鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

マガモ(真鴨)と山王鳥居

2024年12月31日 08時19分19秒 | 散歩は夢中








山科川沿いの遊歩道を歩けば、必ず何らかの野鳥を観ることができる。
シラサギ(たいてい小鷺か中鷺)ほど目立たないけれど、マガモもこの時季はいつもいる。
つがいが同じ方向を向いているシーンを撮ろうと構えてみても、メスは水中に頭を突っ込んで採餌行動ばかり。
オスは食餌をあまり必要としないのだろうかと思うほどに、メスの周りを泳いでいるだけだ。
常にメスを守って警戒を怠らないが、ときおり頭を掻く。
ついに同じ方向を見ることも、同じ姿勢を取ることもなかった(一昨日の撮影)。

昨日の散歩は神仏習合の山王鳥居の建っている御蔵山聖天を目指した。
まだ人気はなかったけれど、大晦日の今日はぼちぼち、明日の元旦からは参拝客もそこそこあるはずで、受け入れ体制はひっそり万端整っているようだった。
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アジサイ(紫陽花)と蛇と愛宕山

2024年12月30日 07時16分31秒 | 散歩は夢中










歩道の街路樹周りは、そこに面している住人が私有地のように何かを植えていることがある。
目に余るほどのものでない限り、問題になることもなく暗黙の了解事項といったところ。
そんなひとつに、たぶんアジサイと思われる植え込みがあって、葉が珍しい色着き方をしていた。
急激な寒さがなく強い雨風もないままに来たせいで葉が残っているのだろうと思われる。
もしも毎年このように紅葉黄葉となる個性なら、挿し木で増やして、それぞれの街路樹の根元に植えたいくらいのものだ。
昨日の散歩はホームセンターペットコーナーに展示販売されている蛇を撮ることを目的にした。
どれもこれも14,800円とあり、肉食とわざわざ明記してあったけれど、肉食でない蛇など存在するのかな。
帰りは愛宕山を撮るために家並みの切れた場所へ遠回りなどして、久々の10,000歩越えとなった。
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ススキ(芒)とフヨウ(芙蓉)と比叡山

2024年12月29日 10時53分44秒 | 散歩は夢中








団地の周囲をなぞるだけでも十分に散歩としての距離を稼げるので、歩き始めは先ず端を目指す。
昨日は周囲のフェンス越しに比叡山がくっきりと見えたので金網が写らないようにと構えていたらゆらゆらと風に揺れているススキに焦点が合った。
種をぶらさげた綿毛が穂から離れた瞬間でも撮れたら面白いだろうに、と思ったのは只今の後付けで、それは写真家や画家の仕事かもしれない。
雪に閉じ込められずに撤収してきた故郷の十日町は警報こそ出ていないものの1m越えの積雪とのことだが、こちらの比叡山はまだ雪を被っていない。
幹線道路脇に生えているフヨウ(たぶん酔芙蓉)に、ドライフラワー化している花がいくつか見られた。
アスファルト歩道と擁壁の間に自然に生えたのを、歩行の邪魔にはならないからそのまま構わずにおかれているのが好ましい。
それにしても、酒に溺れて枯れることも忘れたひと枝ひと花という風情が哀れ。
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柳は盛んに散っている

2024年12月28日 08時34分34秒 | アングル






田舎からこちら宇治に戻る途中の北陸道尼御前上りS.A.で観た芭蕉の句碑のことが時々思い出される。
それなのに、スッとあの句の五七五が浮かんで来ないのは、古典の素養が無いからに違いなくて自分にがっかり。
『庭掃て 出ばや 寺に 散る柳』 芭蕉。
(寺に泊めてもらったからには作法通り)庭を掃いてから出発したいものだ 柳の葉が散っているのだから。
若い僧が一句ねだって、硯箱と紙を持ってきたのに対して、即興的に読んだ句らしい。
その件の『奥の細道』を紹介するブログ記事などを読むと、短い五七五に素養が詰まっているということのようだ。

