鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

山椒の実はもう秋

2021年08月31日 08時38分39秒 | 身の周りの植物




山椒の実を糠床に入れたら良いと聞いて、ネットで調べてみたら、晩春に作った醤油漬けの要領とだいたい同じだった。
茹でたのを冷まして氷で締めてから水気を取って、ひとつかみ入れてかき混ぜるというだけ。
山椒の実は売っているものらしいけれど、とりあえずわが家のがどうなっているか確かめる。
あまり踏み込まない用無しの一角にあり、草刈りもしてないので薮漕ぎして進入する。
実が落ちてはいなかったが、黄色っぽくなっているのが多く、赤くなっているのもあり、種が露出しているのもあった。
身近にありながら、山椒がこのようになっていくというのも認識していなかったし、花も観たことがない。
雌雄異株なので、うちのは雌木ということになり、赤く熟した実の殻を粉に挽いたのが粉山椒なんだとか。
それなら、黄色であろうが赤であろうが、山椒は山椒のままピリリと辛い筈と、しごき採る。
花山椒というのは雄木の花なのだそうで、うちの雌木に花粉を提供してくれる木はどこにあるのだろう。
知る限り、うちの敷地内にはないので、どこぞのお宅に、お世話になっています。
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ポトフを作る糠味噌臭いジジイ

2021年08月30日 07時58分58秒 | 食べ方




30度を超えることのない日々ですっかり晩夏らしくなり、リラックスタイムに半袖半ズボンでは風邪を引きそうだ。
それならポトフが体に優しく作るのも簡単というわけで2〜3食分になるはずの材料を鍋一杯に入れる。
ジャガイモは先月掘り上げた自作新ジャガの一口サイズを、皮をむかずに使う。
あとはニンジンとタマネギとキャベツとウィンナーソーセージと鶏ガラスープの顆粒を入れて煮込むだけ。
画像は夕飯に食べた残りの半分の状態なのだけれど、けっこうな量を一回に食べてしまうものだなと感心する。
ほぼ毎日かき混ぜている糠味噌漬が食える味になってきた。
先日は一日放置しただけで表面に白いカビが生えて慌てた。
白いカビは少しなら、そのまま構わず混ぜたら良いらしいけれど、調べる前にとにかく表面は薄くこそぎ取って捨てた。
色の付いたカビは毒でまずいらしいが、まだその失敗はしていない。
独特の旨味にはまだ到達していないような気がするのは比較検討することができないからか、何かが足りないからか。
今はなかなか人を呼んでお茶を飲んだり一杯やったりができないけれど、いつか小鼻ピクピクさせながら小皿に出したいのだ。
漬けるものがなくても、ひたすら毎日泥遊びのようにかき混ぜる。
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残念な日もある

2021年08月29日 02時22分22秒 | ざんねん






玄関サッシのガラス上を歩いている細長い蜂を見つけて、こんな細長いのは初めてだなと撮った。
泥の巣を作って芋虫毛虫を閉じ込めて卵を産むタイプの泥蜂か土蜂の仲間のはずだけれど検索しても見つけられない。
葉巻のような腹と尻で全長3センチほどもあるのだから、すぐに判明しそうなものだけけれど、逆光だったので細部が分からない。
かぎ脚先なのにガラス面を歩いているのは、やはりガラスが汚れているからだなと、これまた残念な気分。
2枚目は乗用芝刈り機を運転していて、とび出したアマガエルの黄色が鮮やかなので、思わず機械を止めて追いまくり撮った。
ぴょんぴょん跳んでいる時は真っ黄色か黄金色にさえ見えたのに、撮ってみたらそうでもない。
草の中を跳んで逃げている間に、とり急ぎ保護色の緑が現れたのだろうか。
陽に当たっている背中は黄色いのに、陰になっている部分は黄緑になっていて、見つけた瞬間の興奮が冷め気味。
その後、予定した草刈りは終えて、芝刈り機を小屋に返す道すがら、ついでにここもと余計なところに突っ込んで失敗をした。
地面に敷いたガラが挟まり、回転刃駆動Vベルトが焦げて焼け切れ、損害額1580円。
3枚目の画像は、交換用Vベルトをホームセンターで探しているときに見つけた高価な剪定鋏。
盆栽用に特化したものだろうと思われるが、こういうものを使って矯めつ眇めつパチンパチンなどという生活は私にはこないだろうと何となく残念。
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セスジスズメの幼虫など

