鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

桜切る馬鹿

2016年03月31日 19時19分50秒 | アングル


『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』の意味は、桜と梅の剪定方法とか、樹形の整え方とか、病害菌への強弱などを含んで、諸説あるようだ。
それはともかく、大きく育った桜を画像のようにバッサリ剪定してあるのを見ることがある。
そうしてどういうわけか、それは学校敷地内が多い。
桜は川沿いや堤防土手などの自由に枝が伸び放題なのが花見には見事で美しい。
桜とくれば、映画『櫻の園』が忘れられない。
毎年卒業公演にチェーホフの「櫻の園」を演じるお嬢様学校の演劇部という設定の青春模様と教師と箕面山の桜並木の見事さが春になると想い出される。
それにちょっと前のAKB48が歌った秋元康作詞の「桜の栞」の一節が頭の中でリフレインとなって鳴り出すんである。
桜の花は、別れの栞・・涙の栞・・未来の栞・・希望の栞・・心の栞・・。
そんな時季になった本日、車で移動中に見たのがこの景色。
なんとなく問題ありげな画像となりそうなので、信号待ち時に運転席から撮った。
生垣のベニカナメモチの若葉も萌えている。
本日は年度の最後の日。
今年度末をようやく乗り越えた。
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裸のメタセコイア

2016年03月30日 07時34分03秒 | アングル


生きた化石とも言われるメタセコイアは、どこにでもあると思われる程に増えた感じがする。
端正な樹形なので並木として重宝されているようだ。
有名な通りも多くあるからこんな画像では恥ずかしい。
でも自分で撮った画像を載せるのを原則としたいので、とりあえず昨日通った場所をトリミング。
京都の西大路通りから一本西側南北に走る春日通り。
五条の交差点あたりから南の方向で、右(西)側は京都の有名な先端企業の一つの『ローム株式会社』。
メタセコイアは、若葉の新緑、枯葉の落ち始める紅葉、枯れてしまっているような裸木も美しい。
わざわざ出向くゆとりがないので、偶然のちょっとした風景から、延々と続く素晴らしい風景を空想して楽しむ。
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辛夷(コブシ)の大木

2016年03月29日 00時38分38秒 | 身の周りの植物




五条バイパスの最高点にこんな辛夷の大木があった。
花が咲いて初めて気づいた。
種ははっきり覚えているが、葉っぱはこれから若葉が出てくる。
しっかり位置は記憶したので、通るたびに見ておこう。
それでも、葉っぱだけの時は辛夷と判らないかもしれない。
材としては聞いたことがないから、利用されることもないのか・。
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ムスカリが小さな庭の隅っこに咲いた

2016年03月28日 06時54分54秒 | ウチで咲いた花


画像を部分的に切り取って拡大したので大きい花のように見える。
この紫青の花の集合は、全体で3cmほど。
釣鐘型に開いた花の一個はせいぜい5mm。
折れた葉の裏側は赤くなっている。
どういう現象なのだろう。
折ったり、縛ったり、傷をつけたりしたら、この現象が起きるのだろうか。
試してみたいと思ったりもするけれど、そんなイジメ方はしないでおこう。
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高速道路橋梁

2016年03月27日 10時20分02秒 | アングル


この画像の第二京阪道路の側道は国道1号線バイパスになっている。
時間的ゆとりがあるときは高速道路に乗らない。
下道(したみち)での信号待ちは、こういう造形に圧倒されつつも興味深いので楽しめる。
開通してからかなり経った気がするけれど、こうやってボルトがむき出しになっている。
通行には何の不都合もないからだろうけれど、ここにフェンスが立ち上がる必要はあるのかな?
コンクリート打ちっ放しの橋梁を見ると、必要だけの単純機能美にしびれるのです。
そうして、自分の生涯獲得賃金なら、どの程度の部分になるだろうと考えたりする。
ジャンクションの高くてでかい橋脚もあれば、この画像のような寸足らずなものもあって、こういう構造物の相場は知らないけれど、勝手な概算をして溜め息ついたり感嘆したりしながら時間が過ぎていく。

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ノアール

2016年03月26日 18時39分29秒 | 旅行


十日ほど前に兵庫県丹波市氷上町に行ってきた。
篠山市の国道372号線を走っていた時に、わざわざ止めて撮った。
どのように切り取っても、左側の家の黄土色壁が目立ちすぎるので編集。
フィルターでノアールにしたら、こんなモノクロ風になった。
ネタがなくなったので、本日はこんなもので一時しのぎ。
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太田垣蓮月仮寓跡

