鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

初蝉と赤いユリ(百合)

2024年06月30日 02時07分02秒 | 養蜂




雪囲い板のフックに干していた作業用手袋にアブラゼミ(油蝉)が止まっていた。
蛻(もぬけ)の殻は近くに無かったから、飛んできたものと思われる。
昨日の朝7時18分だったのだから、おそらくは羽化したての初飛行の止まり先だったはず。
初蝉ときたら必ず季語だろうと踏んで検索したら、案に違わず夏の季語。
6月は夏に違いなく、昨日はフェーン現象だったのか、かなりの暑さだった。
アブラゼミはメスが先に羽化するのだろうか、それともそれなりの時間を経ないとダメなのか、7月になった後でも鳴くのはまだまだ先のことと思われる。
この初蝉は雌雄を確認しないうちに、飛び去られてしまった。

このところの雨と暑さで一気に赤いユリが咲き始めた。
昨年、球根をなぜこんなにも沢山、と思うほどもらって埋めておいたもの。
咲いてびっくり『なんだ、このまるで造花のようなよそよそしさは・・・』。
よく確かめもせず、大喜びでもらったけれど、これほど我が家に似合わない花も無い、という感じ。
掃き溜めに赤いユリ、あるいは真っ赤なカラス(鴉)。
ネットで調べてみると、オランダ産のレッドヒルという種類のようだ。
ヤマユリのようなかぐわしさは全く無く、蜜もなさそうだから、蝶も蜂も寄ってこないのではないか。
この違和感を何としよう、アメリカ生まれのセルロイド、いやいやオランダ生まれのレッドヒル。

追記;初蝉とは正確にはその年に初めて鳴く蝉のことで、姿のことではないけれど、聞こえの悪くなった耳の私は目の方を頼りにしている。
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トリアシショウマ(鳥足升麻)の花

2024年06月29日 06時58分06秒 | 身の周りの植物


珍しい花ではないし、いつも見るとはなしに見ていて、でも正しい名を知らないままだった花。
スマホで撮って調べようと近づき、よくよく観れば、『な〜んだ、トリアシじゃないか』。
味はどうこう形容するほどの印象のない山菜で、山地に入ればどこにでもある程度の草だ。
30センチほどに伸びたのを地上数センチから折り取って味噌汁の具にしたりする。
枝分かれが3本で、指の長いタイプの鳥(鶏など)の足に似ているので鳥足。
調べてみると、トリアシショウマ(鳥足升麻)と分かったが、升麻とは何ぞや。
『しょうま(升麻);サラシナショウマの根茎を乾燥させた生薬。解毒剤に用いる。』とでてきた。
更に、『ウタカグサ(升麻);トリアシショウマの古名』などとある。
何とか升麻という名の草はいくつか在るようだけれど、咲き方が少しずつ違い、うちの裏手にあったのは、花の画像からもトリアシショウマで間違いない。
自分の知った姿しか知らず、成長して変化することを想像もしないモノってあるものだな、などと思う

過日の同級会で数人は半世紀以上振りに会ったのだったけれど、信じられないほどの変貌を遂げていた。
キャラクターも全く別人に変わっている人もいて、どうしてもいまだに昔と結びつかない。
クラスのグループラインなんぞに入ってみても、ふわふわとした違和感は増すばかりだけれど面白い。
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偶然の出会いなど

2024年06月28日 07時28分29秒 | 身の回りの生き物のこと








たまたま猛々しく伸びるヨモギ(蓬)とヤブガラシ(藪枯)を通りすがりに引き抜いていたら、石の上にカナヘビ(金蛇)が這い上がり静止した。
こちらが動き回れば、それにつれて身を隠すのだけれど、こちらも静止して注目するので、カナヘビも様子見を保ち続け、そこには初めからアマガエル(雨蛙)が居たという状況。
そろりとスマホを取り出しても、じっとしているので3回シャッターを押すことができた。
アマガエルとカナヘビの偶然の出会いは、互いに捕食対象でも敵対関係でもないので、コンタクトもなしに別れた。

その直後、数メートル離れたところで、草色のバッタ(飛蝗)かキリギリス(螽斯)の仲間のちびすけを見つけた。
跳躍も飛翔もできない幼生なので、土の上をそれなりに急いで動き、草の葉に上がって一息。
身を隠すというのか、とにかく保護色の葉にようやく辿り着けたとばかりに動きを止めた。
先のカナヘビにでも見つかろうものなら、即刻喰われてしまうところだったから、出会わないで幸い。
もしかしたらアマガエルだって、カエルに成り立てのちびだったけれど、何日分もの餌とばかりに跳びついたかもしれない。
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5kg余りの梅の実をどうしたら

