鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

南極の氷

2024年11月30日 12時52分12秒 | 食べ方


1ヶ月余り前のある会食で、南極の氷を持ってきてくれた人がいた。
透明だけれど、細かい気泡が均一に入っている美しい氷だった。
ビールを呑んでいたのだけれど、ベトナム式にビールの中に氷を入れて呑んだ。
氷自体は何の味もしなくて冷たいだけだったが、ビールがピリピリするように感じられ良い味になったように思った。
皆が一つの話題を話し合うようなまとまりはなくバズセッションのようだったから、それぞれがどういう感想を持ったか、味わったかは聞かずじまい。
数日後に、どれほどの深さと年代物なのかが気になって、ネット通信で聞いてみた。
会食時に、流氷のものではなく昭和基地から、とは聞いていたのだが、他の横槍が入って深く突っ込めなかった。
返ってきた内容は、昭和基地の氷棚からであり、地表のもので、クレオパトラの濃厚な匂いがする年代というもの。
想像的補足をするならば、隊員は交代時に南極土産として、氷棚から一定量持ち帰ることが許されているということなのだろう。
地表の氷でさえ2000年以上前のもので、もちろんのこと含まれている気泡などを分析研究した上で不要となった氷なのかもしれない。
それとも、氷はいつも生活に利用されている材料で、常に氷棚にあり、それがその年代のもので、研究するほどのものではない古さの氷ということかも。
そりゃそうだろうなぁ、昭和基地に土産物屋は入っていないだろうしなぁ、などと思った次第。
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目につく色いろいろ  その②

2024年11月29日 08時32分44秒 | アングル






鷹の爪を全部もぎ取った後でもそのままにしていたら、2度目の実が生ったものの赤くならない。
緑のままでも十分に辛いのだと思うけれど、緑色の乾燥鷹の爪はできるだろうか。

一昨日の記事に取り上げたタンポポ(蒲公英)の綿毛の閉じた状態が、撮った次の日の朝は『さらに頑なに閉じている』と記した。
それなのに画像を載せないでしまったのだが、朝露に濡れたせいで頑なさが強調され白も際立っている。

小さな花壇の中に落ちた枯葉に、渋く輝く甲虫(こうちゅう)が乗っていた。
逃げられないうちにと急いで撮ってから指先でつついてみたが寿命尽きたもののようだった。
黒いドットの整然とした列と光り輝くメタリックブラックなので直ぐに名は判るだろうと思った。
それなのに、検索の仕方が悪いのか、どうしても名前に辿り着けない。
死骸は私のコレクションとなって、今は玄関の靴箱の上にある。
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目につく色とりどり  その①

2024年11月28日 08時08分08秒 | アングル




いつ雪が降りだすか分からないような空模様のもと、わが家唯一のモミジ(紅葉)が赤々と染まった。
下に透かし見えているのは、昨年友人とユンボを使って掘り上げたビオトープ。

ステンレス製の蒸し鍋を石油ストーブに掛けてヤーコンを蒸していたら、金属が溶け出したようで緑色になった。
調べてみると、緑色はニッケル(N)とクローム(Cr)イオンなので、たぶんそれぞれの含有量が18%と8%の18-8ステンレス製鍋なのだと思われる。
毒性が気になったけれど、直接この緑色の液体にさらしたわけではないので、『ま、いっか』ということにして、干し籠ネットに入れて乾燥ヤーコン製作中。
    つづく
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ナンテン(南天)とシダーローズ(Cedar Rose)

2024年11月27日 10時18分20秒 | 身の周りの植物




田舎ではナンテンの実なんぞ鳥は見向きもしない風で、いつまでも房が重たげにぶら下がっている。
紅葉のように見える葉は新枝若葉が古枝並に育ったところのはず。
春先の若葉が赤く萌えるのは、紅葉(こうよう)とは決して言わないのだろうか。

