鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

野苺(キイチゴ属クサイチゴ)

2015年05月31日 07時09分47秒 | 身の周りの植物


人通りのほとんどない抜け道に野苺を見つけた。
工事現場用の黄色いフェンスが連なっていて、道側にはみ出した茎に生っていたのをひとつ摘んで食べた。
酸味がなく柔らかくて甘い。
フェンスの内側は、葦が生えてしまっている放置された地で、いくつか熟している実が見えた。
蛇イチゴではないから野イチゴという認識でいたけれど、これこそ29日の記事にコメントをいただいた中にあったキイチゴ。
検索して分かったことだけれど、木なのに正式名はクサイチゴ(草苺)。
キイチゴ属のクサイチゴ。
花は白くて可憐な感じだが、茎に棘がある。
これなら、ウチのガレージのコンクリート隙間に生えていたヤツではないか。
棘があったから冬枯れの間に根元から切ってしまったのか、水不足で枯れてしまったか、記憶にないけれど只今確かめたら消滅していた。
花は咲いていたのに、実をつける前に消えたのは残念にして哀れ。
野苺というのは野にあるイチゴ全般のことらしい。
これからは話す相手に合わせてキイチゴ、ノイチゴ、クサイチゴと使い分けて、たまに知ったかぶりの説明をしてみよう。

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アザミ

2015年05月30日 00時00分14秒 | 身の周りの植物




こんなにも棘だらけのアザミは珍しいと思って検索してみると、これこそ薊(あざみ)らしい。
私が子どもの頃から見慣れていて、いつも花の首を触ってネバネバを面白がっていたのは野薊(のあざみ)のようだ。
普通に歩道なのに、この繁栄ぶりはどうだ。
向こうには先日取り上げた赤芽柏(あかめがしわ)が歩道を半分ふさいでいる。
反対側の歩道は広くて一定の幅だが、こちら側は細いのに急に極端に狭くなったり無いところもあったりのイレギュラー歩道だから、あまり通る人はいない。
私は何だっていつだってそういう方を選びがちなので、この棘についつい触って『あいたた・・』と新しい経験をした。
これはかなり痛い植物だ。
小学生の通学路にもなっている道路だけれど、こちら側は不便でもあり当然ながら誰も通らない。
集団登校では通らなくても、ばらばらの下校時にこの棘の痛さを学習する子もいるだろう。
子どもたちの間では評判になっているかも知れない。
こういうのは道草で道草を学ぶ良い教材だ。
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刈り残し

2015年05月29日 07時02分52秒 | 勝手に応援


近ごろ急に、草刈りシーンを見る機会が多くなった。
昨日も一昨日も出先で役所からの発注仕事としての草刈りを5~6人、7~8人でやっていた。
最初の草刈りは5月の下旬と決めているようだ。
エンジン刈り払い機の音がけっこううるさい。

土手斜面に花が咲いていて、刈り残してあった。
よく見ると一軒分の家幅になっているから、そこの住人が種を蒔いたのだろう。
もっと勾配のゆるい別の場所には耕作禁止の立て札があったりしたけれど、これは黙認されているのかも知れない。
どうしたもんかと、作業員が悩み、下請け監督が悩み、元請け業者が悩み、監督官庁担当者が悩んだ末の結果だろうか。
粋な計らいがされたのか、苦情を恐れたのか、花を刈り取る痛みに耐えられなかったのか、どこかで英断が下されたのか・・。

これから、どう変わっていくのか、密かな観察の楽しみがふえた。
この土手は四季折々の花が咲く土手に、おずおずとおいおいと変わっていくのかも知れない。

手前のコブラの頭のような、宇宙人もどきのような影はスマホを構えながら意識的に作った私の影絵ポーズ。
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ニゴイ (その2)

