鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

身の回りの生き物のこと ⑩ペンギンの残像

2012年08月22日 16時35分11秒 | 身の回りの生き物のこと

京都の水族館に行ってきた。地元だから一回は観ないとという思いで初めて行った。海に隣接してない水族館だし、目玉はオオサンショウウオだという事なので過剰な期待は持つまいと思いつつ行ったのだ。

大文字の送り火当日だったということもあり、入場者が多かった。などという前置きはやめよう。ペンギンだ。身の回りの生き物とは言えないだろうけれど、気分的に身近な生き物なので許してもらおう。

これは何というペンギンかは解らない。よく似たのが3種類ほどいるので区別がつかない。一番一般的で、よく飼われていて、テレビでたびたび観る類であることは確か。それより、この偶然の画像だ。泳いでいるペンギンを見上げる角度で観察させる水槽なのだ。

ザブンと飛び込んだところが偶然に撮れたのか・・・記憶にないけれど。下半身の残像というか、波動なのか。とにかくこれはなかなかにすごい画像なのではないか。これを狙って撮り続ければ、もっとはっきりした良い画像が撮れるのか、どうか。

ペンギンの泳ぎ方を見ていると、足を推進力としては利用していない。あれだけしっかりしたモミジ葉状なのに水中では手羽の漕ぎだけで泳いでいる。あの足は陸を歩くためだけだ。このペンギンは立ち姿が何とも言えない。

大型のペンギンは直立して堂々としているが、このペンギンは前傾姿勢で手が所在なげで、何か途方にくれている感じがする。ホースの水を流しながら清掃している飼育員の水に頭をつっこんで水を飲んだりして、仕事中の係員もフッと笑顔になった。どうしたって愛さずにいられないではないか。

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身の回りの生き物のこと ⑨クマバチの巣

2012年08月21日 19時47分02秒 | 身の回りの生き物のこと
クマバチは羽音が大きいけれど、恐いと思ったことはない。図体は大きいが襲われるといった感じをもったこともない。こいつらはホバリングして空中の一点に留まることがある。子どもの頃、それを目がけて竹棒を振り回したのが命中して死なせたことがあり、私にとっては可哀相な記憶の蜂だ。

田舎の実家の物置でクマバチの巣を見つけた。初めてのことだ。明治40年築の物置小屋を解体することにしたので、中の物を廃棄か保存か分別していた時のことだ。窓の障子が落ちてしまっていることもあって、空は丸見えなのだが、あの大袈裟な羽音が聞こえてはどこかに潜り込んでいくので、ははんと見当をつけた。

何故かモミ殻が洩れていて、それが盛り上がっていて、棒で上だけどけたら出てきたのが画像のクマバチの巣。図体が大きいので一個ずつの袋が不規則に繋がったような、蜂の巣にあるまじき不細工さだ。

Wikってみると、オスは針さえ持っていないし、毒針を持っているメスの毒もたいしたことがないそうだ。それでも巣を襲われたとなれば向かってもきたし、その時は正確な情報を調べる前だったので、一応用心しつつおっかなびっくり撮ったのがこの画像。

巣のかたわらに大量のクマバチの死骸があった。撮ってはみたがピンボケで載せられないのが残念だ。寿命を迎えた働き蜂なのかオスなのかメスの蜂なのか詳しいことはまだ調べていない。蜜を吸う花蜂だから仲間を食うこともないのだろう。

一日後に見たら、巣は元通りにモミ殻がかぶせられて、ちょっと見には解らない様になっていた。実にけなげで働き者だ。その場はもう触らずに置いてきた。解体はまだ二ヶ月程先なのでしばらく子育てを頑張ってもらおう。

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身の回りの生き物のこと ⑧蛾の交尾

2012年08月11日 06時29分55秒 | 身の回りの生き物のこと
何と名付けられた蛾なのかは、まだ調べていないけれど、頭からアップで撮ったら迫力ある顔だったはず。でもどうしても二匹一緒に撮りたいのでこの構図になった。

部屋の中だったから、追い出そうと紙を差し込んですくい上げたが動じることはなかった。しばらく観察してから、外に放り出した。それでも離れなかったら、たいしたものだなと期待したけれど離れてしまった。でも飛び去ったわけではないから、その後、おもむろににじりよって再開したかも知れないが確認はしていない。

交接中をお邪魔しちゃった訳だけれど、中途半端に終って未熟な子が出来てしまうのかも知れないなどとまでは思わなかった。雌雄はどちらがどちらか・・?左の方はヒゲ(触角)が長い。頭を斜めにしてくったりしているように見える。右は羽根も上にして堂々たるものだ。

これはこの蛾の正常位だろう。どちらがどちらか気になる。お盆休みが始った。私も実家へ墓参りに遠出する。それで、それが蛾の交尾と何の関係があるのか。一切ないのだけれど、『蛾』という文字がとても気に掛かる。

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