鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

初日の出を拝みに早朝徘徊

2025年01月02日 13時42分00秒 | ざんねん




わが家の東側は山が迫っているので、普通より日の出は遅く、出てくる瞬間などは意識したことがない。
元旦夜明けの天気予報は曇りマークのない快晴マークで、宇治の日の出は7時10分過ぎとあったので、住むこと35年にして初めてこの地の初日の出を観ようと考えた。
ちょっと眺望の開けた散歩コースの折り返し公園辺りが良かろうと、6時半過ぎに家を出る。
御蔵山聖天の鳥居近辺で初日の出を待っている人が二人、私の目指した公園にも親子らしき女性二人が居て、スーパーを見下ろせる坂上では二十歳前後の男子が数人たむろしていた。
一応初日の出でも観てみようか程度の気持ちであろうということは、雰囲気でわかる。
どこから出てくるのかもよく分からなかったけれど、微かに上向き薄明光線(天使の梯子)が観られて初めて場所が分かる。
雲のせいで初日の瞬間には出逢えず、結局場所を移動中に家並みの間から観た。
来年は大阪が見渡せる万福寺の裏、黄檗山の上から来光を待ち受けるべし、と思った次第。
帰ってから、注文品の御節と農事の師宅から土産にいただいた角餅を餡子と雑煮で2個ずつ計4個は、腹一杯食べ初め。
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初雪は20cm余り積もったけれど

2024年12月08日 09時55分56秒 | ざんねん






昨年よりは1週間ほど遅い初雪は20cm余り積もったけれど、夜のうちだけの降り。
昼間は気温も多少上がって雪の嵩は減り、昨日取り上げた名前不詳の白い茸を撮ることができた。
そうなると俄然、食えるかも知れないのに勿体ないという気持ちが湧いてくる。
保健所に持って行きたかったが、いかんせん土曜で日曜だ。
今朝はまた夜中に降って、昨日の朝と同じ状態になった。
茸の位置は分かるので、明日採って保健所に持参もできるけれど、『またあんたか』という顔をされそうだし、今年最後のミッションもあるので残念ながら諦めることとする。

重い初雪だったので、ヤツデ(八手)の花が茎の根元から全て折れてしまった。
初雪が降った後で縛ろうと思っていたのに甘かった。
成長点の先端に花が咲いていたのだから、その成長点が折れたら、どういうことになるのだろう。
花に集っていた、腰に茶色のベルト模様のあるオオハナアブ(大花虻)が花にくっついたまま悶絶していた。
死んでいるのか、それとも陽が差したら動き出すといった仮死状態なのか。
西行は「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」と歌ったけれど、花に突っ伏して初冬に死ぬのも哀愁がある。
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初冬の秘境

2024年12月06日 11時05分05秒 | ざんねん






蔓草がようやく枯れて、以前にも書いたことのあるウチの秘境に、あまり掻き分けなくても行けるようになった。
そこですぐに目についたのが、あまり視ることのない色の実。
南天(ナンテン)やセンリョウ(千両)などと変わらない粒の大きさだけれど房にならずに点在している。
花の咲いている状態を記憶していたので、検索しての同定は簡単だった。
沢に蓋をするように繁茂するということからの命名だというサワフタギ(沢蓋木)。
花は白く華やかな咲き方なので沢一面に咲いていたら、そんな印象になるかのも知れない。
鳥が啄んでいる所は観ていないけれど、どんどん食べて青い鳥になって欲しいもの。
食べられるなどという記述もあったので試してみたら、不味くて渋みが残る。
早い時期には食べられる味なのかどうか、来年覚えていたらまた試食してみたい。
そのサワフタギの枝に小さな蜂の巣が作られていた。
巣の特徴で検索してみると、ヤマトアシナガバチ(大和足長蜂?)か、それともキボシアシナガバチ(黄星足長蜂?)と思われる。
繁殖中の状態を観たかったけれど、残念。
奥の方に、夜咲く花を綺麗な状態でまだ観たことのないキカラスウリ(黄烏瓜)の実が、ようやく緑から黄色になって名前通りになったとはいえ、何だか疲れ気味の黄色で、これも残念。
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ムラサキシメジ(紫占地)を食べる前に保健所へ行ってみた   その③

