鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

盲亀カメリアの近況(その29) ウチの水槽の近況

2011年06月22日 19時58分51秒 | 盲亀カメリアの近況
カメリアは無事に寒かった冬を乗り越え絶好調になった。昨年の春は冬眠明けにマリモのような緑色ウンコをしてから食欲が出てきたのだが、今回はモヤモヤとしたものを何回か排出してから給餌バケツに入れたら少しずつ食べるようになり、今では一回に大きい亀用の餌を20粒位残さずに食べる。視えるようになったわけではないが、鼻先は無くても嗅覚は残っているのかそれとも触覚だけでか、すごく餌をくわえるのが上手くなった。玄関に放すとひとしきり動き回った後に亀小屋にも直ぐ入るようになった。外のトロ舟と給餌バケツと玄関をすっかり違和感なく受け入れて、つつがなく所かまわず脱糞をしたりして元気だ。

画像のヒメダカは貝の襲撃に遭い生きながら下半身から食われているところだ。どうしたらこんな状況があらわれるのだろう。迂闊だったのか、具合がわるくて元気がなかったのか、カワニナの吸盤に挟まれてしまったのか・・・。カワニナとサカマキガイとモノアラガイが寄ってたかって食いついている。本当に襲撃したのかどうかはわからない。でも何しろ、これらの貝が生きている魚をも食うということだけは確かな事実だ。動画も撮ったのでYouTubeに載せようかとも思う。貝の皆さんは大量発生している。

ヒメダカはいくつもの水槽や発砲スチロール箱に入れてるが、冬に何匹かは死んだ。死んでも貝やらが残骸処理するにまかせている。3年越しのヤツもいるのではないかと思う位の大きいヤツが沢山いる。卵もぶら下げているけれど、今のところ孵化した稚魚は見ない。卵を隔離したりしてないので卵のウチに食われてしまっているのが殆んどだろうと思われる。あまりヒメには情熱を持てなくなったけれど、ほったらかしにしてるのに定数維持はしている。

天然のメダカも大きくなった。自然の状態にいたらめったにこんな大きなヤツはいないだろうというくらいに育ってしまった。餌をやるから恐がらなくなって、手でさえつかめるのもいる。もう川でなんか生きられない非野性メダカになってしまっている。これも卵を採取して隔離をすればいくらでも殖えるのだが、その気分になかなかなれない程、もう十分にいっぱいいる。

アメリカザリガニは2匹とも冬を越えたのに、春先に一匹が脱皮したとたんにもう一匹に襲われて絶命してしまった。強くて大きくてハサミが2つとも揃ったヤツが油断してやられた。勝ち残ったのは、意外なことに片方のハサミがもげた弱虫。今はカメリアの冬眠用の水槽にウグイとメダカと住んでいる。

ウグイは一番大きいのが10センチ以上になり弟分が他に2匹と、一年遅れでやってきた未熟個体が2匹の計5匹が生き残った。こいつらはメダカだと思って捕ってきたのがウグイだったヤツ。1センチ程からよく成長したものだ。一度ブクブクを入れたら、滝と勘違いしたのか飛びあがって結果水槽外に落ちて死なしてしまった。あの時で6センチ位になっていたのが10匹位。食ってもあまりおいしくないそうだが、非常食だと言っていたのに残念だ。今はもうザリガニが汚す青汁状態の水中に薄ぼんやりと泳いでいるからこちらの食欲は湧かない。それにしてもウグイの食欲はすごい。水槽の縁を団子虫が歩いているのを飛びついて食ったのを目撃した。それからは団子虫を採ってはウグイにやっている。ウグイなんて名付けられながら獰猛なんである。

ミナミヌマエビは数匹死んだだけで冬を越した。エビは死ぬと赤くなるので判りやすい。一つの水槽でかなり殖えてるのが判ったので、各水槽に分配した。アメリカザリガニとウグイはミナミヌマエビを食ってしまいそうなので、そこには入れていない。こいつらもそれぞれの住処で大きくなっている。本日みたら、稚エビのいる水槽があった。ヒメダカを2匹しか入れてないし、水草が異常繁茂しているので襲われずにすんでいるのだろう。この水槽でミナミヌマエビは大量発生しそうだ。

サワガニは冬の間に一匹また一匹と死んでしまった。やはり凍るような環境ではまずいのかも知れない。でも寿命だったのもいただろうし、保温に努めたら生き延びたのかはわからない。それでも4匹が冬を越して元気だ。サワガニは愛嬌があるし、餌をつかんで食べる仕草がかわいい。同居させているクロメダカはカニに襲われることはないのか、効率よく成長している。かわいいからサワガニに過剰にやる餌をメダカが横取りしてるのか知れない。といった水槽楽団の近況であります。          (カメリアが来てから571日目)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メルトダウン以後のことなど(その2)

2011年06月08日 13時45分12秒 | 個人的主張など
国策による被災者ではなく『国策による被害者』だった。被害者を被災者と勝手に聞き違えていたようだ。国の原発推進政策の被害者だと明言したのだから、最大限の補償が約束されたわけだ。←と、ここまで書いてほったらかしていたら、いつの間にか日が過ぎた。メルトダウンも、1号機では地震の次の日ではなく当日に起こっていたと原子力安全・保安院が発表した。外部電源がすべてアウトになってもこのような事態にはならないと考えていたようだ。『うっかり』なんていう言葉さえ発せられて、しかもその人がはっきりと『人災』だと明言していた。

福島原発の周囲から避難させられている住人から、国や東電に震災前の相場以上で土地建物を買い取るよう働きかける運動は起きないのだろうか。もう住めないものとあきらめて、できるだけ早く余所に移住してやり直したい人は当然いる筈だ。こういう問題はいつだって、被害者が今すぐにお金が必要だという時にさえモタモタして徒に時間が過ぎていく。事は生存権の問題だ。

どのような利権がからんで原発は推進されたのだろう。巨大な利権が複雑多岐にからんで、詳細を知らされぬままいつの間にか進んでしまっていたのだろう。昔の政策が利権なくして行われたことなどないから、そら見たことか自分が危惧していた通りになったじゃないか・・・と想っている人もかなり居るのだろう。当面の問題が大きすぎるから、今そういうことを語るのは、あまり意味がないかも知れない。プルトニウムの処理はどうなるのか。フランスが引き取ってくれるのか。月に持っていけるのか。太陽に突入吸収させることでも将来的にできるというのか? まぁ自分の存命中は大丈夫だろうと、ほとんどの人が考えているのだろう。せいぜい長生きするつもりでいる私にしてそうだから。

政治もメルトダウンしてしまっているようだ。党利党略ばかりが目立つ。管首相の最近の印象は、市民運動出身者がこんなにも権力を持っていいものだろうかという戸惑いからウロウロしているように見える。権力を持ったのだから、こんなアイデアも試してみたいし、あれもこれも自分主導でやってみたいけれど、何せ問題山積優先順位がわからないし、ケチをつけるだけの旧与党に噛み付いても薮蛇だし・・・といった感じに見える。ブレーンに恵まれなかった人なのだろう。

それにしても自公の品位の無さには呆れるばかり。権力に恋々として現政権の悪口ばかりだ。まだ返り咲きが出来ると信じてそこそこまとまっているのが不思議な気がする。谷垣総裁は人気がないというけれど、彼がトップにいるからかろうじて自民党が形を保っているのではないか。それも痛し痒しと思いつつ身動き取れずに様子見の人ばかりの格好に見える。

いよいよ放言しほうだいになってきた。新聞もあまり見なくなったくせに、こんなことを書いて何の意味があるのだろう・・・などと考えることもないか・・・。また近辺のこと、ペットのことなどを書くことにしたい。もう政党政治は終わりにして下さい。かといって、その隙にファッショみたいな動きが大阪あたりにあったりして、どうにも嫌気がさしたので私しばらく鳶から蟻になります。それが何か!・・って!? それもそうですね。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする