鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ウチで咲いた花 ⑩ビワ

2012年11月30日 18時16分13秒 | ウチで咲いた花
もうすぐ咲く筈だが、本日撮影時はまだ一つも開花してなくて蕾だけ。蕾という字は草冠に雷だ。ビワの蕾は雷神が手に持っていてもよさそうに見える。巫女が舞いながらシャンと鳴らす楽器(?)のようでもある。ピントが合ってるのか合ってないのか判らないような被写体だ。斑入りのキャラブキの葉が同様で、自動でピントが合ってる筈なのに撮れた画像はピンボケに見える。

ネタがなくなってきたけれど画像がないと寂しいし・・・で、蕾なのに載せることにした。この毛むくじゃらの蕾はフェルトのソフト帽みたいだ。桐の蕾に酷似している。でも花開いたら桐とは似ても似つかぬ控えめな姿。ビワは病知らずとか何とか言う程、健康保持増進に良いと聞くし、ビワの葉茶の製法レシピまで貰ってあるのに、まだ作っていない。この冬に作らねばと思う。

ビワは庭に地植えしたら大きくなり過ぎると、庭に降ろしてから知ったのだったか、忠告を無視したのだったか・・。それにしても大きく繁って困る。花が咲くのだから実もウチでさえ生るには生るのだ。でもいつだってヒヨドリにやられてしまう。やつらは実が黄色くなった途端に突っついてわずかだけ食い、傷物にして落としてしまう。袋をかぶせた事もあるが、今ではヒヨドリの食い残しを数個食べるだけ。ビワの実は、あの独特の甘酸っぱさが捨てがたい。

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ウチで咲いた花 ⑨ネリネ

2012年11月28日 07時11分39秒 | ウチで咲いた花
⑦で判らなかった花が?ネリネ?(またの名をゴールデンリリー)だと教えてもらった。ネリネネリネ下から読んでもネリネ。『練りねぇ練りねぇ羊羹とセメントはせいぜい練りねぇ』などという囃し言葉がありそうだ。

ガクの締め付けがきつくて花が開けない状態なのだと解った、がしかし、どうしようかと迷う。自然にも子育ちにも手を出さない、貸さないというのがウチの基本方針。子育てと書かずに子育ちと敢えて書いた。

横道にそれた。でも結局手を出して、ガクの縛りを解いた。開放されたけれど、時すでに遅かったのか、画像の程度にしか開かない。ウチのネリネにすれば、これで精一杯。

インドの花売り少女が、ハスのつぼみを器用に花開かせているシーンを見たことがある。砲弾状に堅く結球したつぼみの花びら一枚一枚を剥がして反り返らせていた。黒い大きな瞳としなやかな細い指が忘れられない。
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ウチで咲いた花(・・ではないけれど) ⑧シイタケ

2012年11月26日 10時17分02秒 | ウチで咲いた花
花ひらくという表現はよく使われる比喩だ。シイタケにそれをあてはめるなら、いっぱいにひらいた傘を下から見上げて観る美しい襞々が花だ。繊細なアコーディオン。そのままにしておくと、傘の真下に白い胞子がシーツのように敷き詰められる。

昨年秋にシイタケ栽培キットを1000円で購入した。マニュアル通りに毎日霧吹きをして、以上でも以下でもない収穫量を得た。今年もそろそろ買おうと思っていたのだが、昨年の残骸を残していたのにちょいと息を吹きかけてみたら三つ生った。

シイタケ菌をはびこらせた原木を水に浸けた後で、衝撃を加えて刺激すると良いというのをテレビでちらっと観たので、バンバンバンとそれをやってみたのが功を奏したのかも知れない。

左に見えている白い塊は、シイタケ栽培キットの役割が終えた後でもしつこく霧吹きをして最後はあきらめて放置していたらいつの間にか生えたもの。シイタケの形を得るためには寒暖の差なり何なりの季節感が必要で、それが満たされなかったから癌細胞のような異生物になってしまったのか・・と思ったりする。

先日は1000円以下で、色んなサイズのシイタケ栽培セットがホームセンターに売ってるのを見た。もっと大きい原木で菌を植えつけたのも1000円しなかったから、3本くらい買って余分に採れた分は干しシイタケにしようかと思っている次第。

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ウチで咲いた花 ⑦名前が知りたいのに判らない

2012年11月23日 14時44分50秒 | ウチで咲いた花
いつのまにか思いがけず咲いた花。只今晩秋の冷たい雨に打たれながらも画像の状態を保っている。4~5日前から咲き始めた。寒いからなのか、それともこれが正常なのか開き切る様子もなく半端な咲き方をしている。

