鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

未明の出来事

2024年09月22日 08時40分30秒 | イレギュラー


昨日の未明3時頃だったか、異様な音に目が覚めた。
何か獣が唸っているような音で、大きくなったり小さくなったりする。
家の中のようでもあり、外のようでもあったので、寝ている2階の間から電灯をつけずに廊下へ出てみた。
それでも音は間欠的に聞こえてくるので、廊下のサッシ窓を開けてみた。
竹藪と私の車と母屋に付け足した作業小屋の入り口が薄ぼんやりと見えるのだが、どれも異常はないようだ。
それでも音は聞こえるので、家の中のような気もして、スリッパを履かずに足音を立てないように階段を降りた。
そうしたら、2階に居た時より大きく唸り声らしき音が聞こえて、そこではたと気がついた。
1階の奥にある寝間と呼んでいた部屋の掃除機掛けをやり、コンセントを入れっぱなしにしていたことを。
接触不良を起こした故障なのか、数段階あるスイッチを完全オフにしているのに、時々モーターの回る音がするのだ。
最近の家電は作動スイッチを切っても、コンセントが入っていれば、待機電流が使われる仕組みも多い。
アイコンが誤作動なのかもしれないし、叩いたら治るのかどうか。
その誤作動を昼間にも経験していたので、思い出せたのだが、これが初めてだったら、かなり不気味だったはず。
連続音ではなくて、『ういぃんういぃんうおぉうおぉ』という高低強弱のある音だからなおさら。
気楽に見えても、聴こえにくくなった耳をいつもそばだてて、独り暮らしは緊張の連続でもあるのだ。

画像は、ビオトープの岸に生えてきて、初めて名を知ったイボクサ(疣草)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変異は往々にして

2024年08月24日 06時58分18秒 | イレギュラー






もう10年ほど種を採った同じアサガオ(朝顔)を繋げ育ててきたが、最近は支柱の竹とネットを冬仕舞う時に枯れた蔓のままくるくる巻いて保管する。
そうして春になって、また設置をしたら、付いたままの花殻を揉んで種を落とすというやり方で十分だと分かり、ものぐさ手法が身に付いた。
今年は色の抜けた赤紫が咲いて、数日後にまた一つ同じ色の花が咲き、今まで3個咲いた。
となると、突然変異を起こした種からの花が色抜け花となるのだろうと見当を付けた。
以前、縞模様のヒルガオ(昼顔)が咲いて、印を付けておいて種を採ったら良いと教わった。
ところが、うっかり秋に種を採りそこね、そこに石を積んだりもしたものだから消滅して残念なことをした。
今回は、ちゃんと食パンに付いてくるプラスチック・クリップを目印に付けて、秋にネットを支柱に巻き取る時には種を採ることができるだろう。
ツートンカラーの咲き方を来年はさせることができるかもしれないし、数年後には半々になれば面白い。

3枚目画像は、また見つかった変異模様のトノサマガエル(殿様蛙)で、今度は筋が切れるまではいっていなくて曲がっている。
うちの敷地内でだけのことだろうか、もしかして地域的変異か、あるいは全国的なのか。
これも注意して観察を続けていきたいが、今回はピンボケ画像で残念。
ビオトープの同じ場所で出会えるかもしれないし、個性として分かりやすいので注意してみたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミズカマキリ(水蟷螂)のことなど

2024年08月23日 06時38分38秒 | イレギュラー






ビオトープからの排水路にミズカマキリがいた。
旱魃気味の天候により、水利組合からの供給水の勢が弱くなっていて、仕方ないのでポリバケツに汲み、里芋の畝間に水をぶちまけていた時のこと。
バケツに入ってしまったので、少し観察してからビオトープに放してやった。
メダカを餌にしてしまうだろうし、躊躇いはあったけれど、自然のままと思った次第。
よく観ると本当にカマキリに似ていて、カマキリから派生したに違いないと思われる。
それなのに、カマキリ目カマキリ科のカマキリに対して、カメムシ目タイコウチ科だった。
これは奇妙な一致なのではなくて、不合理な不一致だと思った。
飛ぶことだってできるというから、カマキリから派生したに違いないと、研究者ではないけれど、確信した。
2枚目画像は、過日のシンクに落ちてしまっていたコカマキリを比較のために載せた。