宇治黄檗の運動公園テニスコート脇にある柳は黄葉となり、いま盛んに散っている最中。
葉ばかりではなく、細い枝もかなり千切れて落ちている。
春になれば、新枝が伸び新芽が黄緑色に染まる。
大阪方面に電波塔群が見えるのだが、今まで左側の塔群が生駒山山頂だと思っていたのだが、どうも右側の塔群がそれのようでもあり判然としない。
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レンブラント光線とイヌビワ(犬枇杷)など

2024年12月27日 11時35分00秒 | 散歩は夢中






ようやく明るいうちに散歩に出ることができて、下り坂から行く手の空にレンブラント光線が観られた。
雲の動きが速くてどんどん様相が変わったので、差し掛かったタイミングと位置が撮るためにはベストだった。
昼でもやはり冬の景色は他所様の生垣や植え込みも地味目の寒色だから立ち止まって観るほどのものが少ない。
葉がほとんど落ちていることで気づくことのできた、初めて見る植物があった。
ドングリほどの大きさでしかないのに、イチジク(無花果)にそっくりな実(?)を付けている。
こういうのは大抵、イヌ〇〇という命名がなされているだろうと、反射的に想像した。
スマホの『調べる』で確かめると、案の定であったが、意外なことにイヌビワと出た。
イチジク属とまで記してあるのに、名にビワが付くとは、後から訂正しようにも、もう定着したから仕方ない、という名なのだろう。
わが家のかわいらしい庭にも生えていて、実(?)が生ったというのだが、いつの間にか実が失くなっていたそうだ。
となると、鳥が食えるものということになるし、ウチに生えたということはその糞からに違いない。
検索すると、食べるとかジャムという言葉も見えたので、先々に小さな期待もできそうだ。
道路に何のものか分からない葉が1枚だけ落ちていて、不思議な模様に注目した。
病気でも虫食いでもなくて、このような葉が木全体を覆っていたら、さぞ物珍しいだろうと思われた。
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ついつい遅くなって散歩ではなくウォーキングに

2024年12月26日 08時39分39秒 | 散歩は夢中


日が短いのでうかうかしているうちに夕方となり、散歩の楽しみとしての発見は見込めずに、ただ早足のウォーキングになる。
体のためには良いだろうけれど、心の方は物足りなくて、またしても夜景しか撮るものがない。
団地の中で1番高い場所のフェンス上端にスマホを押し付けて撮った。
シャッタースピードは2秒くらいだろうか、ジーと音を立ててから切れるので、肉眼ではかなり暗いが画像はけっこう明るく撮れる。
真ん中上空には星まで撮れていて、たぶん木星。
右端のなだらかな斜面を上がれば桃山となる。
桃山が東山三十六峰の最南端の山だろうかと調べたら、伏見稲荷の稲荷山(標高232m)が南端峰のようだ。
左のビル群は伏見区南端の向島ニュータウンで、横に広がって見える光は間延びした伏見区。
前方の山並みは西山連峰だが、火の用心の愛宕山(標高924m)は霞んで見えず残念。
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山科川にて夜を過ごすことにしたらしいシラサギ(白鷺)

2024年12月25日 08時03分08秒 | 身の回りの生き物のこと






サギ(鷺)の仲間はまとまって、塒(ねぐら)と決めた木々に、種を問わず集って居ることが多いのではなかったか。
テレビの紹介でも、自分で実際にバードウォッチングをしていた時にも、そのような集団を作っているのを何回か見聞きした。
集っていたら目につき、観察のやり甲斐もあって、それが当たり前のように思い込まされているのかもしれない。
山科川の土手を夕方散歩していたら、暗い川の中にぼうっと白いものが見えて、レジ袋かと思った。
遊歩道から最短の真横から目を凝らすとサギと分かり、たぶんコサギ(小鷺)なのだろうということは撮った画像を観て確認できた。
柵の手すりにスマホを固定してボタンをタップしても、暗いので3秒ほどシャッターが下りなかった。
対象も少し動いたりして、良さそうに撮れたのは、この程度の画像2枚。
街灯はあるので真っ暗になることはないし、鳥目ならぬ意外に夜目もきき、こういう場所が安心できるのか。
個性にも拠るのかどうか、何しろこいつは、今の所は降雨増水の危険もなく、おそらく天敵も近寄り難い暗い川の中で、夜を過ごそうとしている孤高タイプのようだ。
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病院のち散歩のち寿司

