都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
キリンの長い首は、高い所にある木の葉を食べるのに適しています。大昔のキリンは、現在のキリンより首が短かった事が化石よりわかっています。キリンは高い所にある木の葉を食べているうちに、首が少しずつ長くなったと考えられてきました。
しかし、首の長さが中間のキリンの化石が見つかっていないので上記の進化論は説明がつかないそうです。
では、どうして首が長くなったのでしょう。突然変異で首が長い遺伝子情報を持つキリンが誕生し、そのキリンが、生きていく上で有利だったので、生存競争に生き残れたと考えると説明がうまくつきます。
遠くを見渡せことが出来るため、肉食獣の接近をいち早く発見できたり、他の動物が食べ残した高いところの気の葉が食べられるようになったり出来るようになったことが有利になったとする説です。
しかし、ただ首が長いだけでは、全体のバランスが悪くなるので、足の長さや、体型までも同時に変化していないといけません。それらのすべてがうまく組み合わさっていないと、逃げ足が遅くなるので、成獣になる前に補食されてしまうからです。
今のキリンが誕生するまでには、色が白いものや足がもっと長いものなども突然変異で誕生したかもしれません。しかし、それらが現存していないのは、環境に適しなかった突然変異だったのでしょう。まさに今いるキリンは天文学的回数の中で起こった奇跡とも言えるごくわずかな成功例の突然変異で進化した生物と言えるのだそうです。
キリンは心臓と頭が2メートル近く離れていて、そこに血液を巡らせるには強烈な血圧をもつ必要があります。キリンの最高血圧は平均260mmHg、最低血圧が平均160mmHgだそうです。ちなみに人間では最高血圧は平均120mmHg、最低血圧が平均80mmHgです。
キリンの首の血管には弁が ついており、血液が逆流することを防いでいるそうです。
余談ですが、キリンの首の骨は他の哺乳類と同じ7個だそうです。首の骨が多いわけではないのです。
したっけ。