葉っぱが三つに分かれたアヒル脚みたいな形のこの木をミツバカエデだと今まで思い込んでいた。
確認のために調べたら、これがトウカエデだったとは。
じつは生家の庭には、この大木があった。
その大木がいつ枯れたのか切り倒されたのか、知らぬ間に切り株だけになっていた。
近くにある運動公園に何本も植わっているのが解ったのは、この秋に色づいてから。
生家の木は冬の降雪で痛めつけられるので、こんなに素直に伸び上がった樹形ではなかったような気がする。
薄い皮が剥がれるのと小枝がびっしり生えるので、木登りには適さなくて、この木に登ろうとしたことはない。
これが、シロップを得ることのできるトウカエデなのか!?
ばらばらの知識を一つにまとめれば、整理もついて、記憶容量の空きができるか。
追記;メープルシロップのトウカエデは糖楓で、わがトウカエデは唐楓だと判明。まぎらわしい。