植えてもいないし種も蒔いていないが一株一輪だけ咲いた。水仙に似た葉なので球根タイプの筈。何かにくっついてきた種が発芽したのか・・?。ゴーヤの近くに生えたから、苗のポットに混ざりこんでいたのかも知れない。ネットで調べたがどうしても判らない。

散歩しながらよその家のプランターや庭を見ても同じ花がないのをみると、咲く時季を間違えたのか。前衛的な髪型のように対象性がなくて統一感もないから、花らしく均整の取れた艶やかさがない。小さく独りで恥じらいがちに乱れているといった風情が気に掛かる。

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ウチで咲いた花 ⑥キク

2012年11月14日 10時08分13秒 | ウチで咲いた花

今咲いている小菊。刺身の舟に付いている類の小さなやつ。買った覚えはなく、誰かにもらったような気もするけれど記憶になく、いつのまにか庭の隅でこの時期になると咲く。

菊といえば、こどもの頃はこの時期、菊のヘタ取りを手伝わされた。はなびらが針状でパッと開かない種類の菊が家の周りに咲き出して食用にしていた。菊のおひたしは蕗の苦さとは異質で独特。両方共こども時分から好きだった。幼いころからほろ苦さを知っているガキだったのだ。

この花もツワブキと同じで真ん中は小花の集合体。花が咲いたように見えていても、じつは未だつぼみだと画像を見ると解る。横の花は外周から咲き始めている。小花が一つも開いていないつぼみ状態が引き締まった形良さを保って綺麗だ。花はやはりつぼみだ。

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ウチで咲いた花 ⑤アサガオ

2012年11月11日 11時57分17秒 | ウチで咲いた花

今年苗を2本購入し、ゴーヤに隣り合わせて植えたもの。どういうわけか花がまともに開かずに破れる。肥料不足なのか、個別の何かが過剰なのか、病気なのか、他との相性なのか原因はわからない。原因をさぐって改善しようという気は起きない。破れ朝顔もいいじゃないか・・と思うから。

以前違う場所に植えた朝顔は軒下から吊るした紐を上りきって、雨樋を横に這い蔓同士でからまり合い上の方だけで密生して見た目に良くなかった。蔓は思う存分上へ上へと伸ばしてやりたいものだ。ある校舎で4階の窓くらいまで伸びているのを見たことがある。アサガオだったのかゴーヤだったのか、高さに関心して確認はしないでしまった。

こちらの思惑通りに蔓を這わせ咲かせたいと意図するなら、やはりかなり気配りをし蔓を誘導し手助けをしてやらなければならないのかも知れない。来年は小さいラッパの種類を密生させてグリーンカーテンから洩れ日さえないくらいにしてみたい。でも、花は太陽の照らす外面を向いて、部屋からは葉っぱしか見えないのかも・・と今から悩んだりしつつ、だらだらと書き散らかす日曜日。

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ウチで咲いた花 ④チャ

2012年11月09日 08時23分22秒 | ウチで咲いた花

茶の花がしばらく前からつぎつぎと咲いている。ウチの近くの山には茶の木が多く自生している。放置(放棄?)された茶畑からはびこったらしきものもあれば、どうしてこんな所にあるのかと思われる場合もある。茶の実は鳥が食いそうもない堅さと大きさだが、何がどう運ぶのか。

山仕事をする人が空の薬缶を持って仕事に行き、湧き水を汲み焚き火で沸かした後に自生している茶の葉を摘んでパッパッと散らして飲む・・・という文章を読んだことがある。山で採ってきた茶の木を一本だけ、数坪しかない庭の隅に植えているけれど、それはしたことがない。生の葉っぱを楽しむのは山でないと・・。春の山菜採りの時期に自生茶の芽摘みをしている人を見たことがある。てんぷらにするようだ。これもしたことがない。いつでもできると思うからついつい。

茶の花は堂々と咲くことがない。葉っぱに隠れ勝ちで控えめのようなイジケ加減のような地味目の花だ。ちゃんと見ようとするならしゃがんで見上げるか、枝を持ち上げるしかない。パッと開かずに丸く俯いていて、開いたら芯から抜けて落ちる花もあり、茶色くしぼんでしまう花もある。花に比べて大きい蕊が窮屈だったのか雄しべが縮れている。卵子をめざす精子の群か。何はともあれ恥らう咲き方が気にかかる。