2024年06月27日 08時58分58秒 | 養蜂






何かとお世話になっている農事の師宅にある梅の実をもいでくれないかと頼まれた。
もう今年の梅酒は漬けたし、梅シロップを作るための1kgは冷凍して準備もできている。
そういうことで、むにゃむにゃと伸ばしていたのだが、迎えにこられては仕方がない。
午前中はやることがあって、昼から行くと言ったのに、年寄りは自分でことを進めるのだ。
行ってみるとブルーシートを木の下に置いて、何本もの棒で浮かせてあった。
それどころかほとんどの実を竿でシートの中に叩き落としたようで、私の出る幕はないほど。
売られている実とはまるで違う、全体に小振りでほとんどがアバタ面の5kg余りの梅の実をどうしたらいい!?
じつはもう2日経っているので、近づくと良い香りがする、ということは腐り始めているのもあるのだろう。
とりあえずヘタを取って洗って拭いて、1kgずつにして冷凍するしかない。
あとは、1ヶ月以内にぼちぼちなんとかするしかないか、それとも梅干し作りに初めて挑んでみるか、悩ましい。

2枚目のユリ(百合)はケアハウスへ入居している姉が台所に飾っていたもので、入った途端に香り気分が和んだ。
なかなかやるじゃないか。
3枚目は、シュレーゲルアオガエルかと見紛うほど立派に育ったアマガエル(雨蛙)で、少々のことでは動じない貫禄があった。
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初生りなど

2024年06月26日 06時48分48秒 | 身の周りの植物








ウリハムシ(瓜葉虫)が付いても気にしないほどに成長したので、キュウリには注意を向けていなかった。
そうしたら、葉っぱの裏に隠れて食べ頃の実が、2本に2個と1個の計3個生っていた。
草刈り後で、ちょうど喉がかわいていたから、水代わりに1個ばりばりと食べた。
独り暮らしに苗2本は多すぎたか、スーパーで売られているサイズの半分くらいで採るようにしないと食べきれなくなりそうだ。

宇治で勝手に生えたビワ(枇杷)の実生幼木を3〜4年前に持ってきて移植したのだが、昨秋は花を付けたので実が生ると期待した。
過日、記事にしたように冬囲いで藁を被せたのが失敗で、春にこちらにやってきてみると花部分が蒸れて腐ってしまっていた。
がっかりで実は諦め、見る気も失せていたのだが、ふと見れば1個小さな実が生っていた。
幸いにもカラス(鴉)やヒヨドリ(鵯)に突かれたり盗られたりすることなく無傷だった。
早速、ネット袋を被せたので初生りをもいで食べる日が楽しみとなった。

手元が狂って気に入りの翡翠色の器を落としてしまった。
1年に1回くらいこういうことがある。
手元不如意は如何ともし難い。
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出荷者組合畑視察研修会

2024年06月25日 09時29分00秒 | 農事








細々とニホンミツバチの蜂蜜その他を出している販売所の出荷者組合畑研修会に参加した。
何台かに分乗して行くということで、私は車を提供し初対面の人二人を乗せて回った。
大農家の畑を3件見学して説明を受け、なかなか勉強になり、刺激も受け、衝撃的事実も聞いた。
雪国のちまちました里山であり農村の集合は限界集落が多く、市自体が消滅可能性自治体だ。
だからこそタダでも使って欲しいというような畑地はいくらでも在り、手広くやる人もいるということがよく分かった。
私とて、あと10歳若ければ、その気になりそうな、夢のありそうな話も聞いた。
一方、アスパラガスの畑では、週2回必ず消毒するのだそうで、全くの薬漬け野菜なのだと聞かされた。
ナス畑にゆらゆら揺れる棒に黄色いリボンが結び付けられていたのは、たったあれだけの仕掛けでカラスにかじられるなどの被害が無くなったそうだ。
売り物の花を育てる畑の見事な均一性にも驚いた。
アスターも網目の中に整列して某国の軍事パレードのようだ。
最後の画像は、畑に一袋の種を蒔いた、見るたびに『立ち上がるんだ』と呼びかける私のアスター。
そのこころは、アスタのジョー。
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カボチャ(南瓜)とヒャクニチソウ(百日草)の花

