウインコは花鳥園で見た。
子どもの頃に追いかけ回していた蝶々の中で、ルリタテハは採ったことも見たこともなく、本と展示標本で見ただけだった。
それがこの期に及んで、生家の周りにいるのを観るとは思いがけないことだった。
先日、飛んでいるのを観て、一瞬でルリタテハだと解った。
じつは名前をしっかり解っていたのではないけれど、ネットで調べて『ああそうそう、これこれ』と思った次第。
1週間ほど経って、今度は杉の木の幹に止まっているのを見つけた。
オオスズメバチが木の周りを飛び回ってから幹に止まったので、何があるのかと良く良く見れば樹液目当てだった。
杉は粘りの強い褐色のヤニを出すけれど、雨上がりには薄まってちょうど良い蜜あんばいになるのかもしれない。
そんな様子を見ているときに、すぐそばに居るのを気づかなかった蝶がが翅を開いた。
瑠璃色の帯が一瞬だけ見てとれた。
翅を閉じて止まっていて、たまに羽を少しだけ開いては、すぐ閉じる。
閉じたら翅裏は木肌に紛れて地味そのものの保護色。
鮮やかな青い模様がときどき閃くのだけれど、全開して欲しいと息を詰めているのに、半開きからすぐ閉じてしまう。
ようやく撮れた最大開き状態がこれ。

下の画像は、閉じたままで開いてくれなかったけれど、ルリシジミではないかと思われる。
これは半月ほど前に庭の百日草に止まっているのを撮った。
ヤマトシジミかもしれないけれど、私がネットで見た画像では、ルリシジミの翅を後方に下げ気味の閉じ方と裏の模様がそっくりなのでルリシジミに決定。
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