2021年08月28日 08時41分41秒 | 




玄関障子の框に、こいつが止まっていたが一目で雀蛾の幼虫に違いないと思い、さほどの驚きはなかった。
今までなんども見たことがあって、調べたこともあるはずなのに、再度検索してセスジスズメだろうということに。
前の方の目玉模様がリアルで可愛いが、本当の目は分からないくらいに小さいはずで確認できない。
そろそろこの大きさだと蛹になる変態の時期なのだろう。
草をもりもり食って、むちむちに太り、安全な高いところか雨風しのげる場所を探しているのだろう。
時期と言えば、いつの間にかキツネノカミソリが立ち上がって咲いていた。
ヒガンバナは背が低くても派手な咲き方で色も各種あり、思い切り自己主張がある。
同じ仲間の次に咲くナツズイセンは背が高く、ピンクの花が清楚に目立つ。
そうして、しんがりのキツネノカミソリは背は低くからず高からず、色はダイダイ色でなんだか中途半端。
だからというわけではないだろうけれど、狐の剃刀と刺激的な名を付けられている。
狐の嫁入りとか嫁取りという化かしの雰囲気があるのかも知れないと思ったら、葉見ず花見ずの葉の形からだとか。
種でも増えて群生するらしいから、その風景を観たら、狐に化かされたかという妖しさがあるのかも知れない。
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初めての

2021年08月27日 12時28分12秒 | 身の回りの生き物のこと




初めて見る蛾が玄関サッシのガラス上を歩き回っていた。
ガラスが汚れている。
翅が透き通っているのは蝶でも蛾でも無いではないけれど、この画像を観ると蛾には見えない。
頭はほぼ蝉のようであり、翅の形は蛾だが、ビンに採集したら死なせてしまうだけなので撮るにとどめた。
もしかしたら、翅の大きい、翅を閉じないタイプの蝉の仲間なのだろうか?
キュウリの柴を支える竹杭の、切り口に入っているアマガエルを見つけた。
これは初めて見るポーズなのだが、中に水が溜まっていて日向の腰湯状態なのか。
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地表の出来事

2021年08月26日 13時58分00秒 | 身の回りの生き物のこと








鎌などの道具を持たずに、膝をついたりしゃがんだりして草むしりをする。
うちの田舎では草取りと言うが、関西では草引きと言うし、草むしりと言うのは関東の人だった気がする。
草抜きと言う人はどこ出身の人だったか、私は転々と移住したが、草むしりが一番ふさわしい気がする。
地べたに這いつくばっているようにも見えるはずの格好で草むしりをしていると、地表辺りにはアリばかりではなくいろんな生き物がいるのが分かって興味が尽きない。
歳をとると眼前に起きる虫などの小さな動きを、逐一目で追うようになると読んだことがある。
加齢により集中力が鈍って判断力も鈍っていると常に不安な状態にあり、目の前の変化を自動的にぼんやり追うのではないだろうか。
そのように草むしりをしていると、アリやミミズに気を取られ、いろんな甲(こう)虫を見つけて首を傾げ、走るクモを目で追う。
赤アリをくわえて走り回るクモを見つけて、しばらく手が止まった。
普通の黒いアリはいくらでも歩き回っているのだけれど、見たことのない赤いアリはどういう種類の何なのだろう。
クモに捕まって運ばれている赤アリに、黒いアリが1匹噛み付いているのもこれまた謎だ。
仕事を中断して画像を撮ってから、急いで小さなプラケースを持ってきて赤アリごとクモを捕まえた。
ところが他のことに気を取られて放置したまま次の朝に見たら、2匹とも小さく縮んでしまっていた。
かわいそうなことをしたと思わないではないわけで、これだから、小さい虫は野に置いたまま撮るだけに限る。
もう一つ、草を引き抜いたときに卵と思われるものが転がり出てきた。
これはポケットに入れて持ち帰り、プラケースに入れていたらぺこんと凹みができてしまった。
破ったらクモの子が飛び出すのではないかと期待してハサミで破ってみたら、卵の黄身状のものが出てきた。
もしかしたらニホンカナヘビかニホントカゲの卵なのではないかと思うと、これもまたかわいそうなことをした。
そんなことをして、あっちやりこっちやり撮ったり観察したりネットしたりブログ書いたりしているうちに、何をやったかあまり成果のない1日が終わるという日常。
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コスズメの幼虫