2024年06月24日 07時33分11秒 | ウチで咲いた花








カボチャは主蔓が少し伸びたら摘心して子蔓2本を伸ばし、それぞれから1〜2個の実を育てるようにして脇芽(孫蔓)は見つけ次第摘む。
これが基本方針で、ウリハムシ(瓜葉虫)にたかられても気にしないで良いくらいに育ったら、後はひたすら脇芽摘みだけが仕事の、楽で丈夫な野菜だから私でも育てられる。
昨年収穫した実の種から育てたカボチャが、もう雄花を咲かせ始め、早くも雌花もあった。
雄花を摘んで雌花の芯に人工授粉させるというような記述があったりするけれど、マルハナバチの多いこの辺りでは全く必要がないのも楽。
瓢箪型なのでヒョウタンカボチャなどと呼んでいるけれど、バターナッツ・スクワッシュと言うらしいので、いつか誰かに話してみたい、カッコいい。

畝が余ったので種を蒔いた百日草が育って、待望の大雨が夜中に降った後の今朝、1番花が開きかけていた。
百日草という位なので盆花は買わなくて済むはずで、実際はどれほど次々と咲き続けるのか。
9月一杯咲いてくれたら名に恥じないわけで、すると秋の彼岸もこれで決まり。
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イトトンボの産卵など

2024年06月23日 07時29分00秒 | 






小さいビオトープで、日常的になったイトトンボの2連飛行と産卵が見られた。
このイトトンボはアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)か、ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)ではないかと思われる。
メスが草の茎に産みつける間、オスが尻尾のハサミでメスの首根っこを掴んで直立している。
ツバメなんかに襲われたとき、犠牲になるのがオスだけで済むという意図かもしれない。
それとも、他のオスからガードして産卵まで付き合う(付きまとう)ということか。

新しいビオトープに、お隣さんからコウホネ(河骨)をもらって植えた。
泥の底に植えるのは難しいので竹棒で根っこを押さえつけているだけだが、そのうち活着するだろう。
垂直の棒なんか在ろうものなら、直ぐにトンボはやってきて休憩場所にする。
昨日はシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)のオスが、私の見ている前で止まった。
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ベルガモットだと思っていたらタイマツバナ(松明花)

2024年06月22日 07時51分51秒 | 身の周りの植物












ベルガモットの名とミツバチの蜜源となる宿根草ということに惹かれて、かなり前に買ったのだったが、どうも違う。
ベルガモットはそもそも柑橘類で、それで香り付けした紅茶をアールグレイというのだとか。
で、ベルガモットに香りが似ているモナルダをベルガモット・モナルダと言い、モナルダも取ってベルガモットとも言ってしまうということのようだ。
小さな水晶の集まりのような莟からチンアナゴのようなものがにゅるっと出て、弾けたように花開く。
花開くとは言え筒状なのでわがニホンミツバチは蜜を吸えないだろうし、昆虫そのものが止まっている姿をあまり観たことがない。
日本名タイマツバナと言われれば、確かに松明の燃え盛る様子に見えないこともない。
それより、こんな髪型をしたサッカー選手がいたような気がするし、ダイアナ・ロスの演っていた『オズの魔法使い』でマイケル・ジャクソンも同じだった。
葉も花弁もちょっと癖のあるハーブ・ティーとして楽しめるらしいので試してみたいけれど、少量の青酸を含むなどという記述もあったりして他人には勧められない。
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タチアオイ(立葵)にマメコガネ(豆黄金)

2024年06月21日 08時05分00秒 | 








タチアオイが咲き始めると現れるのが、『めごいやつ』とは言いかねるマメコガネ。
今年もとうとう現れて、このごろ咲き始めたばかりのタチアオイの花を所々で喰い荒らしている。
中には交尾しながら莟をかじっている不届きものもいる。
鯉でも飼っているなら、つまみ取っては池に投げ入れてやるところだ。
投げ入れても、着水する前に翅を広げて逃げ去るだろうか、そんな俊敏性はないはず。
と、そんなことを思うのは、まだこいつをつまんで踏み潰したり投げつけたりしたことがないから。
花が喰われていても、メタリックに輝く翅に見とれて、退治しようとしたこともないからだ。
硬くて喰いにくそうだから鯉は食わないだろうか、鳥はこいつを喰うのか、天敵はいるのか。
検索すると『・・・コガネツチバチ類やヤドリバエ類などの天敵が多く・・・(コトバンク)』と記されていた。
鳥は天敵と書いていないということは、やはり喰いにくいのだろうか。
昨夕、夕焼けを久々に観たけれど、そろそろ雨が欲しい。