昨日の強い風で柿の葉はほとんど落ち、お隣のヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)の松毬がたくさん落ちていた。
いつもたくさん差し入れをしてもらうお返しに、掘り上げたばかりのテイモ(手芋=とろろ芋の1種類)を持っていき、玄関先に大量に落ちているシダーローズを行きがけの駄賃のように拾って帰った。
同級生のグループLINEに上げたら、都会では10個550円で売られているとのこと。
杉といいながら松の仲間なので花粉症の原因にはならないなどという情報も入っていた。
ちなみに、シダーとは本来は杉のことらしいけれど、ヒマラヤスギのことだったり針葉樹全般だったりしてややこしい。
画像検索だと、もっとしっかり薔薇の花っぽいシダーローズがあるので、お隣さんのはナンチャッテなのだろうか・・・。
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奇妙に自然

2024年11月26日 08時36分36秒 | アングル




『奇妙な自然』としようか『奇妙で自然』としようかなどと迷った末に、『に』にしたのはこれが一番自然だと思ったから。
最初の画像はホコリタケ(埃茸)なのだが、左側の凹んでいるのは、私がつついて遊んだので戻らなくなったもの。
埃状あるいは煙状の胞子を吹き出た瞬間を撮りたかったけれど、左手指と右手指の連携がうまくいかなかった。
それで何気なく画像を拡大してみると、表面の模様が有機的でしかも幾何学的で、それでいて奇妙に自然と思った次第。

2枚目画像はタンポポ(蒲公英)の綿毛が閉じている状態で、今まで2回ほどしか観たことがない。
半分失くなっているのに、まだ残りが遠くへ飛ぶために満を持しての態勢をとっているということなのだろうか。
撮ったのは好天だった昨日の日暮前だったのだが、放射冷却の夜を迎える準備かもしれない。
今朝はどうなっているか、庭先のことなので、観に行って来よう。
氷点下にはならなかったようで露は凍っていないが、昨日よりさらに頑なに閉じている。
他のタンポポがあればと捜したけれど、最後のものらしく、飛んだ後の殻しか見つからなかった。
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ヤツデ(八手)の花に虫

2024年11月25日 07時57分57秒 | 身の回りの生き物のこと






ヤツデがカリフラワーを連想させる花を咲かせている。
ヤツデサポニンという少量の毒が葉、茎、根にはあるそうで、花にもあるのかどうか。
舐めてみたい気がする花だと思いつつ接写していたら、蚊のような奴がいた。
死んでいるのかと撮った後に指先でついたら潜っていったので、元気をなくしていただけのようだ。
雨の当たらない葉裏に止まったら良さそうだけれど、その元気さえなかったのかどうか。
よく観ると背にコブがあるので、この特徴ならすぐ調べがつくだろうと思ったのに結局探せなかった。
専門家に聞いてみるとしたら、同じのがヤツデの花に何回かいるのを確認できたらのことだ。
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金色に光る蛾

2024年11月24日 09時17分17秒 | 






三日前の晴れ間に何げなく歩いていたら、マリーゴールドの上で、きらきら光るものが見えた。
ほとんど花が無くなっている時季なので、貴重な蜜源にやってきたセセリチョウ(挵蝶)の仲間かと思った。
ちょっと違うようで、それより何より光るのが変わっているのでスマホを構え、3枚だけ撮れた。
スマホの『調べる』は英語で教えてくれるばかりで困ったのだが、そのスペル=Diachrysiaでヤガ科らしいことは分かった。
少ない画像を頼りに蛾の仲間や図鑑で調べると、キクキンウワバ(菊金上翅)かオオヒサゴキンウワバ(大瓢金上翅)ではないかと思われる。
いずれにせよマリーゴールドにきんきらきんの金上翅だから、まことゴールドラッシュでおめでたい。
金運が巡って来たかと期待しているのだけれど、今のところその気配はない。
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茸3種

2024年11月23日 12時37分12秒 | 食べ方


晩秋らしく、いつ雪に変わるかもしれない冷たい雨が降り、茸はこれを待っていた風に生える。
うちのシイタケ(椎茸)もようやくシイタケらしい風貌のものが生え始めた。
シイタケのホダ木に鼠色の茸が生えて、ヒラタケ(平茸)に間違いないと近所の同級生に教えてもらって食べたのは昨年だったか一昨年だったか。
昨日は南魚沼市の『あぐりぱーく八色・四季味わい館』でヒラタケとブナシメジ(橅占地)を買った。
うちでできたヒラタケの10倍ほどもあろうかと思われる巨大さで『ひらたけしめじ』と書いてあったが、わずか税込み200円。
ブナシメジはガラス瓶で栽培されている型が根元に丸く付いていて、これもわずか税込み130円。
ヒラタケの3本を味噌汁に入れ、あとは茸3種をまとめて炒めた。
すごい量だと思っても、水分がかなり出て、炒め終わったら目減りして1食ででも食べきれそうなおかずになった。
血統的に心臓と頭の血管が弱いので、せいぜい茸は食べるべし。
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タイヤ交換の不始末  その③

