2016年12月31日のマリー・ゴールド
退院の日、病棟を後にしてから、どうしてもやっておく必要のある蜂毒抗体検査を皮膚科で行っているか聞いてみた。
ニホンミツバチ飼育を本格的にやりたいと、いろいろ計画している身にとってどうしても必要なこと。
男の病とは言えないかも知れないけれど、まぁほぼ男の病。
京大病院の診察券を持っていて、しかも入院、手術、退院の患者なのだから、直接問い合わせてもいいだろうという甘えは許されず、何の紹介状も持たない初診として受付から順を追わなければならなかった。
皮膚科で私の事情を説明したら、長い時間を待たされた後で、翌々日の28日午前中なら、蜂毒の担当の医師が診察しても良いとのことだった。
そうして、退院から中1日おいて、おしっこを全然溜められない身体で、診察を受けに行った。
「〇〇先生が今日の午前中に来るようにということで・・」と説明しても、初めの問診は研修医が勤めることになっているのか、「蜂ってどういう種類が日本にはいるんですか? 詳しくなくて・・」などと言う若手だった。
それでもアナフィラキシーショックのことを伝えたら、腿に注射を突き刺す仕草をして、「これを携行しなくてはならないかも知れないんですね?」とツボにはまったことを言ってくれた。
そうして、血液採取をしてから又廊下で待っているようにということになった。
血液採取を終えてから待っていると呼び出され、ようやく〇〇先生に会うことができた。
私は、小学生の頃にアシナガバチ(アシナガバチも多くの種類がある)に1回刺され、今年の10月にオオスズメバチに1回、日を置かずにニホンミツバチに2回刺されている。
そのことは、受付でも問診でも伝えていたのだが、再再度伝えた。
蜂毒抗体検査は、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの検査ということになり、来年来月半ばに結論がでる。
長野県のある高校には、ミツバチ飼育部があり、抗体検査の結果次第で、いくら強く希望しても入部が許されない場合があるのだと本で読んだ。
私は、アレルギーはほぼ何もないので、少々刺されたからといって大丈夫だとは思うけれど、私の老後の人生設計がかかっている。
尿漏れの一歩前進三歩後退も気になるが、蜂の抗体も気になる大晦日。
みなさまお世話になりました。
良いお年をお迎えください。