2024年12月24日 11時25分25秒 | アングル




術後経過の診察は3ヶ月毎が半年毎になり1年毎になっているのだが、今回で8年が過ぎマーカーに異常はなくても後2回来てくださいねということだった。
転移とか再発の気配なしという太鼓判をもらって昼過ぎに帰り、ゆっくりしていたら夕方になり、慌てて散歩に出た。
病院内でも採血の受付を済ませた後の待ち時間に田舎の水道代を支払にコンビニに行ったりと、あえて行ったり来たりをして歩数を稼いだ。
それでも今年の目標であり、ここまではうまくいっている平均値を少しでも下げないように1日6000歩を目指す。
冬至は過ぎたばかりなので、まことに日は短くて、暗くなっての散歩は刺激に欠ける。
空気は冷たく澄んでいて、散歩後しばらくして行った回転寿司への行き帰りでも、妙に違和感を覚えた。
確実に冬の寒さなのに湿り気がなく、車のガラスが曇らず、空気が澄んでいる。
雪国から帰ったばかりの身には、視界が白くなくて乾いた寒さは冬ではない。
回転寿司では、気に入っている鰯握りを三皿も食べた。
回転しているのを始めに取ったら温くて少し残念だったので、そのあとすぐにタブレットで追加注文をした。
解凍したての冷たいネタだと美味しさが増して最高の税込1皿115円は安い。
青魚は締め鯖握りも2皿食べて、鯵も食べたかったけれど少し高いので取らず、秋刀魚は初めから無かった。
3人で20皿2300円の半分以上の11.5皿を私は食べて、風呂前での計測は前日より200g増えていた。
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宇治に戻って久々の散歩

2024年12月23日 16時26分16秒 | 散歩は夢中




生家に滞在した、約3ヶ月間の後半は農事で汗をかくこともなくなり、ハードな作業もあまりやらなかった。
必然的に絞れていた体が食欲の秋とともに太り、2kg余り体重増加となった。
まだ動きづらいほどにはなっていないけれど、宇治に戻ってコタツの守りをし続けたら、さらに増加が見込まれる。
田舎では、運動目的の散歩は全くせず、裏の沢を上がって一回りして帰るのだって溜池に用があってのこと。
それでも農事を色々とやっている時分は、敷地内を動き回っているだけで、毎日8000歩以上もいつの間にか歩いていた。
向こうでもいつも大体同じ時間に犬を連れていたり、社会に適応しなかったらしい人を連れていたり、黙々と独りだったりの、道路を行く散歩者も見かける。
というわけで、こちらで家にいる限り運動とは無縁になる冬季間は、毎日外を歩く散歩を日課としたい。
昨日は、散歩コースの中間地点となる公園で白いサザンカ(山茶花)が目についた。
ピンクの蕾がほどけると真っ白の花びらとなり、それでもほんの少しだけピンクの名残がある。
皺の付いた紙のようであるところも面白い。
公園内だが、かくれんぼをする子供たちくらいしか入らない場所に生えているカリン(花梨)の下から果実を1個拾ってきた。
ほとんどが半分腐っていたりする中に、全く無傷のごつごつした果実が必ず見つかるので、毎年恒例の蜂蜜漬けを作る予定。
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落葉とネリネとセンリョウ(千両)とキンカン(金柑)