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めごいやつ

2024年06月20日 08時31分31秒 | 養蜂




一般的に解ってもらえる言い方なら『めんこいやつ』だけれど、うちの方では『めごいやつ』となる。
時代劇の中で殿様が『愛(う)いやつよの〜』とつぶやく相手のことだ。
昨日のブログに書いたアカハライモリ(別名;日本井守)は一晩経って脱出してしまったかもしれなかった。
でも居たということは、水槽でも広さがありメダカという仲間もいて適当に放置されて汚れた環境は棲みやすいのかもしれない。
でもビオトープに戻すと決めたので、掬いあげた後で赤い腹を撮ろうと思った。
ところが、ひっくり返しても嫌がって直ぐに戻るので、シャッターを押す間がなくて諦めた。
広口のガラス瓶に入れて下から撮る方法もあったのに、手乗りを撮っただけでよしとする。

ムラサキツユクサはどこにでも蔓延るので雑草扱いなのだが、わがニホンミツバチが朝から何匹も居るのを見ると、どこに生えても刈りとばせない。
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雨降ってビオトープ安泰

2024年06月19日 09時25分25秒 | アングル








意外に早く雨が降って農業用水栓から水が出るようになり、水を供給する前にひと仕事をした。
小ビオトープの枯葉の堆積を引き上げ、掻い掘りのようにタモでメダカを掬ったりした。
メダカはすぐに大ビオトープに放し、各種ヤゴはメダカを襲うだろうと思われるので、横の農業用水路に放した。
昔は良い感じの小川だったのが、いつの間にか大型U字溝にされてしまっていたのだけれど、深みを設けていたりもするので生き延びられるだろう。
アカハライモリ(赤腹井守)も居たからには、もう立派なビオトープだ。
戻そうとも思ったが、ついついもったいなくて家の横に置いてあるFRP水槽で飼うことにした。
その水槽は浴槽の倍以上もあるので、普段から雨水と井戸水とで半分くらい水量を保ち、ボーフラ発生を防ぐためにメダカも数匹入れてある。
宇治の方で以前、ミユキと名付けたイモリを飼っていたのだが、足に吸盤はないのに、どうやったか脱走されてしまった。
十分な広さがあれば逃げないのではないかと期待して入れ、半日後に見たら浮いていて、壁面を上がりそうにもがいていたが直ぐに底に潜っていった。
ただいま、ネットで見てみると、仕組みがよく分からないけれど壁面を登って水槽から逃げることはよくあるそうだ。
となればタモで掬いあげ、飼うことは諦めて元の住処の小ビオトープに帰してやるべしという結論になる。
1枚目画像;少しだけ水量の復活した農業用溜池。
2枚目画像;半丸太橋桁を起こし、水棲生物冬季避難場所の入江を掘った。
3枚目画像;各種トンボの幼虫ヤゴとアカハライモリ。
4枚目画像;所々で見られるようになった、オタマジャクシからカエルに移行中のチビ。
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自分で植えた木に実がなる

2024年06月18日 09時09分33秒 | 身の周りの植物






一番古いのは、生り方も形もアケビ(木通)に似ているポポー(北アメリカ東部地方原産で漢字はない)。
落下したのを食べるので、先々は下草を刈り取って何かしらの敷物をしておこうと思う。
花は咲いても、別の木がないと結実しないと言われているので諦めていたのだが、一昨年から落ち始め、去年は10個以上落ちた。
生ったと書けないのは、葉が緑色で大きく実も同じ色なので生った状態を目視できなかったから。
知らぬ間に生っていて落ちているのを見て初めて知ったのが、今年は初めて木に生っているのが確認できて生り方もアケビ似だと知った。

カキ(柿)は今年初めて、2本植えているうちの小さい木の方に実をつけた。
大きい方は花をたくさん付けたが、ほとんど雄花だったようで、実は確認できていない。
これは甘柿の禅寺丸のはずで、受粉用に良いという宣伝文だった。
小さい方は最初の木が枯れてしまい、2年後にまた苗木を購入して植えた渋柿の蜂屋。
実が生りすぎてすでに枝がしなっている。
熟すにつれ垂れていくはずで、雨風で折れる前に、兼六園の雪吊り状に保護をした。