2016年03月25日 00時21分44秒 | 散歩は夢中


醍醐寺の花見では、一番賑わう場所が桜並木の南北通路。
昨日の画像の二、三枚目がそうなのだが、その南突き当たりの門を出て、道路向こうにこの太田垣蓮月の仮寓跡という石碑がある。
今時、珍しい茅葺きだから、この建物そのものが仮の住居だったのかと勘違いしそうだけれど、跡と書いてあるからには、場所だけを表しているのだろう。
引越しを何回もやった人らしいから、ここに居たのもわずかな期間だったのではないか。
蓮月尼のことを書いてあるサイトの長い文章を読んでみると、産んだ子供たち全員を亡くし夫にも先立たれ、その後の夫にも子にも養父にも死なれ・・ということごとく身内を失うという大変な人生だとわかる。
出家して歌を学び、陶芸で生計を立て慈善事業を積極的にこなして、自分は八十歳半ばまで長生きした。
歌を書いた陶器が蓮月焼きと人気になり、贋作まで出るようになったとか。
実は、田舎の生家に、その蓮月尼の皿が一つある。
良いものなど残っていない家なので、贋作なのだろうと、ほぼ確信的に思う。
贋作の方が希少価値ありというような逆転現象があれば面白いのだけれど・・。
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醍醐寺の桜

2016年03月24日 00時00分00秒 | 散歩は夢中






咲いていても少しだけと予想しつつ下見の気分で行ってきた。
枝垂れ桜は早咲きのようで、3分咲きくらいか。
観光客はチラホラいたけれど、誰も写らない一瞬を狙って撮った。
中国語にドイツ語に何語かわからない言葉も聞こえた。
これが一週間後にはソメイヨシノも咲いて歩きづらいほどの混雑になる。
本日の散歩は往復でおよそ13000歩、8Km。
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辛夷(コブシ)が咲いていた

2016年03月23日 01時17分01秒 | 身の周りの植物




しょっちゅう行く黄檗公園へ一週間ぶりに行ったら、もう茶色になっている花びらもある程に辛夷が花開いて強い匂いを放っていた。
沈丁花に似た匂いで、嫌いな人もいるんだろうなと思わせる人工的と言いたくなる香り。
逆光でも撮れるだろうかと思いながら構えたら、太陽まで写ってしまった。
右に写り込んだ青い点は何だろう。
右端には街灯も半分写った。
トリミングでそれらを外しても良かったけれど、何の編集もしないで偶然のままにする。
二枚目の画像は、うるさい感じの部分は切り捨てるトリミングだけ、やってみた。


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川面

2016年03月22日 01時44分48秒 | 散歩は夢中




何の変哲も無い浅い川です。
微風が川面を撫でて漣立っています。

川底の石が色とりどりならば、美しいモザイク模様になるのだろうと想われます。
何もない日に鳥瞰目線で川の上から撮ってみました。
彼岸の休日。
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長浜の琵琶湖畔と湖東からの湖西

2016年03月21日 10時29分39秒 | 旅行






数日前に湖北は木之本へ行った折に岸辺から撮った。
湖北は北日本気候だから春はまだ先で、木々は裸のまま。
湖に立ち並んでいる杭はエリ漁のものかと思われるが、シンプルに一直線なのが解せない。
湖面に点々と鴨が浮かんでいる。
日没までには間がある時間だったから薄い夕焼け。

最後の分は昨日行っていた近江八幡の夕方5時の画像。
天使のはしごが見えたので、建物や電線が映らない場所に停めて撮った。
琵琶湖は見えないけれど、光のシャワーは湖水を光らせているはず。
あまり芸のない画像だったので、カラーの濃さを最大にして、ライトを最小にしたらドラクロワの絵みたいになった。
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沙羅(高梨)と圭(錦織)のメンタリティ(mentality)

