「脳と創造性」を読みながら、脳梁で連結される左脳と右脳のバランスのとれた働きを考えた。理屈でものを考える、言葉を聞くなどは左脳の働きで、音楽を聞いたりイメージで空想するのは右脳の働きと言う。
いつも創造性が強調されるが、それは、現在の学校教育が左脳偏重人間を育てているという反省でもあると思う。
時折、窓際から風に揺れる木々の緑をぼんやりと眺め、訪れる小鳥のさえずりを聞く。これは自分なりの右脳の強化訓練だ。鼓膜、網膜を通したこれらのイメージ信号が右脳に潜在するという創造的パワーを引き出すかも知れないと思った。
ひらめきや大局を見渡す右脳を養うため、せいぜい空想にふけり、芸術を鑑賞し、季節を楽しみ、感性に響く情報を取り入れようと思っている。そして、しばらく左脳人間を休みたいと考えている。