イチジク(無花果)は果物のうちでベスト3くらいの好物なので、自宅でいつか生らせたいと思っていた。
苗木を購入して、生家の裏庭に植えてから二冬をなんとか越えさせた。
そろそろ生ってくれないと、と期待していたところ、わずか1個だけ幼果を見つけた。
食べるのは無花果と言いながら、じつは花なのだから蕾とすべきか。
ポロリと落ちたりしないでくれよと祈るような気分だ。
熟し始めたら、ヒヨドリ(鵯)にやられないよう網を掛けるつもりの過保護いちじく一顆。
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スベリヒユ(滑莧)の花など

2024年06月17日 07時15分00秒 | 食べ方






どんなに天気続きでも、水分をしっかり蓄えた茎を這わせるスベリヒユが、サトイモの畝にびっしり生えている。
こんなにも立派に太いのが密集している様子は初めてで、小さな花も初めて注目した。
迷惑な雑草ではあるけれど食用になるのだから、立派なものを摘んで茹でてみた。
ネットでみると、ポリフェノールにビタミンにミネラルだと、スーパー野菜のように紹介されている。
ただ食べすぎると害になる成分も多く、病気持ちには毒であったり、薬とは飲み合わせ不具合もあったりと要注意な代物。
生を細かく刻んでサラダに混ぜるとかスムージーに加えるなどともある。
ビタミンCは流れてしまってもいいから、ちゃんと茹でて水にさらしてポン酢で食べた。
茹ですぎたのか、育ち過ぎだったのか、独特のぬめりが消えてしまって、あまり味がしなかった。
病気を持っていて薬も飲んでいる場合は医師に相談してから食すようにとあった。
甲状腺切除をしているので、甲状腺ホルモン剤と不足ビタミンの補助薬を処方されている。
来月早々の3ヶ月定期検査時に『スベリヒユは食べてもよいですか』などと聞いたら、医師はどう答えるだろう。
『なんですか、そのスベリヒユというのは・・』と戸惑いを隠さずに聞き返されるかもしれない。
何かを説明するのに例えが不適切な場合、スベッた比喩=スベリヒユなどと思ったりするのかもしれない。
聞くことはしないつもりだ。

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雨待ち台風頼み

2024年06月16日 07時41分07秒 | 農事








雪の少ない冬だったから雪解け水の恵みが受けられず、それに加えてここしばらくは全く雨が降らず、ついに農業用溜池がほぼ干上がった。
水利組合に面積割りの使用量を払っているのに水が出てこないので栓を閉じた。
昨年も同様だったのだが、栓を開けっぱなしにしておいたところ、雨が降って水が供給されると夥しい数の蛙の死骸が流れ込んでいて往生した。
貯水池の状況を見て、上の方の他所さんの田に水が供給されているのを確認してから栓を開くつもり。
小さい方のビオトープは元からジクジクズブズブの放置田だったから、水は僅かながら湧いている。
ということで、雨待ち台風頼みのビオトープなのだが、水量は徐々に減っていくだろう、すでに減り続けている。
新ビオトープはすっかり澄み切って底が丸見え状態だが、数匹入れたメダカはどこに隠れているのかほとんど見られず、オタマジャクシばかりだ。
水面はいつもアメンボがたくさん動き回っていて、『お、雨粒が落ちたか・・』と思う輪が見られても、アメンボが騒いでいるだけ。
アメンボという名は、もしかして雨の水輪を思わせるから、雨ん坊なのだろうか。
雨でできた小さな水たまりにさえ、直ぐにやってきて水面をすいすい動き回るから雨好き坊か。
水輪を雨に先んじて作り、雨を呼ぶ虫だからアメンボなのだと思いたい。

1枚目;わずかに残っている水にヒキガエルかウシガエルの大きなオタマジャクシがいた。
2枚目;棚田を見下ろす向こうに流れる川は、決して干上がることなどない信濃川。
3枚目;新ビオトープの2m10cmのくびれを毎日走り幅跳びで跳ぶことにしていて、橋を架けようという気がなくなった。
4枚目;雨かとついつい空を見上げさせるアメンボの騒ぎ。

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