3枚目画像は、体に一直線であるべき中心線が乱れ、切れてしまっているトノサマガエル(殿様蛙)。
わがビオトープの周りでは、このイレギュラーが一般的になっていくのかどうか。
模様の違いだけで亜種と分類されるような派生が発生するのかどうか。
一本筋の通っていない上司が居たな、と情緒的回顧に浸ってしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抜歯後の禁止事項

2024年08月21日 06時42分06秒 | イレギュラー


今日1日は、お酒を飲まないでくださいね、それに、うがいもダメなので歯も磨かないで、お風呂も入らないでくださいね・・と言われた。
最近は夕飯を作るのに台所で発泡酒かビールを飲みながら、じゃないと気合が入らないことが多くて飲酒が習慣になりそうだった。
とは言え350ml1缶でも持て余す程度なので断酒は全く苦にならないし、うがいをするなと言われればやらないし、風呂だって入らなくたっていい。
でも風呂がダメなら、汗をかく作業はできないということで、午後からは外に出ないようにした。
理由を聞かされなかったので調べてみると、禁止事項は抜歯時の止血を保つという意味があるらしくて、風呂がいけないのは水圧が掛かることでも血行促進がなされるからなのだった。
O.K.血の巡りが悪いのは生まれつきだ、ことさら怠惰に過ごして養生すべしと、少し往生気味の半日を過ごした。

玄関戸にセセリ蝶が止まったので、ゆっくり超接近して撮った。
この仲間は蝶にしては特異な翅の形状からか素早い飛び方をするけれど、一旦止まると目の大きさの割にモノが視えていないのか、意外にフレンドリーという印象だ。
セセリというのは『挵』という漢字で、ここ3日ほど歯の痛んだ私がしぃはぁとせせり音を立てていたその挵(せせ)りだ。
イチモンジセセリ(一文字挵)と思われるが、花に止まった時のストローを突き立てる様子といい、せわしない飛び方といい、セセリ蝶という名はぴったり。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄色の花と虫

2024年08月02日 08時15分08秒 | イレギュラー




オクラ(陸蓮根)は英語なのだそうで、okraだ。
陸蓮根というのは、切ったことがあれば、誰しも納得するはずのねばねばが由来。
苗を買ったのに枯らしてしまったこともあるオクラだが、今までの経験から今年はうまく育てた。
種を直に3個ずつ蒔き、生えた苗から丈夫な1本だけを残して、残りは抜いたりせずにハサミで切るのが良い。
葉っぱが広がり、花が咲くようになったらもう間違いなく毎日収穫できるかも。
2本育てているので、毎日、交互にでも咲けば毎日1個。
1本で30個ほど収穫できるらしいので、これから2ヶ月楽しめることになるか。
ちゃんと開き切ったら良いのに、と思う中途半端な咲き方だが、花びらも花芯も実の断面の五角形を示していて面白い。

ヨコバイ(横這)の仲間の幼虫がヒマワリ(向日葵)の葉にいた。
同じ形で少し小さくて真っ白な幼虫を草むしり中によく見るけれど、これは大きいのでツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)と思われる。
不完全変態も、ここまできたら、成虫に変身するのも間近だろうし、もうほとんどバナナ虫だ。
横に這って身を隠すでもなく、じっと動かなかったのは、成虫化が始まっていたのかも知れない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失せ物が1ヶ月後に見つかる