2016年03月20日 07時40分20秒 | 懐疑・猜疑・疑義


本文とはあまり関係ありませんが、メンタリティ(mentality)の弱さを象徴するグッズ。

アメリカで開催されているテニスのマスターズ1000インディアンウェルズ大会の準々決勝、錦織対ナダルを3時に起きてテレビ観戦した。
ビッグ4でATPワールドツアーマスターズ1000優勝回数トップのナダルだが、今は世界ランク5位。
錦織は順調に力をつけて今は世界ランク6位。
この大会の第4シードがナダルで第5シードが錦織。
その二人の1セット目前半は、ナダルがこんなにも衰えたのかと思わせるほどに、錦織に押されていて、ブレイクチャンスは錦織に何度も訪れた。
それなのに、粘り強さを12分に発揮して、少ないチャンスをものにしたナダルが1セットを取り、その流れで2セット目も取りで、錦織の負けとなってしまった。
ただいまは次の日、ナダル対ジョコビッチの準決勝を観戦しながら書いている。
ジョコビッチは、今回優勝すればナダルの優勝回数に並ぶという今や断トツのナンバー1。
錦織は体格差の不利を様々な工夫ではねのけて頑張っている姿には感動させられるけれど、表情や仕草で比較すると、やはりこの二人に比べたらメンタリティの弱さを感じないではいられない。
失敗した時や、チャンスをものにできなかった時に、錦織は悔しがったり嘆いたりしてそれを引きずる傾向にある。
それに対しナダルやジョコビッチは、声を出して自分に叱咤激励をしたら、あとの切り替えが早く、即座に真剣な眼差しになって復活する。

沙羅ちゃんがバラエティ番組に出ているのを、昨夜チラチラと観た。
アンドロイド沙羅と新聞記事に書かれたりして、そのような評判になっているという。
スポーツ選手として厳しく食事制限やトレーニングをしていることが紹介されていた。
受け答えも一般的なスポーツマンの優等生的ではなくて、考えながら自分に正直であろうとしているのが見て取れて、ますますの好感を持てた。
スキー・ジャンプも身体は大きい方が有利なはずなのに、彼女の場合は小さいから有利なのかと思わせるほどに結果を残している。
本当は小さい方が有利なのか!?
実家はコンビニを経営しているのに、スナック菓子や炭酸ジュース類を決して口にしないそうだ。
実家がコンビニなのにということではないか?!
沙羅ちゃんのメンタリティは、切り替えの早さのようだ。

と、こうして比較してみたら、メンタリティ(mentality)の強さというのは、切り替えの早さが大きな要因ということになりそうだ。
今、ナダルがジョコビッチに敗れた。
マッチポイントを握られながらも何回もそれを凌いでいたのに、ついにダメだった。この粘りが我が愛する錦織に欲しい。
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何となく萬福寺   その7(〆)

2016年03月19日 01時21分20秒 | アングル












塔頭の一つの門に『重要文化財 通玄門』と書かれた地味な木札が下がっていた。
奥に向かう規則性のない石畳が何となくいい感じ。
欄干が左卍と右卍の中華模様。
右卍は45°傾いたらナチスのハーケン・クロイツになってしまう。
亀に乗った石碑があったけれど、表面が摩滅していて読めない。
摩滅してなくても読めないだろうけれど、縁起なり教義なりが彫ってあるのか・・。
ベトナムでこんなような石碑が並んでいたのを見たことがある。
それは彼の地から中国の科挙に合格した秀才たちの顕彰碑だという話だった。
たまに見ることのある、この黄色い花は何だろうと検索してみたら山茱萸(サンシュユ)。
グミに似た赤い実と真っ赤な紅葉と黄色い花がようやく一致した。
睡蓮鉢がたくさんあったのは、各種ハスを栽培しているのだと思われる。
古代蓮で有名な大賀ハスなどは食用にはならない根のようで、食用となる蓮根を日本に伝えたのは隠元禅師だそうだ。
インゲン豆も孟宗竹(食用タケノコ)も煎茶も隠元禅師というより、隠元様ご一行により江戸時代は1600年代にもたらされたのだとか。
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何となく萬福寺   その6

2016年03月18日 00時33分22秒 | アングル






雄蕊の存在感が半端じゃないなと思った。
白梅も紅梅も花びらは落ちても雄蕊が猛々しく、モップのような姿で存在を主張している。
花びらが開いて、虫を呼んで止まりやすいようにして、受粉したら花びらは役目を終えて散り、それでも雄蕊は無駄に頑張るのか?!
その点、椿は花びらもろとも雄蕊は、雌蕊だけを残してお役目御免とばかりに潔く落ちる。
山茶花と違い、この椿なんぞ、花びらあっての雄蕊で、雄蕊あっての花びらだ。
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何となく萬福寺   その5

2016年03月17日 05時19分05秒 | アングル






葉っぱの真ん中から種がぶら下がっている奇妙なやつ。
地面にもパラパラと落ちていたので、芽を出させてみようかと拾ってきた。
どこかで一回くらい見たことがあるはずなのに、この時季のこの状態は初めて見た。
実がこのようであるということは、花は葉っぱから咲くのか!?
花の機会に観察してみたい。
釈迦が悟りを得た木とは別物だそうだ。
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