鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

9月末になってようやく秋らしさ

2023年09月30日 14時48分48秒 | 食べ方




このところの朝は栗拾いが日課になった。
裏作だと思いこんでいたけれど、一昨日は雨が降ったからか、昨日は今までで最多落果だった。
農事の師宅と同級生後期高齢者になりたてのババ二人に差し上げて、今までの在庫ははけた。
栗のイガが茶色くなっていたら、虫がいると疑わなくてはならない。
水に漬けておくと、芋虫が浮いてくることがあり、その数だけ虫喰いだらけの栗があるという証拠。
画像は今朝の分で、一昨日の4分の1程だが、これくらいだと拾うのに飽きない量。
栗を蒸して半割にしたのを私はスプーンでほじくってオヤツにしているが、蝮の師匠に栗を上げようとすると、剥かされるから要らないと言う。
私とて、自分のために自分で剥いて栗ご飯を作ろうとまでは思わないから、いつ栗ご飯を食べられるか分からない。
差し上げた栗が栗ご飯になって帰ってこないかなぁ、と、さもしく期待する。
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分かりにくい虫たち

2023年09月29日 09時53分53秒 | 








マツムシ(松虫)なのかスズムシ(鈴虫)の仲間なのか、検索してもよく分からない虫が部屋の中を歩いている。
コオロギ(蟋蟀)の大きいのも小さいのも家の中によく入っていて放任しているので、家の中でもいろんな虫が鳴く。
後ろ脚が長いのに、跳躍力はなさそうで、飛ぶこともできなさそうで、ただまっすぐに走るけれど、あまり速くはない。
翅は音を出すための道具として残っているような感じ。

2枚目の幼虫は、イモムシのくせに見た目に綺麗さがなくて、模様から豚の顔のようにも見える不細工芋虫も名が分からない。

3枚目の幼虫は、一昨日、もう生らなくなったミニトマトの枝にくっついていたものを、地面に落として撮った。
芋虫の最大級で、これから蛹になろうというところだろう。
こんな鮮やかな黄色は初めて見るような気がして、キイロスズメ(黄色天蛾?)という名が浮かんだけれど、検索すると、それではなさそう。
クロメンガタスズメ(黒面形天蛾)の幼虫の色は個体それぞれで違っているらしくて、こいつは黄色タイプということか。
尻尾のような尾角がくるりとなっているのがクロメンガタスズメの幼虫の特徴とのことだから、これはそれで決定か。

4枚目画像のメタリックなムカデ(百足)のようなヤスデ(馬陸)のような虫は、見当がつかず、全く調べられなかった。
7月下旬のジャガイモ掘り中に見つけた虫で、どうしても名前が分からずに、ずっとデスクトップの片隅に画像が残り続けている。

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裏返りそうなキノコ

2023年09月28日 09時12分12秒 | アングル






傘の下の襞(ひだ)が異様に育ってしまい、傘を巻き込んで裏返りそうなキノコが生えていた。
抹茶色のふかふかが美味しそうに見えて、蒸しパンを思い描く。
そうして、今は亡き桂枝雀の落語を部分的に思いだした。
頭の大きい男がいて、てっぺんが凹んで池ができていた。
なにかの一悶着だったか悲観することだったかがあり、死んでしまおうと、自分の頭の池にどぼーんというのだった。
無茶苦茶な話だったけれど、枝雀があの顔とぺらぺら話芸で展開させると、面白くて可笑しくて堪らなかった。
天才だったのに本当に残念。
1枚目と2枚目は一昨日で、3枚目が昨日の朝で、今朝は雨が降っていることもあり、破れ崩れて見栄えがしないので撮らなかった。
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うっかり好きだなどと言おうものなら

