関東大震災後の理不尽な虐殺事件を扱った、福田村事件の映画の評論を読んでいて違和感が出てきた。非差別部落の香川県出身の行商人が千葉県東葛飾郡福田村に来た時、関東大震災の後の風評被害で虐殺された。最初は朝鮮人と誤解から始まる。
この映画を観た人から香川の所で非差別部落の特定問題が提起されている。
築地で働いていた時、バブル時に他の仕事が景気が良く、若い人は築地で働く人が減った。特に市場内で働くには午前2時頃から動き出すので夜更かしの若い人には人気が無かった。それで不法就労の外国人を仕方なく、築地市場内で仕方なく雇用することとなった。バブルが崩壊し、日本の失業率が上がると、不法就労の取り締まりが強化された。市場内で入管の人と不法就労者と鬼ごっこしている風景の記憶もある。
映画の震災時の虐殺事件の問題定義はまだ日本国内でとどまっている。コロナ中にアメリカなどのマスコミで中国武漢起源説が広く伝えられている。それに対して中国が情報隠しをしたため、情報弱者によってアメリカではアジア系の人が急に狙われるようになった。これはロスアンジェルスで黒人のひとが真面目に働きすぎる韓国系食品店を狙った暴動もあった。コロナ以前にアメリカでの地位を上げているアジア系の人は妬みで狙われる。日本は銃器保持が禁止されているが自衛の銃器が許可されている国ではアジア系は理不尽に狙われる。
福田村事件のようなことは今でもアメリカで起きることもあるのだ。日本人はアジア系と見なされる。世界では日本人はアジア系の顔つきで、中国人と間違われ虐殺されることもあるのだ。