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マグニチュード(magnitude)とは、地震が発するエネルギーの大きさを表した指標値です。地球物理学者・和達清夫(1931年)の最大震度と震央までの距離を書き込んだ地図に着想を得て、アメリカの地震学者チャールズ・リクター(1935年)が定義を示したものだそうです。
源地から100kmの位置にある標準地震計の最大振幅の常用対数を用いるそうです。その数値が大きいほど大規模で、日本ではマグニチュード7以上を大地震と呼ぶそうです。
しかし、この方法では地震計の周波数特性から最大でもM8.5で頭打ちとなる傾向が見られ、最近では本当の地震の規模を反映するものとしてモーメントマグニチュード(Mw)が使われるようになったそうです。その値を使うと1960年におきたチリ地震(M8.3)はMw9.5になるといわれます。
マグニチュードの数字が1増えると、地震のエネルギーは32倍に、2増えると32×32で1024倍になります。マグニチュード8の地震は、マグニチュード6の地震の約1000倍ものエネルギーがあるということになります。
今回の東北関東大震災はMw9.0に変更になりました。阪神淡路大震災がMw6.9ですから、その巨大さは想像を絶するものがあります。
マグニチュード
Mw |
評価 |
9~ |
超巨大地震 |
8~ |
巨大地震 |
7~ |
大地震 |
5~7 |
中地震 |
3~5 |
小地震 |
1~3 |
微小地震 |
~1 |
極微小地震 |
巨大地震のマグニチュード(マグニチュード順)
年月日(日本) |
日本時刻 |
超巨大地震級 |
Mw9.0~ |
1960.05.23 |
4:11′ |
チリ地震 |
Mw9.5 |
2004.12.26 |
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