2024年07月16日 06時41分41秒 | イレギュラー






喜寿祝い(数え)の同級会から帰って以来、1ヶ月間小銭入れがなくなっていた。
最後の記憶は会からの帰り、運転席で助手席の同級生からお釣りを受け取った時のこと。
その後は彼を自宅まで送り届け、帰る途中でスーパーに寄ったけれど、支払いはスマホで済ませた。
車の中でポケットに入れたのが浅くてポロリと落ちたとしか考えられなくて、車中はしっかり捜索した。
中の金額は、500円玉があったのを記憶していて、それが惜しい、というのもあるけれど、財布が気に入っていた。
車に乗るたびに何となく運転席あたりを探ったりして1ヶ月、嫌な気分をずっと引きずっていた。
そうして昨日、たまには玄関先を掃こうなどと考えて、雪囲いをしたままの勝手口の物陰に箒を差し入れた時に、びっしょり濡れた小銭入れを見つけた。
同級会から帰って、鍵を開ける時、必要以上に身体を片側に寄せつつポケットを探ったものと思われる。
鍵を取り出すと同時にポロリと落ちて、バウンドなどしない形状ながらなぜか距離を稼いだに違いない。
物が失せる時というのは、想定外の何かが重なって、そんなことになるものなのだろう。
813円と歯医者でもらった痛み止めが1錠でしかないけれど、1食分に余る金額と気に入り財布が戻って嬉しい。
小銭入れのないのが不便で、すでにあまり気に入らないまま百均にて三日前に購入したのだったが、濡れた財布を乾かして元通りとする。

畑の草取りをしていてまたベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)の幼虫を見つけた。
妖精も跳び回っているうちに尻の飾りが貧弱になり、すっかり容姿が衰えている。
もうすぐ成虫へと変態するのか、たぶん不完全変態なので蛹にならず、ある時、急にじわじわ最終の姿になり始めるものと思われる。
そんな変身の姿を観察できるチャンスは、飼育しながら定点カメラを設置するでもしない限り不可能だ。
観てみたいが、それにかまっている暇はなく、今のところ初めから諦める。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たった1週間の留守で

2024年07月09日 07時40分44秒 | イレギュラー






雨が全く降らないでしまったら、作物がどうなっちゃうだろうという心配は少しあった。
ところが適度以上の降雨があり、高温も続いたそうで、とんでもない植物の急成長ぶりに圧倒された。
他人の手を煩わせることを遠慮して、言ってもらったらして欲しいことはやるが・・という申し出を断って帰ったのだったが・・・。
同級生に、キュウリとナスのバカ生り具合を電話で伝えると、言ってくれていたら採りに行ったのに・・・欲しかったのに・・などと、こういう時に限って言う。
とにかく、よほどでない限り、バカデカくなっていても、調理次第で食べられるのだから、しばらくはヤギになったつもりで食べるべしという結論になった。
とりあえず、キュウリもナスも味噌汁の具にして、焼いたり炒めたりする所存。
昔と違い、周りにニワトリ、ヤギ、ブタ、ウシを飼う家がなくなって久しく、困った現状。
ヤブカンゾウ(藪萱草)と、奥手のアジサイが咲きだしている。
作物にはホッとしたけれど、雑草の暴力的伸び方には脅威すら覚えるほどで、これからしばらくは晴れ間をみては草刈りをしなければならない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

装飾花の無いコアジサイ(小紫陽花)

2024年07月05日 02時02分02秒 | イレギュラー






装飾花の無い変種ガクアジサイ(額紫陽花)か、それとも装飾花が枯れ落ちてしまったか、などと思いつつ、先日の三室戸寺で撮った。
そうしたら装飾花を持たないコアジサイという種類があるということに、たどり着いた。
さまざまなアジサイの見事な咲き振りは目を惹くけれど、こういうのも良いじゃないか。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹藪からゴミ発掘

2024年05月13日 06時35分06秒 | イレギュラー








倒したのか倒れたのか分からない太い木が転がっていて、その上に草が生い茂り、歩きにくい竹藪をすっきりさせたくてユンボを使う。
ツルニチニチソウ(蔓日々草)や他の蔓や雑木の幼木たちの根も蔓延り、丸太は切断しないとユンボでも持ち上げられない。
竹を切ったり避けたりしながらやる(筍の何本かは犠牲にする)難しい作業となって、単純に土をほじくり返すのとは違い、試行錯誤しつつ工夫も必要だった。
ブルーシートやパイプ椅子や鉄の棒やパイプにトタンなど、よくもまぁゴミ捨て場にしてくれたものだと呆れるブツが出てくる。
竹藪からのゴミ発掘作業というのは、ユンボの運転技術向上には最適だと思った。