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ウチで咲いた花 ③ツワブキ

2012年11月07日 08時46分07秒 | ウチで咲いた花
現在真っ盛りに咲いている。ツワブキはヒマワリと同様真ん中に小さい花が密集している。画像を撮ろうと構えて初めて気づくことは多い。外側からつぼみが成長して開いていく。中心だけを観察すると劇的変化をとげていくのがわかる。

いくつかの花を色んな角度から撮ってみて、時間の推移がわかりやすそうなものを選んだ。デジカメはシャッターを押すことにためらう必要がないからいい。その分、雑になってしまうのは否めない。って、シロウトが何言ってるんだかと言われそう。

茎を食べたらいいからと、斑入り葉のものとそうでないのと一株ずつもらったものが、ほったらかしでも消滅せずに残り、毎年この時季に花を咲かせる。食べるほど増えていない。じつは斑入りの葉が綺麗だ。斑の入り方が陶器の柄にあってもよさそうな深みを持っている。撮ってみて画像にすると意外に冴えない。花はだらしないまとまり方でアップでないと堪えられない。これをアップしてから検索してみよう。ツワブキのツワとはどういう意味か・・なんかを。

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ウチで咲いた花 ②ホテイアオイ

2012年11月05日 11時13分18秒 | ウチで咲いた花

どういう環境が良いのか、どういう条件だと花が咲くのかなどと疑問が湧いて、軽く検索してみたいところだけれど、それはしないで思うまま書いてみよう。霜が降りる地方では冬越しが難しい筈なのに、琵琶湖周辺でも京都の川でもときどき大繁茂するのは何故だろう。ウチでは発砲スチロール箱に入れて冬越しをさせようとしたけれど失敗したことがある。箱全体を土に埋めて地熱を利用するか家に入れないと駄目なのかも知れない。

画像のものはメダカに卵を付けさせるために4株だったかをホームセンターで買ったもの。毎年買っていて、今年初めて花が咲いた。実はなるのかどうかは確認していない。オリヅルランみたいにどんどんランナー(?)を伸ばしてクローンができるのだから種なんていらないし、花なんていらない筈なのに咲くのだからあだ花というヤツかも知れない。変換したら、実のないという意味の徒花のつもりだったのに婀娜花というのが最初にでた。

じつにもって婀娜な花ではないか。燈心を思わせる黄色い模様が妖しくて怪しくそそられる。炎を囲んで青紫の静脈を思わせる条文、そしてそれを大きく包む薄赤紫の揺れる襞。何を独りで興奮しているのだ、わたしは。木枠にガラスを張り巡らせただけの手作り水槽の中でに咲いてくれたのだ。

布袋様のホテイなのだろう。アオイは葵の葉っぱに似ているからか。何年か前に琵琶湖周辺の水路で引き上げたホテイアオイは巨大だった。種類が違うのかも知れない。テナガエビが根に付いていて大漁だった。持ち帰ったが、テナガエビは凶暴で飼うのには適していない気がする。メダカを入れたら見ている目の前で、瞬時に長い手の先にあるハサミで捕らえ喰い始めた。サワガニは人が見ているところでそんなことはしない。また話が横にそれて長くなってしまった。

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ウチで咲いた花 ①モロヘイヤ

2012年11月03日 12時22分27秒 | ウチで咲いた花

新しいカテゴリーを作った。ウチでさえ咲くことのできたケナゲな花を紹介していきたい。①番にモロヘイヤ。これは育っているものを3株、土ごともらったもの。若葉を摘まんでそのままドレッシングをかけて食べられるからとのことで、水やりだけで何もせず、ときどき摘んでは食べた。

葉っぱが食い荒らされることがあって、よくよく観察してみたらオンブバッタが居た。こいつらは小さなスペースの緑でもやってくるからたいしたものだ。プランターに自然に生えた露草を伸び放題にしているのだが、その葉っぱもかなり食われた。ショウリョウバッタの相似形ミニチュアサイズだ。目が合うと飛んで逃げることもしないで、葉の影にサササと隠れるのがかわいい。

モロヘイヤはネバネバ食品として栄養価も高くて有名だ。流行始めはクレオパトラが好んで食べたとか何とかいう話だったのを覚えている。ウィキペディアを読んだら、画像の花の隣に写っている種は強い毒性を持っているんだそうだ。ミステリードラマでも使われているんだろうか。鬱血性心不全を起こすのだとか。

花は小さく可憐で、葉はネバネバと体によくて、実は心臓に悪いときた。もろ平和ではない。モロヘアーだったら買わないと見られない写真集。と、そんな駄洒落を書くと、少しは訪問者のカウントが上がるのかどうか・・。

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