片脚を伸ばしたアマガエルを見てから模様が気になって、捜したわけではないけれど、目についた3匹を撮った。
皆、じっとしていて、撮るのに何の苦労もない。
今まで、きゃつらの擬態模様は留まっている場所を巧妙に転写しているものと思い込んでいたけれど、違うのではないかと感じる。
3匹とも、いる場所の模様とは違いすぎる。
この模様は、じつは生まれつきのそれぞれのアザのようなものではないだろうか!?
平温ではわからないが、体温が上がると浮き出てくる『おしろい彫り』という刺青が、女体に施してあって・・・なんていう官能小説を読んで興奮したことを想い出す。
そういった具合に模様は決まっていて、体色だけを変化させているのではないだろうか?
もしかしたら、模様部分と地の部分を塗り分けることはできるのかも知れない。
そうして、模様は消し無地一色にもできるのかも知れない。
捕まえてきて実験観察をしてみたいけれど、持続的余裕がない。
じつは暇なので気を入れたらできるだろうけれど、思いつきと行き当たりばったりの興味に流される生活なので無理か・・。
誰かが夏休みの観察記録にでもしてくれたらいい。
9月21日(月曜)から、友人と男二人の生活をしてきたのだが、土曜早朝に彼は帰り、最後の夜の一人だけの食事の支度でもしようかという夕方、スープの冷めない距離に住まう人妻から、アマンダレが採れたからと言い添えて、けんちん汁(?)の差し入れがあった。
先の三人ではないヒト。
彼女は一品モノとは違うオカズをちょいと持ってくれるヒトで、作る料理はいつだって見た目なんぞを気にしていない。
里芋、油揚、鶏肉、豆腐、アマンダレ、何かの菜っ葉と具沢山の極美味汁。
ちなみにアマンダレを塩漬けにして保存したものは、この辺りでは正月料理にも欠かせない。
アマンダレと言い慣わしていて本当の名を知らなかったのだが、今回調べてナラ茸だと分かった。
ワッといっときに出るキノコだから、地元でないと食べられない。
ご馳走さまでした。
もう一昨々日のことだけれど、きょうの京の十六夜のスーパームーンをあなたへ。
飛び石のように置いてあったのを起こしてみたら、裏に人型が彫ってあった。
いやいや、表はこちらのはずで、裏返って埋もれていた。
地蔵さんだろうか。
頭の形は帽子なのか、髪型なのか。
半跏思惟像のようでもあり、可愛いらしい。
土や草の根を取り払ったら、よくわかるのだろうが、開眼戻しをしてあるとは言え、あまり触りたくない。
裏の軒下に並べておくつもり。
邪魔にならない程度の放置は、とどのつまり放射性廃棄物のような扱いだ。
これは昔の墓石をいくつか放置してある場所から見つけた。
草ぼうぼうになる敷地内で草刈機を使っていると、邪魔でしょうがないのが、無作為に置いてあったり、半分埋まっていたりする石。
なぜか、我が集落にはお墓が二箇所あり、古い方は最近の墓石のような立派さはなくて、新しい方はちゃんと四角な墓石の今風なつくり。
それで、古い方を新しい方へ統一することになり、余った墓石を開眼戻しという作法によって単なる石となったのを捨てずに屋敷内に置いてあった内の一つ。
なかなか味のある表情で、斜めに割れているのに、どういうわけか持っても二つにならない。
こういう傷を袈裟懸けと言うのだろうか?
袈裟懸けはどっちの肩だろう。
正確でないと袈裟懸けにばっさりというような表現は使わないのだろうか。
この石をどうしろと言うのか。
開眼戻しをしたからと、言われてもなおためらうようでは、天下布武なんぞ夢のまた夢。
変なヤツをみつけた。
昨日のツノアオカメムシ(?)とは1mしか離れていない場所。
同じ場所で、一昨日変わった模様の羽を持つハエのようなアブのようなものを見つけたのだが、6枚ほど撮ったのに全部ピンボケだった。
今日こそはと8枚ほど撮って、ようやくピントがあった。
珍しいモノに出会えるのにピントの合いにくい何とかスポットのようだ。
こいつは雨樋の上に居たのだけれど、その下の風化したコンクリート水槽の縁に長い時間、じっとしていたに違いない模様。
コンクリートそっくりとはいかないようだ。
どういう仕組みで転写するのか、誠にもって不思議だ。
それに、左後ろ足を伸ばしっぱなしなのはなぜ?