2023年09月27日 10時42分42秒 | 食べ方




先日はムカゴを少し持ってきてくれて、その前はゴーヤを持って来て食べ方の実際を示してくれた蝮の師匠が、またたくさん持ってきた。
うっかり好きだなどと言おうものなら、良いこと聞いちゃったくらいのノリで、量加減が分かっていないのではないかと疑いたくなるのが、この辺りの習いか。
ムカゴは塩茹でが最高、ゴーヤは佃煮が堪らなく旨いと伝えたのはお世辞でもなんでもない心底の気持ちなので、またありがたく頂戴した。
ゴーヤはまだ5分の2ほど余っているけれど、調理したのが2枚目画像。
サツマイモは、私も作っているのに、誰よりも早く苗蔓を植えて早く出来たのだからと、とりあえず食べてみろと大きいのを2つ渡されたうちの残り1つ。
サツマイモはいつだって胸にうっとつかえてしまうのだけれど、ゴーヤの佃煮を一緒に食べると、それがなくてぱくぱく食べられると分かった。
今朝は玄米ご飯を食べずに芋にした。
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落穂拾い

2023年09月26日 09時00分22秒 | アングル






裏にある田は総ての作業を丸投げ、と言うより田を貸して賃料をもらっている。
小作権という言葉は残っているけれど、実態は米作りの経験もやる気もないので農業生産法人に借りてもらって、固定資産税を払える程度の僅かな現金が振り込まれる。
コンバインでの稲刈りは完璧にそつなく米粒の収穫がなされるのかと思っていたら、意外に落穂があると分かった。
未熟で不良な籾(もみ)をしっかり選っているのかも知れないと思いたいけれど、そうでもない気がする。
ミレーの『落穂拾い』は麦だが、貧しい農民の姿を写実的に描いたとされて、『晩鐘』などとともに中学の美術の教科書に載っていた。
貧しいと言いながら、つぎはぎだらけぼろぼろ衣服というわけではないし、東洋の貧しいイメージとは違い小ざっぱりと品が良い。
不満というほどではなくても、なんだか西洋的美しさに違和感を感じていたものだった。
閑話休題、田を歩き回ると、穂のままのがけっこう落ちていて、数分でひと束になった。
これで1合分はあろうかというもので、しっかり田全体から拾えば1升くらいは軽く集められそうだ。
もち米だと聞いているが、何とか籾(もみ)を取る方法はないものか。
漫画で見たのだったか、映画のシーンだったか、一升瓶に入れて棒を突っ込んで突くというのは、落穂を拾ってきての籾取り(正しくは籾摺り)作業だったのだろうか。
ただいま検索してみたら、籾摺りの方法をJAが紹介していて、すり鉢にひと掴みの籾を入れて軟式ボールで下から回し上げていくと籾殻が取れるそうだ。
すり鉢はあるし、軟式ボールも家のどこかにありそうなので、見つけられたら試してみるべしだ。
私はまだ去年の玄米を食べているけれど、そこに落穂拾いしたもち米を入れたら、さぞや美味しかろうと思われる。
うまくいったら、ひまひまに裏の田んぼで、ざるを小脇に抱え落穂拾いをしたら良いかも、夕方になったら『晩鐘』のように首を垂れて八百万の神に祈るべし。
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一昨日、昨日、今日

