都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
十勝沖でハタハタ漁が始まりました。「鰰(ハタハタ)」は煮ても焼いても美味しい。私は味噌煮が特に好きです。
「ハタハタ」の語源は雷の鳴る音を表した擬音語で、現在の「ゴロゴロ」のようなものだそうです。
「ハタハタ」の名前の由来・語源には、諸説ありますが、魚へんに神と書いて「鰰」(はたはた・ハタハタ)と読みます。これは雷神(らいじん)の古名とされる「霹靂神(はたたかみ又ははたかみ)」に由来していると言われています。
また、魚辺に雷と書いて「鱩(ハタハタ」を表すこともあるそうです。
その昔、冬の厳しい日本海沿岸の貧しい漁村の人々にとって、冬の季節の訪れに轟く雷(神鳴り)と共に突然海岸にうちよせる獲りきれないほどの「ハタハタ」の大群は、雷神様がつかわした魚と信じられ「霹靂神がつかわしたありがたい魚」として鰰(はたはた)と呼ばれるようになったと言われています。
また、時化(しけ)の 時によく獲れるので「波多波多」であるとも言われています。
冬の雷は日本海特有のもので、日本海の熱と冷たい季節風による大気の乱れで発生し、雪も降り始める。夏の雷との大きな違いは、雷雲が低いことだといわれます。
風雪をともなった雷が鳴り響き、海が荒れて海水温が下がると、ハタハタは接岸してくる。ハタハタは「霹靂神(はたはたがみ)」の使者なのです。
どんな魚でも同じだが、早い時期に水揚げすれば値段も高いため、海がまだかなり荒れているなか出漁して、亡くなった人も多い。
ハタハタ卵を秋田地方では「ブリコ」と呼ぶそうです。
秋田音頭にも登場する「ハタハタ」は、秋田県の食文化を語る上で重要な食材で、江戸時代以前から県人の食卓になじみの深い魚でした。
戦国時代に秋田を治めていた秋田氏は、はたはたを年貢の対象としていたと言う記録も存在します。海が荒れる時期(11月下旬から12月中旬)にもかかわらず、ハタハタ漁は江戸時代以前よりすでに行なわれ、慶長年間(1596年~1615年)には文献にもその名が登場し、献上品としても200年間に渡って秋田の特産品を代表してきた食材です。
十勝沖の「鰰(ハタハタ)」も美味しいですよ。
したっけ。