最後の画像は、籾殻の山から掛けていたブルーシートを持ち上げ突き破って出てきた鬼のような筍。
かなり劣化したシートだけれど、突き上げ小さな破れ目から頭を出すのだから、相当なパワーだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗濯機は回復ならず

2024年05月06日 07時05分00秒 | イレギュラー




全自動洗濯機は一昨日の状態のまま水を垂れ流すばかりで洗濯機能は不能となり、脱水機能しか残っていない。
本日ゴールデンウィークの最終日に家電量販店に走らなければならない。
明日までに配達&設置とならないならば、持ち帰るつもり。
そうなると、引取り処分をやってもらいにくくなるだろうけれど仕方がない。
洗濯機の1台くらいどこにでも置ける、間延びした広さの田舎暮らしなのだから。
分解して遊ぶもよし、活け花風に大きな植木鉢として利用するもよし、どうとでもなる。
そうなるとPCBとか何かしらの、法律で決められた処分方法のあるものが含まれているかどうかだけが問題。

クレマチスがいつの間にかいきなり縁側の外に咲いていた。
アケビ(木通)の蔓と絡まり合って雪囲い用の柱に這い上がるので、冬前の囲い板を設置するときに邪険に扱ったりもするのに、いつも通りに咲く。
昔からあるような気がするので、テッセン(鉄線)であって欲しいと思ったけれど、テッセンの花弁は6枚で小振りとのこと。
スマホの『調べる』が断定する、クレマティス・ヴィティチェッラのヴィティチェッラとは何だろう。
ちょっと検索してみて、すっと出てこなかったから諦めた。
人名か土地名か象徴的何かしらのモノか、そのうち忘れた頃に偶然分かればいい。

花壇の中でスギナ(杉菜)に隠れてハナニラ(花韮)が咲いていた。
自分で買ったような気もするけれど、誰かから貰ったものかもしれない。
ニワゼキショウ(庭石菖)のようだと思ったが、それよりちょっと大きいし、スマホがハナニラと断定するので、細い葉を揉んで嗅ぐと確かにニラ臭がする。
花弁が6枚なのでテッセンはこんなだろうかと思ったりもするけれど、以前にテッセンと教えられたのは、くっきりと混ざり気のない濃い紫一色だったし、何倍も大きい。
あのときに観た螺旋仕立てのテッセンに出会いたいと思っても、今日日なかなか叶わないかもしれない。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗濯機の不具合など

2024年05月05日 09時57分57秒 | イレギュラー




昨夜はいつも通り風呂から上がって、すぐに洗濯機のスイッチを入れた。
晩御飯を作って食べてテレビを観ながらうたた寝をして、さて干すかと洗濯機に向かったら、水の流れる音がする。
古いけれど全自動の洗濯機が『すすぎ』を点滅させていて、水道の水は流れっぱなしのまま、次に進まない。
蛇口を閉めたり開けたり、電源スイッチを押したり戻したり、いろんなスイッチを押したり点灯させたりしたが、排水もできない。
洗濯はできているのだろうから、手で絞って干すことにした。
ところが手で絞るとなると、なかなかに容易ではなくて、雫が落ちないように絞り切ることなど不可能だった。
夜中に庭にロープを張って干すなどいうことはできにくく、風呂場に何とかロープを張って干した。
干した尻から雫はポタポタ落ちるし、洗濯物を広げて干すほどの長さは取れない。
何とか洗濯機の脱水だけ動かせないかと押したり点けたりを繰り返していたら、脱水スイッチが固定点灯して排水が始まった。
色々と触るとまた不具合となりそうなので、排水が済んでから風呂場に下げた衣類全部を入れて、一時停止スイッチを押すと、見事に槽が回転を始めて大成功。
安い洗濯機を早速買わなければならないだろうと調べると、独身用の8Lサイズで7〜8万円というところか。
いつ誰が購入したかも分からず、電化製品の取扱説明書をまとめてあるはずの場所を見ても洗濯機のものだけが無い。
修理は無理だろうし、とにかく覚悟を決めて、それでも一応、もしかして一時的気の迷いのような不具合だったのではなかろうかと色々いじってみると、何だか直っているような感じに、ボタン操作が正常のようだ。
本日夕方には、先ほど着た作業着その他を入れてやってみるつもりだが、何とか正常に戻っていて欲しい。