2024年11月22日 07時00分31秒 | 仕方


黙って若いニイチャンの言うことを聞いていると、整備士としての専門的な説明をして、セールスもする。
そしてナットを別のものに替えなくても、点検して締め直すだけで『料金が掛かるのですが・・』と言う。
それは仕方ないと思いつつ『ガソリンを満タンにするけどダメかなぁ』とは言ってみた。
690円という拍子抜けの安さだったから、トランクに灯油用ポリタンクを入れてあるのを思い出し、それも注文した。
ナットは新調したりせず、他の3本のタイヤの取り付け具合も確認してもらい、空気圧の確認と注入もしてもらいクレジットで支払った。
事故になる前にスタンドへと寄ることができて、エブリシングOKであった。
じつは前にもパンクのタイヤ交換を自分でやり、ナットの締め付け忘れをしたことがある。
その時は300mほど走ってから気づいて締めて事なきを得た。
2度あることは3度あると言うけれど、もう無いはず、勘弁して欲しいとわざわざ恥を晒す次第。
帰宅してから、レシートを見たら、690円はサービスしてくれていた。
ニイチャンなかなかやるね、贔屓にしたくなるじゃないか。

画像は、一昨日行ったマウントパーク津南の展望所から遠くに見えた長野県のスキー場を撮ったもの。
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タイヤ交換の不始末  その②

2024年11月21日 07時46分07秒 | ざんねん


異音の原因がタイヤではないとすれば何だろうと思いつつ走らせると、コンというような音だったのがゴンになりゴンゴンになった。
それでもハンドルがふらつくでもないけれど、不安を煽る音に、走り続けるわけにはいかなくなり、1kmほど走ったところで、地区の外れにあるガソリンスタンドに入った。
このガソリンスタンドはセルフではないので何もかも少し割高で、セルフでは入れられない携行缶に農業機械用ガソリンを入れてもらうときだけ寄るスタンド。
それだけに人は何人も居るので、近寄ってきた従業員に『少し走らせてみたら直ぐ異音が聞こえるから』と説明した。
3mほど走らせただけで分かったらしくて、ジャッキ・アップをして左前輪タイヤの取り付けナットを工具で捻り、勝ち誇ったような顔で『ナットが緩んでますよ』とのこと。
1本ずつ確実にやったつもりだったのに、やったはずと確信的思い込みをしたに違いないことが判明した。
『ネジ山が少し摩耗しているのでナットを交換した方が良いかもしれない』などと、なかなかに商売上手でもあった。
つづく

画像は先ほどとったシイタケで、この後、朝食のおかずにする。

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タイヤ交換の不始末  その①

2024年11月20日 07時39分39秒 | ざんねん


いつまでもぐずぐずしていた冬用タイヤへの交換を日曜日にようやくやった。
そしてその夕方、宅配便へ荷物を出しに往復20km弱の距離を走らせた。
走行中に時々、何か異音がするので、もしかしてネジの締め付け忘れがあったかと聞き耳を立てながら運転した。
直線道路で前後に車の無い時にハンドルから手を離してみたりしたが、真っ直ぐ走っているようだ。
車が揺れるとか、連続的に異音がするなら、どこででも止めて確認しようと思いつつ、たまにする程度なのでやらずじまいだった。
一昨日の月曜日は雪が降るかもしれないということだったが、寒いだけの雨ばかりでどこにも出かけなかった。
そして昨日、4件の用をこなそうと車を走らせるとかなり頻繁に異音がする。
とりあえず2km余り走ったところで、コンビニ駐車場に入り、郵便ポストに1件目の用の投函をする。
薄暗くなっていたので、常備している懐中電灯で4つのタイヤ周りを覗き込んだり蹴飛ばしたり揺すったりしたが異常は発見できなかった。
    つづく。

