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「鰰の語源」について考える

2011-10-06 08:44:26 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

十勝沖でハタハタ漁が始まりました。「鰰(ハタハタ)」は煮ても焼いても美味しい。私は味噌煮が特に好きです。

Photo_2 「ハタハタ」の語源は雷の鳴る音を表した擬音語で、現在の「ゴロゴロ」のようなものだそうです。

「ハタハタ」の名前の由来・語源には、諸説ありますが、魚へんに神と書いて「鰰」(はたはた・ハタハタ)と読みます。これは雷神(らいじん)の古名とされる「霹靂神(はたたかみ又ははたかみ)」に由来していると言われています。

また、魚辺に雷と書いて「鱩(ハタハタ」を表すこともあるそうです。

その昔、冬の厳しい日本海沿岸の貧しい漁村の人々にとって、冬の季節の訪れに轟く雷(神鳴り)と共に突然海岸にうちよせる獲りきれないほどの「ハタハタ」の大群は、雷神様がつかわした魚と信じられ「霹靂神がつかわしたありがたい魚」として鰰(はたはた)と呼ばれるようになったと言われています。

Photo_3 また、時化(しけ)の 時によく獲れるので「波多波多」であるとも言われています。

冬の雷は日本海特有のもので、日本海の熱と冷たい季節風による大気の乱れで発生し、雪も降り始める。夏の雷との大きな違いは、雷雲が低いことだといわれます。

風雪をともなった雷が鳴り響き、海が荒れて海水温が下がると、ハタハタは接岸してくる。ハタハタは「霹靂神(はたはたがみ)」の使者なのです。

どんな魚でも同じだが、早い時期に水揚げすれば値段も高いため、海がまだかなり荒れているなか出漁して、亡くなった人も多い。

ハタハタ卵を秋田地方では「ブリコ」と呼ぶそうです。

秋田音頭にも登場する「ハタハタ」は、秋田県の食文化を語る上で重要な食材で、江戸時代以前から県人の食卓になじみの深い魚でした。

戦国時代に秋田を治めていた秋田氏は、はたはたを年貢の対象としていたと言う記録も存在します。海が荒れる時期(11月下旬から12月中旬)にもかかわらず、ハタハタ漁は江戸時代以前よりすでに行なわれ、慶長年間(1596年~1615年)には文献にもその名が登場し、献上品としても200年間に渡って秋田の特産品を代表してきた食材です。

十勝沖の「鰰(ハタハタ)」も美味しいですよ。

Photo

したっけ。

コメント (16)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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