2023年09月25日 10時11分19秒 | アングル






今春はクリにたかる、モンシロチョウを一回りちいさくしたような白い蛾が、ほとんど見られなかったから良い感じと思っていた。
虫喰いの少ない年になると期待したのに、生り年裏年サイクルの裏年なのか、夏の暑さも影響したのか、うちのクリは極端に収量が少ない。
落ち始めて3日間分をサツマイモとジャガイモと一緒に蒸した。
独りで住んでいたら、ぱくぱくたくさん食べられるもんでもないので十分過ぎるほどではある。
今朝落ちていた虫喰いのないまともなクリは11個で、容器に入れるほどでもないからポケットに入れたまま畑を見回った。
一昨日畝をつくって、昨日蒔いた菜っ葉の畑のところどころに朝露のかかった小さなクモの巣が見られたので、クリを置いて撮った。
まるで氷が張ったように見えるので、オッと思ったりするけれど、畑を耕して草が全くなくなると、地面の僅かな凹みに巣を張る。
なんというクモか興味を持たないできたけれど、初めて調べようとしても、ちょっとネット検索したくらいではネットにひっかからない。
ジグモ(地蜘蛛)というもっともふさわしい名が上がってくるが、これは石灯籠の基部などに筒状の巣をつくる別種で子供の頃から知っている。
筒を静かに引き上げて、中のクモを取り出し、つやつやした蜘蛛の大きさを競ったりしたものだった。
チリグモ(塵蜘蛛)という候補も上がったが、これはたいてい家の中の柱や天井回りの90度部分にパッチのような巣を作るタイプで畑タイプではない。
せっかくの巣を、どけて壊して詳しく観察するほどの興味はないので、今回は見つけられなかったということで済まそう。
畝は10mを4本作り4種類の菜っ葉種を蒔いたのだが、来春に薹立ち菜を採るためと、菜の花畑にして冬越しのニホンミツバチを労うためとは言え、われながら巧くできた。
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ムカゴ(零余子)は意外に美味しい

2023年09月24日 07時56分56秒 | 食べ方








一昨日もらったムカゴは山芋(とろろいも)の仲間の蔓にできる芋の子とでもいうのか芋の元だ。
種は別にできるのだから、ムカゴは自力で作るクローンなのだろうか。
ちょっと検索してみると、無性生殖であり、やはりクローンのようだ。
零(こぼ)れ余る子は、まさにその通りで、普通であればびっしりと蔓にできて、触ればぽろりと落ちて、どこにでも芽をだすほど。
でも今夏の異常な暑さはムカゴができなくて、蝮の師匠が『これだけしか取れなかった』と持ってきてくれた量は子どもの両手ですくえるほど。
ムカゴご飯をいつ頃どこで食べたかも忘れたけれど美味しかった記憶があり、それを話したのを師匠は覚えていてくれたようだ。
本来の土中にできる芋しか要らない師匠にとって、ムカゴは余分な厄介モノらしいけれど、これからは『ムカゴもできない暑い夏』という言い方が定着するかも知れない。
山芋作りの畝の両側にブルーシートを敷いて、蔓を絡ませている竿を揺らすと、たぶん土中の芋と同じ容量ほどのムカゴが零れ落ちるのが例年なのだ。
私の1畝の山芋竿にムカゴはほぼ見当たらないのだから、本当に今年は異常なのだ。
念のためによく調べてみたら、私の山芋からもムカゴは鼻くそほどの小さいのも入れて10個収穫できた。
それはともかく、半分はフライパンで茹でて、湯をこぼして乾煎りをしつつ塩を振ってみた。
薄皮が少し剥けると銀杏のように緑色があらわれるのは初めて知った。
美味しい、じつに美味しくて、これを入力しながら、皿の分はぺろりと全部食べてしまった。
来年のこの季節は、1日1食はムカゴが主食でも良い。
非常食として優れているかも知れないから、乾パン代わりにムカゴだ、これからは。

ムカゴご飯が炊けたら、ギンナンを焼いた匂いがするのは、もしかしたら、緑色の成分の匂いなのだろうか。
ともかくも食べてみると、まずくはないけれどとびきり美味しいというほどではない。
ゴマ塩を振りかけたら美味しいかも知れない感じではあり、ムカゴが少なくて良かったかもしれない。
ムカゴは茹でて乾煎りして塩振って食べるのがベストのような気がする。
画像のご飯が茶色いのは、ムカゴのせいか、元が玄米なので相乗効果か。
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こんなものが気になった

2023年09月23日 07時10分00秒 | アングル




昨日は雨がちな天気で、止んだから仕事をしようと外に出て何かを始めると、また降り出すということがあって、久しぶりに汗を全くかかない日だった。
汗をかかないということは行動範囲が狭いわけで、面白いシーンに出会う機会が減るということで気も滅入る。
そんななかで、玄関前の雪囲い板を掛けるフックに干しておいた作業用手袋が気になった。
手袋というのは、道路に落ちていたりすると、持ち主の手の残像あるいは体温のような妙に生々しい気が漂っているようで胸がざわついたりする。
道路に捨てるということはほぼないのだから、落とし主にとってはいつの間にか紛失してしまった残念な代物で、片方だったりしたらなおのこと。
私の手袋はそういう残念な代物ではなく、乾いたらまた農作業前に手にはめ指を通す大事な相棒なのだが、干されている束の間、気ままを満喫している様子に見えた。