2024年12月05日 08時20分28秒 | ざんねん




早く結果を教えてくれないと食べてしまうよ、というニュアンスのプレッシャーを保健所の職員に与えた。
そして帰ったらバター炒めでも作って味見くらいはしようと思っていたのは、自分の中で希望的観測からの、ムラサキシメジに違いないという確信があったから。
ところが久々の好天なので、雨が続いたことで遅れてしまった庭の植木の冬囲いなどの雪害対策をやらないではいられない。
そうなると、トイレ休憩で家に入っても、バナナ1本くらいしか食べないことに決めている昼飯時の休憩でも調理に向かう気が起きない。
そうこうしているうちに日の短いこの頃は直ぐに日暮れとなりそうで、外仕事が佳境に入っている時に電話があり、聞き覚えのある保健所職員の声だったから、わくわくした。
結果が出ましたという冷静な声が言うには『ムラサキシメジと間違われることのあるウラムラサキシメジ(裏紫占地)でした』。
『毒ですので食べないでください』『ですので、生ゴミとして出すなりの何らかの処分をしてください』というものだった。
期待わくわくだったからかなりのショックを受けて、『ありがとうございました』としか言えなかった。
諦めきれなくて、初めて聞くウラムラサキシメジを検索してみた。
食べたというレポートもあり、その中に何回も茹でこぼさないとエグ味が残るというような部分があった。
味はさほどあるわけではなくて、他の味付けの汁を吸い込ませると美味しいともあるけれど、面倒でエグ味があるとなれば、工夫して食べるほどの愛着や情熱はないので、すぐに廃棄処分と決めた。
竹薮下の自然物の捨て場所にしている所に捨てた。
そこにまた生えても採取はしにくい場所なので、自然に返すという選択にわずかな満足を見出す。
それにしてもまことに残念な結果で、言われてみれば、確かに笠の裏の襞は美しくも妖しい紫だったし、しめじの仲間にしては一つ一つが大きい。
外で忙しく働いて良かった、とは思うものの、味見もしたかったと思ったり、電話をくれた職員に『もう食べてしまった』と言ったらどんな反応をしただろう、などと思ったりして往生際が悪いのであった。 
なお、画像は私が作っているシイタケ(椎茸)だが、榾木が痩せてきたせいで、色も厚みも薄いものになっている。
マリリン、と呼びかけたいような、めくれ上がったのもできているが、思わずこのままかぶりつきたくても、シイタケだって生食は毒だとか。
   おわり
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ムラサキシメジ(紫占地)を食べる前に保健所へ行ってみた   その②

2024年12月04日 14時00分00秒 | ざんねん


一回どういう経過を経て結論が出るのか、ものは試しとムラサキシメジを食べる前に保健所へ行ってみた。
以前、保健所には井戸水の水質検査を頼んだことがあって、行ったことがあるのに、10年前だと記憶があやふやで道が分からない。
一筋間違い、Siriに聞いたりしてようやく着いたのだが、なんだか閑散としていて鍵が掛かっていた。
移転ということはないだろうと思いつつ呼び鈴を押しても反応がなくて、しばし考えてから、はたと気づいたのは日曜日という事実。
市民の健康の一端を担う公僕なのだから、日曜でも宿直とか日直とか居るのではないかなどと考えたわけではなく、闇雲に突っ走ってきた結果がこれ。
そうなると、意地でも保健所に茸を見せて判断を仰ぎたいので、次の日の朝に出直した。
保健所には検査官というような人が居るのではなく、よく聞き取れなかったのだが、専門家先生のところに持って行くというような話だった。
先ずは住所氏名と、採取場所や生え方の特徴などをアンケート用紙に書いた。
一応採取した全て持参しザルの方を見せたのだが、一本だけ姿の良いのを預かっても良いかとポリ袋を取り出した。
『これで良いですか』『いやその隣のものが・・』というやりとりがあって、私は素手で掴み、職員は一切触れずにポリ袋の口を開けて受け取った。
結論が出るのは、本日中は無理かもしれなくて、明日の夕方になるかもしれないということだった。
明日の夕方なら茸が傷むかもしれないではないかと考え、『では調理はするかもしれないけれど食べないで結果を待ちます』ということにした。
『結果は電話でお知らせしますので、それまで食べないでくださいね』と言われて、保健所を後にした。
  つづく
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ムラサキシメジ(紫占地)を食べる前に保健所へ行ってみた   その①