撮っている間じゅうそのまんまで、その後は普通の格好に戻ったあとで、樋の縦部分に移り登っていった。
となれば、奇形でも怪我をしてるわけでもなく、何となくこのポーズで止まってしまっていただけのこと。
どこにでもいる一般的な黄緑色のアマガエルとこいつはどう違うのか。
擬態するほど辛抱強く一所にいる性格という個性だけの違いなのだろうか。
虫が嫌いという人は多い。
カメムシなんか論外という人はもっと多い。
それでも、こんな画像を載せるしかないほど、画像不足になっている。
本日、わが琴線に触れた、このカメムシは誠に残念なことになった。
脚はアカマンマのような鮮やかな赤。
はみだしシュミーズ(品よく裳裾というべきだけれど)のお洒落な模様。
若草色の背中。
夢中になって撮った画像4枚はすべてピンボケだった。
どういうタイトルにすべきか迷った末にこれ。
仕事としてではなく料理を作るのは、それも他人のために作るのは真心そのもの。
この御馳走は三人の女の真心であります。
みんな、特別においしいのであります。
ぜんまい煮はうどんのように主食のようにもぐもぐ食べてしまう、おいしさです。
棒鱈の煮つけは圧力鍋で柔らかくしたという、甘さ控えめの旨味タンパクのかたまりです。
小茄子の麹付けは丸ごと口にほうばってばりばり喰うと、絶妙に甘くて美味しくて幸せを感じます。
じゃが芋の煮っころがしは皮付きで一口サイズだからこそ、甘さが皮に染み込んでいて、ご飯代わりです。
茗荷入り蕨の酢漬けは甘くて酸っぱくて歯ごたえも良くて、こんなのが小料理屋でだされたら絶賛ものでしょう。
三人の女の真心を戴きました。
御馳走様。
夜の星を全部、あなた方へ
これは一昨日の旅の途中の空。
こんな空なのに、誰も騒いでいない。
空が焼け、何かが起きそうなのに、すでに不吉なことはいくらでも勃発しているのに。
私だけが、眠くて眠くて車を走らせるのができなくて入ったサービスエリアで、眠気が飛んでしまって、うろうろと撮りまくっているのに、周りは誰も騒がず空さえ見ない。
蜘蛛は色んな巣の張り方をするけれど、女郎蜘蛛は一般的な普通の罠を張る。
女郎蜘蛛という名付け親は、どういう思い入れがあって付けたのか。
今や差別用語に違いないけれど、虫に付けられて人口に膾炙(かいしゃ)しているから変えようがないのかも知れない。
シンプルな穴ではなくて、いくつかがまとまった総合排泄孔ということなのだろうか。
約1ヶ月ぶりに来た生家の玄関わきにこれがあった。
目の部分まで見事に一皮むけて大きくなったはずの蛻のから。
滋賀県は草津市の十禅寺川の土手にはびこるクズの画像を昨日載せた。
そのクズに混じっていたグズなヤツがこれ。
クズによりそって共生しているように見える。
こちらはクズより猛々しくなくて、花も清楚に地味で、なよなよして見えるが、実(み)は鬼で、実(じつ)は手に負えない暴れん坊らしい。
いわゆる特定外来生物で、しかも侵略的外来種ワースト100に入っているそうだ。
そうしてやはり北米原産。
昨日はついに戦争法案を成立させてしまった、そういう侵略的外来種なんである。
スズメバチが蜜を吸っていた。
何もかもが象徴的に見えてきた。
クズの花を見ると、いよいよ秋本番かと思う。
同じ秋の七草でも、萩の花より葛の花により秋を感じる。
セセリ蝶の仲間はイチモンジセセリという名がすぐ浮かぶので、それで検索した。
これはチャバネセセリと判明。
これで、二つの違いは分かった。
オオチャバネセセリというのもいるそうで、そのうち遭遇して検索して腑に落ちて記憶として残るかどうか。
画像は3枚撮ったのに、ぜんぶ指がレンズにかかってしまっていた。
いいカメラのスマホが欲しい。
しきりにiphoneの新機種へ切り替えろとコマーシャル・メールが入る。
いいだろうなぁと思うが、先立つモノもなければ面倒くさくもあって、なかなか気が向かない。
一ヶ月前に北陸道のサービスエリアで撮ったもの。
長径は40センチくらいで、さんだらぼっちの変種のような藁座布団のようなクッションが上下に付けてある。
一個7000円以上もする西瓜を、どういう人がどういう思惑で買うのだろう。
故郷に錦を飾る帰省の途中に、これも土産に加えようと思いついて買うのか。
大切な人が病気か瀕死の状態で、是非ともこれを食べて欲しいと買うのか。
運良く大当たりを得て、散財中に目に留まり、こいつは面白いと買うのか。
お世話になった人への恩返しの手始めはこれ、と決めていた人が買うのか。
仏壇に供えたいというリクエスト、または強い思いがあって神妙に買うのか。
一人暮らしの部屋でスプーンを手に半割り西瓜をほじくる贅沢のために買うのか。
八等分したジャンボ西瓜を食べる八人家族団らんのために主(あるじ)が買うのか。
思いつくまま書いてたらキリがない。
これをいつか食べてみたいとは思わないが、食べる機会も訪れないだろう。
せっかく持ち手が付いているのだから、誰かがこれを持ち歩いている姿を見てみたい。
相撲取り何人かが、これを一つずつ持って歩いていたら絵になるだろう、などとどうでもいいことを考える。
甲州勝沼産の葡萄をいただいた。
こういうものは貰わなければ口に入らない。
自分用にこういう高級品を買う人とは付き合いがない。
これを送ってくれた人もおそらく他人に贈るだけ。
一粒一粒が至福の時。
街中を運転中に、こんな車にであった。
普通のナンバー・プレートではなくて、シンプルな通し番号のものは、自衛隊のヤツがこの辺りではよく走っている。
初めて見たコイツは、どこかの領事館の車なのだろう。
動く治外法権か!?
よく見るとエンブレムがホンダに似ていなくもない。
HYUNDAIとあるから、韓国の現代自動車。
自動車メーカーがある国なら、必ず自国生産車を使うのだろうな!?
インドなら国民車AMBASSADOR(アンバサダー)に決まりだ。
アンバサダーは大使という意味だから、ちょっと面白いことになる。