鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

アメリカザリガニ(5)

2009年10月31日 17時14分42秒 | カメ、メダカ、水槽ペット

画像はまたまたサワガニ。タイトルと違う画像にするのはこれで最後にしよう。何となく見て欲しい背中。平家蟹というのを見たことがないけれど、このサワガニの甲羅も気迫のこもる人面だ。壇ノ浦の合戦で怒りならぬ碇(いかり)をくくりつけて入水する知盛もかくやという表情ではないか。まだ若いのに『見るべきほどの事をば見つ・・・』などとうそぶきつつ自分を慰めて身投げせずにはいられなかった無念さが偲べるというものである。またまた余談。

サワガニは喧嘩をしない・・ような気がする。今までに何匹か死んだが、ひっくり返ってはいるものの脚が千切れたりしていたことはない。腐ると強烈な臭いを発するのでいつもすぐ取り出した。鷺に見つかっても大丈夫なように網戸も載せてある。。サワガニの唐揚げはおいしいけれど、ここまで飼ったら食えない。それなのにここに来てあっけなくばたばた死んでしまうとは・・。

さて(2)の水槽の水草も(4)の大繁殖した水草もズタズタに千切れて浮いているのが多く見られるようになった。どうも食うために切るだけではなく、ハサミに触れたら挟むそして締め上げてチョキンと切る習性がザリーにあるのではないか。共食いすらやるそうだからサワガニはザリーに殺られたと判断せざるを得ないのでは・・・。  (つづく)

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アメリカザリガニ(4)

2009年10月31日 02時46分43秒 | カメ、メダカ、水槽ペット

画像はもう一度サワガニ。たぶん親子ではないし、夫婦でもない。何となく乗ってしまったけど、互いに『まぁいいか』状態。彼ららしい『いかにも』と言う風情。いきなり余談になった。

一ヶ月近く経ってから、何だかカニが少ないような気がした。だいたい全員を色んな角度から眺めると確認できたのに、隠れているということはザリーの大きさにおびえてのことだろうか?めったにしないのだが、一番大きい石をどけてみた。ザリーが一匹大慌てで逃げた。そのあとに残っていたのが、甲羅をはがされて食い散らされたサワガニ(大)の姿。

たまたま死んでしまったのを喰っていたのかどうか。そうだとしてもカニの味を覚えてしまったら、生存蟹も危ないと考えて、大き目のザリーを一匹手作りの水槽に移し替えた。この水槽はヒメダカの稚魚飼育用で、もう今年は不要として空けた。水草はたっぷり入っている。植物性の餌は豊富だし一匹だから何の気配りもいらないだろう。

ところがカニ水槽の方ではサワガニが次々に死んでいくのだ。チビガニも死んでひっくりかえり足をもがれたり喰われたりしている。   (つづく)

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アメリカザリガニ(3)

2009年10月29日 22時26分57秒 | カメ、メダカ、水槽ペット

画像はアメリカザリガニではなくサワガニ。このサワガニ達は飼ってもう1年以上になる。昨年、日も場所も違えて2回に分けて獲ってきた10匹余りが6匹生き残っているのだ。来た当初はそーっと見ていても、すぐに気配を察して石の下にもぐりこんでしまっていたが、近頃はもう少々のことでは逃げも隠れもしない。たいてい石の上で泰然としている。カメラを向けても自分の世界に入っているのか動かない。スターウォーズにおけるダースベーダーの哀しみを漂わせているようではないか?

横道にそれた。二箇所に分けたザリーは次々に脱皮した。サワガニは1回も脱皮しないままできているのに・・・。調べてみると、ザリーは環境の変化に対応しても脱皮するのだそうだ。違う境遇に体を馴れさせるために殻を脱ぐとは、なんというヤツだ。捨て身と言おうかケナゲと言おうか。死んだか、とその都度思ったのにぜんぶ見事な抜け殻だった。

市販の餌もたっぷり何箇所にも分けて毎日やったので、サワガニとザリーの棲み分けはうまくいったかに見えたが、実は石の下でとんでもないことが起こっていたんである。あとから解ったことだが、ザリーの抜け殻は自分でそれを食うからそのまま置いておかなくてはならなかったのだ。 (つづく)

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アメリカザリガニ(2)

2009年10月28日 17時16分55秒 | カメ、メダカ、水槽ペット

ネットで少し調べてみると、たくさんで飼うものではないらしい。そこで5匹中の2匹はサワガニを飼っているプラケースに入れた。このケースは50センチ×30センチの整理箱。握りこぶし大前後の石をごろごろと入れてあり、それがひたひた程度の水量。生息環境も姿も違えど市販の餌は共通だし、同じカニ同士、共存してみるべしと思ったのだ。

3匹の方には同じ場所に棲んでたよしみもあるだろうからウグイも一緒にした。こちらは水を浅くするわけにはいかないので、ザリー(これからはアメリカザリガニをこう呼んでみる)が脱走しない程度に深くする。水を深くするならブクブクをすべしと書いてあるので、それなら水面に上れたらいいのだろうと建築材のパネルを湾曲させて入れてやる。爪が引っ掛かりやすいように引っかき傷もつけてやった。

