団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「桜の花が散った夜」

「旦那(だんな)の語源」について考える 

2011-10-21 09:48:08 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

檀那(だんな)」とは、梵語の「dana(ダーナ)」の音写語で、仏教用語で「施し」・「布施」の意だそうです。

Photo_3檀家」とは「壇越(だんおつ)の家」という意味です。「壇越」とは梵語の「danapati(ダーナパティ)」の音写である「檀那波底」の略であり、寺や僧を援助する庇護者の意味があります。「檀家」は特定の寺院に所属し、葬祭供養の一切をその寺に任せ、布施を払います。

例えば飛鳥時代において、蘇我氏や秦氏といった有力な氏族または一族が「壇越」となって寺院(氏寺)を建立し、仏教・諸宗派を保護しました。

ここで特に「檀家」という場合には、それまで有力者の信仰対象であった仏教が、広く社会に浸透し、氏族単位が家単位になったということです。

「檀家」という言葉自体は鎌倉時代には既に存在していたが、現在の意味合いになるのは荘園制の崩壊によって寺院の社会基盤が変化してからだそうでする。

そして江戸時代の宗教統制政策の一環として設けられた寺請制度が檀家制度の始まりなのです。

この「壇那」と「壇越」が混同され、「壇那」は仏家が中世の寺社への参詣宿泊者や「施主」「檀家」を呼ぶ語として用いられ、「お金を出してくれる人」の意味から、商家の奉公人が主人を敬っていう語になったそうです。その後、商人が得意客を、また役者や芸人がひいき筋を敬っていう語として一般に広がり「旦那」と書くようになりました。

現在は一般的に妻が夫をいう呼び名、他家の夫を敬っていう呼び名の意で用いられています。

Photo_2 現在でも、寺院の権限はほとんど無いにせよ、檀家制度は残っています。いわゆる葬式仏教や、檀家制度によって確立した年忌法要、定期的な墓参りは未だに日本に根付いていて、葬儀や先祖の命日法要、墓の管理を自身の家の檀那寺に委託する例は多いですね。

しかしながら、「檀家」が減っていることも事実であり、檀家制度に拠る寺院の経営は難しいものとなっているそうです。

なお、夫のことを「亭主(ていしゅ)」とも呼びますが、これは「亭」には屋敷、住居の意があり、旅館や茶店の主(あるじ)をいったことから転じたものだそうです。

Photo

したっけ。

コメント (12)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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