団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

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「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
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「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
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「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
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「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
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「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「“てぐすね引く”って何のこと?」について考える

2011-08-23 09:51:35 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

「てぐすね引く」の「くすね」とは、弓道用語で「薬煉」、また「天鼠」と書いて「くすね」と読みます。「薬煉」は、松ヤニを脂で煮て練り固めたものだそうです。これは、弦につける接着剤のようPhoto_2 なもので、これを弦(つる)につけてから「麻薬煉・麻天鼠(まぐすね)」と呼ばれる草鞋のようなもので擦ることで、熱で現に染み込んでいる「薬煉」の松脂が溶けてから固まることで弦が強くなります。弓を使用する前後に「麻薬煉・麻天鼠」で摩擦することで弦が長持ちするそうです。

Photo_3

「薬煉」は粘着力が強く、弓を射る際には左手(弓手:ゆんで)にも塗られていたようです。矢を射たときの衝撃で、弓が左の手のひらから飛び出さないようにするためです。

 

「手薬煉引く」ということは、つまり「薬煉・天鼠」をつけた弦を引っ張ることで、弓を引くということになります。戦場で弓に矢をつがえてその弓を引いたまま、向こうから敵が来るのを待っている状態のことです。

そこから「準備万端整えて今か今かと機会を待つ」 という意味になったのです。

手薬練(てぐすね)引・く

1 十分用意して待ちかまえる。準備して機会を待つ。「・いて待ち受ける」2滑りをとめて弓返りを防ぐため、弓手に薬練を塗る。 「・き、そぞろ引いてぞ向かひたる」〈保元・中〉

大辞泉

近頃では「人を騙すために 、いろいろ策をねって準備をする」、みたいな悪い印象しかありませんが、本来の意味とは少し違いますね。

※「てぐすねひく」で調べると、「薬煉」という漢字が使われています。しかし、「弓道」では「天鼠」という漢字が使われています。日本語は難しいですね。

Photo

したっけ。

コメント (8)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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