1枚目画像;うちの裏にある勝手橋の上に勝手に進出して咲いているシャガ(射干、著莪)。
2枚目画像;ようやく咲き始めた、ニホンミツバチを誘引するためのキンリョウヘン(金陵辺)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山の柿もぎ成果など

2023年11月04日 08時57分08秒 | イレギュラー




一昨々日は、農事の師の山にある柿なのだが、クマが狙いそうな果実は処分しておくべしということで、入院している師の代わりに奥さんを連れて採りに行ってきた。
2週間ほど前にも行ったのだが、大きさは十分でも色がまだ青々としていて早すぎた。
満を持して行ってみれば、思惑通りに色づいていたので、渋柿でも今が収穫どき。
地面に落として割れたり傷ついたりすると価値がないので、私の車に乗せられる程度に長い道具を作って持っていった。
実践してみると、もう少し丈夫で大きい網の方が良かったのに・・という感じ。
百均の捕虫網の壊れたのを利用した即席のやっつけ仕事だが、それでもそこそこ役に立って、私は画像のダンボール箱1つ分をもらった。
奥さんは半分位の、全部で1箱半の収穫が、脚立も使っての採れる範囲だった。
昨年は生り過ぎくらいの豊作だったから、今年は裏年となり半分にもならない。
ヘタを焼酎とか酒に浸してからナイロン袋に入れて渋抜きする、いわゆる醂(さわ)し柿にするより、私は熟柿の方が好きなので並べて放置する。

一昨日は師の奥さんを連れてシルバーデーの5%引きのスーパーへ行く日だったのに、車のリモートキーが無くて慌てた。
複製キーはあるので運転できるのだが、純正のリモートキー2つのうちの1つを昨年に失くしていて、それはついに出てきていないので全くもって残念無念。
もしかしたら前日の柿もぎの時に落としてしまったかと、スーパーから帰ってしばらく捜してもなくて、一人で山にも捜しに行ってきた。
クマが来ないように、柿もぎ時にも持っていったラジオをかけて捜索したけれど見つからなかった。
前夜の大降り雨のせいで霧がでていて、夕日が杉の林越しにぼんやり見えたのが面白く、そんなことをしている場合ではないのだが車を停めて撮った。
そうして帰りの運転中に自分の行動を思い返していて、ようやく思い当たり、ありかを確信した。
一昨々日のその前の朝に寝間着代わりのジャージズボンのままキーレスキーを持って外にでて、車にスーパーショッピング用のカゴを入れたのだった。
つまり、そのままずっとそのズボンのポケットにキーは入っているはずで、普段はジャージで外には出ないから確かめもしなかった。
紛失事案はそれで解決したのだが、せっかく首から下げるよう紐を付けているのに、ポケットに入れたりするから、こういうことになる。
もう、外にキーを持ち出す時は決して首から外さないようにすべし、だ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この頃のイレギュラー

2023年08月07日 08時55分55秒 | イレギュラー






日照り続きだけれど、歩けばどこにでもいる雨蛙はいつもどおりに跳んだりうずくまったりだ。
メダカ水槽の縁にいた雨蛙は体表を変化させている途中だったのか、それとも先程までいた場所がそのようであったのかツートンカラー。

