中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

’16 玄達釣行 4回目

2016-08-13 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 結論から言うと、とうとうヒラマサ・ボーズになってしまった。だから、ササッと書いてゆく。

■二枚潮■

 シーズン中盤以降に、玄達瀬では二枚潮傾向が強まり、それが最終段階になっても続いている。

 後日に詳細を記す予定だが、今期導入した電動リールが知らず知らずのうちにトラブルを抱えていて、緊急修理を依頼した。運良く今回の釣行に間に合ったために、事なきを得たかのように思えたが、それで不運が回避できたわけではなかった。

 今回は、“病み上がり”のリールをチェックするために、ストップウォッチを現場に持ち込んで正確に計ることにした。すると、スプール・フリー性能が良いために、完全フカセ釣り界では愛用者の多い、旧型シーボーグ750MT(以下、750MTに省略)を使用する同船者二人が、100mあたり3分50秒かかるのに対して、ボクが使用するビーストマスター6000は、修理したのにも関わらず、5分20秒という、とてつもない差がついていた。
 そこで、送り出しの量を他人の倍ほどとったり、発泡ウキや水中ウキ(帆)のセッティングに加えて、前回に覚えたモーターを逆転させる糸送り機能を駆使して調整を繰り返すが、この、頼みの糸送り機能も何故か故障していたのだ。そのため釣行時間の大半で、どうにもこうにも納得のいく流しはできなかった。
 そんな苦労続きの中、何とかアタリを捉えられたのはお昼前だった。

●玄達釣行・4回目、最初のアタリはお昼前●

 しかし、正体はマダイだった。

●65cm程のマダイ●

 そして、忘れた頃に竿が曲がるが、

●忘れた頃の曲がり●

 これも大した引きではなかった。

●50cmチョイのマダイ●

 マダイが掛かっていることから、どうにか仕掛が下層に入っているように思えたが、ボクのような人工的な操作ではなく、自然に入り込む周りの仕掛の方が、アタリの数は多かった。

●ボクよりも遙かにアタリが多かった、お隣さん●

●トモ側ですら、ボクよりアタリの数が多かった●


 途中、数度のアンカーの打ち替えがあったが、どのポイントにおいても釣果は思わしくなく、僚船からの情報もバラシのみで、ヒラマサの釣果は殆ど無い様子だった。コレは下層の潮の動きが悪かったために、ヒラマサが根周りからあまり移動せず、目の前に落ちてきたエサにしか反応しない“居食い”の状態だったためだ。

 そして、最後の移動。ボクのリールの、あまりのフリー回転の悪さを見かねた船長に、ダイワ600Fe(レンタル品)の使用を薦められる。そして、ここでビーストマスター6000の使用を泣く泣く断念し、換装することになった。

●断腸の思いで換装●

 現金なモノで、そこからは、周囲に劣ることなくアタリの数が回復していった。

●順調に曲がる竿●

 しかし、時既に遅く、エダス飛び(エダスのみ12号アップしていた変則タイプが…)、ハリ外れとメジロの釣果があったものの、とうとうヒラマサ・ボーズに終わってしまった。

●コレでは…●


 今期の玄達釣行は残り1回になってしまった。ここに来て、これまでこだわってきたビーストマスター600の使用については諦めようと思っている。ボクの購入した物だけの単体でのトラブルかも知れないが、埋めきれなくなったフリー回転性能の善し悪しの差を痛感し、悩んでいるうちに早、禁漁期間を迎えつつある。従って、不本意ながら、次回のリールは違う物に変わってにいるだろう。

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