いつ来るのか読めないバス待ち時間に交わされた現地人の会話。
70代後半のオバさんと同年輩のオジサンが出会って。
「ごうぎ ふりますのー」
「だすけそう いいあんべだてー」
苦笑しながら顔を見合す・・・
ネイティブの私が翻訳すれば、以下になる。
『ものすごいこと降りますね』
『本当にまったく 良い具合ですね』
この辺りの工務店や土建屋は冬になると本来の仕事ができなくなるので、雪下ろしや除雪排雪が仕事になる。
そのようなわけで、『あの人たちは雪が降ってくれて良い具合だろうなぁ』と挨拶がわりの話になったりする。
バス停にはバス会社の名入りスコップが置いてあり、待ってる間に雪のひとかきでもしてくださいな・・という仕組み。
バスは40分遅れで、ようやくやってきた。
十日町市街ではひっきりなしに除雪車と雪を積んだダンプカーが行き交っていたし、JR飯山線も投雪車を走らせていた。
帰りのバス待合所では、ドーム屋根の雪がずり落ちそうでそばに寄れない。
1日か1日半で積もったはずだけれど、軽い綿雪だから落ちそうで落ちないし誰も構っちゃいない。