2021年08月25日 00時30分33秒 | 






草むしりをしていて、ふと目にとまった幼虫。
これはおそらく雀蛾の幼虫だろうと直ぐに見当がついたけれど、それにしてもつかまなくて良かった。
たぶん刺したり噛んだりはしないし毒もないだろうが、モンシロチョウの幼虫程度の小ささならまだしも、だ。
このての大きさになると体をよじって嫌がる力が気持ち悪くてつかめない。
これだけの特徴ある姿なら直ぐ判るだろうと幼虫図鑑を検索したら、直ぐに判明した。
ヤブガラシの茎にとまっていたのも決め手で、ブドウ科とアカバナ科が食草とあり、ヤブガラシはブドウ科とのこと。
昆虫は脚が6本だから、前方の3対が脚で、あとは皮膚が変形した擬似脚なのだろう。
横から観たらカーテンに合いそうな柄で、上から観たらフランスパン、正面から観たら漫画の世界だ。
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朝顔には光源がある

2021年08月24日 08時50分50秒 | 身の周りの植物








朝顔のつぼみは精巧にねじりたたまれていて、それが夜明けとともに解けて花開く。
折り皺が収束する花芯は光を放散する光源のように見える。
立ち上がっている蕊は厳かでさえあるのに、マルハナバチが遠慮なしに潜り込み、黒い尻を見せている。
それに対して昼顔は薄ぼんやりと屈託がない風情。
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パセリ丸坊主

2021年08月23日 08時41分41秒 | 








ナスやピーマンの間に虫除けのつもりで植えておいたパセリが、ふと気づいたら一株丸坊主になっていた。
虫除けに虫がついたんじゃこれいかにだが、この芋虫は子どもの頃から馴染みのキアゲハ。
ニンジンの葉にだけつくものと思っていたのにパセリも好みであったか、栄養価が高いからだな。
丸坊主に食べ尽くしては共倒れになるだろうに、先の見通しが甘い。
もう一株のパセリの方は幼虫がまだ小さくて健在だが、嗅ぎつけて1mの距離を移動して行けるだろうか。
蛹を採集したいのだが、パセリが丸坊主にならないよう適度の淘汰をしないといけないだろう。
ちょっとつつくと橙色の突起を出すのが面白くて正面から撮ったが、直ぐに引っ込めてしまうのでリボンのようになった。
最後の画像は、新しい食草を求めて移動中だったのか、蛹になる場所を探していたのか、途中でアリに捕まってしまった様子。
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ナツズイセン(夏水仙)の時季

2021年08月22日 12時20分12秒 | 身の周りの植物






9月のヒガンバナ(彼岸花、曼珠沙華)が咲く前に、同じ葉見ず花見ずのナツズイセンが晩夏を惜しむように地面から湧き上がる。
湧き上がるというより沸き上がるとした方が良いかも知れない。
ここで思い出したのが、形はナツズイセンのミニチュアのようでいて、ヒガンバナに近い赤花(橙色か)のキツネノカミソリ。
今年はその場所にカボチャの蔓が伸びていってるので、そのうちカボチャの葉の隙間から顔を覗かせるはず。
2枚目は4日ほど前にまだ咲いていた名残のヤブカンゾウ。
こういう歳のとりかたはちょっとイカスじゃないかなどと思う。
3枚目の画像は、昨日の記事の明日に当たる今日の残念な姿。
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きのこの昨日、今日