2024年12月03日 21時54分54秒 | ざんねん




雨ばかりで外に出ない日が続いたからには、シイタケ(椎茸)が大化けしているだろうと見に行った。
大化けまではいってなくて、良さそうな大きさと量のバター炒め2食分は出ていた。
それとは別に何となくの予感があり、普段は行かない奥の方に行ってみて見つけたのが紫の茸。
ムラサキシメジ(紫占地)かと思い、しめじの名の通りに、無闇に歩けないほど地を占めている。
スマホの『調べる』もムラサキシメジと迷いなく示すので形の良いしっかりしたものだけ採集した。
幼友達に画像を送ったら『ちょっと色が綺麗すぎるね』と言う。
シメジにしては笠が大きく広がり過ぎのような気もして保健所に持ち込むことにした。
2週間前ほどだったか、あまり高くない山に夫婦で登るのを趣味としている同級生が大量にいかにも食べられそうな茸を山で採ったと、グループラインに上げた。
皆の意見としては、危ないから食べない方が良いというのがほとんど。
茸の種類を聞かれても他人には言わない、採っても確実に知っているもの以外は他人にやらない、食べさせないということを家訓とすることに決めたと、私は応えた。
結果、彼は廃棄処分を決断したが、その後で保健所からのお知らせのようなものを見つけた。
キノコを採ったら他人に種類を聞かずに保健所へお持ちくださいというものだった。
つづく
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タイヤ交換の不始末  その②

2024年11月21日 07時46分07秒 | ざんねん


異音の原因がタイヤではないとすれば何だろうと思いつつ走らせると、コンというような音だったのがゴンになりゴンゴンになった。
それでもハンドルがふらつくでもないけれど、不安を煽る音に、走り続けるわけにはいかなくなり、1kmほど走ったところで、地区の外れにあるガソリンスタンドに入った。
このガソリンスタンドはセルフではないので何もかも少し割高で、セルフでは入れられない携行缶に農業機械用ガソリンを入れてもらうときだけ寄るスタンド。
それだけに人は何人も居るので、近寄ってきた従業員に『少し走らせてみたら直ぐ異音が聞こえるから』と説明した。
3mほど走らせただけで分かったらしくて、ジャッキ・アップをして左前輪タイヤの取り付けナットを工具で捻り、勝ち誇ったような顔で『ナットが緩んでますよ』とのこと。
1本ずつ確実にやったつもりだったのに、やったはずと確信的思い込みをしたに違いないことが判明した。
『ネジ山が少し摩耗しているのでナットを交換した方が良いかもしれない』などと、なかなかに商売上手でもあった。
つづく