2024年12月22日 11時19分11秒 | 身の周りの植物








3ヶ月ぶりに帰宅し、小さな庭を見分してみた。
この家に引っ越した年、生家から持ってきたモミジの子が大きく育ち、田舎の親木は昨年枯れた。
これの子の数十センチに育っているのがあるので、来春には田舎に持っていこうと思う。
ネリネは萎んだ花もありながら、まだまだ独り気を吐いているといった様子で狂っている。
黄色い実をつけるセンリョウは、もちろんのこと買ったのではなくて、野鳥の落とし物から生えたもの。
金運を呼ぶというような縁起物かどうかは知らないけれど、千両箱のイメージが自然に湧く。
キンカンはアゲハチョウ(揚羽蝶、鳳蝶)の幼虫に葉を喰われた跡もありながら、7個結実していた。
アップで観ると何だか気持ち悪い肌の印象だけれど、ちゃんと黄色くなったら、ありがたくいただくことにしたい。

6個ではなくて7個あると指摘を受けて個数訂正。
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雪に閉じ込められる前に引き上げ

2024年12月21日 15時53分53秒 | 旅行










毎年、私が引き上げると大雪になったり嵐になったりすると、お隣の奥さんは感心する。
そりゃそうですとも、たいていぎりぎりまでぐずぐずして帰り支度が整わず、もうこれは出ないとまずいな、となってから出発するんですから。
それでもいつもほぼうまくいって何とかなってきたわけで、昨日の今日もそのように雪国十日町から宇治に引き上げた。

1枚目画像;出発して程なく東側を見たら、越後三山が真っ白に浮かび上がっていたので、横道に逸れて撮った。左から、越後駒ヶ岳、八海山、中ノ岳。
2枚目画像;越後三山の南の方には巻機山も神々しく光っていた。
3枚目画像;尼御前S.A.に今まで気付かなかった芭蕉の句碑があった。
4枚目画像;寺に泊めて貰ったら山内を掃除してから立ち去るもののようで、芭蕉は実際はやらなかっただろうけれど、『庭を掃いてから出発したら良いのですがすみません』という気持ちを表したようだ。
5枚目画像;南條S.A.のトイレは、今まで利用してきたどこのトイレよりも新しくて素晴らしい。新潟県見附市の道の駅「パティオにいがた」にある日本トイレ大賞を受賞したトイレに匹敵するか上回るかという美しさ。
利用させてもらったからには、何かが落ちてでもいたら拾い上げて去りたいくらいのものだったけれど、チリひとつ落ちていない竣工したてのようだった。
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ニホンカモシカ(日本羚羊)にようやく出会う

2024年12月20日 07時31分31秒 | アングル










雨の後のぬかるんだ地面や、ここしばらくの雪の上で、足跡はたびたび観ていた。
偶蹄類の特徴であるハート型で2本の爪がはっきりとしているし、他の動物より大きい。
幸いなことに1番大きい足跡のはずのツキノワグマ(月輪熊)のものは観たことがないので、近くでの目撃談はあっても実感がない。
昨日は溜池の水量確認と引き込みパイプコックの最終調整のために沢を上がった。
上がり始めて直ぐにカモシカの足跡を見つけ、しかも新しくて、ちょうど足跡を追跡する格好になった。
溜池まであと少しという所で、ふと見上げた堤の上にもこもこと動く濃い灰色のものが見えた。
クマなら真っ黒いはずで、カモシカに違いない色と大きさだったから、ようやく出会えたかと興奮した。
静かに慌てて上がり、途中、コックを少しだけ開くのももどかしく、土手の急登を手も使って急いだ。
それでも向こうは四つ脚なのでゆったり歩いている様子だったけれど追いつけるはずもなかった。
溜池の満水を確認し、さらに足跡を追って農道に出て、山に向かっている足跡を辿りながら落葉樹ばかりの雑木林を見上げた。
斜面にゆっくりと移動する影が雑木越しに見えて、急いでスマホを構え、ズームアップ。
もたもたしているうちに見えなくなり、わずかに黒っぽい尻のあたりのぼけている画像が撮れただけ。
ちらりとしか見えなくても、それでも確かにカモシカに出会ったわけで、年末最後の田舎での出来事として申し分ない。
帰り道は、西側の信濃川対岸河岸段丘の水平を基準にスマホを構え、昔から見慣れた変わらぬ遠景を撮った。
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グラスの底にある霊峰富士