いつもだったら草刈機で薙ぎ払う場所なのだが、ちょっと目こぼししていたら、絞り模様の変わった朝顔が咲いていた。
去年も見て撮ってブログに上げたかもしれないけれど、でも初めて見るような気もする。
普通の朝顔の葉は三裂した形だが、この小さな朝顔の葉は裂けずにハート型。
今から移植なんぞしたら失敗しそうなので、この花に食パンのクリップを着けておいて、秋に種を採るべし。

イレギュラーといえば、ただ今最大のイレギュラーは長日照り。
田への水道栓の水が出たり止まったりするので、水源の溜め池を見に行ったら干上がる寸前だ。
台風が日本海の真ん中を北上して雨をもたらしてくれないかと願うけれど、そうは上手くいかないわけで、いつまで続くのかこの干ばつ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さな異変

2023年05月14日 07時33分55秒 | イレギュラー




ツルギキョウ(蔓桔梗)は、日陰者のイメージだけれど、繁殖力はこれまた猛烈で、盛んに蔓延る。
時々は蔓を邪険に引っ張って千切ったりもするが、まばらに咲く花は可愛らしくもあるので、ほぼ伸び放題。
検索すると、ツルニチニチソウ(蔓日々草)の方が正式名で、別名がツルギキョウとある。
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)というのもあって、うちの日陰モノはどちらなのだろう。
桔梗の名が付くほどだから5弁のはずなのに、6弁の花が目に止まった。
これが増えたら面白いだろうから、この場所を通るたび、いつもちょいと辺りを見回すことになりそうだ。

籾殻に被せていたブルーシートが不自然にめくれ上がっているのに気づいて、見てみたらやはり筍。
もう少し早く気づいていたら、ひと様に差し上げられたのに、伸びるのが早すぎ気づくのが遅すぎ。
この位置で伸びても雪折れするし、邪魔にもなるので、どうしたって切らざるを得ない。
竹水を採ってみようかとも思うけれど、竹水がなんぼのもんじゃという位に、今のところ値打ちを見いだせない。
今春は筍の出が悪いので、来春以降のために、もっともっと混み合う部分の間引をしなければいけないようだ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

耳は遠くなったのに不審な音が聴こえる

2023年04月24日 09時31分31秒 | イレギュラー


独り暮らしをしていると、どんな小さな音がしても、その音源や正体を確かめないではいられない。
気楽に過ごしているように思われているだろうけれど、火事をださぬように何かに襲われぬようにと緊張の日々でもあるのだ。
二六時中緊張して不安を感じているというほどではないにしても、遠くなってきている耳に異音を聴きつけると耳を澄ます。
そうすると、けっこう自分がだしている音の場合がある。
何気なく息を詰めて細く音を出していたりして、なぁんだと思っても、笑うことも腹立てることもないのは、独りだから。
耳垢がこそっと音を立てたり腹がなったりしても『おやっ?』と耳を澄ます。
背後の音に『なんだ、おれの屁か』などと、まだそこまでは無我の境地に至っていない。
昨夜は何かが連続してこすれているような、洗濯機からのような音に気づいて、周りを見回しコタツも消して耳を澄ませた。
後ろと左横はそれぞれ戸を開け電灯を点けてみたが違うようで、元の位置に座ってみると、やはり音はしていて、どうも前方の縁側越しの外からのようだった。
盛りのきた猫のなき声は十日ほど前にあったけれど、それとも違うし、水辺の蛙のなき声とも違い、くぐもった小さい声のような連続音。
サッシのガラス越しに闇夜を見たけれど分からなくて、懐中電灯を持って外にでた。
すると縁の下から微かに音が聞こえて、方向としては、私が室内で座っている下辺りのようであった。
何か小動物のグルーミングのようなことだったのだろうか、原因不明のまま。

画像は、一株だけ私の花壇に咲いている貧弱なヒヤシンス。
買った覚えはないので、庭いじり中にでてきた何か分らぬ球根を移植したのだったと思われる。
ヒヤシンスと聞けば、語呂でついつい連想してしまうのが、ドラマで観る花魁の『ありんす』という言葉尻。
昨夜は少し肝を冷やしんす。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする