今まで書いてきたことを反芻してみると、やはり『日本で戦争は起きない』というところに帰結する。『日本は戦争を起こせない』という方が正しいかも知れない。
日本によその国が戦争をしかけることももはやあり得ない。損得勘定をしたら、どうしたって割りに合わないからだ。情緒的にいくら煽ったところで、内にも外にも名目が成り立たないからだ。
今の金融不況を100年に一度という言い方で、ことさらマスコミが強調している。アメリカは1929年の恐慌を第二次大戦に参戦することにより好転させることができたのだと言って、今回もそのような危惧をにおわす人もいるようだ。大戦争が引き起こされ軍需景気でアメリカの経済は立ち直ろうとするとでも言うのだろうか。大戦争が起きたら核戦争になり世界は滅びる。つまり戦争は起きないということだ。軍需景気はないということだ。
冷戦構造が終わって、自衛隊は存続の名目がほとんど立たない筈なのに存続しているのは何故だろう。前回に書いたガス抜きだったりするのだろうが、一番の理由は商売上の理由だ。どうしてもアメリカの軍需産業から戦闘機などを買わなければならないからだ。圧力もあり莫大な利権もあり、憲法なんか無視して曲解して突っ走って来たのだ。表向きの軍事論なんかでケムにまきながら。
テロリストの側に立つか我々の側に立つか、二つに一つだなどと息巻いたブッシュは去り、融和をにおわせるオバマに替わるのだから、今こそ日本はテロを起こさせないために、自衛隊の武装解除を表明すべきだ。自衛隊という軍隊もどきがあるから攻められたり、テロが起きたりする可能性があると脅える人はかなりいるのではないだろうか。
「自衛のために普段からナイフを持ち歩いていた」と人を刺し殺してしまった人間が供述した事件がつい先頃あった。ナイフを持つから(持つような人間だから)トラブルを起こすのだ。自衛隊を応援しているという評論家だったか『言うことをきかないと話し合うぞ!』と言うんじゃ話しにならない・・と言っていた人がいた。話し合いもせずにいきなり力をちらつかせての外交や圧力など、それこそ話にならない時代錯誤だ。
金融不安による経済危機にあって、アメリカの大統領も変わり、チェンジが期待されている今こそ、日本は自衛隊を変えていくチャンスだ。
海上自衛隊は全部海上保安庁に組み入れたらいいのだ。そして海上保安以外に不要な武器や艦船を改造したり廃棄したらいいのだ。
陸上自衛隊は、国土交通省の中に組み入れたらどうだろう。そうとうの国土交通関連土木部隊ができあがるのではないだろうか。災害派遣や復興支援は国内と言わず国外にもどんどん出て行ったらいいのだ。ただし武器を一切持たずに。不発弾処理や地雷撤去など世界各地で早急に必要とされていることはまだいくらでもある。
航空自衛隊は、上記二つに振り分けたらいいのだと思う。そうして、それぞれが戦争ゴッコのような軍隊ゴッコのようなことをしてきた武器弾薬は廃棄し、平和活動だけに仕事をしぼれば各自衛隊員の士気はどんなに上るだろう。国民にも国際的にも認められての人助けの仕事ほど誇らしいものはないだろう。
頑張れ自衛隊!と言いたい。
日本によその国が戦争をしかけることももはやあり得ない。損得勘定をしたら、どうしたって割りに合わないからだ。情緒的にいくら煽ったところで、内にも外にも名目が成り立たないからだ。
今の金融不況を100年に一度という言い方で、ことさらマスコミが強調している。アメリカは1929年の恐慌を第二次大戦に参戦することにより好転させることができたのだと言って、今回もそのような危惧をにおわす人もいるようだ。大戦争が引き起こされ軍需景気でアメリカの経済は立ち直ろうとするとでも言うのだろうか。大戦争が起きたら核戦争になり世界は滅びる。つまり戦争は起きないということだ。軍需景気はないということだ。
冷戦構造が終わって、自衛隊は存続の名目がほとんど立たない筈なのに存続しているのは何故だろう。前回に書いたガス抜きだったりするのだろうが、一番の理由は商売上の理由だ。どうしてもアメリカの軍需産業から戦闘機などを買わなければならないからだ。圧力もあり莫大な利権もあり、憲法なんか無視して曲解して突っ走って来たのだ。表向きの軍事論なんかでケムにまきながら。
テロリストの側に立つか我々の側に立つか、二つに一つだなどと息巻いたブッシュは去り、融和をにおわせるオバマに替わるのだから、今こそ日本はテロを起こさせないために、自衛隊の武装解除を表明すべきだ。自衛隊という軍隊もどきがあるから攻められたり、テロが起きたりする可能性があると脅える人はかなりいるのではないだろうか。
「自衛のために普段からナイフを持ち歩いていた」と人を刺し殺してしまった人間が供述した事件がつい先頃あった。ナイフを持つから(持つような人間だから)トラブルを起こすのだ。自衛隊を応援しているという評論家だったか『言うことをきかないと話し合うぞ!』と言うんじゃ話しにならない・・と言っていた人がいた。話し合いもせずにいきなり力をちらつかせての外交や圧力など、それこそ話にならない時代錯誤だ。
金融不安による経済危機にあって、アメリカの大統領も変わり、チェンジが期待されている今こそ、日本は自衛隊を変えていくチャンスだ。
海上自衛隊は全部海上保安庁に組み入れたらいいのだ。そして海上保安以外に不要な武器や艦船を改造したり廃棄したらいいのだ。
陸上自衛隊は、国土交通省の中に組み入れたらどうだろう。そうとうの国土交通関連土木部隊ができあがるのではないだろうか。災害派遣や復興支援は国内と言わず国外にもどんどん出て行ったらいいのだ。ただし武器を一切持たずに。不発弾処理や地雷撤去など世界各地で早急に必要とされていることはまだいくらでもある。
航空自衛隊は、上記二つに振り分けたらいいのだと思う。そうして、それぞれが戦争ゴッコのような軍隊ゴッコのようなことをしてきた武器弾薬は廃棄し、平和活動だけに仕事をしぼれば各自衛隊員の士気はどんなに上るだろう。国民にも国際的にも認められての人助けの仕事ほど誇らしいものはないだろう。
頑張れ自衛隊!と言いたい。