鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

目につく色いろいろ  その②

2024年11月29日 08時32分44秒 | アングル






鷹の爪を全部もぎ取った後でもそのままにしていたら、2度目の実が生ったものの赤くならない。
緑のままでも十分に辛いのだと思うけれど、緑色の乾燥鷹の爪はできるだろうか。

一昨日の記事に取り上げたタンポポ(蒲公英)の綿毛の閉じた状態が、撮った次の日の朝は『さらに頑なに閉じている』と記した。
それなのに画像を載せないでしまったのだが、朝露に濡れたせいで頑なさが強調され白も際立っている。

小さな花壇の中に落ちた枯葉に、渋く輝く甲虫(こうちゅう)が乗っていた。
逃げられないうちにと急いで撮ってから指先でつついてみたが寿命尽きたもののようだった。
黒いドットの整然とした列と光り輝くメタリックブラックなので直ぐに名は判るだろうと思った。
それなのに、検索の仕方が悪いのか、どうしても名前に辿り着けない。
死骸は私のコレクションとなって、今は玄関の靴箱の上にある。
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目につく色とりどり  その①

2024年11月28日 08時08分08秒 | アングル




いつ雪が降りだすか分からないような空模様のもと、わが家唯一のモミジ(紅葉)が赤々と染まった。
下に透かし見えているのは、昨年友人とユンボを使って掘り上げたビオトープ。

ステンレス製の蒸し鍋を石油ストーブに掛けてヤーコンを蒸していたら、金属が溶け出したようで緑色になった。
調べてみると、緑色はニッケル(N)とクローム(Cr)イオンなので、たぶんそれぞれの含有量が18%と8%の18-8ステンレス製鍋なのだと思われる。
毒性が気になったけれど、直接この緑色の液体にさらしたわけではないので、『ま、いっか』ということにして、干し籠ネットに入れて乾燥ヤーコン製作中。
    つづく
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奇妙に自然

2024年11月26日 08時36分36秒 | アングル




『奇妙な自然』としようか『奇妙で自然』としようかなどと迷った末に、『に』にしたのはこれが一番自然だと思ったから。
最初の画像はホコリタケ(埃茸)なのだが、左側の凹んでいるのは、私がつついて遊んだので戻らなくなったもの。
埃状あるいは煙状の胞子を吹き出た瞬間を撮りたかったけれど、左手指と右手指の連携がうまくいかなかった。
それで何気なく画像を拡大してみると、表面の模様が有機的でしかも幾何学的で、それでいて奇妙に自然と思った次第。

2枚目画像はタンポポ(蒲公英)の綿毛が閉じている状態で、今まで2回ほどしか観たことがない。
半分失くなっているのに、まだ残りが遠くへ飛ぶために満を持しての態勢をとっているということなのだろうか。
撮ったのは好天だった昨日の日暮前だったのだが、放射冷却の夜を迎える準備かもしれない。
今朝はどうなっているか、庭先のことなので、観に行って来よう。
氷点下にはならなかったようで露は凍っていないが、昨日よりさらに頑なに閉じている。
他のタンポポがあればと捜したけれど、最後のものらしく、飛んだ後の殻しか見つからなかった。
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蒴果(さくか)としてのゲンノショウコ(現の証拠)

2024年11月18日 14時26分55秒 | アングル






ゲンノショウコのことは過去にいろんな形で取り上げたり、ついでに出したりしているのに、ブログ内検索をしてみても蒴果とゲンノショウコを関連付けていない。
ハリガネゴケ(針金蘚)を取り上げている折に、一度だけ蒴果を使用しているけれど、記憶していなかった。
昨日撮ったゲンノショウコの成れの果てたる独特の姿を撮ってから、蒴果の証拠を示していても果たして本当に種は飛んでいるのかという疑問が湧いた。
神輿草(ミコシグサ)の別名を物語る姿を現していても、くりんと巻いた果皮の先に種がまだ付いているではないか、と思った。
もしかしたら、この後の雨降りで雨粒が当たったらびよんと跳ね上がって種を飛ばすのか、などと想像もした。
NHKの『ミミクリー』という教育動画を見つけて観たら、果皮が跳ね上がって種を飛ばすスロー再生があり、そこで初めてガッテンとなった。
反り返った先にぶら下がっている茶色の豆は、種が入っていた殻なのだったが、まだ花を咲かせているのもあったりして成長過程を一緒に見せている。
身近な植物の中で蒴果は、スミレ(菫)、カタバミ(酢漿、片喰)、ユリ(百合)、アサガオ(朝顔)もそのようで、ようやく少し理解が深まった。