画像はいつの間にか生えて咲いた菊のようなそうでも無いような花。
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ヤーコンをどうしたものか

2024年11月19日 11時26分44秒 | 農事






ヤーコンを作り始めて、今年が一番うまくいかなかった。
決まった作り方をせず、覚えることもせず、その時々にスマホで検索して2、3比較検討後、これにしようといういい加減な農法なので当たり前の結果か。
今までなんとなくまぁまぁの成績だったことも原因だ。
来年こそは、ちゃんと手を掛けて一定程度の収量を確保したい。
まだ花が咲いていて蛙がいたりもしたけれど、霜が降りる前にと全部掘り上げた。
葉をヤーコン茶にすべく乾燥させたりもしたが、蒸してから乾燥させるという記述も見つけて、それも少しやってみた。
わずかな収穫だったのでひと様に差し上げることも出来ないし、先ほど干しヤーコンの作り方という記事を読んだので試してみるべし、だ。
皮を剥いて半切りにして、水にさらして、40分ほど蒸して、日陰で4,5日乾燥ということなら、石油ストーブを炊き始めたので、蒸すのも乾燥も簡単だ。
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蒴果(さくか)としてのゲンノショウコ(現の証拠)

2024年11月18日 14時26分55秒 | アングル






ゲンノショウコのことは過去にいろんな形で取り上げたり、ついでに出したりしているのに、ブログ内検索をしてみても蒴果とゲンノショウコを関連付けていない。
ハリガネゴケ(針金蘚)を取り上げている折に、一度だけ蒴果を使用しているけれど、記憶していなかった。
昨日撮ったゲンノショウコの成れの果てたる独特の姿を撮ってから、蒴果の証拠を示していても果たして本当に種は飛んでいるのかという疑問が湧いた。
神輿草(ミコシグサ)の別名を物語る姿を現していても、くりんと巻いた果皮の先に種がまだ付いているではないか、と思った。
もしかしたら、この後の雨降りで雨粒が当たったらびよんと跳ね上がって種を飛ばすのか、などと想像もした。
NHKの『ミミクリー』という教育動画を見つけて観たら、果皮が跳ね上がって種を飛ばすスロー再生があり、そこで初めてガッテンとなった。
反り返った先にぶら下がっている茶色の豆は、種が入っていた殻なのだったが、まだ花を咲かせているのもあったりして成長過程を一緒に見せている。
身近な植物の中で蒴果は、スミレ(菫)、カタバミ(酢漿、片喰)、ユリ(百合)、アサガオ(朝顔)もそのようで、ようやく少し理解が深まった。

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百日草はこれで終わり

2024年11月17日 17時17分17秒 | イレギュラー






盆と秋の彼岸に墓に供える花として毎年必ず種を蒔いている百日草はこれで終わりという姿。
つぼみもひとつ見つけたけれど、松毬(まつかさ)のような青海波模様のような端正さはなかった。
花も、これが百日草とは思えない姿で、咲き損ないの出来損ないが二つ。
焦点も合わなかったが、観ようによっては、こういうイレギュラーも面白い。
耕運機を走らせたいのだが、少し困る。

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祭りが済んで

2024年11月16日 13時33分00秒 | アングル






昨日、十日町の道の駅『クロステン』に用があって、というより用があった人を迎えに行ってきた。
約束の場所になかなか現れなくて、暇ひまに越後妻有里山美術館MonETの祭りの後を少し観た。
建物前にある藁蓑(わらみの)をアートにした作品が、雪国の暗さを感じさせない色のデザインで素敵。
横のポールは道路横に、ここが道路の縁であると示すポールで、これも良い。

中庭の回廊コンクリート柱に巨大な蜘蛛の巣状の作品があった。
ガラス瓶キャップを潰したような巣を作る蜘蛛がいるよなぁというようなことを想わせられる面白い作品だ。

今年の大地の芸術祭はついに何も観ないでしまったけれど、図らずもその片鱗を祭りが済んでから観られて良かった。
3年後こそ、越後妻有トリエンナーレの全制覇を目指して観回りたいと今更ながら思う。
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