前にも草刈り機のチップソー丸刃でカボチャに傷をつけたことを書いた。
教訓は生きずに、また同じことを小さめのカボチャにやってしまい、とりあえず持ち帰り、どうしたものかと思いつつ置いておいた。
ところで、この長いカボチャは寸足らずの未熟果だけれど、十日町市の山間部で作られてきた『この辺り独特』のバナナカボチャのはずだった。
ところが最近見た記事に、岐阜県高山で栽培されてきた宿儺(すくな)カボチャというそっくりなやつがあった。
形といい色合い模様といい、ほぼ同じものであるに違いなく、どういう理由があるのか追求したいとまでは思わないけれど、そのうち誰かが調べてくれるだろう。
横道にそれたけれど、注目したのは切った傷口から腐ったりカビが生えたりするのではなくて、自然治癒のような様相であること。
サツマイモなどでもそのようなことがあるけれど、滲み出た糖分などが新たな表皮を作っていくのだろうか。
蔓本体から離された単体の果実でありながら、ちゃんと自己修復をするらしいから、全くもって驚くばかり。
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小さすぎて調べられない虫

2023年09月22日 07時30分00秒 | 






備忘録に使っているKOKUYOのCampusノートに句点ほどの虫がいて、コガネムシの地味目極小サイズ。
ノートの罫線を測ってみると7mm幅で、この虫は5分の1強ほどだから、およそ体長1.5mmほどとなる。
ネットに載っている甲虫図鑑を観ても、どうもよく分からないのは、見た目に特徴が無さすぎで小さすぎだからか。
スマホで撮っていたら、向きを変え翅を広げて飛び立っていった。

白菜と大根の種から育っている苗がかなり悲惨に喰われていて、よく観るとメタリックに光る極小甲虫がたかっていた。
潰してしまいたいけれど、瑠璃色に光る全体が綺麗で、ためらいつつも掴もうとするとぽろりと地面に落ちる。
飛べないのかどうか、地面に落ちて土のくぼみに紛れてしまう。
こっちは害虫として調べはついていて、ダイコンハムシ(大根葉虫)らしく、体長4mmというのがちょっと盛りすぎのような気もする。
小さい虫だなぁと気分的に2〜3mmの感じだったけれど、ダイコンハムシに違いない。
今まで観たことはなかったから、今夏の異常高温からの異常大発生で小振りなのかもしれない。
農薬を使わないと決めているので、もしかしたら今秋の葉物は散々な結果になりそうだが、どうなることやら。
退治には米酢がどうとか唐辛子がどうとかの記述もあるので試してみるべしだ。
今しがた観にいくと、ヒトの大根の上で、雨にもめげず交尾しているのもいて困ったものだ。
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昨日はこんなものに目を留めた

2023年09月21日 09時31分09秒 | アングル






キュウリネットにぶら下がるミカドフキバッタ(帝蕗飛蝗)。
飛蝗でありながら飛ぶ翅がほとんど退化していて、名残の翅の大きさで何フキバッタかを判断できるようだが今回はその翅を写さないでしまった。
ウチの辺りにいるのはミカドフキバッタであることは以前調べたので、これもそれで間違いない。
飛べないから跳ぶことに特化した後ろ脚がメカニカルデザインで赤い筋もおしゃれだ。
蕗飛蝗と呼ぶのは、他のバッタがイネ科を食草としているのに、この仲間は蕗などの双子葉植物を食草とするからだそうだ。

