鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ウチで咲いた花 ⑬ビワ・・その2

2012年12月27日 20時48分09秒 | ウチで咲いた花
ビワの花が咲きはじめた。うす茶色毛むくじゃらの玉が割れてはじけると、それが花。花びらは小さいし、淡い白で地味だから咲いていてもなかなか気づかない。画像にしてみて初めてわかることだけれど、花にまで毛がある。

かいでみて良い香りであることに、これも初めて気づいた。何だろう、この香り・・そうだニッキだ。検索してみると、杏仁豆腐の匂いに似てるとか、ニトロベンゼン臭とかあって、ニッキと感じる人は少数派のようだ。

薄氷が張るような冬になってから咲き、この香りで何を誘うのだろう。蛾や蝶はもう見ない。花虻も蜜蜂ももう飛んでいないし、甲虫もいない。それならばメジロあたりか。ここで、もう一度画像を見てみよう。高山植物のように可憐に見えてきた。ピントが合って、うまく撮れたものをアップで部分的に見るからだろう。画像の魔術だ。

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ウチで咲いた花 ⑫アジサイ

2012年12月23日 15時10分51秒 | ウチで咲いた花
2012年12月23日現在のウチで咲くアジサイの花。紫陽花と言えるのだろうか、この状態で。アジサイは花が終わった後に上手に枝を切らなければならない。そのことは知っているのだけれど、どこから切れば良いのか知ろうとしない。

生まれ故郷の実家では、繁り放題にしていた。そうするとこんもりと巨大なまり状になっていくし花も咲き放題だった。ウチではそんなゆとり空間のない隣家との間に植えているので、枝が張り出したら適当に切る。陽もあまり当たらない。水遣りもしないし施肥もしない。

その結果、大きな花が数個できるものの七変化のはずの紫陽花が、ほんのすこしだけ色を付けはじめた状態のままフリーズしてしまって今日に至るのだ。何かの加減で花びらは葉化してしまうというのを読んだことがある。

何かが足りなくて花が花として咲ききらないのだ。この苗をもらって来て何年かは、真っ青の大輪が咲いたのに、どこで間違ったのか、何にすねたのか、花を咲かそうという切迫感が起きないのか・・などと問いかけてみたりはしないけれど、疑問には思う。大輪を誇って咲き誇るべき筈のものが立ちどまったりくじけたりというのは、色んな現状が想われて、わびしく皮肉で比ゆ的だ。

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シナノゴールドの食べ方

2012年12月15日 23時43分48秒 | 食べ方
黄色いリンゴはオウリン(王林)が有名だけれど、オウリンより肌のきめが細かくて器量良しのシナノゴールドが長野の親類から送られてきた。種がぜんぜん無いのもある。種無しリンゴという売りなのか? そこで断面を撮った次第。表面がベタッとしている。蜜が外に出てくるタイプなのか? せっかくなので皮を剥かずに食べた。

むかしリンゴを丸かじりできるかを問いかける歯磨きのコマーシャルがあった。普通のリンゴを皮ごと食べると、私はすきっ歯なので皮がはさまって歯茎が痛い。このシナノゴールドは皮が薄くて、それがなく、おいしく食べられた。食べ方というほどのものではないけれど。

昨年までは違う種類のを送ってくれていたのだが、頼んでいる農園のリンゴの木は世話することができなくなって全部切り倒されたそうだ。何も切らなくてもと思うのは素人考えで、きっちり生産管理してこそのリンゴ栽培らしい。木が病気になって他のリンゴ農家に迷惑を及ぼしてはいけないから、消毒その他手間隙掛けられなくなったら切り倒すということらしい。シビアな世界だ。

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ヤーコンの食べ方

2012年12月11日 06時48分49秒 | 食べ方
見た目はサツマイモで表面はサトイモ風だが、切ってみるとジャガイモのような感じなのに生で食べられる。生で食べられるというより、それが一番おいしいと思う。

これもハヤトウリと一緒に送られてきたもの。芋なのに、味はまるで果物。食感はナシそのもの。ナシとリンゴとレンコンとカブラを足して5で割ったような感じ。4で割らないのは、それぞれよりも味では負けているから。でも、なんたってめずらしさで勝っている。

