川の土手に、黄色い絨毯のように咲く菜の花は、ほとんどがセイヨウカラシナ(西洋芥子菜)だそうだ。
ところが、このたびの柏崎から新潟平野へのドライブでは、白っぽい花が土手を覆っているのが所々で見られた。
連れの一人が『大根の花?』と言うのだが、大根の花は真っ白だったような記憶があるので、とりあえず花の名アプリで当てさせてみた。
タネツケバナと出てきたけれど、どうも信用できなくて、帰宅して検索してみたら、正解はハマダイコン。
浜辺に自生するとあるが、川の土手にも生えるとあり、我らが見たのは確かに海岸沿いの土手と信濃川大河津分水の土手。
群れ咲く様子は清楚な女性の好むブラウスの模様で、清楚だったこともあるオバサンが野良仕事にかぶるキャディ帽子の柄。
普通の黄色い花のセイヨウカラシナも、このハマダイコンも、人手を介さず零れ種から自生し続けているのだろう。
若い鞘が美味しいとあったから、そんな時期に群生土手近辺を通ることがあったら採ってみたい。
種が熟す時期だったなら、2,3本刈って持ち帰り、干して種を採って、自宅裏と横の土手に蒔いてみるか。
役立たずの雑草ばかりの土手がハマダイコンに覆われたらどんなに良いか。
蝶瞰ニュース
『佐々木朗希投手の判定不満げな態度に対し、白井一行球審がマウンドに行きかけた問題』にいろんな人が意見や感想を述べたり苦言を呈したり批判したりしているけれど、どういうわけか、皆が揃いも揃って的外れなことを言っているようだ。
あれは、白井球審が『ごめん、ストライクだったゎ、一回コールしたら訂正する訳にいかないし、ホント今回だけごめん』と佐々木投手をなだめに行こうとしたのだ。
それを若い捕手が詰め寄って、行く手を阻んだので、妙な具合になってしまった。
原因は誤審ではあるけれど、みんなが自分を責めるような雰囲気なので、正直に言い訳したりするとなおさらこじれそうで、だんまりを決めるしかない。
捕手の好感度が上がったようだし、彼の手柄としておくのも悪くない、というのが白井球審の今の本心なのだ、たぶん。