昨日は彼岸の入りということで墓を掃除していたら、背後の石垣下に生えていたのがツルボ(蔓穂)で、名は知っていたけれど、ようやく実際に確認できた。
これはキジカクシ(雉隠)科なのだそうで、ツルボではキジを隠しそうもない気がするけれど、本家のキジカクシはそのようであるらしい。
ツルボはユリ科と書いてある記事もみたが、どっちだろうと調べたら、かつてはユリ科で詳しく調べたらキジカクシ科ということになって転籍したんだとか。

もう無いだろうと思っていたポポ−がまた、しかもいきなりの感じで3個も落ちていて、なんとしたことか、これで合計10個になった。
違う種類のポポ−を植えておかないと生らないとか、人工受粉させないといけないとか色々な記事を読んだけれど、うちは昆虫が多いからか1本でもこの通り。
どんなに目を凝らしても、もうないだろうと思っていたのに、こうなるとまだ有るのではないかと期待してしまう。
葉っぱが大きいので色んな角度から見上げても死角はいくらでもあるということか。
落ちていても傷ついていないのは、途中の葉っぱが衝撃をやわらげ、根元の雑草もクッションになっているおかげだ。
脚立を立てて、まだあるかと確認するまではしないけれど、毎日1回は確認をしにいかなくては。
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先細り三日月型キュウリ

2023年09月20日 10時01分10秒 | アングル




水不足か肥料不足か暑すぎというような原因はあるのだろうけれど、おそらくだいじょうぶ、時間が解決する。
夏のキュウリは十分に生り、生り過ぎで困ったあげく、スライスして冷凍したり、スムージーにしたりと、無駄にしないよう頑張った。
結果、冷凍はしわしわなのに水っぽくて堅いという最悪な代物になり、スムージーはミニトマトとバナナに紛れて水分確保には役立った。
そうして、秋用に夏ほどは生らないだろうと性懲りもなく同じく2本の苗を買って植えた分の初生りが先細り三日月型キュウリ。
昨日の夜に引き続き、もういいのに今日の真夜中もどしゃ降りになって目が覚めるほどだったから、ようやく暑い夏を脱した気分の彼岸の入りだ。
肥料は化成肥料をやっても良いけれど、例の豚糞もどき(豚舎の糞尿混じり敷き籾殻を発酵させたもの)を十分にやってあるので徐々に効くだろう。
それはともかく、昨日はキュウリの三日月に雨蛙が乗っていて、キュウリの棘が痛くないのかと心配した。
背後から撮って、前に回って撮っても知らん顔で、昔観たロードムービーの『ペーパー・ムーン』をなんとなく想いだした。
そうして、日が落ちてから町に向かっている車中から見事な三日月がでていて思わず車を停めた。
ほぼ雲で覆われた空に穴が明き、三日月が見えた瞬間は数分あったかどうかというくらい僅かな時間だった。
月がうまく撮れるスマホが欲しいと切に思い、そろそろだな、と。
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コナギ(小水葱)など

2023年09月19日 08時22分44秒 | 身の周りの植物








米農家にとっては水田に生える雑草の厄介モノ。
見た目はネギ(葱)とはかなり違うけれど、食べられるのだそうで、水辺に生える小さなネギ扱いされていたことからの命名のようだ。
小ネギとは言えないからコナギにしたのか、どこかの訛りか、昔はネギをナギと呼んでいた変化なのか。
それらはともかく、私のビオトープに繁茂というほどではないけれど広がり始めていて、ところどころで控えめながら濃い色の花を見せている。
食えるとあっては、農薬とは縁がないし、強くない苦味らしいし、秋の長雨でも続いて夏の汚れが洗われたら試すべし。

昨日咲いたアサガオのなかに、紅を落としたような斑点があるのを見つけた。
紫は赤を秘めていて、それが何らかのはずみで顕れてしまったようだ。
『ようだ』は科学的推測もしつつ情緒的感想。
一方、別の場所にある野良生えアサガオに、また絞り模様を見つけた。
これは放射状に成長する花びらの元で色抜けが生じたということなのだろうか。
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落蝶