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祭りが済んで

2024年11月16日 13時33分00秒 | アングル






昨日、十日町の道の駅『クロステン』に用があって、というより用があった人を迎えに行ってきた。
約束の場所になかなか現れなくて、暇ひまに越後妻有里山美術館MonETの祭りの後を少し観た。
建物前にある藁蓑(わらみの)をアートにした作品が、雪国の暗さを感じさせない色のデザインで素敵。
横のポールは道路横に、ここが道路の縁であると示すポールで、これも良い。

中庭の回廊コンクリート柱に巨大な蜘蛛の巣状の作品があった。
ガラス瓶キャップを潰したような巣を作る蜘蛛がいるよなぁというようなことを想わせられる面白い作品だ。

今年の大地の芸術祭はついに何も観ないでしまったけれど、図らずもその片鱗を祭りが済んでから観られて良かった。
3年後こそ、越後妻有トリエンナーレの全制覇を目指して観回りたいと今更ながら思う。
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今冬の積雪量占い

2024年11月13日 10時35分44秒 | アングル






カマキリ(蟷螂)の産み付けた卵嚢の高さで積雪量がわかるとかなんとか、よく言うけれど、そんなものはまるで信用できない気がして、それこそ『よく言うよ』だ。
ゴーヤを絡ませるネットの支柱に産みつけられていた卵嚢は地上2m足らずの場所だった。
昨日、アサガオのグリーンカーテンを片付けていて見つけたのは、小屋根の軒先と軒天井に合計4つもあって、集団産卵でもあったのかという様子。
犬走が一段「上がっているので、軒天井の高さは4m近くある。
2mと4mでは倍ほど違うので、カマキリも種によって予想の見解が違うようだ。
玄関先でコカマキリ(小蟷螂)をしょっちゅう見るのは、この個体がもうここを動きたくないということか。
あまりに地味画像ばかりなので、昨日キタテハ(黄立羽)が陽の当たる葉に止まったところを撮れたので挙げよう。
そういえばアカタテハ(赤立羽)を最近見ていないなぁと思った。
何があってもおかしくないこの頃だから、なんらかの理由がありそうだ。
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茸の時期は来たけれど   その②

2024年10月22日 06時16分44秒 | アングル




端正な椎茸も出てきて、このまま大きく育ったら良いけれど、2日も経てば、しどけなく広がって、らしさを失うだろう。
銀杏はイチョウ(公孫樹)の実のことなのに、パソコンの変換はイチョウで『銀杏』と出てくるからいい加減だ。
銀杏が落ち始めたが、まだ固くて臭いはしない。
先日、友人とイチョウのそばで話をしていたら、いきなりどさっと太い枝が折れて落下した。
下にいたらいかったてがんに(下に居たら良かったのに)と、悪い冗談を言う奴。
自重に耐えられずに折れ落ちてきた太枝に当たって亡くなった人がいたのを踏まえた上だから始末が悪い。
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茸の時期は来たけれど

2024年10月21日 07時19分00秒 | アングル




ようやく長引いた夏は去り、雨がち天気に寒さも加わって、茸の時期は来たけれどなんか変。
椎茸の榾木なのだから、多少は変でも椎茸に違いないと、この秋の初収穫をした。
一応撮ってはみたものの、本当に椎茸だろうかという気がしてきた。
もうバター焼きをして腹に収まっているので、今更疑って痛くない腹を探っても仕方がない。
真ん中の椎茸ときたら逆さまに生えているではないか。
出始めはいつも、端正な椎茸のできないことが多かったんだったな。

