子どもが小さい頃は、いつも短冊に願い事を書いて笹竹に飾った。この歳時記の年中行事も、もう大分遠ざかっていたが、孫ができてからまた始まった。
数年前の短冊が何枚か残っていた。毎年書くことは同じだ。
《孫たちの無事の成長を願う。健康、病気のこと。家族の楽しい毎日をと願う気持ち。愛犬の長生きを願う。》
私は『これ以上痩せませんように』『熱を出しませんように』などと書いた。
常日頃、こうした願い事を目標にして頑張っているのだと再認識させられた。
今年もみんなで願い事を書いた。庭の手頃なクロチクを準備して、昨日の晩、家の中で孫を中心に飾り付けをした。
今夜は梅雨の晴れ間に天の川が見えそうだ。
今朝、玄関脇に出して写真を撮った。あれから1年、あれから5年、その年、その年の写真を思い出しながら孫の成長を思った。