画像は先ほどとったシイタケで、この後、朝食のおかずにする。

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タイヤ交換の不始末  その①

2024年11月20日 07時39分39秒 | ざんねん


いつまでもぐずぐずしていた冬用タイヤへの交換を日曜日にようやくやった。
そしてその夕方、宅配便へ荷物を出しに往復20km弱の距離を走らせた。
走行中に時々、何か異音がするので、もしかしてネジの締め付け忘れがあったかと聞き耳を立てながら運転した。
直線道路で前後に車の無い時にハンドルから手を離してみたりしたが、真っ直ぐ走っているようだ。
車が揺れるとか、連続的に異音がするなら、どこででも止めて確認しようと思いつつ、たまにする程度なのでやらずじまいだった。
一昨日の月曜日は雪が降るかもしれないということだったが、寒いだけの雨ばかりでどこにも出かけなかった。
そして昨日、4件の用をこなそうと車を走らせるとかなり頻繁に異音がする。
とりあえず2km余り走ったところで、コンビニ駐車場に入り、郵便ポストに1件目の用の投函をする。
薄暗くなっていたので、常備している懐中電灯で4つのタイヤ周りを覗き込んだり蹴飛ばしたり揺すったりしたが異常は発見できなかった。
    つづく。

画像はいつの間にか生えて咲いた菊のようなそうでも無いような花。
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食べてみようか止めておこうか悩ましい  その③

2024年11月09日 20時07分30秒 | ざんねん








今年の9月19日に『撮りにくいもの その②』という記事でキカラスウリを取り上げた。
その実がまだ黄変しないまま15個ほど、ぶら下がっている。
ふと、宿根性なのかと疑問が湧いて検索してみると、『各地の山麓、荒れ地に自生する雌雄異株の蔓性多年草』と書いてある。
それに加えて、赤いカラスウリは食べられないけれどキカラスウリはお汁の実などに使えるとある。
しかも黄色くなったら食べられないとあるので、緑の状態で1ヶ月半余りだから、もう食べ頃ではないのかもしれない。
9月19日あたりで、このことに気づいていたなら、是非とも食べてみるところだ。
でも、私のここ数日は、食べたことのない食べられるものを食べてみようシリーズになっているのでモノは試し食べるべし。
皮がとても硬くて剥くことなどできないので、とりあえずいちょう切りにして味噌汁の具にしてみた。
結果、やはり皮は硬いままで苦味も少しあるし、種が大きくて煩わしい。
肉はまぁ確かに瓜だなという感じの冬瓜に似た食感で、9月の時点なら美味しいと感じたかどうか。
採りに行く時に、斜面にベニバナボロギクがあったので葉を摘んで一緒に入れた。
この春菊の味は癖になる美味しさなので、目に付いたら葉を数枚摘むというのは習慣になりそうだ。

尚、最後の画像は、ノウタケ(脳茸)の煮出したものにベニバナボロギクの葉と三つ葉を入れて納豆に付いている出汁で味付けしたもの。
これは、絶品で実に旨いので、今後ノウタケを見つけたら、必ずこうすべしというレシピになった。
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海釣りに連れて行ってもらったけれど

2024年11月05日 09時15分09秒 | ざんねん






昨日は絶好の好天なので午前中はサトイモのヒゲ根をむしったり干したりして、昼前から古いベンツに乗せてもらって海釣りへ。
3連休の最終日なので突堤は激混みと思いきや、そうでもなくて、普段はいない若い女性や子供もいたりして、つまり釣れていないということのようだった(後から思えば)。
結果、私はクサフグ(草河豚)の小さいのが間違って釣れただけの丸ボウズ。
前の兄ちゃんはチヌとクサフグ1匹ずつという非常に寂しい結果だった。
今日は海風に当たるだけになりそうですねと言い、4時過ぎから突風が吹くという予想を先客から聞いて早く仕舞いましょう、ということになった。
夕まずめ(昼と夜の間の釣れる頃合い)が直ぐなのに、危険を冒すことはせず帰ることに。
道具一式も釣り準備も後仕舞いも全部兄ちゃん任せなので、私は海岸道路に面した公衆トイレに用足しへ。
途中の砂浜で2センチもない小さなカニを見つけた。
動いていなければ砂粒と見分けがつかない擬態の保護模様。
帰って検索しても、よく分からないのだがイッカククモガニ(一角蜘蛛蟹)ではないかと思われる。
撮るだけで捕ろうという気にはならなかったが、捕まえてきて虫眼鏡で調べたかったと思っても後の祭り。
釣りは全くのボウズだったわけで、その謂れの一つに『坊主は殺生をしない』ということがあるそうなので、昨日はそういう日だった。
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横浜中華街でフカヒレ昼食会