草刈りをしない草藪に赤いホオズキ(鬼灯)が見え隠れしているのを、分け入って撮った。
真っ赤な無傷のものを観ると妙に生々しくて、柄まで赤いのが今更ながら新発見気分。
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セイタカアワダチ(背高泡立草)にハナグモ(花蜘蛛)

2024年10月19日 11時02分00秒 | アングル


この頃あざやかな色が見えるとなれば、たいていセイタカアワダチソウだ。
花の一輪一輪はどうなっているのかと接写しようとしたら、嫌がって隠れる蜘蛛がいた。
そこを無理矢理回り込んだり下から迫ったりしてようやく撮れた。
花を撮ろうとして、興味が虫にいくのはいつものことで、生きているものとの駆け引きから偶然に思いがけないシーンが撮れる。
プロの高級カメラならこうは決して撮らないはずの切りとりを楽しみたい。
ハナグモは何種類かいるようだけれど、この程度の画像では同定しようがない。
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沢を上りながら

2024年10月17日 09時24分24秒 | アングル






1週間の留守で生家の様子がどう変わってしまうか、一番気になっていたのが沢の上の貯水池から引き込んだ水が池に流れ込み続けているかどうか。
流れ落ちてはいたけれど、水量は少なくなっていて、あるべき深さの半分しかなくなり、アオミドロ(青綿)が一面に広がっていた。
アオミドロは広辞苑を引くと水綿とあり、確かにそのようで、色は別として、綿を布団の大きさに纏めておくために使う真綿のようだ。
すぐに真綿状アオミドロを掬い上げ、メダカの生存を確認し、貯水地の確認に沢を上がった。
途中でニラ(韮)の花に似たのが咲いていて、撮って調べたら、イワミツバ(岩三葉)とでた。
初めて認識した植物で、北海道では蔓延ると大変と要注意外来種になっているらしいけれど、蔓延って欲しいくらいだ。
沢を流れる水の落ち葉を取り除いたらカワニナ(川蜷)がいた。
石を裏返してみたら、案の定サワガニ(沢蟹)もいた。
ホタル(蛍)は2年ほど前に窓から飛んでいるのを1匹見て以来、見ていない。
その時季に沢にきたら観られるのかも知れない。
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ローズマリーにヤマトシジミ(大和小灰蝶)  その②

2024年10月14日 07時25分00秒 | アングル


一昨日に続いて昨日もローズマリーの場所を通り、ヤマトシジミが何匹かいるのを観た。
翅表の美しい雄が、おそらく雌と思われる一匹の背後に止まったところも撮れた。
そっとスマホを近づけたのに、葉に触れて揺らしてしまい、飛び去られてしまった。
近づきさえしなければ、交尾の瞬間が観られたかもしれないのに誠に残念。
このヤマトシジミの幼虫はカタバミ(酢漿、片喰)だけを食草とするそうなので、ローズマリーに産卵のために来たのではなさそう。
でも、ローズマリーに産み付けられたヤマトシジミの卵を見つけたなどという記述もあったから、孵化してからカタバミを目指すのかもしれない。
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ローズマリーにヤマトシジミ(大和小灰蝶)

2024年10月13日 06時46分06秒 | アングル




宇治での散歩コースにローズマリーの植っている場所があり、通る時はたいてい触れて匂いを楽しむ。
昨日はヤマトシジミが飛んでいて止まったところを接写できた。
蜜を吸いだしたら、触れそうなくらいにスマホを近づけても逃げることがなかった。
そこまで夢中なのだから、花はどんなものかと端正なものを選んで撮ってみたら、うさぎのぬいぐるみのようだ。
雄蕊雌蕊の曲がり方は、吸蜜にくる相手を受粉に利用する形なのだろうと思われる。
ヤマトシジミもそうだろうか、花蜂のような体型のせわしなく動く昆虫の方が適任か。
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長期滞在帰省から戻る途中の句碑

