公園の地面にいたジョウビタキ(尉鶲)が、葉を落とした立木に飛び移り、きょろきょろしたり尾をぴりりぴりりと震わせたりしていた。
バカビタキという別名通りにあまり人を警戒しないので撮れたのだが、どうしてもスマホではこの程度にしか写らない。
撮ったのはオスで、もうちょっと地味目なメスも近くにいた。
どういう意味があるのだろう、あのジョウビタキだと一目で判断できる独特な尾の振り方は・・。
川から飛び立つセキレイ(鶺鴒)を2度3度と観たけれど、みな黄色がちらっと見えたのでキセキレイ(黄鶺鴒)と判った。
縄張りがあるのかどうか、ハクセキレイ(白鶺鴒)にもセグロセキレイ(背黒鶺鴒)にも会わず、キセキレイばかりなのは、何らかの理由がありそうだ。
川から飛び立っても、近づくこちらを避けて先に行くだけで、また川に降り立つので、間合いを見計らって撮った。
尾の付け根の黄色がわかる程度には撮れたがどうしてもピンボケになる。
セキレイのことは私の田舎では、白でも背黒でも黄でも、みな『尾振り』と呼んでいた。
尾を振りながら浅い水辺を歩いて餌探しをすることが多いからで、縦振り型モンロー・ウォークといったところ。
これでモズ(百舌鳥)が撮れたら、尻を振る鳥の揃い踏みなのだが、最近うちの近所でモズを観ていない。