2024年10月30日 09時28分28秒 | ざんねん




横浜在住の同級生発案による横浜中華街でのフカヒレ昼食会に参加してきた。
52人クラスの13人の出席だったので、ちょうど4分の1。
後期高齢者なのに、参加者はほぼ元気で、出たくない積極的理由もなく経済的事情も家庭の事情もないのが4分の1なら、まずはおめでたいと言ってよいのかもしれない。
などと、ただ誘いを受けて参加するだけの者が言うことでもないか。
杖をついている者もいたけれど、皆が口は達者で、あれこれの自慢話に歯止めの効かない者もいて、それでもそれぞれが適当に話を合わせているあたり、大人になったと言おうか、歳を食っているのだった。
メインのフカヒレは、期待したほどのものではなかったけれど、デザートのマンゴープリンが美味しかった。
予定時間の2時間が過ぎ、そのあと全員が入れる場所といえばカラオケしかないということで、2万円の会費の残りを使うことになる。
そこでも話が止まらず、数多くの宴会をこなしてきたに違いない者がそれなりに仕切って、時間が過ぎた。
滑舌がよいか、早口か、大声か、話がうまいか、変わった体験談を持っているか、サービス精神があるか、といった何かがないと話したくても話せないものだなと思った。
ほぼ私は聞き役に徹さざるをえなくて、聞かれた内容に応えていても話が続かなかったりする。
私には武勇伝も、自慢話も語りたいことはほとんど無いのであった。
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希少価値 その②

2024年10月28日 09時18分09秒 | ざんねん


野沢温泉道の駅で青いミニトマトが売られていたので買ってみた。
一袋100円は可哀想なくらいの値段で、一袋しかなかったのは最後の残りだったのだろうか。
駐車場で開けて食べてみると100円は妥当な線で、炒め物に入れたら良いのだと同級生は言うのだが、100円が惜しい気もした。
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多面体としての人

2024年10月23日 05時25分55秒 | ざんねん




スーパームーンの日に亡くなった友人の葬儀に参列してきた。
初めて彼の奥さんと息子さんと娘さんに会い、本人の希望により自宅で家族に看取られた最期を教えていただいた。
大和市の斎場に通夜の開式前から行き、一緒に行った友人とは、死に顔を見たら帰ろうと話していたのだが式次第全てが終わるまで見届けた。
そればかりではなく、次の日の葬儀・告別式にも参列して、骨揚げにも参加させてもらった。
骨片一つを二人一組でつまんで骨壷に入れるやり方は初めての経験。
太めの長い箸でも二人でつまみ上げるなら粗相をすることはないという配慮でもあるのだろう。
友人と組んで股関節の丸い玉の付いた大腿骨上部をつまんで壺に入れた。
斎場の隅に今まで見た中では最大の金木犀が二本あった。
香の匂いにまみれた後だったからか、香りは感じ取れない。
納棺時の最後に数枚の写真が入れられ、多くの顔を持っていたことがうかがわれた。
遺族の選んだ良き多面体としての人となりなのだったが、今春われら四人で石垣島にて遊んだ折りの写真も入れたかった。
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メダカ(目高)の危機意識と意思伝達