2015年05月28日 00時55分35秒 | 身の回りの生き物のこと


二人組の若者が釣りあげるのに苦労している場に出くわした。
山科川がU字講状態に狭まっている場所。
こんなに大きいのが釣れると思わなかったからかタモを持っていないようだ。
一人が竿を思いきりしならせて岸辺に獲物を寄せる。
もう一人がコンクリート河川敷に腹ばいになって、手づかみしようとしていた。
役割交代をしたりしてようやく引き上げるまで、土手上から高みの見物をした。
手を広げて測ったり竿を並べてみたりしていたので、声を掛けてメジャーを貸してやった。
60センチ超えてるかなぁ・・と言っていたのが聞こえたからだけれど、メジャーを見せたら、一人が嬉しそうに土手を駆け上がってきた。
どれどれ・・と見せてもらったら、60センチには惜しくも3センチ足りてないけれど大物。
まじまじ見ると川魚と思いにくい変な体型で、目つきと下向きの唇も変。
ビクも持っていないスポーツ・フィッシングのようで、このあとリリースされたニゴイにはニガい経験ながら命拾いのシーン。

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ヘラオオバコ

2015年05月27日 07時18分31秒 | 身の周りの植物


散歩コースの土手道の縁に長く咲いている。
子どもの頃に茎でよく遊んだオオバコ(花茎を引っこ抜きクロスさせて両端を持ち引っ張り合って切れなかった方が勝ち)に似ているが、それより全体に大きいし葉っぱが違うし花が面白すぎる。
花の色や季節でさがしたけれど見つからなくて、『オオバコに似ている・・』と思った原点に帰って検索したらすぐに分かった。

要注意外来生物、非意図的移入、コスモポリタン雑草、雌雄異熟、踏みつけ耐性などという目新しい熟語が並んでいた。

雌雄異熟は自家受粉を避ける仕組みだそうで、雌しべが先に熟してとあるから『やはりな!』と思う。

踏みつけ耐性に関しては、在来種のオオバコにはあるが、外来種のヘラオオバコにはないそうだ。
田舎で、オオバコは地道の道端にしぶとく生える雑草だったから踏みつけ耐性があるというのはよく分かる。

ヘラオオバコの冠状の白いのが花だと思ったら雄しべだそうで、今度持ち帰って虫眼鏡で観察してみたい。
スマホにラップを巻き、水滴をレンズにつけて撮影というのも試したい。
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トラブル

2015年05月26日 09時13分05秒 | 懐疑・猜疑・疑義


2台以上のパトカーが停まっていたら、交通違反の取り締まりではない。
消防車がいないし、向かっているサイレンも聞こえないから火事騒ぎではない。
道路上に散らばっている物がないから衝突事故ではない。
警官以外の人が集まっていないから人身事故ではない。
そのように消去法をやってから、警官3人が対している車に、『あー今日は金曜日か』と気づいた。

金曜日は燃えないゴミの日。
リサイクル法に含まれない家電や自転車や雑多なものが指定場所に出される日。
あーもったいない・・とほとんどいつも思う日。

停められている軽トラックは、早朝から住宅街を走り回って金目になるものと金属全般を選びとって持っていく車なんである。
むかしは廃品回収業者と呼んでいたけれど、今はリサイクル業者と呼ぶ目利きだ。
『持ち去り禁止』というような張り紙をしてあって、禁止なのは資源ごみの日の空き缶などの筈で、燃えないゴミとして出されているものを持ち去ったって文句言われる筋合いはないのでは!?
何かの通報があったのだろうか??
以前、この車の人が話しかけてきて、ウチのガレージにある原付バイクをたどたどしい日本語で処分しないかと言われたことがある。
無料で廃車手続きもしてあげるし、無料で引き取るというのは今まで何回言われても断っている。
まだ使えるということもあるけれど、有名バイク屋に電話したら、買ってくれることを知っているから・・。

横道にそれた。
ゴミとして出していないけれど、紛らわしい置き方をしてあった自転車を持っていってしまったからか??
何かの容疑者になっていて、とりあえず身柄確保する別件逮捕か!??
入管法違反とか旅券法違反容疑か?
今、テレビで外国為替法違反という言葉が流れた・・もしかしてそんな容疑??
早朝から住宅街をぐるぐる回っているこの人たちに、何も悪い感情を持っていない。
いじめや嫌がらせとならないように・・。
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・・聖地です・・犬の散歩などは、ご遠慮下さい。

