都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
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ハワイ、オアフ島のシンボルは、ワイキキの浜の近くにある山、「ダイヤモンド・ヘッド(Diamond Head)」です。
「ダイヤモンド・ヘッド」という名前だからといって、この山で過去にダイヤモンドが採れたという記録は残っていないそうです。
「ダイヤモンド・ヘッド」は、約30万年前に起こった、一度の短期間の噴火によって形成されました。現在は死火山で、すり鉢状になっている噴火口は、1.4平方キロの広さがあり、その横幅は深さより大きいものとなっています。
その理由は海岸に近かった為にマグマが激しく海水と接触し、水蒸気爆発を起こした為と言われています
ハワイ諸島を発見したのはジェームス・クックと言うイングランド人でした。キャプテン・クックの名で知られている彼は、1778年1月18日にオアフ島を発見し、その後すぐにカウアイ島とニイハウ島を発見しました。この時はカウアイ島に上陸し、ハワイアンから大歓迎を受けます。
ハワイでは、「ロノ神」を主神とする収穫祭 「マカヒキ」が盛大に行われていました。
言い伝えでは、ロノは妻を無実の死に追いやったことを悔やみ、豊饒を約束して旅立ちます。人々は「ロノの帰還=豊饒の約束」と見て、 ロノを主神としてマカヒキをはじめたとも言われています。
マカヒキのとき、長い木を組み合わせてTの字を作り、中心には、ロノを模した顔がつけられました。大きな白い布(ロノマクア)を張り、横木からは鳥の羽のレイやシダを垂らします。
そんな中、ちょうどそのお祭りの最中に上陸してきたのがキャプテンクックだったのです。キャプテンクックがやってきたのは、このマカヒキ祭の最中でした。キャプテンクックの船には、高くそびえる白い帆がついていました。「ロノ神だ!」 祭礼師が騒ぎ始めました。しかも、キャプテンクックがやってきた航路は、偶然にも、ロノ神が帰ってくるはずの航路、南周りだったのです。
その後、イギリス人達は何度もハワイを訪れています。彼らの長い航海の目的は「金(ゴールド)」探し。当時の彼らにとっては目に入るものがすべて貴重なものに見えたのでしょうか、火口壁面の岩石の中に光る鉱物(方解石の結晶)を見つけ、「おおっ、こんなところにダイヤモンドが!」と間違えたところから「ダイヤモンド・ヘッド」と名付けられたといわれています
ほうかい‐せき〔ハウカイ‐〕【方解石】
炭酸カルシウムからなる鉱物。無色ないし白色でガラス光沢がある。種々の結晶形をしているが、塊状のことも多い。三方晶系。劈開(へきかい)は完全で、複屈折が著しい。特に無色透明のものを氷州石(ひょうしゅうせき)とよぶ。カルサイト。
大辞泉
また、朝日を浴びる山の姿が、ダイヤのように眩しかったから名づけられた説もあります。
有名なハワイの曲「カイマハヒラ」は、「ダイヤモンド・ヘッド」のハワイ語読みだそうです。
1968年、「ダイヤモンド・ヘッド」はハワイ州の自然公園になりました。しかしハワイは古代から神々が住むといわれる歴史のある場所です。名前について、こんなエピソードがあります。
ハワイの人は昔からこの山を「レ・アヒ」(Le’ahi)とよんでいました。ハワイ語で、「レ」は「額」、「アヒ」は「マグロ」の意味だそうです。
火の女神ペレの妹、「ヒイアカ(Hi’iaka)」が、この山頂がマグロの額のような形をしているので、「レ・アヒ」と名づけたと言い伝えられているそうです。
したっけ。