2024年10月02日 16時56分16秒 | ざんねん




水を引っ張ってきたものの日照り続きで溜池が干上がりそうになり一時取り水を中止していた。
先日復活させ水量を絞り安定的供給となったのだが、もしもの時のためにプラケースを沈めた。
これでどういう状況下になっても水棲生物は生き延びることができるだろう。
そこまでしてようやく石臼と池に5匹ずつのメダカを入れてみたのが4日前。
浮いている草刈り時に入ってしまった葉くずなどを網で掬い取り、毎日メダカの数を数えた。
石臼のメダカは縁の低いところから水が落ちていても、落ちた水が作る水流の上方へと泳ぎ、下の池に落ちることがない。
池の5匹は3匹と2匹に分かれたり、1匹だけ離れてみたり、それでも驚くことがあれば5匹が寄り集まる。
急に池に近づいたりすると、尾を曲げてフリーズしてメダカの目高たる目で様子を探る。
完全フリーズではなく、小刻みに体全体を揺らして、あらゆることに対処する姿勢を示す。
その震えが、たぶん仲間に知らせるという危機意識はないだろうけれど、意思伝達としての状況伝播となるに違いない。
今朝見たら、石臼のメダカがいなくなっていたので、池のメダカを数えたら8匹まで数えられた。
ということは、水流に逆らう動きしかしないメダカが、少なくとも3匹自ら身を躍らせて下の池にダイブしたということになる。
何があったのだろうかと色んなケースを考えながら、池の近くの畑で畝作りをし、時々池周りの芝生で休んだ。
その結果、休んでいるときにじっとしていたら、キセキレイ(黄鶺鴒)がやってきて石臼に止まり、下の池を覗き込む動きをした。
ここを住処としたトノサマガエル(殿様蛙)がメダカを追いかけたことがあるので、池の縁から石臼に跳び移った可能性はある。
上空をダイサギ(大鷺)が飛び、私を認めて降りないという雰囲気だった。
つまり、石臼のメダカは襲われたに違いなく、2匹は捕えられ、そのパニックの中で3匹は下にダイブした。ということになりそうで、パニックの伝播と逃避行動が上手くいって、3匹は助かったのではないか、と結論づけた。
下の画像の石臼の横にはトノサマガエルが浮いている。

記事訂正;蹲だと思ってきたのですが、石工屋さんのH.P.を見たら、石臼に違いないと確信できたので、蹲(つくばい)を石臼に訂正しました。
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カラスウリ(烏瓜)の花など

2024年07月12日 09時38分38秒 | ざんねん




カラスウリはサボテンの月下美人のように、夜に花開き朝には萎むということは知っていた。
知ってはいても実際に観たことはなくて、たまたま昨日の昼に見つけたのが花後の姿。
咲いたのが1日前の晩だったのか、2日前だったのかも分からないが、これがカラスウリだということは蔓から分かる。
ヤブガラシ(ヤブガラシ)と同様に何にでも絡みついて、手入れ不行届き感を醸し出すので、蔓を邪険に引きちぎったり、むしり取ったりする。
それでも目の届かないところに蔓延り、秋になると黄色い実をぶら下げるからウチのはキカラスウリ(黄烏瓜)。
実がなれば、次のシーズンには夜咲く花を観てみたい、などと思ったりもするのだが、たまたま今晩咲きそうだという蕾を見つけたことがなくて花は観たことがない。

小さな我がビオトープにやってくるトンボ達の中に、たまにいるのが、この鼈甲色の頼りない雰囲気のやつ。
検索してみると、羽化仕立てと一人前になったのとは色が違ったりするのもあるようで、これはモノサシトンボ(物差蜻蛉)の若い雌らしい。
この手のものは、すべてイトトンボの仲間だと思っていたが、モノサシトンボ科というのもあるようだ。
尻尾の目盛りが物差しというわけだろうけれど、それにしてもはっきりと写らなくて残念だ。
グッと近づいても逃げなかったのに、スマホが『離れてください』と指図してきた。
従ってみたり、拡大したり、また近寄ったりもしたが、若い雌だったからというわけではないだろうけれど、難しい。
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