雪の重みや雪溶けやモグラかネズミのトンネル工事などで荒れ、そのあとで生えた雑草で見た目が最悪状態の水なし池周りを地均しして芝を植えた。
うちの田んぼの土手に生えている芝を剥がして植えたらどうかとか、宇治で散歩中に道端にはびこる芝を毟って持ってこようかとも考えたことがある。
でも、今時分の土手の芝は枯れて長い葉が茶色になっており、芝生という体裁ではなかった。
散歩途中で見る芝を毟ってくるのは論外とも思われてあきらめ、ホームセンターから芝を購入することにした。
高麗芝と野芝があり、高麗芝というのは葉っぱが長いと聞いたことがあるので、ちょっと値が高い野芝にする。
10枚組0.5坪で698円だったので、3束1.5坪分2094円を敷き詰めた。
そうしてみると狭い縁も延べで2坪位あるということか。
それにしても、苦心して積んだ石のあいだにスギナが生えて情けない。
ツクシの胞子は風に乗ってどこにでも散らばるから防ぎようがない。
リュウノヒゲを這わせるのが良いと言ってくれる人がいたけれど、芝生のようにはいかない値段で悩む前に却下だ。
そこそこの金額をつぎ込むことで、手間暇掛けて大事にしようという気も起きるのだから、金は掛けるべきなのだけれど。
畑では、石灰も肥料も一切いらず連作障害もない優秀作物のサツマイモ畝を作り、黒マルチを被せた。
今年は少しだけ苦土石灰を施した。
まだまだ苗蔓の売出しもしていない。
早くやっておけば、気温の上がった日に黒マルチ内の温度が上がり、病原菌などが死滅するのではないかと期待する(知らんけど)。
昨年まではウイルスフリーの値の張る苗蔓を買ったけれど、今年は予約してもシルクスウィートのそれは入荷しないかもしれないなどと言われている。
それなら、ウイルスフリーでなくてもいいから、ネットで見た黒あざ病対策の47℃〜48℃の湯に15分浸ける、というのをやるべきか。
苗を入れたら湯温が下がるだろうに、15分間その温度を保つため、ヤカンに熱湯を用意しておいて微調整をしなければいけないのか?
などと、初めてのことは悩ましい。