2015年05月25日 15時27分56秒 | 散歩は夢中




萬福寺といえば、黄檗宗の本山なのである。
霊園申し込み受付中なんであります。
『犬の散歩』とは犬連れの散歩ではなくて、犬に気晴らしをさせるための犬のための散歩なのだろうと理解はしている。
おしっこうんこがなければ、嫌われることもないのかな?
墓地には、とにかくペットを入れてはいけないということなのかな?
故人に愛されていたペットを墓参りに連れて行きたい人もいるんだろうなと思ったりして、犬の散歩などの『など』に引っかかって首を傾げるばかり。
お骨が詰まっている墓地に犬を連れ込んだら、犬は人間の墓たる何かを嗅ぎつけて異様に興奮したり過剰に緊張したりするものだろうか?
何も感じないで、片足あげたりするから駄目ってことかな?
ハチ公が切ないのは、待ち人来らずの末にあきらめて帰る姿。
とか何とか想いつつ、何はともあれツツジが綺麗だ。
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ブラシの木

2015年05月24日 00時05分00秒 | 身の周りの植物



散歩途中の何か所かで見た。一つ見ると、ここにもあそこにもと見つかる。今年は花の咲き方が狂っている。このブラシの木の開花が例年より早いか遅いかは自分の庭のものではないから知らないけれど、一斉に咲いたという感じがある。

先日帰省した田舎にて聞いた話では、同じ紫色の花でも藤と桐が同時に咲くなどということはなかったのに、今年はどういうわけか咲き方がおかしいとのこと。田舎の農家の言い伝えで、『豆は桐の花が咲くまえに蒔け』というのがあるのに、それができなかったとか。

ブラシの木というのは何となくいつの間にか知っていたが、撮ったり触れたりするのは初めて。細身のグラスなんかを洗うのに最適みたいに見えて、握ってみたら、手応えがないくらいに柔らかい。見かけはゴワゴワの感じだけれど役立たずの軟弱。美しい鼻毛のようにも見えたりしても、じつは花から雄しべと雌しべの噴出状態。
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『なつみ』となづけられたみかん & 台灣絵葉書的漢字

2015年05月23日 09時08分22秒 | 懐疑・猜疑・疑義


春みかんとよばれるというみかんをいただいた。この時季、もう夏みかんが出てくるから甘いみかんはないと思っていたけれど、こういう新種があったのか。ちょっと甘みは薄いが、その分虫歯にはなりにくいと思われて気軽に食べられる。『食べられます』と書いているのに、『たべれます』とも書いてあるのが気にかかる。行け→行ける、のように、『食べれ』が方言ではなく一般的な命令形ならそれでも良いが・・。この命令形はすでに全国的に一般化されているのだろうか!?

台湾から絵葉書が来た。簡略化されていない漢字がみえる。差出人住所の何々市何々区の区は、匚の中が品になっている。医院の医の字も難しい字だ。医の字の匚(はこがまえ)は、本当は匸(かくしがまえ)だそうだ。矢をはこに入れるのではなくて、矢を隠すということらしい。またもちょっと検索してみて知ったばかりの横道。

なぜ、この二つを一緒にして画像に撮ったか・・・最近、我が家にやってきたモノを並べただけ。ミスマッチ、アクシデント、コラボレーションてなカタカナも浮かぶけれど、ただ何となくそれとなくの思いつき。
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野良猫 (その2or3)

2015年05月22日 07時06分46秒 | 身の回りの生き物のこと


ある公園の付属建物近辺にいたので、金網フェンス越しに撮った。
尻尾がないように見えるけれど、じつは灰色地に黒いリング模様がチャーム・ポイント。
ワオキツネザルの尻尾に似ていたのに、写せなかったのが悔やまれる。

背中に画像処理のボカシみたいな茶と黒が入っている。
これも三毛猫というのだろうか? 
連れが『アメリカン・ショート・ヘアに似てますね・・』と言った。
帰って検索比較してみると、だいぶ落ちる・・かなり負けてる。

まだオトナになっていないように見える。
連れがオカキを投げ入れたら、少し興味を示したふうに嗅いではみたものの喰わなかった。
辛い匂いが嫌なのか、満腹だったのか、とにかく卑しい素振りをしない。
でも、この目つきは野良猫の風格と思われる。
トリミング拡大してみて、この目にはちょっとたじろいだ。
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これぞ赤芽柏