2024年10月10日 09時20分30秒 | アングル






『奥の細道』の句碑が北陸道には何ヶ所か在り、南条S.A.のものは初めて観た。
【月に名を 包みかねてや いもの神】その心は、検索して幾つかの解説を読んだけれど難しい。
十五夜の名月の日は芋(里芋)を掘リ始める日であり、芋を供える月であり、茶屋に下がっている疱瘡除けの呪いも目立っている、ということのようだ。
疱瘡は「いも」とも言ったようで、身体中、顔中に痘痕(あばた)ができるからだろうか。

何世代も繋いでいるカブトムシ(兜虫)の幼虫がプラケースの中に10匹と、処分しようとバケツに入れていた使用済みクヌギマットの中にも貧弱なのが9匹見つかった。
あまりにも多すぎるので、半数は先祖の地である我が十日町に持ち帰ろうと思う。
仲間が居そうな落ち葉の積もった辺りに放すつもり。
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求愛ポーズではなくて拒否

2024年10月06日 06時41分06秒 | アングル






紋白蝶がミゾソバ(溝蕎麦)の花に止まって吸蜜をしていた。
その周りを飛ぶ別のもいて、雌と雄に違いない。
飛んでいるのが止まっているのに近づくと、止まっている方は翅を広げて尻を上げた。
受け入れか、あるいは積極的な求愛ポーズなのだろうと思われた。
それにしては周りを飛ぶ方は合体を成功させないでひらひらと舞うばかり。
どちらが雌でどちらが雄か、どちらが消極的なのか積極的なのか、混乱してしまった。
検索してみると、教師向けの『NHK for school』という動画が見つかった。
吸蜜していたのは雌で、尻上げは求愛ポーズではなくて拒否なのだと分かった。
交尾の済んだ雌は、こうして交尾を拒否するというのだが、必要がなくなったのにフェロモンは出ているということだろうか。
それとも雄はフェロモンではなく、目で雌を認識しているのだろうか。
紫外線を当てると、雌の方が白いことが分かるのだそうで、雄はそれを頼りに迫るわけか。
羽化して成虫になった後は2週間の命で、雌は2キロ四方を飛び回っておよそ400個の卵を産みつけるという。
何匹も空中でちらちら舞っている場合は合コンのようなものではなくて、1匹の雌を多数の雄が追いかけているのだという。
拒否のポーズが尻上げだなんて、なんだか腑に落ちない。
交尾したまま飛んでいたりすることもあるけれど、1回1匹との交尾だけで雌は400もの受精がなされるのか。
交尾成功した雄は、また別の雌を追いかけるのか、1回で精魂果てて死んでいくのか。
そのようなことは教えてくれなかった。
3枚目の画像はゲンノショウコ(現の証拠)画像の露出を上げ、切り取ってみたもの。
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他所のビオトープなど

2024年10月01日 05時20分20秒 | アングル






里芋を植えている田に沿ってU字溝の農業用水路があり、その向こうに他所の放置された池がある。
錦鯉を飼っていた持ち主は亡くなり全くの放置状態。
三つの池があったのだが、その一つは水が抜けて、雑草のジャングル化している。
水があれば、陸の雑草は育たないので、一応水を張ってあるという格好になっている。
そうなると、いわゆる自然のビオトープになっていくので、ヒトのものだけれど、だんだんと変わっていく水生植物の植生を注目している。
今年から見たことのない花が咲き始めたので調べてみたら、聞いたこともないミズオオバコ(水大葉子)だった。
以前はどこにでもあったのが絶滅危惧種になってしまったそうで、わがビオトープに進出するのもそう遠くないと思われる。

庭石の上を這うニホントカゲ(日本蜥蜴)を撮ることができた。
ニホンカナヘビ(日本金蛇)と同頻度で目撃するけれど争っているのは見たことがないので、穏やかに共存しているようだ。
青銅色の長い尾は、いざ何かに襲われた時はどこからでも自切できるのか、それとも場所は決まっているのか。
彼らの捕食者は、空からはカラス(鴉)、モズ(百舌鳥)、地上ではネコ(猫)、タヌキ(狸)あたり。
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