今年の9月19日に『撮りにくいもの その②』という記事でキカラスウリを取り上げた。
その実がまだ黄変しないまま15個ほど、ぶら下がっている。
ふと、宿根性なのかと疑問が湧いて検索してみると、『各地の山麓、荒れ地に自生する雌雄異株の蔓性多年草』と書いてある。
それに加えて、赤いカラスウリは食べられないけれどキカラスウリはお汁の実などに使えるとある。
しかも黄色くなったら食べられないとあるので、緑の状態で1ヶ月半余りだから、もう食べ頃ではないのかもしれない。
9月19日あたりで、このことに気づいていたなら、是非とも食べてみるところだ。
でも、私のここ数日は、食べたことのない食べられるものを食べてみようシリーズになっているのでモノは試し食べるべし。
皮がとても硬くて剥くことなどできないので、とりあえずいちょう切りにして味噌汁の具にしてみた。
結果、やはり皮は硬いままで苦味も少しあるし、種が大きくて煩わしい。
肉はまぁ確かに瓜だなという感じの冬瓜に似た食感で、9月の時点なら美味しいと感じたかどうか。
採りに行く時に、斜面にベニバナボロギクがあったので葉を摘んで一緒に入れた。
この春菊の味は癖になる美味しさなので、目に付いたら葉を数枚摘むというのは習慣になりそうだ。
尚、最後の画像は、ノウタケ(脳茸)の煮出したものにベニバナボロギクの葉と三つ葉を入れて納豆に付いている出汁で味付けしたもの。
これは、絶品で実に旨いので、今後ノウタケを見つけたら、必ずこうすべしというレシピになった。