都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
レストランの語源は、ラテン語の「良い状態にする」といった意味の「restauro(レスタウロ)」から生まれた、フランス語で「回復させる」という意味の「restaurer(レストレ)」という言葉だそうです。英語の「restore(リストア)」にあたる単語で、食事をすれば元気が回復するというわけです。
そこから、「回復する食事」を意味し、本来は特に栄養が高く、強く味付けされたスープのことを「restaurant(レストラン)」と呼んでいたといわれています。
昔のフランス人はこの「レストラン」を食べて力をつけていたのです。つまり、「レストラン」とは、もともとは料理の名前だったのです。
その料理は、鶏肉や牛肉、大麦、葡萄(ぶどう)などが原料で、体力回復用の料理だったために「レストラン(力をつける)」と呼ばれるようになったのです。
そして、18世紀(1766年)に裕福な商人の息子ブランジェ(Boulanger)が、パリの旅行者を喜ばせるために考案したのが「レストラン」の始まりと言われています。
当時のパリには、限られた時間内に大テーブルを囲んで、大勢で食べる不潔な簡易食堂しかなく、現代のパリのレストランにほど遠いものでありました。
そこで、彼は、個々のテーブルで楽しみながら食事ができ、メニューから好きな料理を選べ、旅人の疲れを癒せる場所にすることを考えたのです。
オープンしたレストランの看板に書かれていたラテン語の一文「ego vos restaurabo(=I'll restore you=あなたを回復させます)」というものだったのです。
そのレストランは、旅行者のみならず、会食のため訪れる人も増えるようになりました。
その後、この「レストラン」を看板料理にする店が多数オープンして大繁盛したのです。
やがて、その料理店自体のことを「レストラン」と呼ぶようになり、次第に全ての料理店を「レストラン」と呼ぶようになったのです。
したっけ。