団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「でだしを漢字で書くと?」について考える

2011-10-30 10:12:48 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

文章などの冒頭を「でだし」といいます。これを漢字で書いてくださいといわれたらどうします。ちょっと、考えてしまいませんか?

出出し」が正しい書き方です。しかし、WORDでは「出だし」としか変換されません。

「出る」と「出す」と、一つの「出」という漢字が二通りの読みをして、たった三文字の言葉を作ったために非常に不自然な感じがしてしまいます。

このため、現在では「出だし」と表記されることが多くなっています。

で‐だし【出出し】

物事の始まったばかりのところ。すべり出し。また、出始め。「この曲はがいい」「仕事のからつまずく」

大辞泉

因みに、「出」の漢字の成り立ちは、足が一線の外にでるさまだそうです。Cg32a

「出だし」と似た言葉に「ひにち」があります。これも、漢字で表記すると、「日日(ひにち)」となり変な感じになります。

彼方方 (あなたがた)」、「生生き (なまいき)」、「湯湯婆 (ゆたんぽ)」など・・・。

ちなみに、「「湯湯婆 (ゆたんぽ)」は温かいお婆さんではありません。「麻婆豆腐」のときにも書きましたが、「婆」は「妻」、「母」の意味です。中国では唐の時代からあったようで「湯婆(tangpo)」と呼ばれたそうです。妻や母の体温を感じながら眠るということです。ところが日本に伝わって「たんぽ」では意味がわからず「湯」が付け加えられたようです。

以上、変な感じの漢字の話でした。

Photo

したっけ。

コメント (8)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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