団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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「七味唐辛子」について考える

2011-10-15 10:12:00 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

Nanami 「七味唐辛子」。これ、何と読みますか。私は「しちみとうがらし」と読んでいます。

しかし、近年和食が浸透しているアメリカでは、「NANAMI TOGARASHI(ななみとうがらし」というそうです。

「ななみ?」聞いたことがありません。

という事でちょっと調べてみました。S&Bのホームページにこう書いてありました。

日本では、七味唐辛子を『しちみとうがらし』と発音しますが、海外の方々にとっては、一味唐辛子(いちみとうがらし)と発音が混同するという事で、英語表記で「NANAMI TOGARASHI」としております。

http://www.sbfoods.co.jp/recipe/supportdesk/101005_qa.html

唐辛子を主原料とし、七種類の香辛料を混ぜて作られることが名前の由来です。しかし、現代においては必ずしも七種類の原料で作られるとは限らず、生産者によっては七種類以上の原料を調合している場合もあるそうです。

ちなみに、S&BのHPには「赤唐辛子、黒胡麻、陳皮(ちんぴ)、山椒、麻の実、けしの実、青のり」と乗っていましたが、ハウス食品のHPには「厳選した原料を使用し、山椒と陳皮の香りが爽やかな複合香辛料」 としか書いてありませんでした。

配合は企業秘密なのかもしれません。

しちみ‐とうがらし【七味唐辛子】

香辛料の一。唐辛子・黒胡麻・麻の実・山椒(さんしょう)・陳皮(ちんぴ)・けしの実・青海苔(のり)または紫蘇(しそ)の実などを混ぜて粉末にしたもの。七味。七色(なないろ)唐辛子。

大辞泉

七味唐辛子の「赤唐辛子・山椒・陳皮・黒胡麻・麻の実・けしの実」は全て風邪に効能あるそうです。当時、江戸庶民に好まれた食べ物は「蕎麦」で、その薬味(薬の味)として江戸庶民に好まれ、広まったようです。

風邪をひくと、のど越しのよい「蕎麦」に「薬」を入れ発汗作用を促したようです。まさに「薬味」だったのです。

また、江戸時代には「七味唐辛子(しちみとうがらし)」は関西の呼称で、江戸では「七色唐辛子・七種唐辛子(なないろとうがらし)」だったそうです。

これからの季節、唐辛子で風邪予防・・・。温まりますね。

Photo

したっけ。

コメント (8)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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