2021年08月21日 10時33分22秒 | 身の周りの植物




今までなんども撮っているなぁと思いながらも、魅力的なのでついついピント合わせをしてしまう。
今日は開ききってしまい、ジャンプ傘か〜い、とツッコミを入れたくなる。
食えるのかどうか調べたいし名前も知りたいけれど、カボチャの根元に1本だけ生えたものだから、明日の姿を見てみたい。
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ミョウガ(茗荷)が出てきた

2021年08月20日 21時30分11秒 | 身の周りの植物




晩生(おくて)のウチのミョウガがようやく出てきた。
ほとんど勝手に日陰に生えている状態なのでスーパーに売っているような大きさはない。
ミョウガは膨らんだ本体からつぼみが出てどんどん花開く。
一日花なのか、茶色に萎れ切った花と咲いたばかりの花が同時に見られる。
どんどん咲いて可食部分がスカスカになると不味くなるので、ぷっくり膨らんでいるうちに採らなくてはならない。
可食部分は実ではないし、萼(がく)なのか・・・な?。
今まで何とも思わずにきたけれど、花が咲くのに実がなるかどうかも分からない。
殖え方も地下茎で増えていくのではないかと何となく思ってきた。
身近に常にあるものなのに、考えてみると、ちょいと不思議な植物のようだ。
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ボケ(木瓜)の狂い咲き

2021年08月19日 11時22分11秒 | 


かんかん照りの暑い毎日に時々夕立というのが普通のお盆前後なのに、今年は狂っている。
まさかコロナウィルスがこういう気候をもたらした訳ではないだろうけれど、逆はありうるのかも知れない。
世界的な気候変動がウィルスの変異を加速させているのではないか。
石垣の上から垂れているボケの枝に何かが付いているのかな、と近づいて見れば、なんと狂い咲き一輪。
ゴミ集積所に鉄アルミ缶類を捨てに行ったぶらぶら帰りの途中のこと。
3枚ほど撮ったのに花にピントが合わない。
狂い咲きのボケだものしょうがない。
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ズイキ(芋茎)に止まって雨宿り

2021年08月18日 11時48分12秒 | 養蜂


ズイキに止まって雨宿りしながら交尾している、水玉模様の蛾がいた。
出来過ぎな小さな出来事。
どちらがどちらだろうなどと思いはしたけれど、撮っただけにとどめた。
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おかしくない状況

2021年08月17日 18時04分45秒 | 言葉の世界


各地で大雨被害が報告され、まだまだ起きそうな連続降雨もあって、本当に線状降水帯というのは恐ろしい。
以前、ここに線状降水帯という表現はふさわしくないのではないかと書いたことがある。
カラーで示される雨雲情報を見ていていつも思うのは、線状降水帯ではなくて、帯状降水域ではないかということ。
それはともかく、テレビでは『いつ災害が起きてもおかしくない状況です』などと気象庁の発表や現場中継などで言うことがある。
コロナ禍を伝える情報で、クラスター感染や医療崩壊ということに対しても、いつ発生しても(起きても)おかしくない状況と言う。
聞いていて、いつも『おかしくない』の使い方は『おかしくないのか?』と思う。
ただし、文字の文章ではこのような表現をせずに、危険性があるとか増大しているという、きちんとした書かれ方になる。
おかしいというのは、可笑しいと書かれることがあるので、切羽詰まった危険性の告知に、可笑しく『ない』と否定されてもふさわしくない気がするのだ。
今まで私は、「何々があってもおかしくない」と使うときには、全く無責任な予測予想発言として言ってきた。
私は危険な状況、あるいは悪い予感を言う時に、『何々になるかもしれない』『可能性がある』と言ってきた。
『何々があってもおかしくない』と言う時は、冷やかし半分のような放言が可能な場でしか使って来なかった。
私の言葉感覚がおかしいのだろうか?

画像は、お盆が過ぎてお墓から引き上げてきた花。
もったいなくて捨てられない。
ボーフラが湧いたので、1匹38円のヒメダカ10匹を買ってきた。
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