2023年09月18日 06時15分06秒 | アングル




落鳥という熟語はあるけれど、落蝶とは言うのだろうか。
落鳥は籠に飼っていた小鳥が死ぬことだと認識しているけれど、飼っていなくても、鳥のむくろが庭にでもあったなら落鳥と言うのだろうか。
鳥の死を悼む表現だから、もしかして季語なのかどうか、と、ここまで書いてから調べにかかる。
広辞苑に落鳥は載っておらず、ネット検索では、鳥が止り木から落ちるとして、鳥の死を落鳥と表現するようだ。
鳥の死に季節はあまり関係ないだろうし、落鳥はそもそも広辞苑になかったから季語ではなくて、落蝶なんて語呂合わせ造語でしかないようだ。
私のビオトープに浮かんでいた蝶は翅がぼろぼろということもあって、ミスジチョウ(三筋蝶)の仲間だろうけれどはっきりしない。
オオミスジ、コミスジ、ホシミスジ、ミスジチョウ、ヤエヤマイチモンジ、リュウキュウミスジと仲間は多いけれど、どれとも違うようだ。
蝶の止まるところは花とみれば、蜜を吸えなくなった蝶の最期は、傷んだ翅を広げて水に浮く姿かもしれない。

昨日は猛烈に暑くて『夏本番かいな』と不貞腐れつつ水遣りをしようと如雨露を持ったら蓮の実に雨蛙がいた。
かまわず作業をやっても、そのまま乗っているので、地面に置いて撮ってみた。
今夏、もう秋のはずだけれど、蛙はことのほか多くて、わが敷地は蛙の楽園となっている。
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植える前に咲いてしまったタマスダレ(玉簾)

2023年09月17日 09時07分09秒 | 身の周りの植物




物が集まり、いくらでもそれをまた上手にヒトに差し上げてさばく、個人的流通センターのような友人がいる。
彼女が『タマスダレ要る?』と聞いてきたので、名前はずっと前から知っていてブログなどでも馴染みだったから二つ返事で『欲しい』。
どんな状態でやってくるのかと思えば、固まって生えているのを3掴み程引っこ抜いた状態で、球根や根の状態がよく分かった。
とりあえずアルマイトのたらいに入れて、早く植えようと思いつつ、毎夕水だけは振りかけておいたら、植える前に咲いてしまった。
こうなると、水さえあれば良いのかという気になって、さらに植え渋っていたら、花びらの先がピンクに色づいてきた。
真っ白な咲き様は潔い雰囲気だったけれど、酔芙蓉な感じも喜ばれるのか。
漢字は玉簾で合ってるかと確かめたら、南米が原産のヒガンバナ科タマスダレ属でゼフィランサスとあった。
ヒガンバナ科であるからには有毒で、球根の多年草で丈夫というのはウチにぴったり。
どこのお宅にどのように咲いていたのか知ることもなく、ようやく昨日、花壇に植えたからには、もう安泰に増えるばかり。
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虫気

2023年09月16日 07時40分40秒 | 






8月13日に『昼顔も撮ってやらないと』という記事を書いて、昼顔にいたフタモンカタコハナバチ(二紋肩小花蜂)のことを書いた。
つい先日も雨が少し降った翌朝に、久々ぱっと昼顔が咲いていて、見てみると、8/13と同じようにフタモンカタコハナバチがいた。
昼顔の受粉はこの蜂だけを頼りにしているのか、と観ていたら、オオマルハナバチ(大丸花蜂)がやってきて潜り込んだ。
「ドラえもん」のジャイアンのような奴だなぁと観ていたら、意外にも『あ、先客が居たのね』という感じでそそくさと飛び立った。
カボチャの花では、ニホンミツバチ(日本蜜蜂)が入っていても意に介さず蕊の回りをぐるぐる回り始めて追いだすシーンを観たことがある。
今朝も昼顔が咲いて、フタモンカタコハナバチがいたけれど、ホソヒラタアブ(細平田虻)もいた。
昼顔は意外にも人気というのか、虫気というのか、モテモテだ。

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