2024年12月19日 08時25分25秒 | アングル


どういう経緯で貰ったのか忘れてしまっていたけれど、桐箱に入ったグラスが見つかった。
底が厚くて安定感があり、かなり傾けても倒れることがない。
それより、富士山がおそらく正確な象りで凹んでいるのがユニーク。
東西南北が分かるようになっていれば、などと自分の無知を棚に上げて、覗いたり眺め回したりする。
宝永の噴火跡だったか大沢崩れだったかの形もあるようだ。
撮ろうとしていたら電灯が映り込むことが分かり、ご来光のように角度を決めてみた。
山中湖の畔から観られるのだったか、それなら富士山の方角も正確にしなければいけないところだ。
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降る降る予報と現実との乖離

2024年12月18日 14時25分00秒 | イレギュラー




降るぞ降るぞというニュアンスの予報がなされ、確かに他所では降っている所もあるらしいのだが、なぜか豪雪地帯である筈の我らの地域は雪雲が避けていくようだ。
降り積もってくれないと、手ぐすね引いて待っている除雪作業がなくて、体がなまるなどとワガママを言う人もいるくらい。
雪は降るのだけれど、真剣味が無いというのか真冬という自覚が足りないという感じで、すぐに雨に変わる。
そうして春先のような風景になっているので、私はいつまでも撤収できずだらだらとしている。
ビオトープ横の一段上がったところが雪上の獣道になり、タヌキ(狸)の行き来する一本道ができていた。
溜め糞をするような律儀な性格なので、習慣となった同じ道を歩き、餌場へ通勤するようだ。
複数のタヌキが通り、タヌキ全体がそのようであるのか、そのような個性のあるのが中に居るということなのか分からない。
今朝は綿雪がばさばさ降っていたので、冬らしい景色を撮れるだろうと思っていたら、すぐに細かい雪になり、雨に変わった。
寒いことは寒いのだけれど何かしら調子の狂う冬で、先ほど我が消雪装置の点検にきた同級生も『なんかおかしい』としきりに言っていた。
私が撤退した後も、ときどき水の出方の点検に来そうなので、知らん顔して任しておいたらいい。
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後期高齢者の高所作業はシミュレーションを入念に

2024年12月17日 08時21分21秒 | アングル


最終的な枝下ろしは来春まで残して、中途半端でも仕方ないと諦めかけた。
昨日の朝の積雪を見ると、どかんとは積もっていなくて、ちらちらと小さな雪片が降るともなく降るのではいくら降り続いても高が知れている。
それも昼には止んで薄陽が差してきたので、これはもうやるしかないと決行した。
最後の伸び上がる主幹を切断するために、あらゆる方角から眺めシミュレーションを入念にやった。
重心のずれている側に楔形の切り込みを入れ、反対側から楔のちょっと上を水平に切り進んでいく。
自分の頭に倒れ込む可能性も考えて、しっかりヘルメットを被り、安全帯を幹に回した。
倒れ始めた時には垂直移動ができるようにもした。
幹が裂けて切り口が弾けないように切り込み角度や深さも見極めつつ慎重にやる。
結果、画像では分かりにくいが、地面に斜めに刺さっているのが朴の木の先端。
断面同士は、まるで磁石の同じ極が合わさっていたように未練なく離れていった。
下にある植木(カシグルミの幼木)を飛び越え、菜の花畑となる予定の菜3種の畝も傷つけず、思惑通りの場所に落とすことができた。
そうして下から見上げると、全くもって意図せず偶然に十字架の造形がトップに残った(仰ぎ見る角度と場所によってではあるけれど)。
ほぼ外仕事に思い残すことは無くなり、達成感の余韻の中で帰宅準備に掛かる。
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