隠れ処も二つ入れてやる。水草は川で取ってきたのが他の水槽で大繁殖したので、たっぷり入れた。浮き草が捨てても捨てても異常繁殖しているので、これもついでに入れた。これで一応飼う格好がついた。子どもの頃は何かを獲ってきても、飼い方に智恵が回らなくて、たいてい直ぐに死なせてしまったものだが、ようやく少し智恵もついてきて生き永らえさせることができるようになってきたのが嬉しい。  (つづく)

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アメリカザリガニ(1)

2009年10月27日 14時13分18秒 | カメ、メダカ、水槽ペット

こいつを連れて来てから2ヵ月半になる。仕事の出先で時間調整のために車を止めた農道、その脇の用水路にいたのだ。カワニナもタニシもいてウグイも泳いでいたから、強い農薬を使っていない地域なのだろう。

手始めに大きいザリガニをそぉっとすばやく手づかみで獲った。ところがそいつは脱皮したてのやわらかい奴だったから持帰ろうと車に戻る途中で落してしまった。何しろ殻が固まっていないから強く持てずに抜け落ちてしまったのだ。

普通なら落したくらいでは外骨格のつわものだから平気なところだが、見かけは強そうでも今は薄物一枚状態。はさみは両方とも、それに小さい脚もいくつかもげて悶絶してしまった。しかたがないので元に帰してやる。他のものの上等な餌になるだろう。可愛そうなことをした。

気を取り直してタモ網を持ち出し、2センチ位のウグイとザリガニを5匹ずつ獲って持ち帰った。2年前から何となく飼い始めた水棲生物の種類が増えたので入れ物はたくさんあったが、あれこれ移し替えて30センチ水槽を空けたのに住まわせることにした。 (つづく)

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歯のこと (9)春風

2009年10月07日 18時29分56秒 | 健康ネタ
一昨日(10/5)ようやく義歯が入った。神経を抜いた後の3つの空洞から膿が出なくなるまで、かなりの日数を要した。それから土台を作ってはめて、今度が最終工程の義歯というわけ。

夕方の予約だったのだが、この日はひさびさに運動して汗をかいた。診察台を汗臭くしたらまずいだろうし、医師に不快感を与えて手元を狂わせてもいけないだろうとシャワーを浴びて身奇麗にして行った。

私の歯科医院は医師がどうも一人らしい。でも診察室は3つあって患者を3人寝かせて、あっちを診たりこっちを診たりするのだ。寝かされたままでの待ち時間が間歇的に何回かある。

眠くなる。ストンと眠り込んでは一瞬の夢を何回か見た。治療中にさえ眠ってしまいそうになる。義歯も入って、はみ出したセメントを取ってくれるのは助手のおねえさん。医師は横から治療するが、おねえさんは頭のてっぺんの方から作業をする。目をつむってされるがままになっていると、何だかほのかに温かい風が目のあたり額のあたりに当たるんである。

薄目を開けて様子をさぐると、おねえさんの鼻が見える。マスクはしているけれど鼻を覆わないでいる。忘れているのか?それとも仕事に集中するあまりヨダレを垂らしてはいけないから口だけを覆いたかったのか?

静かに規則正しい温風は悪くない。ヒトに頭を抱かれるようにしてすべてを委ね、大口をあけ目をつむっている。秋のさなか、これからやってくる冬を飛び越えて春風を受けている私。

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ゴルフの日本女子オープン選手権をテレビで観る

2009年10月04日 09時04分58秒 | 勝手に応援
ゴルフをしたことがない。打ちっぱなし場に入ったこともない。それなのに何となくゴルフ中継を観たりする。単に地面にある玉をひっぱたいて、所定の穴に入れるだけの競技なのに・・・。

優勝賞金は2800万円だという。沖縄出身のあどけない顔の19歳が優勝しそうだ。19歳までの養育費とか教育費はどれ位かかるだろうなどと考えたり、この技を身につけるコストはどれ位だろうなどと考える。いろいろ比較するにしても何しろ現実離れしているんである。

陸上競技場で競うアスリートの肢体は美しい。種目に応じての体つきと超人的な動作と記録に興奮させられる。屋内競技も格闘競技も水中競技も氷上競技も雪上競技も球技もマラソンにも驚嘆し畏敬の念を持つ。

ところがゴルフには何も感じない。普通の人が普通の格好をして広い草地でボールをひっぱたいて運んでいるだけのことでしかない。それなのにテレビが映し観客がぞろぞろと周りを取り巻いている。解説者と司会アナウンサーが芝の目がどうこう、傾斜があるだのと言う。『それが何か・・・?』と突っ込みたくなる。音声を消してみようかと思ったりしながら、それでも何となく観ているんである。今日が最終日で優勝者が決まる。またテレビ観戦するのかも知れない自分の気が知れない。(つづく)
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