ちょっと検索してみると、色んな調理法があるようだ。熱を加えても食感は変わらない。生食が一番、ヤーコンらしさを味わえるようだ。画像の三日月は私がかじった歯型痕。輪切りにして皮を剥き一個まるまる食べた。シブが残るような感じはないが、しばらく口の中と喉の奥がスースーして違和感があった。1人で1個も食うものではない。食う程のものでもない。何かをトッピングして食べると劇的においしいというような情報はないものか。

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ウチで咲いた花 ⑪ニラ

2012年12月07日 17時50分07秒 | ウチで咲いた花
もう花とは言えない状態だけれど、これで花を想像できるだろうか。花は楚々として品の良い小花の放射状集合体なのだ。花の時季に撮った画像もあるけれど、今の状態を載せたくなった。

一つの種から一株の茎が育つとしたら、この種はおよそ100粒だから年々100倍乗増えるのだ。すごい。でも実際は前年並みか、多少の増減がありながら、ずっと狭い庭の一角にだけ咲くケナゲな花。

この茎が普通に食材のニラとして食えるのかどうか、何故か花ニラなんて呼んでいるから毒ではないにしろ食えない代物なのかも知れない。これもどういうわけでウチに居ついたのか記憶にない。この花の分は種を採ったので、来春小さなウネを作って播いてみよう。忘れていなければ・・。

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身の回りの生き物のこと ⑪ミミズ

2012年12月05日 12時32分01秒 | 身の回りの生き物のこと
散歩の途中、桃山城跡の堀北公園で見つけたのがこのミミズ。前日の夜に降った雨のせいで地表にでてきてしまったようだ。雨が降るとミミズは溺れまいと地中からでる・・のだろう・・たぶん。

はちまきのある方が頭だ。クイズで『尻にはちまきはしないでしょ?!』というドヤ顔フレーズがあったのを思いだす。はちまきから前だけが煙突の曲がりやダクトと同じ構造になっているのが解る。と言うよりダクトはミミズのこれをヒントにしたに違いない。

尻の方も同じ位の長さで伸縮構造になっている。地中を掘りすすんで前が伸びたら、縮みながら体を前に引っ張り前進させる。後の場合は伸びた部分を縮ませてから、伸ばしつつ体を押しだすのだろう。同じひも状ながら蛇とは根本的に動き方が違う。蛇足ながら蛇は骨があるから伸縮できず、蛇腹が脚だ。

このミミズは20cm程あった。ちょっと血の気の引いた色白で動きがゆっくりだったので、ピントが合った。陽が差していなかったし、寒くもあったから元気がなかったのか、悠々としていたのか判らない。砂地の広場の中程だったが、手は差し伸べなかった。モズやカラスに狙われるかも知れないが仕方ない。

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静物の写真:ハヤトウリとタマネギ   静物④

2012年12月02日 18時07分56秒 | 静物の写真
リタイアして、貸し農園で作ったものを送ってくる親類からきたのがハヤトウリ。まだ食べていない。美味しいからと自信をもって呉れるのだろうけれど、それにしたってこの握りこぶしは威圧感がある。そんなにもかたくなに拒む理由は何だろう・・と想ってしまう。この青い粗野な感じが、そのままにしておくとどうなるのか知りたいところだ。ゆっくりとこぶしを開いて握りしめていたものを見せて欲しい。

となりは台所の隅にあった、芽が伸びてしまった紫のたまねぎ。一本茎が折れたので食べてみたら猛烈に辛かった。辛いと言えば、私にとって『辛い』はネギやワサビの辛さであり、大根のシッポの辛さだ。関西ではしょっぱいのも辛いと言うようだ。

『塩辛い』は喉にくるひどいしょっぱさだという認識で、辛い、塩辛い、しょっぱいの違いは明らかなのだが、関西では微妙に私と違うような気がする。それはどうだっていい。なぜこれを撮ったかということの説明をしなければならない。

組み合わせというのは偶然もあろうけれど、作為的な出逢いを仕組まれたものが多い。などとモノや人や出来事なんかを考えていた・・わけではなくて、ただ何となく面白いと思った私の気まぐれでしかない。でも『出逢い』なんていう副題を付けたいと思ったりもしたけれど、やめておこうと暇ヒマに想ったり悩んでるフリしたり。

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