2015年05月21日 07時01分06秒 | 身の周りの植物


以前、アカメガシワの葉がツートンカラーになった変種(?)を紹介した。
先日、これこそ名にふさわしいという姿を撮ることができた。
部分的に見れば花と変わらぬ良さなのに、どこにでも生える邪魔な雑木の葉っぱでしかないから軽んじられているように思われる。
せめてわたしが、風景に溶け込んでしまっているこのわたしが、物好きジイさんとなって撮ってやるしかない。
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ショウジョウバカマ(美人林にて)

2015年05月20日 01時11分59秒 | 旅行


二週間前に行ってきた新潟県十日町市松之山の美人林で撮ったもの。
林を貫く切り通しの崖に咲いていた。
私の認識しているショウジョウバカマとはかなり違って品が良い。

もっと密度があり、ザンバラ髪のような、太いポンポンのような感じで、パッと太短く咲いてるか、がくんと下を向いていて、田舎の呼び方であるオコメシバナ(おこわ飯花)がぴったりの花のはず。

検索してみると、ずいぶん色に変種があるようだ。
花の数が少なくて、雄しべ雌しべが奔放に自己主張してるのに可憐だ。
美人林のショウジョウバカマはさすがに違う・・などと思った次第。
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豪雪地帯の椿 2015年(その2)

2015年05月19日 06時42分15秒 | ウチで咲いた花




何か記事にする画像がないかと写真フォルダーを見たら、この白い椿があった。
決してほめてもらえるような画像ではないけれど、記憶代わりと自分のアリバイ証明としての乱撮りなのでしょうがない。
葉っぱが邪魔だったり、しっかり構えてなかったり、構図がなってなかったりする。
昨年に草刈りを3回もしたからか少し植生が変わったようで、今年はツクシとスギナがやたらに目立った。
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ゼニゴケの雌器=破れ傘

2015年05月18日 13時48分48秒 | 身の周りの植物




スギゴケが繁茂してるなぁと、何となく撮ってみたのがこれ。
でもスギゴケとは何か違う。
スギゴケは杉の葉のように、あるいはスギナのように無数の細い葉(?)が放射状になってる筈なのに、これは葉というより枝状で、数えられる。

検索したら、ゼニゴケの雌株が形成した雌器で俗に破れ傘・・・というような記述が岡山理科大学の植物生態研究室(波田研)のホームページにあった。
破れ傘というより張る前の骨組みという感じ・・レゲエという感じ。
傘張り浪人は、制作工程の一つを担っていたのではなくて、破れた傘を貼り直すリサイクルをやっていたようだ・・と、また横道にそれる。

破れ傘という植物もあるそうだ。
ところで、破れ傘はどう読むのか。
『やぶれがさ』とも『やれがさ』ともある。
どっちでもいいのか。

出汁をどう読むかというのが《世界ふしぎ発見》でひょいと出てきた。
料理をすることも関心もない男なら、読めなくてもふしぎはない。
私も咄嗟に『でじる』と読んだ。
出し汁だったのに、出汁を『だし』と読むようになったなんてズルい。
また横道。

ゼニゴケって、何が銭なんだろう。
銭さえあれば後家さんも未来に希望と夢を持てる。
画像は、とにかくゼニゴケの雌器なんである。
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センダンの花

2015年05月17日 00時09分01秒 | 散歩は夢中


ナンジャモンジャの花が盛りだという視聴者の便りを、NHK京都のローカルで伝えていた。そして、滋賀県の友人からも画像付きのメールが来た。それがボヤボヤーとした感じの白い花だったから、私の散歩コース上の大木に咲いたこの花は、ナンジャモンジャによく似ているけれど、ちょっと違うな・・という感じ。

自分で調べるなり、《この花は何の花》とネットで問い合わせたら良いところを、友人への返事代わりに画像を送ってみた。そうしたら、図鑑を調べたり、他の人に画像を又送りしたりして、センダンだという答えをだしてくれた。このセンダンの花は妙に惹かれる。説明しがたい魅力を感じるのはなぜだろう。

検索してみると、花の匂いはほとんどないというような記述だった。でも良い香りが漂っていた。違う別の何かの香りだったのだろうか。明日から三日間散歩に行くことができないが、来週中には鼻をつけてしっかり嗅いで確かめたい。

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